申告漏れって何?わかりやすく解説

お金を稼いだら税務署ぜいむしょに「稼ぎました」と申告するのが税金のルール。でも、つい報告し忘れたり、「申告しなくても見つからないだろう」と思ったりして、申告漏れになってしまう人がいるんだよね。実は「知らなかった」では済まされないことがほとんど。この記事を読めば、申告漏れとは何なのか、なぜダメなのか、どうなってしまうのかが全部わかるよ。

申告漏れって、要するに何ですか?

いい質問だね。申告漏れとは、稼いだお金の一部を税務署ぜいむしょに報告し忘れた状態のこと。つまり、あなたが「今年は100万円稼ぎました」と申告すべきところ、実は150万円稼いでいたのに、50万円分を報告しなかったという感じだね。うっかり忘れもあるし、意図的に隠すこともある。どちらにせよ、申告漏れは脱税になってしまう可能性があるんだよ。
申告漏れと脱税って違うんですか?

いいポイント。申告漏れと脱税は厳密には違うんだ。申告漏れは「報告し忘れた」という状態。一方、脱税は「意図的に隠した悪いもの」。ただね、申告漏れの結果として脱税扱いされることもあるんだよ。税務署ぜいむしょが調査して「あ、これは故意に隠したな」と判断されたら、申告漏れから脱税に格上げされちゃう。
申告漏れが見つかったら、どうなるんですか?怖いです。

そうだね、怖いよね。見つかったら、本来払うべき税金に加えて、追加の税金(ペナルティ)を払う羽目になるんだ。例えば、50万円の申告漏れがあったら、その50万円に対する税金を払うだけじゃなくて、罰金的な税金も払わされる。さらに悪質だと判断されたら、罰金だけじゃなくて法的に罰せられることもあるんだよ。
📝 3行でまとめると
  1. 申告漏れとは稼いだお金を報告し忘れた状態で、うっかりか故意かで扱いが変わる
  2. 申告漏れが見つかると、本来の税金に加えて罰金的な追加税金を払わされる
  3. 故意の申告漏れは脱税扱いになり、法的な罰を受ける可能性もある
目次

もうちょっと詳しく

申告漏れが起こる理由はいろいろあるんだ。個人で仕事をしている人が、ネット販売で思っていたより売上が出ちゃった、家を貸して家賃収入が入ってきた、副業ふくぎょうで給料以外の収入があった…こういった場合に「あ、申告するの忘れてた」ってなることは結構あるんだよね。でも税務署ぜいむしょには「知らなかった」は通用しない。毎年の申告は国民の義務だからね。見つかると、その時点から何年も遡られて調査されることもあるんだ。だから、少しでも「申告が必要かな?」と思ったら、早めに税務署ぜいむしょに相談するのが大事なんだよ。

💡 ポイント
申告義務がある人は、必ずその年の3月15日までに申告すること。期限を過ぎると追加のペナルティがつくよ

⚠️ よくある勘違い

❌ 「申告漏れは見つからなければ大丈夫」
→ 全然そんなことない。税務署ぜいむしょの調査技術はすごく進んでいて、銀行口座の動きやネット販売サイトの履歴から売上が見つかることもある。特に大きなお金の動きは高確率で見つかるんだよ。
⭕ 「申告漏れは絶対に申告し直すべき」
→ 申告漏れに気づいたら、自分から「修正申告」という手続きで報告し直すんだ。そうすると、罰金的な税金(加算税)が少なくなることもある。正直に報告し直すのが一番賢い方法だよ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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申告漏れって、どういう意味?

申告漏れを簡単に言うと、「税務署ぜいむしょに報告すべき収入を、全部は報告しなかった状態」なんだよね。日本では、一定以上のお金を稼いだ人は、税務署ぜいむしょに「今年はこれだけ稼ぎました」と申告するのが決まりになってるんだ。つまり、税金を計算するための「あなたの収入の申し立て書」を毎年提出するわけだね。

ところが、人間は忘れやすい生き物。副業ふくぎょうで稼いだ分を忘れちゃったり、ちょっとした臨時収入を申告から漏らしちゃったり、意図的に「この分は申告しなくてもいいや」と隠しちゃったり…こういうことが起きるんだよ。これが申告漏れだ。

例えば、会社員のあなたが給料以外に、メルカリで不用品を売って月2万円稼いでいたとしよう。給料だけで年500万円だから「別に申告しなくても大丈夫だろう」って思うかもしれない。でも、実は月2万円×12ヶ月=24万円の申告漏れになってる。これが申告漏れなんだ。金額の大小じゃなくて、「報告すべき収入を報告しなかった」という事実が問題なんだよ。

