「年金って、毎月いくらもらえるの?」って親に聞いたら「うーん、よくわからない」って言われたこと、ない?年金のことって、大人でも意外とよく知らなかったりするんだよね。でもこれ、将来のお金に直結する話だから、早めに知っておいて損はないんだ。この記事を読めば、年金額がどうやって決まるのか、どうすれば増やせるのか、ちゃんとわかるようになるよ。
- 年金額とは老後に毎月受け取れるお金の金額で、人によって違うのが大前提
- 年金額は納付期間と収入によって決まり、長く・多く払うほど増える仕組み
- ねんきんネットや毎年届くねんきん定期便で自分の見込み額を確認できる
もうちょっと詳しく
年金額がいくらになるかは、大きく分けて「何年間払い続けたか(納付期間)」と「どのくらいの収入があったか(報酬比例)」の2つで決まるよ。老齢基礎年金は40年間きちんと払い続けた場合、2024年度時点で満額が月額約6万8,000円。老齢厚生年金は現役時代の平均収入と働いた期間によって変わってくるんだ。つまり、給料が高くて長く働いた人ほど、老後にもらえる年金額が大きくなる仕組みになっているんだよ。逆に途中で未払いの期間があると、その分だけ年金額が下がってしまうから注意が必要だよ。
老齢基礎年金の満額は約6.8万円/月(2024年度)。未払い期間があると減る!
⚠️ よくある勘違い
→ 年金額は人それぞれ違う。払った期間と金額によって大きく差が出るから、「みんな同じ」は大きな誤解なんだ。
→ 長く・多く払うほど年金額は増える。未払い期間があると減るので、払い続けることがとても大切。
[toc]
年金額ってそもそも何のこと?
年金は「老後の給料」みたいなもの
年金額とは、老後に国から毎月受け取れるお金の金額のことだよ。働けなくなった65歳以降、毎月決まった金額が銀行口座に振り込まれる、つまり「老後の給料」みたいなイメージだと思ってくれると分かりやすいかな。
会社員として働いている間、毎月お給料から「厚生年金保険料」というお金が引かれているよね。これは将来の自分への積み立てみたいなものなんだ。学生や自営業の人は「国民年金保険料」を自分で払う必要があるよ。この「払い続けた実績」が、将来の年金額に直接影響してくるんだ。
年金額は人によって全然違う
大事なのは「年金額は一律じゃない」ということ。たとえば、40年間会社員として働いた人と、途中で5年間未払いの期間があった人とでは、受け取れる年金額がかなり変わってくるんだ。また、給料が高かった人ほど、厚生年金の部分が多くなる仕組みになっているよ。つまり現役時代の働き方や収入が、そのまま老後の年金額に反映されるってことだね。
これを聞くと「じゃあ若いうちからちゃんと払わないとヤバいじゃん!」って思うかもしれない。その感覚、正解だよ。未払いのまま放置すると老後の年金額がガタ落ちするから、学生時代に「学生納付特例」という制度を使って納付猶予にしておくことも一つの手なんだ。
年金額はどうやって計算されるの?
2種類の年金を足し合わせる
年金額は大きく分けて2つの年金の合計で決まるよ。
1つ目は老齢基礎年金。これは20歳〜60歳の40年間、年金保険料を払い続けた場合にもらえるベースの年金で、満額で月額約6万8,000円(2024年度)。自営業の人も会社員も、全員がまずここからスタートだよ。
2つ目は老齢厚生年金。これは会社員や公務員として働いた期間だけを対象にした上乗せの年金。現役時代の平均的な月収と、厚生年金に加入していた期間の長さで計算されるんだ。つまり給料が高くて長く働いた人ほど、この部分が大きくなるってことだよ。
計算の仕組みをざっくり理解しよう
老齢基礎年金の計算はシンプルで、「満額 × (実際に払った月数 ÷ 480ヶ月)」で出せるよ。480ヶ月というのは40年分(40年×12ヶ月)のこと。たとえば35年(420ヶ月)しか払えなかった場合は、満額の420÷480=約87.5%しかもらえないんだ。
老齢厚生年金はちょっと複雑だけど、ざっくりいうと「平均月収 × 加入月数 × 一定の率」で計算される。たとえば平均月収が30万円で30年間(360ヶ月)加入していた場合と、平均月収が50万円で40年間加入していた場合では、受け取れる老齢厚生年金の額がぜんぜん違ってくるんだよ。スマホで「老齢厚生年金 計算」と検索すると計算ツールも出てくるから、試しにやってみてね。
老齢基礎年金と老齢厚生年金、何が違うの?
