青色申告って何?わかりやすく解説

確定申告かくていしんこくの季節になると「青色申告ってなんか難しそう」「よくわからないから白色申告でいいや」って思ったことない?でも実は、青色申告をうまく使うと税金がかなりお得になる可能性があって、知らないままだとめちゃくちゃ損してるかもしれないんだよ。この記事を読めば、青色申告が何者で、誰が使えて、どんなトクがあって、どうやって始めるのかが全部わかるよ。

青色申告って聞いたことあるけど、なんで「青色」なの?申告書が青いの?

いい質問!昔の申告書の紙が本当に青色だったから「青色申告」って呼ばれるようになったんだよ。今はもう色は関係ないんだけど、名前だけ残ってるんだ。正式に言うと、青色申告は「ちゃんと帳簿をつけることで、税金をお得にできる申告の方法」のことだよ。しっかり記録する分、国から「よくやった!」って感じでボーナスをもらえるイメージだね。
白色申告との違いって何?どっちがいいの?

一番大きな違いは「税金の割引(特典)の量」だよ。白色申告は記録がシンプルでラクな分、税金の割引がほとんどない。青色申告はちゃんと帳簿をつける手間がかかるけど、最大65万円の控除こうじょっていう大きな特典が使えるんだ。手間と特典がトレードオフの関係になってるんだよ。
65万円の控除こうじょって、65万円もらえるってこと?

ちょっと違うよ!控除こうじょっていうのは、つまり「税金の計算に使うベースの金額からその分を引けるということ」なんだ。たとえばラーメン屋さんが年間200万円稼いだとして、65万円控除こうじょされると、税金は135万円分にしか課税されない。65万円がそのまま手元に来るわけじゃないけど、かなりの節税せつぜい効果があるんだよ。税率が20%なら、65万円×20%=13万円も税金が安くなる計算だね!
じゃあ誰でも青色申告って使えるの?

個人事業主こじんじぎょうぬしやフリーランスの人が使える制度だよ。会社員はそもそも会社が年末調整ねんまつちょうせいで税金の処理をしてくれるから基本的には関係ないんだ。あと、青色申告を使うには事前に「青色申告承認申請書」を税務署ぜいむしょに提出しておかないといけないから、急には使えないんだよ。フリーランスを始めたばかりの人は、早めに手続きしておくのがおすすめだよ。
📝 3行でまとめると
  1. 青色申告とは個人事業主こじんじぎょうぬし・フリーランスが使える 税金を大幅に減らせる申告方法 で、ちゃんと帳簿をつけることが条件だよ
  2. 最大 65万円の青色申告特別控除こうじょ が受けられて、白色申告より節税せつぜい効果がかなり大きい
  3. 使うには事前に 青色申告承認申請書税務署ぜいむしょに出す必要があるから、フリーランスを始めたら早めに動こう
目次

もうちょっと詳しく

青色申告の最大の武器は「65万円の特別控除こうじょ」だけど、これを受けるには条件があるんだ。まず「複式簿記」という方法で帳簿をつけること。複式簿記っていうのは、つまりお金の動きを「もらった・使った」の2方向から記録するということで、家計簿より少し細かいイメージだよ。さらに「e-Tax(電子申告)」、つまりインターネットで申告する方法を使うことも必要。手書きで紙に書いて出す場合は控除こうじょ額が55万円に減ってしまうんだ。会計ソフトを使えば複式簿記もe-Taxも自動でサポートしてくれるから、意外と難しくないよ。

💡 ポイント
freeeやMFクラウドなどの会計ソフトを使えば、複式簿記もe-Taxも自動でサポート!初心者でも安心だよ。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「青色申告は税理士に頼まないとできない」
確定申告かくていしんこくは自分でもできるんだけど、青色申告は特に難しいと思われがち。でも会計ソフトを使えば指示通り入力するだけで書類が完成するから、税理士なしでも全然OK。
⭕ 「会計ソフトを使えば初心者でも青色申告できる」
→ freeeやMFクラウド確定申告かくていしんこくなどのソフトが複式簿記の帳簿作成から申告書の作成まで自動でサポートしてくれる。毎月の取引を入力しておくだけで、申告時にはほぼ完成した状態になるよ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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青色申告とは?そもそも何者なのかを知ろう

青色申告っていう言葉、税金の話になるとよく出てくるよね。でも「なんとなく難しそう」って感じで流してしまってる人が多いんじゃないかな。まずは「そもそも申告って何?」というところから整理しよう。

そもそも「確定申告かくていしんこく」って何?

