「仕事を辞めたら次の仕事が見つかるまでどうやって生活しよう…」って思ったことない?実はそんなときのために、国がお金を出してくれる仕組みがあるんだよ。その名も「失業保険」。でも「なんか難しそう」「自分には関係ない話かな」って思ってる人も多いよね。この記事を読めば、失業保険がどんなものか・いくらもらえるのか・どうすればもらえるのかが全部わかるよ。
- 失業保険は仕事を失ったとき国がお金をくれる制度で、正式には雇用保険の基本手当という名前がついている
- もらえる金額は以前の給料の50〜80%が目安で、もらえる日数は働いていた期間と年齢で変わる
- 受け取るにはハローワークでの手続きが必要で、辞め方によって給付が始まるまでの期間が違う
もうちょっと詳しく
失業保険は正式には「雇用保険の基本手当」という名前で、国の制度として運営されているんだよ。働いている間に毎月少しずつ「雇用保険料」を給料から引かれていて、それが積み立てられて、いざ失業したときに給付される仕組みになってる。サブスクに加入しておいて、必要なときに使えるイメージに近いね。受け取るためには「仕事を探しているけどまだ見つかっていない状態」であることが必要で、すでに次の仕事が決まっている場合はもらえないんだ。だから「仕事を辞めたらとりあえず全員もらえる」というわけじゃなくて、あくまでも「求職中の人を支援するお金」というのが大事なポイント。手続きは必ずハローワーク(公共職業安定所)で行う必要があって、ネットだけでは完結しない点も覚えておこう。
給料明細の「雇用保険料」欄を確認!引かれてれば将来もらえる権利がある
⚠️ よくある勘違い
→ 実際には手続き後に7日間の待機期間があり、自己都合退職の場合はさらに2〜3ヶ月の給付制限がつくため、最短でも数ヶ月先になる
→ 給付が始まるまでのタイムラグがあるため、辞める前に生活費の見通しを立てておくと安心。辞める前にハローワークに相談に行くのもOK
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失業保険ってそもそも何?仕組みをざっくり理解しよう
失業保険とは、仕事を失った人が次の仕事を見つけるまでの間、生活を支えるために国から給付されるお金のことだよ。正式な名前は「雇用保険の基本手当」といって、雇用保険という制度の中の一つのサービスなんだ。
雇用保険は、働いている間にあらかじめ少しずつお金を積み立てておく仕組みで、保険料は会社と自分の両方が負担してるんだよ。毎月の給料から「雇用保険料」として差し引かれているのを見たことある人もいるんじゃないかな。これがまさに「もしものときの備え」として積み立てられているんだ。
よく「失業保険」と「雇用保険」が混同されるけど、雇用保険は制度全体の名前で、失業保険(基本手当)はその中の給付のひとつ。雇用保険には他にも育児休業給付金や教育訓練給付金なんかも含まれているんだよ。
誰が対象になるの?
失業保険を受け取れるのは、以下の条件を満たしている人だよ。
- 雇用保険に加入していたこと
- 失業した日以前の2年間に、通算して12ヶ月以上雇用保険に入っていたこと(会社都合退職の場合は6ヶ月以上)
- 積極的に就職活動をしていること
- すぐに働ける状態であること(病気や育児で働けない状態はNG)
ポイントは「すぐに働ける状態で、仕事を探しているけど見つかっていない人」が対象ということ。病気やケガで働けないなら、そちらは傷病手当金など別の制度を使う必要があるよ。
いくらもらえる?金額の計算方法を知ろう
失業保険でもらえる金額は「基本手当日額」(1日あたりの給付額)×「もらえる日数」で決まるんだ。
基本手当日額ってどうやって決まるの?
基本手当日額は、離職前の6ヶ月の給料の平均から計算されるよ。具体的には「賃金日額」(つまり1日あたりの平均賃金)を出して、そこに給付率をかけた金額になるんだ。
給付率は50〜80%で、給料が低かった人ほど高い割合になる仕組みだよ。たとえば月収20万円だった人なら、1日あたりだいたい3,300円〜5,000円程度が目安になる(上限・下限もあるよ)。これは年齢によっても変わるから、ハローワークで正確に計算してもらうのがおすすめ。
何日もらえるの?
