アパートやマンションを引越すとき、「退去清掃費」という請求が来てびっくりしたことはないですか?「えっ、こんなに払うの?」と思う人も多いと思う。でも実は、この費用がなぜ必要で、いくら払うのが相場で、どうすれば損しないのか、知っておくだけで大きく変わってくるんだ。この記事を読めば、退去清掃費の全部がわかるようになるよ。
- 退去清掃費は、引越すときに部屋をプロがリセットするための 必要な費用 で、自分たちの掃除では代わりにならない
- 金額は相場で 1K=1万5000円〜3万円 だけど、契約によって違う場合もある
- 契約書を見て、いくら払うのか、実費精算かどうかを 事前に確認 することが大事
もうちょっと詳しく
実は、この退去清掃費は法律できっちり決まっているわけじゃないんだ。つまり、大家さんと不動産会社がある程度自由に決められる部分があるってこと。だから、同じ広さの部屋でも、物件によって金額がバラバラなんだよ。また、「原状回復」というルールがあるのを知っていますか?これは「借りたときの状態に戻す」という意味なんだ。壁に小さな穴を開けたとか、床にシミがついたとか、そういう傷を直すのに使われる費用も含まれることがあるんだ。
契約書の「特約」の部分をチェック。ここに退去時の費用について書いてあることが多いよ。
⚠️ よくある勘違い
→ 実は、契約によっては「敷金から引く」「最初に含まれている」などのパターンもある。全員が必ず払うわけじゃないんだよ。
→ 多くの場合、退去清掃費は必要だけど、いくらかは契約次第。サプライズで高額請求されないように、最初から確認しておくことが大事。
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退去清掃費はなぜ必要?
まず大事な話から始めようね。アパートやマンションを借りるときって、不動産会社と大家さんとの間に約束があるんだ。その約束の中に「借りたときと同じくらいの状態で返す」っていう約束があるんだ。つまり、新しくきれいだった部屋を、また新しくきれいな状態に戻してから出ていく必要があるってわけだ。
でもね、数年間、毎日生活していると、どうしても部屋は傷むんだよ。壁が汚れたり、床に小さなシミがついたり、キッチンに油がはねたり、トイレやお風呂にカビが出たり。そういう汚れは、普通に掃除しただけではなかなか取れないんだ。例えば、学校の黒板を使った後に、つい「誰かが消してくれるだろう」って思って放っておく人もいるよね。それと似たような感じで、誰かがプロの手を借りて、本気できれいにする必要があるんだ。
そこで出てくるのが「退去清掃費」ってわけ。つまり、貸してくれていた人に迷惑をかけたから、その後の人たちに気持ちよく使ってもらうために、プロの清掃業者さんにお金を払ってきれいにしてもらう。それが退去清掃費なんだ。
誰が払うの?
退去清掃費は、引越す借り手が払うことがほとんどなんだ。つまり、あなたが払わなきゃいけないってわけだね。でも払い方は色々あるんだ。例えば:
- 契約のときに「退去清掃費は1万5000円です」って決められていて、引越すときに払う
- 「敷金」という預け金から引かれる場合
- 最初の家賃に含まれている場合
- 引越した後に、実際の清掃費を請求される場合
だから、新しく部屋を借りるときには、契約書をちゃんと読んで「退去清掃費はいくらか」「いつ払うのか」を確認しておくことが超大事なんだ。後になって「こんな金額払うの?」ってビックリしないように。
大家さんと不動産会社が違う理由
あ、大事な話をひとつ。部屋を借りるときって、不動産会社を通すことが多いよね。でも、実は「大家さん」と「不動産会社」は別なんだ。簡単に言うと、大家さんは「部屋の持ち主」で、不動産会社は「仲介する会社」だと思ってくれたらいい。例えば、メルカリで物を売るときに、メルカリが間に入ってくるイメージだね。
退去清掃費は、この両方に関係してくるんだ。大家さんが「きれいな状態で返してね」という要望があるから、不動産会社が清掃を手配するんだ。そしてそのお金は、借り手が払う。だから、退去するときには、不動産会社に「清掃をお願いします」と言う流れになるんだよ。
退去清掃費の相場はいくら?