会社員の人は毎年12月に「年末調整ねんまつちょうせい」というのをやるよね。会社が代わりに「この人の税金はこれくらいです」と国に報告してくれる仕組みだよ。でも個人事業主こじんじぎょうぬしやフリーランスの場合、自分の収入を自分で計算して国に報告しなきゃいけない。それが「確定申告かくていしんこく」、つまり「自分の年間の稼ぎと税金を自分で計算して申告すること」なんだ。

「青色」と「白色」の2種類がある

確定申告かくていしんこくには大きく分けて「青色申告」と「白色申告」の2種類があるよ。どちらも個人事業主こじんじぎょうぬしが使えるものだけど、仕組みが違う。白色申告は記録がシンプルでわかりやすい分、税金の割引(特典)がほとんどない。青色申告はちゃんとした帳簿をつける必要があるけど、その分たくさんの特典がある。ざっくり言うと、「ラク=特典少ない」か「手間=特典多い」か、どっちを選ぶ?という話だよ。

なんで「青色」って呼ばれるの?

昔(昭和25年にこの制度が始まった頃)は申告書の用紙が本当に青色だったんだよ。白色申告の用紙は白くて、青色申告の用紙は青かった。今はもうそんな色分けはなくなってるんだけど、名前だけが残ってるんだ。ちょっとした雑学として覚えておくと面白いよね。

青色申告の特典(メリット)を全部チェックしよう

青色申告を使う一番の理由は「特典がたくさんある」から。ここでは代表的な特典を順番に紹介するよ。これを知ったら「やっぱり青色申告にしとけばよかった」って思う人も多いはず。

特典①:最大65万円の青色申告特別控除こうじょ

青色申告の目玉特典がこれ。「青色申告特別控除こうじょ」っていうのは、つまり稼いだお金から最大65万円を引いてから税金を計算できるということ。たとえばデザイナーのAさんが年間300万円稼いだとしよう。白色申告だと300万円に対して税金がかかる。でも青色申告で65万円の控除こうじょを使えば、300万-65万=235万円に対してしか税金がかからない。税率が20%だとすると、65万×20%=13万円も税金が安くなる計算だよ!条件は「複式簿記で記帳してe-Taxで申告すること」。55万円控除こうじょなら紙での申告でもOKだよ。

特典②:赤字を3年間繰り越せる

事業をやってると、最初の年は赤字になることも多いよね。青色申告では「純損失の繰越控除こうじょ」、つまり今年の赤字を来年・再来年・3年後の黒字と相殺できるという制度が使えるんだ。たとえば今年100万円の赤字で、来年200万円の黒字になったとしたら、来年は200万-100万=100万円分だけ税金を払えばいいんだよ。事業を始めたばかりで赤字続きの時期に、将来の税金負担を減らせるのはありがたいよね。白色申告はこれができないんだ。

特典③:家族への給料を経費にできる

青色事業専従者給与」っていう制度があって、つまり一緒に仕事を手伝ってくれている家族(配偶者や子ども)に払った給料を、全額経費として計上できるということ。白色申告の場合は「専従者控除こうじょ」として上限が決まっているから、実際に払った給料より少ない金額しか経費にできないんだ。たとえば奥さんが経理を手伝ってくれている自営業の人なら、奥さんへの給料を全部経費にできるから、その分税金が減るよ。

特典④:30万円未満の備品を一括で経費にできる

普通、パソコンや机などの備品は何年かにわけて少しずつ経費にする「減価償却」という方法を使うんだ。でも青色申告では「少額減価償却資産の特例」として、つまり30万円未満のものなら買った年に全額まとめて経費にできるということ。たとえば25万円のパソコンを買ったら、その年に25万円全部が経費になる。売上が多かった年に大きい経費を計上して、節税せつぜいするのに便利な特典だよ。

白色申告との違いを比べてみよう

「結局、白色申告と何が違うの?」ってなると思うから、ここでわかりやすく比べてみるよ。

記録の手間が違う

白色申告は「単式簿記」、つまり家計簿みたいにお金の出入りを一方向から記録すればいい方法でOK。「3月1日:文房具代500円」みたいな感じだよ。青色申告で65万円控除こうじょを受けるには「複式簿記」が必要で、つまり同じ取引を「原因」と「結果」の両方から記録するということ。「3月1日:事務用品費500円 / 現金500円」みたいに、お金がどこから来てどこへ行ったかを両方書くんだよ。最初は難しそうに見えるけど、会計ソフトを使えば自動でやってくれるから、実際にはそこまで大変じゃないんだ。

特典の量が全然違う

白色申告には「特別控除こうじょ」がないんだ。青色申告みたいに65万円を引いてもらえる仕組みがない。赤字の繰り越しもできないし、家族への給料の経費化も制限がある。記録がシンプルになる代わりに、節税せつぜいの手段がかなり限られてしまうんだよ。副業ふくぎょうや小さな個人事業を始めたばかりで「とりあえず申告したい」という人が白色を選ぶことが多いけど、長い目で見ると青色の方がお得なことが多いよ。

どっちを選べばいい?

