ポンドとは?通貨と重さ、同じ名前の理由は大英帝国にあった

「ポンド」って聞くと何を思い浮かべる?お金?体重?実はどっちも「ポンド」なんだよね。同じ名前なのには理由がある。語源から追うと、意外な歴史が出てきておもしろい。

ポンドって通貨のポンドと、重さのポンドがあるよね?なんで同じ名前なの?

実はどっちも同じ語源なんだ。ラテン語の「libra pondo(天秤で量った重さ)」から来てる。イギリスで昔、銀を1ポンド(重さ)分使って作ったコインが「1ポンド(通貨)」になった。
じゃあもともと「銀の重さ=お金の価値」だったってこと?

そう!昔はお金=金属そのものの価値だったから。「銀1ポンド分のコイン」が「1ポンド」。だから通貨と重さが同じ名前になった。ちなみに通貨記号の「£」は libra の「L」から来てるよ。
イギリスのポンドって、今もすごく強い通貨だよね?

そう。1ポンド=190〜200円前後(時期によって変わる)。実はこれ、かつてイギリスが世界の覇権を握っていた時代の名残なんだ。大英帝国の時代、世界の貿易はポンドで行われてた。
📝 3行でまとめると
  1. 通貨のポンドも重さのポンドも、ラテン語「libra pondo(天秤で量った重さ)」が語源
  2. イギリス(英国)の通貨「英ポンド(GBP)」は1ポンド≒190〜200円の高額通貨
  3. 重さの「ポンド(lb)」は約453グラム、アメリカでは今も体重・食品の単位として使われてる
目次

もうちょっと詳しく

なぜポンドは強い通貨なのか?

1ポンドが200円近いのは、大英帝国時代の話と関係してる。18〜19世紀、イギリスは世界の海を制覇して「日の沈まない帝国」と呼ばれるほどの大国だった。

世界中の貿易がポンドで行われていたため、ポンドはそのまま「世界の基軸通貨」になった。その後、20世紀にアメリカが台頭してドルに取って代わられたけど、ポンドの高い価値はそのまま残った。歴史の重みがある通貨なんだ。

🌍 雑学:「£」はlibra(ラテン語で天秤)の頭文字。通貨記号に天秤が入ってるの、ロマンあるよね。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「ポンドはイギリスだけで使われてる」
→ エジプト・スーダン・レバノンなど「ポンド」を使う国は複数ある
⭕ 「英ポンド(GBP)」がイギリスの通貨
→ 正確には「英ポンド」と区別する。1番有名なのはイギリスのポンド
なるほど〜、あーそういうことか!

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重さの「ポンド」って何グラム?

重さのポンド(pound、略号:lb)は約453.6グラム。アメリカ・カナダ・イギリスの一部でまだ使われてる単位。

日本では「キログラム(kg)」が当たり前だけど、アメリカでは体重を「ポンド」で言う。150ポンドと言われたら、だいたい68キロ。ボクシングの「○○ポンド級」もこれ。

  • 1ポンド ≒ 453.6グラム
  • 1キログラム ≒ 2.2ポンド
  • 体重60kg ≒ 約132ポンド

「lb」という略号が変わってるよね。これも「libra(天秤)」のラテン語から来てる。通貨記号「£」と同じ語源なんだ。

英ポンドとFX

FX(外国為替取引)では「ポンド/円(GBP/JPY)」というペアで取引できる。1ポンドが190〜200円前後なので、値動きの幅が大きく、動きが激しい通貨として知られてる。

「ポンド円は荒れやすい」と言われるほど値動きが大きく、初心者には難易度が高めとされる。大きく動く分、うまくいけば短時間で大きな利益を狙えるけど、逆に大きく損することも多い通貨ペア。

ユーロとの関係は?イギリスはなぜユーロを使わないのか

EUに加盟していた時代も、イギリスはずっとポンドを使い続けた。「ユーロを導入するよりポンドを守る方がいい」という判断。

そして2020年のブレグジット(EU離脱)で、イギリスはEUを正式に離脱。ポンドはますます独自の通貨として存在感を示してる。「自分たちの通貨にプライドを持ってる国」というのがイギリスのポンドに対するスタンスだよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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