次に、実際のお金の話をしようね。どのくらい払うのが普通なのか、これを知っていると大事だよ。
部屋の大きさ別の相場
まず、部屋の大きさによって相場が違うんだ。これは当たり前だよね。大きい部屋ほど掃除に時間がかかるから、費用も高くなるってわけだ。一般的な相場はこんな感じ:
- 1K(1部屋):1万5000円〜3万円
- 1DK:2万〜4万円
- 2K:2万5000円〜5万円
- 2DK:3万〜6万円
- 3K以上:4万円以上
ただし、これはあくまで「相場」だよ。実際には、地域によって、不動産会社によって、大家さんによって、金額は変わるんだ。東京の一等地と、田舎では値段が違うのと同じだね。
相場より高いのはなぜ?
たまに、相場より高い請求が来ることもあるんだ。それはなぜ?いくつか理由があるんだ。
ひとつは、「原状回復費」が含まれているパターン。つまり、あなたが作った傷やシミを直すお金も含まれてるってこと。例えば、壁に穴を開けちゃったとか、床にこぼした水で色が変わっちゃったとか、そういう修理代がプラスされるんだ。これは、あなたが「借りたときと同じ状態に戻す」責任があるから、仕方ないんだよ。
もうひとつは、清掃範囲の違い。基本的な清掃だけなのか、エアコンの中まで掃除するのか、窓や網戸も全部やるのか、によって値段が違うんだ。頼む内容によって、金額が変わるってわけだね。
契約によって値段が全然違う
実は、同じアパートの隣同士でも、退去清掃費が違うことがあるんだ。それは、契約のときに「特約」という特別なルールが書いてあるからなんだ。
例えば、こんな特約があるんだ:
- 「退去清掃費は2万円固定」
- 「退去清掃費は敷金から引く」
- 「清掃費は実費精算。部屋の状態で変わります」
- 「敷金に含まれています」
- 「入居時に払う。退去時には追加はありません」
だから、部屋を借りるときに、契約書の「特約」ページをしっかり読むことが、すごく大事なんだ。後になって「えっ、こんなに払うの?」ってビックリしないようにね。
退去清掃費の払い方・タイミング
では、実際に退去するときは、どういう流れで、どのタイミングで払うのか。これを知っておくと、スムーズだよ。
一般的な流れ
一般的には、こんな流れになることが多いんだ:
- 引越しの日が決まったら、不動産会社に「引越します」と連絡する
- 不動産会社から「清掃日時はいつにしますか?」と聞かれる
- 清掃業者が部屋に来て、掃除をしてくれる
- 後日、不動産会社から「清掃費は○○円です」と請求が来る
- その金額を払う。敷金から引かれることもあれば、振込することもある
これが基本的な流れだね。ただし、契約によって変わることもあるから、契約書をチェックしておくことが大事。
敷金から引かれるのか、別で払うのか
大事な話がここにある。「敷金」って知ってるかな?これは「部屋を借りるときに、あらかじめ預けるお金」という意味だんだ。敷金は、壊したときの修理代に使われることもあるし、そのまま返されることもあるんだ。
退去清掃費は、この敷金から引かれることが多いんだ。つまり、敷金から清掃費を引いて、残ったお金が返ってくるってわけ。例えば:
- 敷金:10万円
- 退去清掃費:2万円
- 修理代(壁の穴とか):1万円
- 返ってくるお金:7万円
こんな感じだね。でも契約によっては「清掃費は別で払う」「敷金には含まれない」って書いてあることもあるんだ。だから、事前確認が超大事なんだよ。
実費精算って何?
「実費精算」という言葉が契約書に書いてあることもあるんだ。つまり、「実際にかかったお金を払ってね」という意味だんだ。
この場合、清掃業者が部屋を見て「この部屋の場合は、ここまで汚れているから、このくらいの清掃が必要です」と判断して、値段が決まるんだ。だから、部屋がきれいなら安く済むし、汚かったら高くなることもあるんだ。
つまり、部屋をどれだけきれいに保つかで、払う金額が変わってくるってわけ。これは、もしかしたら、損をしないためのコツにもなるんだ。
退去清掃費で損しないために
最後に、一番大事な話をしよう。退去清掃費で、余計なお金を払わないために、できることがあるんだ。
契約書を絶対に確認する
これが一番大事。部屋を借りるときに、契約書の「特約」や「退去時について」という項目を必ず読むんだ。何度も読んでもいいくらい。もし難しい言葉があったら、不動産会社の人に「これってどういう意味ですか?」と聞こう。それは、ぜんぜん変じゃないんだ。むしろ、ちゃんと質問する人の方が、後で問題が少ないんだよ。
契約書に書いてあることをチェックするリスト:
- 退去清掃費はいくらか?
