「失業給付ってもらえるのか〜」と思っていたら、思ったより早く仕事が決まった!でも「あれ、もらい損した?」って焦ったことない?実はそんなときに使える再就職手当という制度があるんだよ。この記事を読めば、再就職手当がどんな制度で、いくらもらえて、どうすれば受け取れるかまるっとわかるよ。
- 失業給付の受給中に再就職が決まったら 再就職手当 を一時金でもらえる制度がある
- 残り給付日数が多いほど受取額が増え、最大で残日数×日額の70% が支給される
- 申請はハローワークで行い、就職から1ヶ月以内 に手続きを済ませる必要がある
もうちょっと詳しく
再就職手当は、雇用保険の制度の一つで、正式には「就業促進手当」の中に含まれるよ。つまり「早く就職した人を応援するための手当」のグループに属しているんだ。失業給付(基本手当)をもらいながら就職活動をしている人が、給付期間が終わる前に仕事を見つけると受け取れる。ポイントは「就職日の前日時点で、所定給付日数の3分の1以上が残っている」こと。残日数が多ければ給付率70%、少なくても3分の1以上残っていれば60%もらえるよ。たとえば日額5,000円で残り90日あるなら、90×5,000×70%=315,000円という計算になる。まとまったお金を受け取れるから、新生活のスタートダッシュにかなり助かる制度なんだよね。
残日数が多いうちに就職するほど受取額アップ!早めの就活がお得だよ。
⚠️ よくある勘違い
→ 給付を使い切ってから就職すると再就職手当はゼロ。損してることも多いよ。
→ 早く内定が出れば出るほど受取額が増える設計になっているから、早期就職がトータルでお得なんだよ。
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再就職手当とは?制度の基本をざっくり理解しよう
「失業給付」と「再就職手当」の違いをおさらい
まず土台となる「失業給付」について整理しよう。失業給付とは、つまり「会社を辞めて仕事を探している期間に、国が生活費を一定額補助してくれる制度」のことだよ。雇用保険に加入していた人が対象で、ハローワークに失業認定をしてもらいながら毎月少しずつ受け取るお金のことなんだ。
一方、再就職手当は「この失業給付がまだ残っているうちに就職できた人へのご褒美」として一括で支払われる一時金だよ。「もらい損した分をちゃんと補填してくれる」イメージで考えるとわかりやすいよね。
再就職手当が生まれた背景
この制度ができた理由は「失業給付を全部もらいきってから就職しよう」という考え方を変えてもらうためなんだよ。以前は「どうせなら給付を使い切ってから就活しよう」と考える人が多くて、就職活動が長引く問題があった。そこで国が「早く決まったほうが得になるよ」という設計にしたんだ。給付を多く残したまま就職するほど手当が増える仕組みにすることで、「さっさと働き始めたほうがお得」という状況を作り出したわけだね。
身近なたとえで言うと、スーパーのポイントカードみたいなイメージ。「今すぐ使ったほうがポイントいっぱいつく」タイムセールみたいな感じで、タイミングが早いほど得をする仕組みなんだよ。
もらえる金額はいくら?計算方法を具体例でわかりやすく解説
支給額の計算式を確認しよう
再就職手当の金額は、次の計算式で決まるよ。
- 残り給付日数が所定給付日数の3分の2以上の場合:基本手当日額 × 残り支給日数 × 70%
- 残り給付日数が所定給付日数の3分の1以上の場合:基本手当日額 × 残り支給日数 × 60%
「所定給付日数」というのは、つまり「その人が受け取れると決められた失業給付の合計日数」のことだよ。勤続年数や退職理由によって90日〜360日の間で変わる。
具体的な計算例で確認しよう
例えば、日額5,500円で所定給付日数が180日の人が、残り130日のタイミングで再就職できたとしよう。
- 残り130日 ÷ 180日 ≒ 72% → 3分の2以上なので給付率70%
- 5,500円 × 130日 × 70% = 500,500円