「全員共通」と「会社員だけ上乗せ」の違い
老齢基礎年金は、日本に住む20歳から60歳の人全員が対象の年金。つまり学生でも、フリーターでも、自営業でも、みんなが払って、みんながもらえるベースの部分だよ。フラットな「底上げ分」のイメージね。
一方で老齢厚生年金は、会社員や公務員として働いていた人だけがもらえる「ボーナス分」みたいなもの。会社に勤めると、給料から厚生年金保険料が引かれるよね。実はこれ、会社も同額を負担してくれているんだ。つまり会社員は「自分の分+会社の分」が積み立てられるから、自営業よりも年金額が多くなりやすいんだよ。
自営業の人はどうすればいい?
自営業やフリーランスの人は、老齢厚生年金がもらえないから、基礎年金だけだと月6万8,000円が上限になってしまう。これだと生活費としては心もとないよね。そういう人のために「付加年金」という制度があって、国民年金保険料に月400円を上乗せして払うと、将来の年金額を少し増やせるんだ。また「iDeCo(イデコ)」という個人型の年金制度を使って、自分で老後のお金を積み立てる人も多いよ。
年金額を増やす方法ってあるの?
受け取り開始時期を遅らせる「繰り下げ受給」
年金は原則65歳からもらい始めるけど、受け取り開始を遅らせることで年金額を増やすことができるんだ。これを「繰り下げ受給」というよ。1ヶ月遅らせるごとに年金額が0.7%ずつ増えて、最大75歳まで繰り下げると、なんと84%も増額されるんだ。
たとえば毎月15万円もらえる予定の人が70歳まで繰り下げると、65歳から70歳の5年分(60ヶ月×0.7%=42%増)になって、毎月約21万3,000円もらえるようになるよ。ただし、早く死んでしまった場合は逆に損になることもあるから、健康状態や老後の生活設計と照らし合わせて判断するのが大事だよ。
厚生年金に長く加入する
会社員として長く働くほど、厚生年金の加入期間が延びて、老齢厚生年金の額が増えるんだ。昔は「60歳で定年退職」が当たり前だったけど、今は65歳・70歳まで働き続ける人も増えているよ。70歳まで厚生年金に加入し続ければ、その分だけ年金額も増えるからね。
また、過去に未払いの期間があった人は「任意加入」という制度を使って、60歳以降も国民年金を払い続けて満額に近づけることができるよ。未払い期間のある人は、年金事務所に相談してみてね。
iDeCoや個人年金で「自分年金」を作る
公的な年金だけじゃなく、自分でも老後のお金を準備しておくことが大切だよ。「iDeCo(個人型確定拠出年金)」は、毎月一定額を積み立てて、老後に受け取れる制度。掛け金が全額所得控除になるから、税金も安くなってお得なんだ。つまり払った分だけ節税になるってこと。20代・30代から始めるほど、長く積み立てられてお得だよ。
自分の年金額を確認する方法
ねんきん定期便をチェックしよう
毎年、誕生月になると「ねんきん定期便」というはがきが届くんだ。これは日本年金機構から送られてきるもので、今まで払った年金保険料の累計や、このまま払い続けた場合の将来の見込み年金額が書いてあるよ。親が受け取っているはずだから、一度見せてもらってみてね。35歳・45歳・59歳のときは特に詳しい内容が書かれたA4サイズの通知が届くんだ。
ねんきんネットで詳しく確認
日本年金機構が運営する「ねんきんネット」というWebサービスでは、もっと詳しく自分の年金情報を確認できるよ。マイナポータルと連携すれば、マイナンバーカードがあればすぐにアクセスできるんだ。便利な機能として「年金見込み額試算」があって、今後の働き方を入力すると将来もらえる年金額のシミュレーションができるよ。「このまま今の会社で働き続けたら月いくらもらえるか」「60歳で辞めたらどうなるか」なんかも試せるから、ぜひ親に教えてあげてね。
年金事務所に相談するのも手
「ネットは難しい」「もっと詳しく知りたい」という場合は、全国にある年金事務所に直接相談しに行くこともできるよ。基本的に無料で相談できるし、自分の年金記録を確認してもらったり、見込み額を計算してもらったりできるんだ。予約なしで行けることも多いけど、混んでいることもあるから事前に電話確認するのがおすすめだよ。