申告漏れが怖い理由は、税務署ぜいむしょにバレた時に「あ、見つかった」では済まないからなんだ。罰金的な税金を払わされるし、場合によっては法的な罰も受ける。だから「小さい金額だからいいや」という考えは危ないんだよ。税務署ぜいむしょは毎年、何万件もの申告をチェックしてるから、不審な点があるとすぐ調査対象になってしまう。

申告漏れと脱税の違い、ちゃんと理解しよう

ここで重要なポイントがある。申告漏れと脱税は、似てるけど実は違うんだよ。この違いをちゃんと理解してないと、「あ、どっちでもいっしょじゃん」って思っちゃうけど、そんなことはないんだ。

申告漏れは「報告し忘れた」という状態。うっかりミスかもしれないし、知識がなかったのかもしれない。とにかく「報告すべき収入をちゃんと申告しなかった」という事実があるだけなんだ。一方、脱税は「意図的に隠した」という悪い行為。つまり、「絶対にばれないように」とか「見つからなきゃいいや」という気持ちで、わざと報告しなかったということだね。

例えば、フリーランスのデザイナーがいたとしよう。この人が、ある案件の代金30万円をもらったのに、書類整理の不備でうっかり申告するの忘れちゃった。これが申告漏れだ。一方、同じフリーランスが「この30万円は税務署ぜいむしょに見つからないだろう。申告しなくていいや」と、わかっていながら隠した。これが脱税だね。

ただし、ここが厄介なところなんだけど、申告漏れが見つかった時に「実は故意だったんでしょ」と判断されると、脱税扱いに格上げされることもあるんだ。例えば、毎年のように同じ項目の申告を忘れてる、かなり大きな金額を隠してる、明らかに隠そうとした形跡があるとか…こういった場合は「あ、これはうっかりじゃなくて、わざとだな」と税務署ぜいむしょが判断しちゃう。そうなると、もう申告漏れじゃなくて脱税になって、ペナルティが大きくなるんだよ。

だから重要なのは、申告漏れにならないようにすること、そしてもし漏れに気づいたら早めに自分で修正申告することなんだ。そうすることで「あ、この人はうっかり漏れに気づいて、正直に報告し直したんだな」ということになって、ペナルティが軽くなることもあるんだよ。

申告漏れが見つかったら、何が起こるのか

申告漏れが税務署ぜいむしょの調査で見つかったら…正直、めんどくさいことになるんだ。ここではどういうことが起こるのか、詳しく説明するね。

まず第一に、本来払うべき税金に加えて、追加の税金(ペナルティ)を払うことになる。例えば、50万円の売上の申告漏れが見つかったとしよう。所得税しょとくぜいが30%だとすると、本来なら15万円の税金を払うはずだった。でも申告漏れが見つかったら、この15万円だけじゃなくて、その上に「加算税」というペナルティ税を払わされるんだ。加算税の金額は申告漏れがどのくらい悪質かで決まる。軽い場合は5%、ひどいと40%になることもある。

第二に、「延滞税」という遅れたことに対する罰金も発生する。本来なら、その年の3月15日までに税金を払うべきだった。でも申告漏れがあって、3年後に見つかったとしたら、その3年間分の延滞税を上乗せして払うんだ。利息みたいなものだね。毎年2.5%くらい増えていく。つまり、見つかるまでの期間が長いほど、払う金額が増えちゃう仕組みになってるんだよ。

第三に、悪質だと判断されたら法的な罰まで受ける可能性がある。これが脱税扱いになった場合だね。脱税は犯罪なので、「懲役3年以下」とか「罰金300万円以下」みたいな法的なペナルティが課せられることもあるんだ。ニュースで「○○社が脱税で逮捕」とか見かけることあるでしょ。あれだね。個人でもこういうことになる可能性があるんだよ。

それに、申告漏れが見つかったら、その後は税務署ぜいむしょから目をつけられる。つまり、その後の申告もより厳しくチェックされることになるんだ。申告漏れした人って「また何か隠してるんじゃないか」と疑われやすくなるんだよね。

最後に、気持ちの問題もある。申告漏れが見つかると、税務署ぜいむしょから通知が来て、書類をいっぱい提出させられたり、聞き取り調査されたり…こういうことって、心理的なストレスがすごいんだ。「怒られてる」みたいな気分になるし、不安もすごい。正直に申告してる人だったら、こんなストレスはないわけだね。

