「ランドといえばどこの国?」って聞かれて、すぐ答えられる人は意外と少ない。為替の話題やニュースでたまに出てくるランド、どこの通貨なのかざっくりと知っておこう。
- ランドは南アフリカ共和国の通貨、略号はZAR
- 金・プラチナ・ダイヤモンドなど資源が豊富な国の通貨で、資源価格に連動して動きやすい
- 新興国通貨のひとつで価値の変動が大きく、FX取引でも人気がある通貨ペア
もうちょっと詳しく
南アフリカランド(ZAR)は1961年から使われている通貨。1ランド=100セントという単位で、日本円に換算するとおおむね1ランド=8〜10円前後(時期によって大きく変わる)。
南アフリカはBRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)の一員で、アフリカ大陸最大の経済大国。ランドはアフリカで最も取引量の多い通貨のひとつ。
⚠️ よくある勘違い
→ ランドという名の通貨は南アフリカだけ
→ ナミビアなど隣国も独自通貨を持つが、ランドとは別物
[toc]
南アフリカってどんな国?
南アフリカ共和国はアフリカ大陸の最南端に位置する国。人口は約6,000万人、面積は日本の約3.2倍。首都はプレトリアで、ケープタウン・ヨハネスブルグが主要都市。
- 主な産業:鉱業(金・プラチナ・ダイヤモンド)、農業、観光
- 公用語:11言語(英語・アフリカーンス語・ズールー語など)
- 通貨:ランド(ZAR)
ランドと為替・FX
ランドはFX(外国為替証拠金取引)でも人気の通貨。「南アフリカランド/円(ZAR/JPY)」というペアで取引できる。
ランドの特徴は金利が高めなこと。スワップポイント(金利差から得られる利益)を狙ってランドを持つ投資家も多い。ただしその分、価値が大きく変動するリスクもある。
資源価格(特に金・プラチナ)が上がるとランドが強くなり、下がると弱くなる傾向がある。
似た名前の通貨との違い
- ランド(ZAR):南アフリカ
- ナミビアドル(NAD):ナミビア(南アフリカと固定レートで連動)
- レアル(BRL):ブラジル(「ランド」とは別物)
ナミビアはかつて南アフリカに統治されていた歴史があり、今でもナミビアドルと南アフリカランドは1:1で使用できる特殊な関係にある。
