「大人になったら会社員になる」って、なんとなく当たり前のように聞いてきたけど、そもそも会社員って何?フリーランスや自営業と何が違うの?毎月決まったお金がもらえるってどういう仕組み?そんな疑問、ぜんぶこの記事で解決するよ。
- 会社員とは会社と 雇用契約 を結んで毎月給料をもらって働く人のこと
- 税金や保険は会社が手続きしてくれる 源泉徴収・社会保険 の仕組みがある
- 安定した収入と保障がある反面、 収入の上限 がある働き方でもある
もうちょっと詳しく
会社員という働き方は、日本では昭和の高度経済成長期に広まったんだけど、今もっとも多くの人が選んでいる働き方だよ。日本の就業者のうち約9割が「雇用者」、つまり誰かに雇われて働く立場なんだ。その中でも「正社員」と呼ばれる、フルタイムで無期限の雇用契約を結んだ人が、一般的に「会社員」と呼ばれることが多い。会社員は給料が毎月もらえる安心感がある一方で、会社のルールに従って働く必要があって、勤務時間や仕事内容を自分では自由に決められない部分もある。ただ、そのぶん会社がいろいろな手続きや保障をしてくれるから、特に社会に出たばかりの人にはとても心強い働き方なんだよ。
日本の働く人の約9割は「雇われて働く」会社員スタイル!
⚠️ よくある勘違い
→ 自分で確定申告しなくていいだけで、ちゃんと税金は払ってるよ。給料から引かれてるだけ。
→ 源泉徴収という仕組みで、会社が給料から税金を天引きして国に納めてくれてるんだ。
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会社員とは何か?基本をおさえよう
「会社員」の正式な意味
会社員とは、会社(企業)と「雇用契約」を結んで、その会社のために働く人のことだよ。雇用契約というのは、つまり「あなたに仕事をお願いする代わりに、毎月給料を払いますよ」という約束のことだね。
法律的には「労働者」とも呼ばれていて、「労働基準法」っていう法律によって守られてる。たとえば「1日8時間以上働かせちゃダメ」とか「週に少なくとも1日は休みをあげなきゃダメ」とか、会社が守らなきゃいけないルールがたくさん決まってるんだ。
正社員・契約社員・派遣社員の違い
「会社員」と一口に言っても、実はいくつか種類があるよ。
- 正社員:期間の定めなく雇われる、いちばん安定した会社員。ボーナスや退職金がある会社も多い。
- 契約社員:「1年間だけ」「3年間だけ」など期間が決まっている雇われ方。正社員より不安定だけど、専門スキルを活かしやすい。
- 派遣社員:派遣会社に登録して、その会社から別の会社に「貸し出される」形で働く人。つまり給料をくれるのは派遣会社で、実際に働く場所は別の会社、という二重構造になってるよ。
一般的に「会社員」と言ったとき、多くの場合は「正社員」のことを指してることが多いよ。でも広い意味では、契約社員も派遣社員も「会社に雇われて働く人」という点では同じ仲間なんだ。
自営業・フリーランスとの一番大きな違い
自営業やフリーランスは、会社と雇用契約を結ばずに自分で仕事を取ってきて、自分でお客さんに請求書を出して稼ぐ働き方だよ。ラーメン屋のオーナーさんや、Webデザイナーとして個人で仕事を受けている人がそうだね。
会社員との一番大きな違いは「誰に守ってもらうか」なんだ。会社員は会社と法律が守ってくれるけど、フリーランスは自分でぜんぶ守らなきゃいけない。その代わり、自由に仕事を選べるし、頑張れば頑張った分だけ稼げるというメリットもある。
会社員の給料の仕組みを理解しよう
「額面」と「手取り」って何が違うの?
会社員として働くと、毎月「給料明細」というものがもらえる(最近はアプリで確認する会社も多い)。そこには「基本給20万円」とか書いてあるんだけど、実際に銀行口座に入ってくる金額はもっと少ないことに気づくんだよ。
この「書いてある金額(つまり額面)」と「実際に受け取る金額(つまり手取り)」の差が何かというと、そこには税金と社会保険料が引かれてるんだ。
- 所得税:国に払う税金。稼ぎが多いほど税率が高くなる「累進課税」という仕組み。
- 住民税:住んでいる都道府県や市区町村に払う税金。前の年の収入をもとに計算される。
- 社会保険料:健康保険・厚生年金・雇用保険などのこと。
だいたい額面の75〜80%くらいが手取りになる、と思っておけばOKだよ。たとえば額面25万円なら、手取りは19〜20万円くらいになるイメージだね。
源泉徴収って何?
フリーランスの人は、毎年2月〜3月に「確定申告」っていう手続きをして自分で税金を計算して払う必要があるんだけど、会社員はそれをしなくていい場合がほとんどだよ。
その理由が「源泉徴収」という仕組み。源泉徴収とは、つまり「給料を払うときに会社があらかじめ税金を引いておいて、代わりに国に納めてくれる」ということ。源泉は「源(みなもと)から取る」という意味で、お金が渡る前に取っちゃうイメージだね。
さらに年末には「年末調整」という手続きがあって、1年間で引きすぎた税金があれば返ってくる。これも会社がやってくれるから、会社員は税金の計算にほとんど頭を使わなくていいんだ。フリーランスの友達に「確定申告が大変で…」って言われたら、それは会社員の特権のありがたさを実感できる瞬間だよ。
会社員が受けられる保障・メリット
社会保険ってどんな保険?
