消費税って何?わかりやすく解説

お店で買い物をするときに「あ、思ったより高い」って思ったことない?それ、消費税しょうひぜいが上乗せされているからなんだよ。でも消費税しょうひぜいって何でかかるのか、どうやって使われるのか、よくわからないよね。この記事を読めば、消費税しょうひぜいの仕組みと理由がスッキリわかっちゃうよ。

先生、消費税しょうひぜいって何ですか?100円のものが108円になるのはなぜ?

いい質問だね。消費税しょうひぜいというのは、商品やサービスを買ったときに、その値段に対して政府に納める税金のことなんだ。つまり、商品の値段に税金を上乗せしている、という感じだよ。現在は10%の消費税しょうひぜいがかかるから、100円のものは100円+10円=110円になるってわけ。
でも、なんでそんなことするんですか?商品代だけじゃダメなんですか?

そこが大事なポイント。政府って、道路を作ったり、学校を建てたり、警察や消防を動かしたり、いろいろなことにお金が必要なんだ。その運営費を集めるために、税金というシステムがあるんだよ。つまり、みんなが買い物をするたびに少しずつ税金を納めることで、社会全体のサービスを支えているってわけ。
へえ、買い物が社会を支えてるんですか。でも、何で消費税しょうひぜいを選んだんですか?他の税金じゃダメなんですか?

いいところに気づいたね。日本には所得税しょとくぜい(給料から引かれる税金)とか固定資産税こていしさんぜい(土地の税金)とかいろいろな税金があるんだ。でも消費税しょうひぜいは、みんなが買い物するときにかかるから、より多くの人が幅広く負担することができるんだよ。たとえば、金持ちも貧乏人も、同じように税金を払う仕組みだから、公平性がある、と考えられているわけ。
📝 3行でまとめると
  1. 消費税しょうひぜいは商品やサービスを買ったときに 上乗せされる税金 で、今は10%かかっている
  2. 政府が道路や学校などを運営するために必要なお金を みんなで支え合う という仕組みなんだ
  3. 多くの人が幅広く負担する 公平な税制 だから、消費税しょうひぜいが重視されている
目次

もうちょっと詳しく

消費税しょうひぜいがいつから始まったか知ってる?実は日本で消費税しょうひぜいが導入されたのは1989年(平成元年)なんだ。最初は3%だったんだけど、その後何度か上がって、今は10%になってる。そして大事なのは、消費税しょうひぜい国に納められる税金だけじゃなくて、都道府県や市町村にも配分されるってことなんだよ。つまり、あなたが払った消費税しょうひぜいの一部は、あなたの地元の道路や図書館を作るのに使われているってわけ。すごくない?自分たちが払ったお金が、自分たちの生活を支えるために使われているんだ。

💡 ポイント
消費税しょうひぜいは単なる国の税金じゃなくて、地元の町や村を支えるためのお金でもあるんだ

⚠️ よくある勘違い

❌ 「消費税しょうひぜいは全ての商品にかかる」
→ 実は違うんだ。食料品や新聞などは軽減税率という制度で、8%の税率に据え置かれているんだよ。
⭕ 「消費税しょうひぜいは商品によって税率が違う」
→ 正解。食べ物は8%、電化製品やサービスは10%という感じで、生活に必要なものほど税率が低くなっているんだ。
❌ 「消費税しょうひぜいを払うのはお店」
→ 違う。実は私たち消費者が払ってるんだ。お店の人は、お客さんから集めた消費税しょうひぜいを政府に納めるってわけ。
⭕ 「消費税しょうひぜいを払うのは買い物をする人たち」
→ そう。お店の人はあくまで「預かる」んであって、実際に納める義務があるのは、商品を買った私たちって関係性なんだ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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消費税しょうひぜいの基本的な仕組み

消費税しょうひぜいってどうやって計算されるの?

