仕事を辞めたとき、会社からもらう書類っていろいろあって「これって何に使うの?」って混乱したことない?なかでも「離職票」は、失業中のお金を受け取るためにめちゃくちゃ重要な書類なのに、知らないまま損してる人がすごく多いんだよ。この記事を読めば、離職票が何なのか・どうやって使うのかが全部わかるよ。
- 離職票は会社を辞めたときにハローワークが発行する書類で、失業手当の申請に必ず必要なものだよ
- 退職後に会社が手続きして届くものだけど、10日〜2週間経っても来ないときは会社に確認しよう
- 離職票は1と2の2枚セットで、両方そろって初めて手続きに使えるよ
もうちょっと詳しく
離職票は、ただ「辞めましたよ」を証明するだけじゃなく、どんな理由で辞めたかも記録されている。この「離職理由」がめちゃくちゃ重要で、自己都合退職(自分から辞めた場合)か会社都合退職(リストラや倒産など会社側の理由)かによって、失業手当がもらえるまでの期間や金額が変わってくるんだ。たとえば会社都合の場合は待機期間なしでほぼすぐもらえるけど、自己都合の場合は2〜3ヶ月の給付制限期間(つまりもらえない期間のこと)がある。だから離職票が届いたら、離職理由の欄をしっかりチェックして、事実と違う場合はハローワークで異議を申し立てることもできるよ。また、離職票には有効期限はないけど、失業手当の申請自体には「退職翌日から1年以内」という期限があるから注意してね。
離職理由は「自己都合」か「会社都合」かで受給開始時期が大きく変わる!内容が違ったら異議を申し立てよう
⚠️ よくある勘違い
→ 会社が手続きを忘れたり、依頼しないと発行しないケースがある。退職前に「離職票の手続きをお願いします」と一言確認しておかないと、届かないまま時間が過ぎてしまうことがあるよ。
→ 退職時に「離職票の発行をお願いします」と伝えておくのがベスト。届いたら離職理由・賃金・在籍期間が正しいか必ずチェックしよう。
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離職票とは?まず基本を押さえよう
離職票は「失業手当をもらうための鍵」だよ
仕事を辞めたとき、次の仕事が見つかるまでの生活費はどうすればいいんだろう?そこで登場するのが失業手当、正式には「雇用保険の基本手当」という国のサポート制度だよ。
失業手当をもらうにはハローワークで手続きをする必要があって、そのときに絶対に必要なのが離職票なんだ。離職票がないと申請の窓口で「出直してきてください」と言われてしまう。それくらい大事な書類なんだよ。
わかりやすく例えると、離職票は「映画館の入場チケット」みたいなもの。チケットを持っていないと映画を見られないように、離職票を持っていないと失業手当の申請ができない、という関係なんだ。
離職票は誰が作るの?
離職票を作るのは「会社」と「ハローワーク」の2段階になっているよ。
- ①会社が動く:退職後、会社がハローワークに「離職証明書」を提出する。この書類には、退職した人の名前・在職期間・離職理由・毎月の給料などが書いてある
- ②ハローワークが確認する:ハローワークが書類の内容を確認して、「離職票」として正式に発行する
- ③あなたに届く:発行された離職票が、会社経由または郵送であなたの手元に届く
つまり、あなたは特に自分で何か書類を作る必要はなくて、届くのを待つだけでOKなんだ。ただし、会社が手続きをしてくれることが前提なので、退職前に「離職票の手続きをお願いします」と一言確認しておくのが安心だよ。
離職票の中身を見てみよう
離職票-1:資格喪失を確認する書類
離職票は2種類セットで届くよ。まず「離職票-1」は、雇用保険の加入が終わったことを示す書類。ここには次の情報が書いてある。
- 雇用保険の被保険者番号(つまり保険の加入者番号のこと)
- 氏名・生年月日・住所
- 離職年月日(いつ辞めたか)
- 離職理由のコード(ここが一番重要!)
離職理由のコードは、たとえば「11」なら解雇、「40」なら自己都合退職など、数字で区分されている。この区分が、後で説明する「給付制限」の有無を決めるポイントになるんだよ。
離職票-2:給料の記録が書いてある書類
「離職票-2」には、直近の給料の記録が書いてあるよ。だいたい退職前6ヶ月分の給料額が細かく記録されていて、この情報をもとに「毎日いくらの失業手当をもらえるか」が計算されるんだ。
給料が高かった人ほど失業手当も多くなる傾向があるけど、上限額が設定されていて、どんなに高給でも一定額以上にはならないようになっているよ。
もし離職票-2の給料の金額が実際にもらっていた額と違う場合は、ハローワークで訂正してもらえるから、受け取ったらしっかり確認しよう。
離職理由って何?なんで重要なの?