- いつ払うのか?
- 敷金に含まれているのか?それとも別か?
- 実費精算なのか、それとも固定額か?
- 清掃の範囲は?(基本的なのか、エアコンとかも含まれるのか?)
部屋をきれいに使う
次に大事なのが、毎日の生活をきちんとすること。つまり、部屋をきれいに使うってわけだ。これは、退去清掃費を最小限にするコツでもあるんだ。
例えば:
- こぼした液体は、すぐに拭く(放っておくと、シミになる)
- 窓の結露は毎日ぬぐ(放っておくと、カビになる)
- キッチンの油汚れは、毎日拭き取る(固まると、取りにくくなる)
- お風呂のカビ対策をする(毎日、浴室を乾燥させる)
- 壁に傷をつけない(タックシールを使わない、釘を打たない)
- 床を傷つけないように気をつける(重い物を引きずらない)
これらのことをするだけで、部屋の傷みが全然違うんだ。そうすると、実費精算の場合は、安くなることもあるし、何かあっても修理代が少なくなるんだ。
引越し前に自分たちで掃除する
「自分たちで掃除したら、清掃費を払わなくていいのか?」って思う人もいるかもね。でも、残念ながら、普通の掃除ではプロのレベルには達しないんだ。だから、清掃費は払う必要があるんだ。
ただし、引越し前に「できる範囲で」掃除しておくのは、いい考えだんだ。なぜなら、プロの清掃業者さんの仕事が減れば、費用が安くなることもあるから。例えば、引越し前に、こんなことをしておくといいよ:
- ゴミ、要らないものは全部捨てる
- 床の掃除をする
- 拭ける壁の汚れは拭く
- トイレや風呂の簡単な掃除をする
でも、「完璧に掃除する」とか「業者級の清掃をする」とか、そこまで頑張る必要はないんだ。自分たちでできる範囲でいいんだよ。
見積もりをもらう
部屋を借りるときに「いくら払うのか」が不透明だったら、不動産会社に「見積もりをください」と言うんだ。つまり「費用がいくらになるか、ざっくり計算してください」ということだね。こうすれば、サプライズで高い請求が来ることが少なくなるんだ。
引越し後の確認
引越した後に、請求が来たら、その金額が妥当か確認しようね。もし「思ったより高い」って思ったら、不動産会社に「どうしてこんなに高いんですか?」と聞くんだ。項目の詳細をもらって、納得できたら払えばいいし、納得できなかったら相談するんだよ。
よくある疑問・Q&A
敷金と退去清掃費は違うの?
よく混乱される質問だね。簡単に言うと:
敷金は「借りるときに預けるお金」。これは、壊したときの修理代や、退去清掃費に使われることもあるし、きれいに返せば全部返ってくることもあるんだ。
退去清掃費は「部屋をプロがリセットするための費用」。これは、敷金から引かれることが多いけど、別で払うこともあるんだ。
つまり、敷金の中に退去清掃費が含まれていることもあれば、別枠で払うこともあるってわけだね。
借りたときと同じくらいキレイなら、清掃費を払わなくていい?
残念ながら、ほとんどの場合、払う必要があるんだ。だって、プロの清掃が必要だからね。ただし、契約によっては「キレイに返してくれたら、清掃費を割引します」とか「実費精算だから、状態が良かったら安くなります」ってこともあるんだ。
だから、契約書をチェックするのが超大事ってわけだね。
払いたくない場合はどうする?
正直に言うと、契約で決まった清掃費を払わないのは難しいんだ。それは、契約違反になるから。でも、金額が妥当か確認することはできるんだ。
もし「この金額は高すぎる」って思ったら:
- 同じ地域の相場をネットで調べる
- 別の不動産会社に相談する
- 弁護士に相談する(本当に高い場合)
こんなことができるんだ。ただし、契約書に「清掃費は固定」って書いてあったら、その金額を払う必要があるんだよ。