消費税しょうひぜいの計算は、実はめっちゃシンプルなんだよ。商品の値段に、税率をかけるだけ。今は10%が標準だから、100円のものなら100円×10%=10円が消費税しょうひぜいになる。つまり、100円+10円=110円で買うってわけだね。でも、スーパーで見たら「税抜き100円」と「税込み110円」って書いてあることがあるでしょ。これは、メーカーが設定した商品の値段が100円で、そこに消費税しょうひぜいを足すと110円になる、っていう表示なんだ。

ちなみに、お店では「総額表示」が義務付けられてるんだ。つまり、消費税しょうひぜいを含んだ値段で表示しなきゃダメってルールね。だから、レジで驚かないように、最初から消費税しょうひぜいが込まれた値段が書いてあるわけ。親切だよね。

ところで、「軽減税率」って言葉、聞いたことある?これは、特定の商品には税率を低くしよう、という制度なんだよ。たとえば、スーパーで買った食べ物は8%だけど、レストランで食べたら10%、みたいな感じね。生活に必要な食べ物を安くするために、こういう制度があるわけ。

誰が消費税しょうひぜいを政府に納めるの?

ここが意外と知られていないんだけど、消費税しょうひぜいを実際に政府に納めるのは、お店側なんだ。つまり、私たちが買い物をするとき、お店に払った消費税しょうひぜいは、お店が政府に「上納」するってシステムになってるんだよ。

でも、ちょっと待ってよ。それなら、お店は大変じゃん。だって、自分たちの売上から税金を払わなきゃいけないんでしょ?ああ、そこが工夫されているんだ。お店は、仕入れるときにも消費税しょうひぜいを払ってるんだよ。だから、実際に政府に納める消費税しょうひぜいは「売るときに集めた消費税しょうひぜい」から「仕入れるときに払った消費税しょうひぜい」を引いた分だけなんだ。つまり、増加分だけを納める、という仕組みだね。

たとえば、あるお店が商品を仕入れるときに1,000円の商品を買ったとする。このときに消費税しょうひぜいは100円かかる。それをお店が1,500円で売ったら、消費税しょうひぜいは150円だ。だから、政府に納める消費税しょうひぜいは150円+100円=50円だけ、ってわけだよ。こうすることで、二重課税を避けているんだ。つまり、同じものに何度も税金をかけないように、という配慮だね。

消費税しょうひぜいが使われる場所

消費税しょうひぜいはどこに使われるの?

あなたが払った消費税しょうひぜいは、どこに行ってるんだと思う?実は、それは複雑なんだ。だから、ざっくり説明しようね。

大きく分けると、消費税しょうひぜいは国と地方自治体に分け与えられるんだ。国に納められる分は、国の予算に組み込まれて、防衛費とか社会福祉とか、いろいろな場面で使われる。地方自治体に納められる分は、あなたの町の道路を直したり、図書館を運営したり、公園をきれいに保ったり、こういうことに使われるんだよ。

具体的な例を挙げると、あなたが通ってる学校の施設改修に消費税しょうひぜいが使われることもある。学校のトイレが新しくなったり、図書館が拡張されたりするのに、その予算の一部は消費税しょうひぜいなんだ。また、地元の消防車や救急車を買うときにも、消費税しょうひぜいが使われてる。つまり、あなたが毎日安全に生活できるのは、消費税しょうひぜいがあるおかげ、ってわけだ。

実際にはどんなことに使われてる?

もう少し詳しく見てみようか。消費税しょうひぜいによる税収は、大きく3つのカテゴリーに分かれるんだ。

まず1つ目は「社会保障関係費」だね。つまり、年金をもらってる老人とか、医療が必要な人とか、児童手当てとか、こういう「困ってる人を支える」というのに使われるんだ。日本は高齢化社会だから、年々このカテゴリーへの支出が増えてるんだよ。

2つ目は「公共投資」。これは、道路や橋や堤防とか、みんなで使う施設を作ったり、直したりするのに使う予算だ。災害が起きたときに堤防が決壊しないように整備するとか、古い橋を新しくするとか、こういうのに消費税しょうひぜいが役立ってるんだ。

3つ目は「その他」。これは、教育とか、地域振興とか、いろいろな分野に使われてるんだ。たとえば、あなたが通ってる公立学校の先生の給料の一部は、税金でしょ。その税金の一部には消費税しょうひぜいも含まれてるってわけだ。

消費税しょうひぜいが上がり続ける理由

なんで消費税しょうひぜいを上げるの?

実は日本の消費税しょうひぜいは、何度も上がってるんだ。1989年に3%で導入されたときから始まって、1997年に5%に、そして2014年に8%に、そして2019年に10%になったんだよ。なぜこんなに上げ続けてるんだと思う?

