「社会保険って会社に入ったら自動でなんかなるやつ?」って思ってるそこのあなた、なんとなく給料明細に引かれてる金額を見て「これ何?」ってなったことない?社会保険加入って言葉、聞いたことはあるけど正直よくわからないよね。でも実はこれ、病気になったときや老後の生活を守ってくれるめちゃくちゃ大事な仕組みなんだ。この記事を読めば、社会保険加入が何なのか・誰が入るのか・どんなメリットがあるのかが全部わかるよ。
- 社会保険とは病気・老後・失業などに備える国の保険制度で、会社が保険料を半分負担してくれる仕組みだよ
- 正社員だけでなく、週20時間以上・月8.8万円以上のパートやアルバイトも加入対象になるよ
- 加入すると医療費の自己負担が減り、傷病手当・育休給付・老後の厚生年金など多くの保障が受けられるよ
もうちょっと詳しく
社会保険加入っていうのは、つまり「国が用意した5種類のセット保険に入ること」だよ。会社員として働くと、この5種類にまとめて入ることができる。自分でバラバラに民間保険を探して入るより、ずっとラクでコスパがいい仕組みなんだ。保険料は毎月の給料から自動的に引かれるけど、その半分は会社が肩代わりしてくれてるから、実質2倍の保険料を払ってるのと同じ効果があるよ。たとえば月の保険料が2万円だとしたら、自分が払うのは1万円で、残り1万円は会社が払ってくれてる。これだけでも社会保険に入る価値があるよね。ちなみに、自営業者やフリーランスの人は会社の社会保険には入れないから、国民健康保険と国民年金に自分で入ることになるよ。会社員と比べると保障の手厚さが違うから、社会保険に入れる環境はかなりラッキーなことなんだ。
会社員の社会保険は保険料を会社と折半!自営業より断然お得な仕組みだよ。
⚠️ よくある勘違い
→ 「自分はパートだから関係ない」と思って確認をサボってしまうケースが多い
→ 2022年の法改正でパートやアルバイトにも加入条件が広がった。条件を満たしているのに会社が手続きをしていないケースは違法になるよ
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社会保険加入とは?5種類の保険をまとめて解説
社会保険ってそもそも何?
社会保険というのは、「生活の中で突然起こるピンチ」に備えるための国の保険制度のことだよ。病気になったとき・ケガをしたとき・仕事を失ったとき・老後にお金が必要になったとき、それぞれに対応した保険がセットになってるんだ。
わかりやすく言うと、スマホを買ったときについてくる「保証パック」みたいなイメージ。画面が割れた・水没した・盗難にあった、それぞれに対応できる保証がまとまってるよね。社会保険もそれと同じで、「人生のいろんなトラブル」をカバーするセット保険だよ。
社会保険の5種類を整理しよう
社会保険は大きく5つに分かれてるよ。それぞれ何をカバーするか整理してみよう。
- 健康保険:病気・ケガの医療費をカバー。病院に行くと自己負担が3割で済む。傷病手当金や出産手当金も出るよ。
- 厚生年金保険:老後にもらえる年金。国民年金より金額が多くなる。障害を負ったときや遺族への給付もある。
- 雇用保険:失業したときに「失業給付(失業手当)」がもらえる。育児休業給付や介護休業給付もここから出る。
- 労災保険:仕事中・通勤中のケガや病気をカバー。保険料は全額会社負担で、自分の負担はゼロだよ。
- 介護保険:40歳になったら自動的に加入。要介護状態になったときに介護サービスを受けるための保険。
この5つが、会社員として働くときにまとめて加入するものだよ。健康保険と厚生年金保険をまとめて「社会保険」と呼ぶことも多いけど、本来は雇用保険・労災保険・介護保険も含めた5種類セットのことを指すよ。
誰が社会保険に入れる?加入条件を詳しく見てみよう
基本は「会社に雇われている人」
社会保険に加入できるのは、基本的に会社に雇われて働いている人だよ。法律では「適用事業所に使用される人」という言い方をする。つまり、会社員・パート・アルバイト・派遣社員なども対象になりうるということ。
一方で、自営業者・フリーランス・個人事業主は会社の社会保険には入れないよ。そういう人たちは「国民健康保険」と「国民年金」に自分で入る形になる。
パート・アルバイトの加入条件(2024年改正版)
「自分はパートだから関係ない」と思ってる人、要注意だよ。法律が改正されて、今はパートやアルバイトでも一定の条件を満たすと社会保険に入らないといけないんだ。
その条件がこちら:
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 月額賃金が8.8万円以上(年収換算で約106万円以上)
- 2ヶ月を超えて雇用が見込まれる
- 学生ではないこと
この全部に当てはまる場合、会社の規模に関係なく社会保険への加入が必要だよ(2024年10月からは従業員数の要件が撤廃された)。たとえば週3日、1日7時間働いてて月10万円もらってるパートさんは、条件を満たすから社会保険に入る必要があるということだね。
会社の規模による違いは?
以前は「従業員数51人以上の会社」「101人以上の会社」など、会社の規模によって加入義務が変わっていたよ。でも2024年10月以降は規模の条件がなくなって、どんな小さな会社に勤めていても条件を満たせば加入対象になったんだ。つまり「小さな会社だから社保なし」という時代は終わったよ。
社会保険に加入するとどんなメリットがある?