自己都合と会社都合で全然違う
離職票で一番重要なのが「離職理由」だよ。これは大きく分けると「自己都合退職」と「会社都合退職」の2つがある。
自己都合退職というのは、自分から「辞めます」と申し出て退職したケース。転職したい、やりたいことが変わった、引越しする、などが代表的な理由だよ。
会社都合退職というのは、会社側の理由で辞めることになったケース。リストラ(会社の経営悪化による人員削減)、倒産、雇い止め(契約期間終了で更新されないこと)などがこれにあたるよ。
待機期間と給付制限期間の違い
失業手当の申請をしてから実際にお金がもらえるまでの期間が、離職理由によって大きく違うんだ。
- 会社都合の場合:7日間の「待機期間」(つまり申請してから最低限待つ期間のこと)が過ぎれば、ほぼすぐに受給スタート
- 自己都合の場合:7日間の待機期間に加えて、さらに2〜3ヶ月の「給付制限期間」がある。給付制限期間とは「その間はお金をもらえないペナルティ期間」のことだよ
具体的に言うと、貯金があまりない状態で退職した場合、自己都合だと申請後3ヶ月近くお金がもらえない。これは生活に直結する大問題だよね。だから離職票に書いてある離職理由が正しいかどうか、絶対に確認してほしいんだ。
離職理由に異議を申し立てることができる
もし離職票に書かれた離職理由が事実と違う場合、ハローワークで異議を申し立てることができるよ。たとえば「会社側から退職を促された(実質的なリストラ)のに、書類上は自己都合になっている」というケースがある。これは「退職勧奨(たいしょくかんしょう)」という行為で、つまり会社が「辞めてほしい」とプレッシャーをかけてくる行為のことだよ。
離職票の裏面には「離職者本人の判断」を記入する欄があって、会社の記載内容に同意するかどうかをチェックする項目がある。ここで異議を示しておくと、ハローワークが内容を調査してくれるんだ。「なんか変だな」と思ったら、遠慮せずにハローワークに相談しよう。
離職票を使って失業手当をもらう手順
必要なものを揃えよう
ハローワークで失業手当を申請するときに必要なものは次の通りだよ。
- 離職票-1・離職票-2(両方必須)
- 雇用保険被保険者証(会社から返却されることが多い)
- マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)
- 証明写真(2枚。縦3cm×横2.5cm程度)
- 本人名義の銀行口座の通帳またはキャッシュカード
- 印鑑
意外と証明写真を忘れる人が多いから、事前にコンビニのプリント機などで用意しておくといいよ。
ハローワークに行く流れ
書類が揃ったら、住所地を管轄するハローワークへ行こう。「ハローワーク 〇〇市」で検索すると近くの窓口が見つかるよ。
- 求職登録:まずハローワークに「仕事を探しています」という登録をする
- 雇用保険の申請:離職票などの書類を提出して失業手当の申請をする
- 雇用保険説明会への参加:申請後に開かれる説明会(約1〜2時間)に参加する
- 求職活動をしながら認定日に通う:4週間に1回ある「認定日」に窓口に行き、求職活動の実績を報告することで手当が支払われるよ
大事なのは「失業手当は自動ではもらえない」ということ。ハローワークに行って申請して、定期的に活動報告をしてはじめてもらえるものなんだ。面倒に感じるかもしれないけど、貯金を切り崩さずに済むから、絶対に手続きしておいた方がいいよ。
離職票が届かない・なくしたときの対処法
届かないときはまず会社に確認
退職から2週間経っても離職票が届かない場合、まず会社の担当者(総務や人事)に「離職票の手続きはされましたか?」と確認しよう。会社が手続きを忘れていたり、郵送先の住所を間違えているケースがよくあるんだ。
もし会社に連絡しても動いてくれない場合は、直接ハローワークに「会社が離職票を発行してくれない」と相談しよう。ハローワークから会社に指導してもらうことができるよ。会社がどうしても手続きしてくれない場合でも、一定の条件を満たせばハローワークが直接対応してくれる場合もあるんだ。
なくしてしまったときの再発行
せっかく届いた離職票をなくしてしまったら、どうすればいい?その場合は、発行したハローワークに再発行を依頼できるよ。本人確認書類を持参してハローワークへ行き、「離職票を紛失したので再発行してほしい」と伝えればOK。再発行には少し時間がかかることがあるから、大切に保管しておくのが一番だよ。
コピーをとっておくのもいい方法だけど、手当の申請には原本が必要なケースがほとんどだから、コピーだけじゃ足りないことも覚えておいてね。大事な書類は、届いたらすぐにクリアファイルなどに入れて、他の退職関係の書類と一緒にまとめて保管しよう。