理由はシンプルだ。政府の支出が増え続けてるから。さっき説明した社会保障関係費が、毎年増え続けてるんだ。日本の人口は減ってるのに、老人は増えてる。だから、年金をもらう人が増えるし、医療費も増える。そのお金を作るために、消費税しょうひぜいを上げ続けてるってわけなんだよ。

もう1つの理由は、「成長戦略」だ。つまり、政府は「消費税しょうひぜいを上げる代わりに、何か新しい政策をする」っていう取引をすることがあるんだ。たとえば、2019年に消費税しょうひぜいが8%から10%に上がったときは、同時に「幼保無償化」っていう、3~5歳の子どもの保育園や幼稚園の料金を無料にする政策が始まったんだよ。つまり、消費税しょうひぜいで集めたお金を、子育て支援に使う、という流れを作ったってわけね。

将来、もっと上がる可能性は?

これは、多くの専門家が議論してる話題だ。日本の人口がどんどん減ってるから、働く人の数も減ってく。すると、働いてる人が払う所得税しょとくぜい社会保険料しゃかいほけんりょうも減ってく。だから、その穴を埋めるために、消費税しょうひぜいをもっと上げなきゃいけなくなるかもしれない、って考えられてるんだ。

でも、消費税しょうひぜいを上げすぎると、買い物をする人が減るんだ。だから、経済が悪くなってしまう。つまり、政府は「どのレベルまで消費税しょうひぜいを上げるのが、経済に悪影響を与えないか」というギリギリのバランスを探ってるってわけなんだよ。今後の日本の経済がどうなるかによって、消費税しょうひぜいの行く末も変わってくるってわけだ。

消費税しょうひぜいと私たちの生活

日常生活で消費税しょうひぜいを意識するのはいつ?

消費税しょうひぜいを一番意識するのは、おそらくお店でのレジだよね。「あ、これ思ったより高い」って思う瞬間の多くは、消費税しょうひぜいの存在を忘れてたからなんだ。でも、消費税しょうひぜいは、本当に日常生活のあらゆるところに隠れてるんだよ。

まず、食べ物。スーパーで買った食べ物は軽減税率で8%だから、そこまで気にならないかもね。でも、レストランで食べたら10%だ。同じピザでも、持ち帰りなら8%だけど、レストランで食べたら10%なんだよ。なぜだと思う?それは「持ち帰りは食料品」で、「レストランで食べるのはサービス」だから、税率が違うんだ。

次に、ゲームとか映画とかのエンタメ。これらは全部10%がかかる。あなたが好きなゲームを買うときも、映画を見に行くときも、消費税しょうひぜいが含まれてる。だから、1,000円のゲームを買おうと思ったら、実際には1,100円の予算が必要ってわけだ。

そして、衣服。洋服を買うときも消費税しょうひぜいがかかる。3,000円のTシャツなら、3,300円になる。これが何枚も買ったら、結構な金額になっちゃうよね。つまり、消費税しょうひぜいは、あなたの「欲しい物」を買うための予算を圧迫してるわけなんだ。

消費税しょうひぜいを節約する方法ってあるの?

消費税しょうひぜいを払いたくない」っていう気持ちはわかるけど、基本的には避けられないんだ。だから、「どうしたら消費税しょうひぜいの負担を減らせるか」という考え方の方が現実的だね。

まず1つ目は、「軽減税率の対象商品を活用する」ことだ。食べ物は8%だから、できるだけ家で食べる食事の予算を増やして、外食の予算を減らすってわけだ。毎日弁当を持って行くより、パッとお店で買える食べ物の方が便利だけど、軽減税率のことを考えると、家での食事の方がお得ってわけね。

2つ目は、「キャッシュレス決済を使う」こと。クレジットカードとかスマホ決済を使うと、ポイント還元がもらえることがあるんだ。消費税しょうひぜいの何割かは、このポイント還元で取り戻せるってわけだね。

3つ目は、「セール時期を狙う」ことだ。どうせ消費税しょうひぜいを払うなら、セールで安くなってる時期に買う方が、トータルの支出は減る。つまり、消費税しょうひぜいを払う金額そのものを減らす、という戦略だ。

ただしね、これらはあくまで「最小限の工夫」に過ぎない。消費税しょうひぜいは、社会全体で支える必要な税金だから、完全に避けることはできないんだ。だからこそ、消費税しょうひぜいがどう使われてるのか、ちゃんと知ることが大事なんだよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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