「将来は正社員になりたい」って漠然と思ってるけど、そもそも正社員って何?アルバイトや派遣社員とどう違うの?と疑問に思ったことはないかな。大人でも意外とちゃんと説明できない人が多いんだよ。この記事を読めば、正社員のメリット・デメリットから、なぜ「正社員=安定」と言われるのかまで、全部わかるよ。
- 正社員とは期間の定めなく雇われる労働者のことで、雇用が法律で強く守られている
- 給料・ボーナス・社会保険など待遇面の充実がバイトや派遣と比べて大きなメリット
- 責任が重く転勤や残業もある拘束の大きさはデメリットとして理解しておく必要がある
もうちょっと詳しく
正社員とは、労働基準法や会社のルール(就業規則)に基づいて、雇用期間の定めなく雇われる労働者のことだよ。法律に「正社員」という言葉の定義が直接あるわけじゃなくて、「期間の定めのない雇用契約を結んでいる労働者」が一般的に正社員と呼ばれているんだ。フルタイム(つまり会社が定める所定労働時間をフルに働くこと)で働くのが基本で、会社の中核として長く働くことを前提とした雇用形態だよ。給料は月給制が多く、昇給・ボーナス・退職金・各種手当といった待遇も整っていることが多いんだ。
「正社員」は法律の言葉じゃなく、慣習的に使われている言葉だよ!
⚠️ よくある勘違い
→ 法律で守られているだけで、重大な問題行為や会社の経営危機(リストラ)などの場合は解雇されることもある
→ 合理的な理由のない解雇は無効になる可能性が高く、バイトや契約社員より法的保護が厚い。「クビにしにくい」が正しい表現だよ
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正社員とは?基本の意味をわかりやすく解説
「正社員になりたい」という言葉は毎日のようにニュースや大人の会話の中で出てくるよね。でも、正社員って具体的にどんな働き方のことを指すのか、ちゃんと説明できる人は意外と少ないんだ。
正社員の定義
正社員とは、会社と「期間の定めのない雇用契約」を結んでいる労働者のことだよ。期間の定めがない、つまり「いつまで働く」という終わりの日が決まっていない働き方のことだよ。学校の例で言うと、バイトは「夏休みの間だけ」みたいに期限が決まってることが多いけど、正社員は「辞めると言うまでずっと」という感じだよ。
法律の教科書に「正社員とはこれだ!」という明確な定義が書かれているわけじゃないんだ。一般的には、①雇用期間が定められていない、②会社の所定労働時間をフルに働く(フルタイム)、③直接会社に雇われている(派遣会社経由ではない)、この3つをすべて満たす人を正社員と呼ぶことが多いよ。
他の雇用形態との違い
正社員以外の働き方にはこんなものがあるよ。
- アルバイト・パート:働く時間や期間が短く、時給制が多い。責任は正社員より軽い傾向がある
- 契約社員:「1年間」「3年間」など雇用期間が決まっている。正社員より待遇が低いことが多い
- 派遣社員:派遣会社に登録して、派遣会社から企業に送り出される働き方。給料は派遣会社から受け取る
- フリーランス:会社に属さず、自分で仕事を受注して働く。自由度が高いが収入が不安定になりやすい
このうち正社員だけが、法律の保護を最も受けながら安定して働ける形態と言われているんだ。
正社員のメリット:なぜ「安定している」と言われるの?