もらえる日数は「所定給付日数」と呼ばれていて、次の2つで変わるんだよ。
- 雇用保険に加入していた期間(被保険者期間):長ければ長いほど多くもらえる
- 辞め方(自己都合か会社都合か)と年齢:会社都合のほうが日数が多い
たとえば自己都合で辞めた35歳の人が、5年間雇用保険に入っていた場合は90日分もらえるよ。でも会社都合で辞めた場合は同じ条件でも最大120日になることがある。ざっくりいうと、90〜330日の範囲で決まると覚えておくといいよ。
受け取り方の手順|ハローワークでの手続きを解説
失業保険をもらうためには、自分でハローワークに行って手続きをしないといけないんだよ。「自動的にもらえる」と思ってる人も多いけど、申請しないと1円ももらえないから注意して。
必要書類を準備しよう
まず最初に、会社から「離職票」をもらう必要があるよ。離職票は退職後に会社からハローワーク経由で送られてくる書類で、離職理由や給料の額が書いてある大切な書類なんだ。だいたい退職後10日〜2週間で届くことが多いよ。それが届いたら、以下のものを持ってハローワークへGO!
- 離職票(1と2の2枚セット)
- マイナンバーカードまたは通知カード+身分証明書
- 写真2枚(縦3cm×横2.5cm)
- 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
- 印鑑
手続き後の流れは?
ハローワークで手続きをすると、まず「7日間の待機期間」が始まるよ。これはどんな人にも必ず発生する期間で、この間は給付がない。自己都合退職の場合はここからさらに2ヶ月(または3ヶ月)の給付制限がつくんだ。
その後、ハローワークに定期的に「認定日」として出向いて、ちゃんと求職活動しているかを報告する必要があるよ。認定されるたびに、その期間分の手当が銀行口座に振り込まれる仕組みなんだ。ゲームのセーブポイントみたいな感覚で、定期的にハローワークに行って「今月も就活してますよ」って報告する感じだね。
自己都合退職と会社都合退職|違いを徹底比較
失業保険を考えるうえで、もっとも重要なのが「なぜ辞めたか」という退職理由なんだよ。これによって給付の開始時期や日数が大きく変わるんだ。
自己都合退職の場合
自己都合退職とは、自分から「辞めます」と申し出て退職すること。転職したい、やりたいことがある、引越しなど自分の都合で辞めるパターンがこれにあたるよ。
この場合、7日間の待機期間のあとに2ヶ月の給付制限がつく(過去5年間に2回以上自己都合退職がある場合は3ヶ月)。2024年の制度改正で3ヶ月から2ヶ月に短縮されたんだけど、それでも実際に手当を受け取れるのは早くても申請から約2ヶ月半後になるんだ。
会社都合退職の場合
会社都合退職とは、会社側の理由で退職させられること。リストラ・倒産・契約期間満了・ハラスメントを理由に辞めた場合などがこれにあたるよ。この場合はより手厚い保護が受けられて、給付制限なしで7日間の待機後すぐにもらい始められる上、もらえる日数も自己都合より多くなるんだ。
ちなみに「パワハラが原因で辞めた」「残業代が払われなかった」など、実質的に会社に問題があって辞めざるを得なかった場合は、「特定受給資格者」や「特定理由離職者」として扱われ、会社都合に近い優遇を受けられることもあるよ。ハローワークで相談してみよう。
受給中に知っておきたいルールとよくある注意点
失業保険をもらいながら生活するうえで、知っておかないと損したり、最悪の場合は不正受給になってしまうルールがあるよ。しっかり確認しておこう。
アルバイトをしてもいいの?
受給中のアルバイトは「完全NG」ではないんだよ。ただし条件があって、週20時間未満・かつハローワークに申告することが必要。申告せずにバイトをしていたり、週20時間以上働くと「就職した」とみなされて給付が止まることがあるんだ。バレないだろうと思ってこっそりやるのは絶対NG。不正受給になると、もらった分を全額返還したうえに2倍のペナルティを払わなきゃいけないケースもあるよ。
就職が決まったらどうなる?
再就職が決まった場合、残りの給付日数が3分の1以上残っていれば「再就職手当」がもらえるよ。これは「早く就職できた人へのご褒美」みたいな制度で、残日数が多いほどもらえる金額も大きくなるんだ。給付期間をだらだら使い切ってから就職するより、早めに決めたほうがお得になる場合があるから覚えておこう。
もらえる期間が終わったらどうなる?
所定給付日数を使い切っても仕事が見つからなかった場合、原則としてそれ以上の延長はないんだよ。ただし訓練を受けながら就活する「職業訓練受講給付金」など、別の支援制度を使える場合もあるから、ハローワークに相談してみよう。「失業保険が終わったら終わり」じゃなくて、他の支援策もあるから一人で抱え込まないでね。