個人事業主こじんじぎょうぬしやフリーランスとして本格的に働くなら、基本的には青色申告一択だよ。手間は増えるけど、会計ソフトを使えばその差はほぼなくなる。特典の差は年間で数万〜十数万円になることもあって、長く事業を続けるほど差が大きくなるんだ。副業ふくぎょうで年間20万円以下の収入しかない場合は確定申告かくていしんこく自体が不要なこともあるから、まず「申告が必要かどうか」を確認するといいよ。

青色申告を始めるための手順を確認しよう

「よし、青色申告にしよう!」と思ったら、どうすればいいの?手順を順番に説明するよ。

ステップ①:開業届を出す

個人事業主こじんじぎょうぬしとして仕事を始めたら、まず「個人事業の開業届出書」を税務署ぜいむしょに提出するよ。事業を始めた日から1ヶ月以内に出すのが原則だけど、遅れてもペナルティはないんだ。開業届を出すことで、正式に「個人事業主こじんじぎょうぬし」として認められるよ。税務署ぜいむしょの窓口に行くか、国税庁のオンラインサービス「マイナポータル」から提出できるよ。

ステップ②:青色申告承認申請書を出す

開業届と同時に「青色申告承認申請書」も提出しよう。これを出さないと、その年は青色申告が使えないんだ。提出期限は「その年の3月15日まで(1月16日以降に開業した場合は開業から2ヶ月以内)」だよ。たとえば今年の1月1日に開業した場合、3月15日までに申請書を出せば、その年から青色申告が使えるよ。

ステップ③:会計ソフトで記帳を始める

青色申告では毎月の収入と支出を記録し続けることが大事。「会計ソフト」(freee、MFクラウド確定申告かくていしんこく、弥生会計オンラインなど)を使えば、銀行口座やクレジットカードと連携して自動で記録してくれるよ。月に1〜2回、取引を確認してカテゴリを設定するだけでOKな場合も多いんだ。年間を通じてコツコツ入力しておけば、確定申告かくていしんこくの時期に慌てなくて済むよ。

ステップ④:確定申告かくていしんこく書を作って提出する

毎年2月16日〜3月15日が確定申告かくていしんこくの期間だよ。会計ソフトを使っていれば、ボタン1つで申告書が完成することも多い。あとは「e-Tax(電子申告)」でネットから提出すれば、65万円控除こうじょの条件を満たせるよ。e-Taxの利用にはマイナンバーカードかIDとパスワードの準備が必要だから、事前に確認しておこうね。

よくある疑問にまとめて答えるよ

青色申告について、よく聞かれる疑問をまとめて答えるね。

副業ふくぎょうでも青色申告できる?

副業ふくぎょうで「事業所得」がある場合は青色申告が使えるよ。ただし、副業ふくぎょうが「事業所得」か「雑所得」かの判定が大事なんだ。事業所得っていうのは、つまり継続して独立した仕事として収入を得ているということ。週末だけ単発でやる副業ふくぎょうは雑所得になることが多くて、その場合は青色申告の対象外。継続的・反復的に行っていて、ある程度の規模感がある副業ふくぎょうなら事業所得として認められる可能性があるよ。心配なら税務署ぜいむしょに相談してみるといいね。

赤字でも申告しないといけないの?

個人事業主こじんじぎょうぬしは赤字でも確定申告かくていしんこくした方がいい場合が多いよ。理由は「純損失の繰越控除こうじょ」を使いたいなら申告が必要だから。今年の赤字を来年以降の黒字から引くためには、赤字の年もちゃんと申告しておかないといけないんだ。「赤字だから申告しなくていいや」と思って申告しないと、将来の節税せつぜいチャンスを捨てることになるよ。

会計ソフトって絶対必要?

法律的には手書きの帳簿でも問題ないよ。ただ、複式簿記を手書きでやるのはかなり大変だし、計算ミスのリスクもある。会計ソフトの月額料金は1,000〜2,000円程度のものが多くて、年間1〜2万円。でも青色申告で節税せつぜいできる金額(数万〜十数万円)の方がずっと大きいから、会計ソフトを使った方がコスパがいいんだ。無料プランがあるソフトもあるから、まずは試してみるといいよ。

申告期限に遅れたらどうなる?

確定申告かくていしんこくの期限は毎年3月15日だよ。遅れると「加算税」や「延滞税」、つまりペナルティとして余分に税金を払わされることになるんだ。さらに青色申告の特典(65万円控除こうじょなど)が使えなくなる可能性もある。「うっかり忘れてた」では済まないから、毎年2月になったら申告の準備を始めるクセをつけておこうね。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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