会社員が会社に入ると、「社会保険」に自動で加入することになるよ。社会保険とは、つまり「国が用意した大きなセーフティネット(安全網)」のこと。具体的には4種類あるよ。
- 健康保険:病院に行ったとき、医療費の7割を保険が出してくれる。自分が払うのは3割だけでOK。
- 厚生年金:老後にもらえる年金を積み立てる制度。会社員は会社が保険料の半分を払ってくれるのでお得。
- 雇用保険:会社を辞めたとき、次の仕事が見つかるまでの間「失業給付」がもらえる。つまり急に仕事がなくなっても、しばらくはお金がもらえる制度。
- 労災保険:仕事中にケガや病気になったとき、会社が全額負担してくれる保険。
フリーランスは健康保険も年金も全額自分で払わなきゃいけないけど、会社員は健康保険と厚生年金の保険料を会社が半分負担してくれるんだ。これって地味にすごくて、年間で数十万円分の価値があることも多いよ。
有給休暇・ボーナスは会社員ならでは
会社員には「有給休暇」という権利があるよ。有給休暇とは、つまり「休んでも給料がもらえる休日」のこと。法律で最低でも年10日は付与することが決まっていて、働く年数が増えるほど増えていくんだ。
フリーランスが休んだらその分収入がゼロになるのとは大違いだよね。たとえば旅行に行って3日休んでも、会社員なら給料は減らない。これは大きなメリットだよ。
それから「ボーナス(賞与)」も会社員の特典のひとつ。すべての会社にあるわけじゃないけど、多くの会社では年2回(夏と冬)、数カ月分の給料相当のお金がもらえることがある。フリーランスにはボーナスという概念自体がないから、会社員ならではの制度だね。
会社員のデメリットと向いている人
会社員の「不自由」な部分
もちろん会社員にはデメリットもある。正直に見ていこう。
- 収入に上限がある:どれだけ頑張っても、基本給やボーナスは会社のルールで決まってしまう。フリーランスみたいに「今月10倍稼いだ!」ということはなかなか起きない。
- 仕事を選びにくい:やりたくない仕事でも、上司に言われたらやらなきゃいけないことがある。「今日は気分じゃないから休もう」もできない。
- 時間の自由がない:出勤時間・退勤時間が決まっていて、毎日同じ時間に同じ場所に行く必要がある(最近はリモートワークで変わってきてるけど)。
- 副業に制限がある:会社によっては「副業禁止」のルールがあって、アルバイトや自分のビジネスができないことも。
こうやって並べると「自由がないじゃん」って思うかもしれないけど、その不自由さと引き換えに「毎月必ず給料がある」「保険で守られている」「老後の年金が積み立てられている」という安心感があるんだよ。
どんな人に向いてる?
会社員という働き方が特に向いているのはこんな人だよ。
- 収入の安定を最優先にしたい人
- チームで働くのが好きな人
- 会社の研修制度やキャリア支援を活用してスキルを伸ばしたい人
- 社会人になりたての頃にビジネスの基礎をしっかり学びたい人
逆にフリーランスや起業が向いているのは、強い専門スキルがある人、自己管理が得意な人、収入の波が多少あっても気にしない人だよ。「どちらが正解か」ではなくて、「今の自分にどちらが合っているか」で考えることが大事なんだ。
会社員のキャリアをどう考える?
「終身雇用」の時代は終わった?
昔の日本では「一度会社に入ったら定年まで勤め上げる」というのが当たり前で、これを「終身雇用」と呼んでいたよ。つまり「生涯その会社一本で働く」ということ。大企業に就職した人は会社の家に住んで、会社の保養所で休んで、定年後は会社の年金で暮らす、みたいな世界だったんだ。
でも今は違う。大手企業のトップですら「終身雇用を守ることはもう難しい」と発言するくらい、時代が変わってきてる。AIや技術の進歩で仕事内容が変わるスピードがとても速くなってきているから、「この会社に一生いれば安心」とは言い切れない時代になったんだよ。
「転職」は当たり前の時代へ
今の20〜40代の人たちは、平均で生涯に3〜5回転職すると言われているよ。転職とは、つまり「今の会社を辞めて、別の会社に就職しなおすこと」。昔は「転職は根性なし」みたいな空気があったけど、今はむしろ「自分のキャリアを自分で作る」ための積極的な手段として見られるようになってきてる。
大事なのは、「会社員としてどんなスキルや経験を積んでいるか」なんだ。たとえば営業の仕事で培った「人に物事を伝える力」や「数字で考える力」は、会社が変わっても使える武器になる。会社に依存するのではなく、「どこでも通用する自分」を育てることが、これからの会社員に必要な考え方だよ。
副業・複業という新しい選択肢
最近は「会社員をやりながら副業もする」という人がどんどん増えてきてるよ。副業とは、つまり「本業以外に別の収入源を持つこと」。プログラミングを教えたり、ハンドメイド作品を売ったり、YouTubeで動画を投稿したり、いろんな副業のスタイルがある。
会社員の安定した給料を「土台」にしながら、副業で好きなことや得意なことを試せるのが強みだよ。うまくいけば副業の収入が本業を超えて、独立するきっかけになる人もいる。失敗してもメインの給料は変わらないから、リスクを取りやすいんだよね。ただし、会社の規則で副業が禁止されている場合は要確認だよ。
これからの時代、「ただの会社員」よりも「会社員でありながら、自分のスキルや副収入も育てている人」が強くなっていく。会社員という働き方は「スタート地点」として、すごく優れてるんだよ。