なんと50万円超えになるよ!もし残りが70日(約39%)で再就職した場合は5,500×70×60%=231,000円になる。残り日数が多いほど差が大きくなるのがよくわかるよね。
なお、基本手当日額には上限があって、年齢ごとに異なるよ。ハローワークで確認すると正確な金額がわかるから必ず確認してみてね。
受給するための条件を一つひとつチェックしよう
絶対に満たさなければいけない基本条件
再就職手当をもらうには、いくつかの条件をクリアしている必要があるよ。一つひとつ確認していこう。
- 失業給付の受給資格があること(雇用保険に加入していて、一定期間以上働いていた人)
- 就職日の前日の時点で、所定給付日数の3分の1以上が残っていること
- 就職日の前日までに7日間の待期期間(つまり離職後に必ずある就職活動開始前の待機期間)が終わっていること
- 新しい仕事が1年以上継続して働ける見込みであること
- 前の職場や関連会社への再就職でないこと
自己都合退職の場合の注意点
自分の意志で仕事を辞めた場合(自己都合退職)は、失業給付をもらうまでに「給付制限期間」という2ヶ月の待機がある。つまり辞めてから約2ヶ月は給付がもらえない期間があるんだよ。
この給付制限期間中に就職した場合でも、給付制限期間の3分の1を経過した後(だいたい3週間以上経ってから)に就職すれば再就職手当の対象になるよ。「待機中に就職したからもらえない」と諦めなくて大丈夫な場合もあるから確認してみてね。
雇用形態についての条件
「正社員じゃないともらえないの?」と思うかもしれないけど、そんなことはないよ。パートやアルバイトでも「1年以上続けて働ける見込みがある」と認められれば対象になるんだ。ただし短期のアルバイトや派遣の短期契約はNGなので注意してね。
申請の流れと手続きのやり方を丁寧に解説
申請の大まかな流れ
再就職手当の申請は、次のステップで進めるよ。
- 就職が決まったらまずハローワークに報告する
- ハローワークで「再就職手当支給申請書」をもらう(または事前に準備しておく)
- 新しい職場に就職して1ヶ月が経過するのを待つ
- 就職した日から1ヶ月以内に申請書を提出する
- 審査が通れば約1〜2ヶ月後に指定口座に振り込まれる
「就職から1ヶ月以内」という期限を忘れると申請できなくなるから、就職が決まったらすぐに動き始めるのが大事だよ。
必要な書類を事前にそろえておこう
申請時に必要な書類は以下のものだよ。
- 再就職手当支給申請書(ハローワークでもらえる)
- 雇用保険受給資格者証(失業給付を申請したときにハローワークでもらった証明書)
- 就職した会社から証明をもらった「採用証明書」(会社に記入してもらう)
採用証明書は職場に依頼して書いてもらう書類だよ。就職が決まったらすぐに「採用証明書を書いてほしいんですが」と担当者に伝えておくとスムーズに進むよ。
申請はオンラインでもできる?
基本的にはハローワークへの窓口申請が必要だよ。ただし、電子申請(e-Gov)でも対応しているケースがあるから、管轄のハローワークに事前に確認してみるのがおすすめ。住んでいる地域によって対応が違う場合もあるからね。
受け取った後のことも知っておこう——注意点と税金の話
再就職手当は課税対象になる?
再就職手当は非課税だよ。つまり所得税がかからないってこと。失業給付と同じく、税金を引かれずにそのままの金額を受け取れるんだ。確定申告にも影響しないから安心してね。
もらってから職場を辞めてしまったらどうなる?
再就職手当を受け取った後に、新しい職場をすぐに辞めてしまっても、原則として返還する必要はないよ。ただし、就職後6ヶ月以上継続して働けた場合には「就業促進定着手当」という追加の手当がもらえる可能性があるから、できればしばらく頑張ってみてね。
再就職先でまた雇用保険に加入できる?
再就職手当を受け取っても、新しい職場で雇用保険に再加入することはもちろんできるよ。次に仕事を辞めたときのための積み立てはリセットされるけど、ゼロからまた始められるから心配しなくて大丈夫だよ。雇用保険は「また次の転職に備える仕組み」として、ずっと使い続けられるものなんだ。