「とりあえず正社員を目指せ」と親や先生に言われたことはないかな。実はそれには、ちゃんとした理由があるんだよ。
雇用が法律で守られている
正社員の最大のメリットは、雇用が法律でしっかり守られていることだよ。労働契約法という法律の第16条には「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする」と書かれているんだ。難しく聞こえるけど、つまり「会社が正当な理由なしに社員を辞めさせたら、その解雇は法律的に無効だよ」ということだよ。バイトなら「今月で終わりにしてください」とあっさり言われることもあるけど、正社員はそう簡単にはいかないんだ。
給料・手当・ボーナスが充実している
正社員は月給制が基本で、働いた月は必ず決まった給料が入ってくるよ。さらに、多くの会社では以下のような待遇が用意されているんだ。
- ボーナス(賞与):年に2回(夏と冬)支給されることが多い。月給の1〜3ヶ月分もらえることもある
- 各種手当:交通費・住宅手当・家族手当・残業手当など、給料にプラスされるお金
- 退職金:長年働いた後に会社を辞めるとき、まとまったお金がもらえる制度
- 昇給:頑張りや年数に応じて給料が上がっていく仕組み
社会保険に会社が半分出してくれる
社会保険には「健康保険」「厚生年金保険」「雇用保険」などがあるよ。これらは全部自分で払うとかなりの金額になるんだけど、正社員の場合は会社が半分負担してくれるんだ。たとえば毎月3万円の保険料がかかるとしたら、自分は1万5千円だけ払えばいい計算になる。これはかなり大きなメリットだよ。
正社員のデメリット:自由が少なくなる面もある
正社員にはいいことばかりじゃなくて、デメリットもちゃんとあるよ。これを知らないで就職すると「思ってたのと違う!」ってなりやすいから、しっかり理解しておこう。
残業・長時間労働のリスク
正社員は「仕事が終わるまで帰れない」という文化の会社もまだ多いんだ。バイトは「シフト終わったら帰っていい」が基本だけど、正社員は業務が終わらないと残業になることが多い。もちろん残業代は払われるべきなんだけど、サービス残業(つまり残業代が払われない違法な残業のこと)が横行している会社も残念ながら存在するよ。
転勤・異動を命じられることがある
正社員は会社の指示に従う義務があるため、「来月から大阪支店に行ってください」という転勤を命じられることもある。これを配転命令といって、つまり「会社の都合で勤務場所や仕事内容を変えられること」だよ。家族がいる人や地元を離れたくない人には大きなデメリットになるよ。
責任が重い
バイトは「指示された仕事だけやればOK」が基本だけど、正社員は仕事の成果に対して責任を持つ必要があるんだ。ミスをしたら謝罪や対処も求められるし、後輩の指導を任されることもある。精神的な負担がバイトより大きくなりやすいよ。
副業に制限がある場合も
多くの会社の就業規則には「副業禁止」または「副業は事前申請が必要」という規定があるよ。フリーランスや複数の仕事を掛け持ちしたい人には、正社員という働き方が窮屈に感じることもあるんだ。
正社員になるにはどうすればいい?就職活動の基本
正社員になりたいと思ったら、どんな流れで就職するのか知っておくと役立つよ。
新卒採用と中途採用の違い
日本では、大学や専門学校を卒業するタイミングで就職活動をする「新卒採用」という仕組みがとても一般的なんだ。新卒採用では、多くの会社が一斉に学生を選考して採用するよ。一方、すでに社会に出てから別の会社に転職する場合は「中途採用」という。中途採用は即戦力(つまりすぐに活躍できる人)を求めることが多いよ。
就職活動(就活)の流れ
一般的な新卒の就職活動はこんな流れだよ。
- 自己分析:自分がどんな仕事をしたいか、何が得意かを整理する
- 企業研究:気になる会社を調べて、どんな仕事をしているか理解する
- エントリーシート(ES)提出:会社に「応募したい」と伝える書類を出す
- 面接:担当者と直接話して自分をアピールする
- 内定・入社:採用が決まって会社に入る
正社員になりやすくするために今できること
中学生や高校生のうちからできることもあるよ。資格の取得(簿記・英語検定・ITパスポートなど)、部活やボランティアで協調性・リーダーシップを経験しておくこと、そして将来どんな仕事をしたいか考えておくことが、後々の就活で大きなプラスになるんだ。
「正社員=安定」は今も本当?現代の働き方と正社員の未来
昔は「正社員になれば一生安泰」という時代もあったんだけど、今の時代はそれが少し変わってきているよ。
終身雇用という考え方の変化
終身雇用とは、つまり「1つの会社に入ったら定年退職まで一生働き続ける慣習」のことだよ。昔の日本企業では当たり前だったんだけど、最近は転職が珍しくなくなって、1つの会社で定年まで働く人は減ってきているんだ。大企業の社長でさえ「終身雇用を守るのは難しい」と発言するケースも出てきたよ。
フリーランスや副業を選ぶ人も増えている
インターネットの普及で、会社に属さずに個人でも稼ぎやすくなったよ。YouTuberやプログラマー、デザイナーなど、フリーランスとして自由に働く人も増えている。正社員が唯一の安定した働き方、というわけでもなくなってきているんだ。
それでも正社員の価値は高い
とはいえ、正社員の持つ「社会保険の充実」「雇用の安定」「給与の安定性」は今でも大きな価値があるよ。特に、住宅ローン(家を買うために銀行から借りるお金)や賃貸の審査では、正社員であることが有利に働くことが多い。つまり「将来の大きな決断のときに選択肢が広がる」のが正社員の強みとも言えるよ。大切なのは、正社員か否かを盲目的に決めるのではなく、自分のライフスタイルや価値観に合った働き方を選ぶことだよ。