医療費の自己負担がグッと減る
健康保険に入ると、病院でかかった医療費の7割を保険が払ってくれる。つまり、自分が払うのは3割だけでいいんだ。たとえば医療費が10万円かかっても、自己負担は3万円で済む。これって普通に考えてめちゃくちゃ大きいよね。
しかもそれだけじゃなくて、「高額療養費制度」という仕組みもあるよ。これは、つまり「1ヶ月の医療費の自己負担に上限を設ける制度」ということ。収入によって違うけど、多くの人は月8〜9万円程度が上限になる。だから長期入院や大きな手術でも、それ以上の自己負担は発生しないんだ。
さらに、病気やケガで仕事を休んだ場合は「傷病手当金」といって、給料の約3分の2が最長1年6ヶ月もらえる制度もある。国民健康保険にはないサービスだよ。
老後の年金が厚くなる
会社員として社会保険に入ると「厚生年金」に加入することになる。国民年金だけに比べて、老後にもらえる金額がぐっと増えるよ。
国民年金(基礎年金)だけだと、満額でも月約6.8万円程度。でも厚生年金に加入していた期間があると、それにプラスして給料や加入期間に応じた年金が上乗せされるんだ。平均的な会社員だと、月15〜20万円くらいもらえるケースが多いよ。国民年金だけの人とは大きな差が出るね。
「老後なんてまだ先の話」って思うかもしれないけど、厚生年金に加入している期間が長ければ長いほど、老後にもらえる額が増えるから、若いうちから入っておくことが大事なんだ。
育休・産休でもお金がもらえる
育児休業を取ったとき、健康保険から「育児休業給付金」が出るよ。つまり仕事を休んでいる間も、給料の約67%(6ヶ月経過後は50%)が支給されるということ。これはありがたい制度だよね。社会保険に入っていない人はこれを受けられないんだ。
産休中も「出産手当金」として給料の約3分の2が出る。出産一時金として50万円(産科医療補償制度加入機関での出産の場合)も受け取れるよ。子育て世代にとって社会保険は特に大事な制度だね。
社会保険料はどのくらいかかる?保険料の仕組みを知ろう
保険料は給料から自動で引かれる
社会保険の保険料は、毎月の給料から自動的に差し引かれるよ。給料明細を見ると「健康保険料」「厚生年金保険料」「雇用保険料」といった項目で引かれているのがわかるはずだ。
料率はざっくりこんな感じ(2024年時点の目安):
- 健康保険料:給料の約10%(会社と折半なので自己負担は約5%)
- 厚生年金保険料:給料の18.3%(会社と折半なので自己負担は約9.15%)
- 雇用保険料:給料の約1.55%(うち労働者負担は約0.6%)
- 介護保険料:40歳以上は給料の約1.6%(会社と折半)
たとえば月給30万円の人なら、健康保険と厚生年金だけで自己負担は合計で約4〜4.5万円くらいになるイメージ。大きな金額に見えるけど、会社も同じだけ払ってくれてるから実際の保障は2倍分あるよ。
「標準報酬月額」って何?
保険料を計算するとき、実際の月給をそのまま使うんじゃなくて「標準報酬月額」という区切られた金額を使うよ。標準報酬月額とは、つまり「保険料計算のための給料の目安額を一定の区分に丸めたもの」ということ。給料が細かく変わっても毎月保険料が変動しないよう、ざっくりした区分で計算する仕組みなんだ。
標準報酬月額は毎年4〜6月の給料をもとに決まるよ(定時決定という)。残業が多い月や少ない月によって変わるから、4〜6月の働き方が1年間の保険料に影響することを覚えておこう。
社会保険の手続きはどうやってする?会社任せでOK?
基本的に会社がやってくれる
会社員の場合、社会保険への加入手続きはほとんど会社がやってくれるよ。入社したときに「被保険者資格取得届」という書類を会社が日本年金機構に提出して、手続きを進めてくれる。自分でやることは基本的にないんだ。
ただし、会社から「マイナンバーを教えてください」「扶養家族の情報を出してください」と言われることはあるから、そのときはしっかり対応しよう。扶養家族がいる場合は「被扶養者届」も一緒に出す必要があるよ。
転職・退職したときは?
転職や退職をしたとき、社会保険の切り替えが必要になるよ。退職後に次の会社に入るまでの間は、保険の空白期間ができないように注意しよう。
選択肢は主に3つ:
- 任意継続保険:退職後2年間、前の会社の健康保険に自分で保険料を払って継続する方法(会社負担分も自分で払うので割高になることも)
- 国民健康保険に加入:市区町村の窓口で手続き。前年の収入をもとに保険料が決まる
- 家族の扶養に入る:収入が一定以下なら、家族の健康保険の扶養に入ることができる
退職日の翌日から国民健康保険への切り替えが必要なケースもあるから、退職したら早めに手続きしよう。手続きは退職後14日以内が原則だよ。
フリーランスになったら社会保険はどうなる?
フリーランスや個人事業主になった場合、会社の社会保険からは外れるよ。代わりに自分で「国民健康保険」と「国民年金」に加入する必要があるんだ。会社員のときと違って保険料を全額自分で払うことになるし、傷病手当金や育休給付金などの手厚い制度は使えなくなる。フリーランスを目指す人はこの違いをしっかり理解しておこう。最近は「フリーランス向けの保険組合」なども増えてきているから、自分に合った保険の選択肢を探してみてもいいかもよ。