どんな時に申告漏れが起きやすいのか

申告漏れが起きるシーンって、いろいろあるんだよ。ここでは、よくあるパターンを紹介するね。

まず第一のパターンが、副業ふくぎょうや兼業で稼いだお金。会社員だけど、休みの日にバイトしてたり、ネットで物を売ってたり、ブログで広告収入を得てたり…こういった給料以外の収入が、申告漏れになりやすいんだ。理由は「給料だけで十分申告してるから、副業ふくぎょう分も申告する義務があるって知らなかった」とか「いくら以上申告しなきゃいけないのか、よくわからない」とか、知識の問題があるからなんだよ。実は、金額の多い少ないじゃなくて、副業ふくぎょう収入があったら申告する義務があるんだ。

第二のパターンが、家を貸したり、物を売ったりして得たお金。親から相続した家を賃貸に出してる、庭に駐車場を貸してる、メルカリで定期的に物を売ってる…こういった場合も申告漏れになりやすいんだ。理由は「一時的な収入だから申告しなくていいだろう」とか「少しの金額だから大丈夫」という勘違いなんだよ。でも税務署ぜいむしょ的には「一時的でも、お金を受け取った以上申告しなきゃダメ」という考え方なんだ。

第三のパターンが、フリーランスや自営業者が経費をごまかすパターン。売上は申告してるけど、実は仕事に使わないプライベートな支出も「経費」として計上しちゃう。例えば、スーパーに行った食料品を「接待交際費」とか言って経費にしちゃう。これは申告漏れというより脱税に近いんだけど、結果的に「報告した利益を実際より少なく見せる」という形の申告漏れになってるんだね。

こういったパターンに共通してるのは、「自分は申告義務がない」とか「これくらいなら大丈夫」という勘違いなんだ。税務署ぜいむしょ的には「お金の動きがあった」という事実が大事なんだよ。金額の大小や、自分がどう思ってるかは関係ないんだ。

申告漏れを見つけたら、どうしたらいい?

もし、自分の過去の申告に漏れがあることに気づいたら…ここからが重要だね。どう対応するかで、ペナルティが大きく変わるんだ。

最初に言っておくけど、見つからないようにするとか、隠し続けるとか、そういう選択肢はダメだ。いつかは見つかる。そして見つかった時に「あ、わざと隠してたんだな」と判断されると、脱税扱いになって、もっと大変になるんだよ。だから、正直に申告し直すのが一番の得策なんだ。

申告漏れに気づいたら、税務署ぜいむしょに行って「修正申告」という手続きをするんだ。つまり「あ、あの時の申告、間違ってました。正しい金額で申告し直します」という届け出を出すわけだね。そうすると、ペナルティ(加算税)が軽くなることが多いんだ。理由は「あ、この人は自分で気づいて、正直に報告し直したんだな」と税務署ぜいむしょが評価してくれるからなんだよ。

修正申告の時に大事なのは、その過去の申告が「いつの申告だったのか」ということ。5年以内の申告漏れなら修正申告できるんだ。逆に5年以上前の申告漏れは、修正申告じゃなくて「更正の請求」という別の手続きが必要になる。どちらにせよ、気づいたら早めに手続きするのが大事だね。

修正申告の時には、以下のようなものを用意しておくといいよ:

  • 修正申告書という専用の用紙(税務署ぜいむしょでもらえるし、ネットでもダウンロードできる)
  • 申告漏れだった収入を示す領収書りょうしゅうしょや銀行の記録
  • その申告漏れに対応する経費の領収書りょうしゅうしょ(あれば)
  • 前回の申告書の控え

こういったものを揃えて、税務署ぜいむしょに持って行くか、郵送するんだ。そうすると、税務署ぜいむしょの方で新しい税額を計算してくれて「この金額を追加で払ってください」という通知が来るんだよ。

ここで覚えておいて欲しいのが、自分から修正申告した場合と、税務署ぜいむしょに見つけられた場合では、ペナルティがぜんぜん違うということなんだ。自分から修正申告した場合は、加算税(ペナルティ)がゼロか5%で済むことが多い。でも税務署ぜいむしょに見つけられた場合は、10%~40%のペナルティがつくんだ。つまり、数十万円の申告漏れだったら、自分で報告し直すと追加納税が少なくて済むけど、見つけられたら100万円単位で多く払わなきゃいけないとか、そういうことが起きるんだよ。だから「あ、申告漏れに気づいた」と思ったら、すぐに動く方が得なんだ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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