「株が上がった!もうかった!」って喜んだのに、銀行口座を見たら全然お金が増えてない……なんでだろう?って思ったこと、ない?その「もうかった気がするのに手元にお金がない」不思議な状態を「含み益」って言うんだ。投資の話をしてると絶対出てくるこの言葉、なんとなくスルーしてたけど実はすごく大事な概念なんだよね。この記事を読めば、含み益のしくみと、なぜそれが「まだもらえないお金」なのかが、スッキリわかるよ。
- 含み益とは、持っている株や投資商品が値上がりしているが まだ売っていないので手元に来ていない利益 のこと
- 含み益は 売って初めて「確定利益」 になり、そのタイミングで約20%の税金がかかる
- 売るまでは利益も損失も確定しないので、含み益は「幻のもうけ」 とも呼ばれる
もうちょっと詳しく
含み益という言葉の「含み」は、「まだ内側に抱えている」という意味だよ。つまり、外に出てきていない(手元に来ていない)利益ということだね。株式投資では、買った値段(取得価額)と今の値段(時価)の差が含み益になる。たとえば100株を1株1000円で買って、今1株1500円になってるなら、含み益は「500円×100株=5万円」。でもこの5万円は、証券口座の画面に表示されてるだけで、まだ「自分のお金」にはなってないんだ。売った瞬間に5万円が確定して、そこから税金が引かれて初めて自分の手元に来るよ。この「見えてるけど使えないお金」という感覚が、投資を始めたばかりの人が一番混乱するポイントだよね。
含み益は売るまで「幻」。画面のプラス表示はまだ本物のお金じゃないよ!
⚠️ よくある勘違い
→ 含み益は売るまで手元に来ない。株価が下がればそのまま消えることもある。
→ 売って初めて利益が確定する。含み益の段階では「もうかりそうな状態」にすぎない。
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含み益とは? まず基本から理解しよう
含み益の定義をひと言で言うと
含み益とは、持っている資産(株・投資信託・不動産など)が値上がりしているのに、まだ売っていないため手元に来ていない利益のことだよ。英語では「Unrealized Gain(アンリアライズド・ゲイン)」と言って、「まだ実現していない利益」って意味だ。
もう少し具体的に言うと、こういうことだよ。
- A社の株を1株1000円で100株買った → 買ったときのお金は10万円
- しばらくして、A社の株が1株1500円になった → 今の価値は15万円
- 差額の5万円が「含み益」 → でもまだ売ってないから手元には来ていない
この5万円、証券口座のアプリや画面には「+50,000円」って表示されてるんだよね。でもこれ、まだ「実際に使えるお金」じゃないんだ。株を売った瞬間に初めて、その5万円が本当の意味でのもうけになる。
「含む」という言葉の意味がポイント
「含み益」の「含む」って、「まだ内側に持っている」というイメージだよ。利益が外に出てきていない、つまり手元に来ていないってこと。逆に「含み損」は、まだ売っていないけど損が出ている状態ね。どちらも「売るまでは確定していない」という点では同じだよ。
ゲームで例えるなら、レアアイテムをゲット内で売らずに持ってる状態だよ。そのアイテムがマーケットで高値がついてても、売らない限り自分のゴールドは増えない。でも売ったらその差額がもうけになる。含み益ってそういうイメージだよ。
含み益が「幻のお金」と言われる理由
株価はいつでも変動する
含み益が「幻」と言われる最大の理由は、株価はいつでも上がったり下がったりするからだよ。今日5万円の含み益があっても、明日には会社の悪いニュースが出て株価が下がり、含み益が3万円になることもある。さらに翌日には1万円になることも……なんてことも普通にある。
だから「含み益が出てる=もうかった」じゃなくて、「今のところプラスになってる」という状態なんだよね。売って初めて「確定したもうけ」になる。これを投資の世界では「利益確定(リアライズ)」と言う。つまり「売って初めて利益が現実のものになる」ってこと。
有名な話:バブルのときの含み益
1980年代後半の日本のバブル景気のころ、多くの人が株や土地を持っていて、ものすごい含み益を抱えていたんだ。「土地を持ってるだけで億万長者!」みたいなことが普通にあった時代。でも、バブルが崩壊すると株も土地も値段がドーンと下がって、含み益がゼロどころかマイナスに……。「売っておけばよかった」って後悔した人がたくさんいたんだよね。
これが含み益の怖いところ。紙の上(帳簿上)ではもうかってるように見えても、売らない限りそれは現実のお金じゃないんだ。
含み益があっても生活費には使えない
当然だけど、含み益は「帳簿上の利益」だから、コンビニで使えないし、家賃も払えない。含み益で家族においしいご飯を食べさせてあげたい!と思っても、株を売って現金にしないと無理なんだよ。だから投資初心者が陥りやすいのが、「含み益があるから生活は大丈夫」と油断して、いざお金が必要になったときに「あ、現金がない……」となるパターン。含み益と実際の手元資金は、しっかり区別して考えることが大事だよ。
含み益と税金の関係 売ったら税金がかかる?
含み益の状態では税金ゼロ
これ、投資を始めるときに多くの人が疑問に思うポイント。「含み益が出てたら確定申告しないとだめ?」って。答えはノー。含み益の状態では、いくら利益が出ていても税金はかからないよ。なぜなら、まだ「利益が確定していない」から。税金がかかるのは、あくまで「売って利益を確定させたとき」だけなんだ。
売ったときにかかる税金は約20%
株や投資信託を売って利益が出ると、その利益に対して約20.315%の税金がかかるよ。正確には、所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%で合わせて約20%。つまり10万円の利益が出たとしたら、約2万円が税金として引かれて、手元に来るのは約8万円ということだね。
証券会社の特定口座(源泉徴収あり)を使っていれば、この税金は自動的に計算されて引いてくれるから、自分で確定申告しなくてOKなケースが多い。「難しそうな手続きが大変……」って心配してる人も多いけど、最初に口座を適切に作っておけばそんなに難しくないよ。
NISAを使えば含み益が非課税になる
ちょっと得する情報として、NISA(ニーサ)口座を使って投資した分は、売ったときの利益に税金がかからないんだ。つまり、NISA口座で持っている株に含み益が出て、売って利益を確定させても、約20%の税金がゼロになるってこと。年間の投資枠に上限はあるけど、長期投資にはすごく有利な制度だよ。含み益を最大限に活かすためにも、NISAのことは覚えておいて損はないよ。
含み損との違いと、上手な考え方
含み損とは?
含み益の反対が「含み損」だよ。含み損とは、持っている株や投資信託の価格が買ったときより下がっているのに、まだ売っていない状態のこと。つまり「帳簿の上だけに存在する損失」ってことだね。
たとえば、1株2000円で100株買ったA社の株が、今1株1500円になってたとする。含み損は「(2000円-1500円)×100株=5万円」。証券口座には「-50,000円」って表示されてる状態だよ。でも、これも含み益と同様に「売るまで確定しない」から、売らないでいたらまた値段が戻る可能性もあるよね。
含み損を抱えたときの正しい向き合い方
含み損が出ると、多くの人がパニックになって「早く売らなきゃ!」と焦ったり、逆に「いつか戻るはず……」と放置しすぎたりするよ。どちらも危険な考え方だよ。
- 焦って売る:一時的な値下がりで損を確定させてしまうリスク
- 放置しすぎる:ずるずると損が拡大するリスク
大事なのは「なぜ値下がりしているのか」を冷静に分析すること。一時的なものなのか、会社の業績が根本的に悪化しているのかで、判断が変わってくるよ。感情で動かず、情報をもとに判断する習慣を身につけることが投資の第一歩なんだ。
含み益・含み損は「含み」だから同じルールが適用される
含み益も含み損も、共通して「売るまでは確定しない」というルールが適用されるよ。含み益のときは「売って利益を確定させる」ことを「利益確定」、含み損のときに売って損を確定させることを「損切り(ロスカット)」と言う。つまり「損切り」は損を認めて売ることだよ。プロの投資家でも損切りは普通にする。損切りを素早くできるかどうかが、長く投資を続けられるかどうかにも関係してくるんだよ。
含み益とうまく付き合うためのコツ
利益確定のタイミングをどう決めるか
含み益が出たとき、みんなが悩むのが「いつ売るか」だよね。「もっと上がるかも!」と思って持ち続けてたら下がった……なんて経験、投資してる人ならほぼ全員がしてる。これを「欲張り損」なんて言ったりもするよ。
一般的によく使われる利益確定の考え方を紹介するね。
- 目標株価を決めておく:「1株2000円になったら売る」と最初から決めておく
- 目標利益率を決めておく:「20%上がったら売る」とルール化する
- 分割して売る:一気に全部売らず、半分売って残りはもう少し持つ
どのやり方が正解ってわけじゃないけど、大事なのは感情じゃなくてルールで動くこと。「なんとなく怖くなったから売る」「もっと上がりそうな気がするから持つ」は、長期的にはうまくいかないことが多いんだよ。
含み益を「使えるお金」と勘違いしない
これも大事なポイント。含み益があっても、日常生活で使えるのは「現金」だけ。「株の含み益が500万円あるから大丈夫!」と思って現金を使いすぎると、いざ現金が必要なときに困るよ。特に急な出費(病気・車の修理・家電の買い替えなど)があったとき、「株を売れば……」と思っても、株価がそのとき下がってるかもしれないでしょ。
だから投資する人は、生活費の3〜6ヶ月分は現金で確保してから投資するのが基本とされているよ。含み益はあくまでボーナス的な存在として考えておくと安心だよ。
長期投資では含み益を「育てる」という考え方が大事
投資の目的によって、含み益への向き合い方は変わるよ。短期で売買を繰り返すトレーダーは、含み益が出たらすぐ売って利益を確定させることが多い。でも、長期投資(インデックス投資や積立NISA)の場合は、あえて売らずに含み益を育て続けることが戦略になるんだよ。
長期投資の力は「複利」にあって、つまり「もうけがさらにもうけを生む」ということ。含み益をそのままにして投資し続けることで、時間とともに雪だるまのように利益が大きくなっていく可能性があるんだ。だから「含み益が出た=すぐ売る」じゃなくて、自分の投資スタイルに合わせた判断が大切だよ。
含み益って最初は難しそうに聞こえるけど、要するに「売る前のもうけ」ってことだよ。この感覚をしっかり持っておくだけで、投資の話がぐっとわかりやすくなるはずだよ。投資をこれから始めようとしてる人も、すでにやってる人も、この「含み益とは何か」という基本をしっかり押さえておくと、判断に迷ったときのよりどころになるよ。
