公的年金補足って何?わかりやすく解説

「老後って年金で生活できるの?」って、なんとなく不安に思ったことない?実際に年金の平均受給額を調べてみると、「え、これだけ?毎月これで暮らすの…?」ってなる人、めちゃくちゃ多いんだよね。でも安心して。「公的年金こうてきねんきん補足」、つまり年金の足りない分を自分で補う方法を知れば、老後のお金の不安がぐっと小さくなるよ。この記事を読めば、公的年金こうてきねんきん補足ってなんなのか、どうやって準備すればいいのかが全部わかるよ。

年金って、老後にもらえるお金でしょ?それだけで普通に生活できるんじゃないの?

実はね、年金だけだと生活費に足りないケースがすごく多いんだよ。国が発表しているデータによると、夫婦2人の老後の生活費は月平均23万円くらいかかるのに、もらえる年金は平均で月22万円前後。この月1〜2万円の差が30年続くと、合計で数百万円の不足になるんだ。
じゃあ「公的年金こうてきねんきん補足」って、その足りない分を補うってこと?どうやって補うの?

そういうこと!「公的年金こうてきねんきん補足」っていうのは、国の年金(公的年金こうてきねんきん)だけに頼らず、自分でもお金を積み立てて老後に備えることだよ。代表的な方法がiDeCo(イデコ)NISA(ニーサ)、それから個人年金保険の3つ。要するに、国の年金を土台にしつつ、自分で「プラスαの年金」を作るイメージだよ。
iDeCoとかNISAって名前は聞いたことあるけど、難しそうで手が出せてない…。

名前だけ聞くと難しそうだよね!でも仕組みを知ればそんなことない。ひとことで言うと、iDeCoは「老後専用の節税せつぜいしながら積み立てる口座」、NISAは「いつでも引き出せる税金ゼロの投資口座」だよ。この記事で順番に説明していくから、読み終わるころには「あ、これなら自分でもできそう!」ってなるはずだよ。
📝 3行でまとめると
  1. 公的年金こうてきねんきん国民年金こくみんねんきん厚生年金こうせいねんきん)だけでは老後の生活費が月1〜2万円不足するケースが多い
  2. 不足分を自分で補う仕組みが公的年金こうてきねんきん補足で、iDeCo・NISA・個人年金保険が代表的な方法
  3. 早く始めるほど複利の効果で少ない積み立てで大きな備えになるので、若いうちがお得
目次

もうちょっと詳しく

公的年金こうてきねんきん補足」とは、国が運営する年金制度(国民年金こくみんねんきん厚生年金こうせいねんきん)の受取額だけでは老後の生活費をまかなえない場合に備えて、自分自身で上乗せの資産を作っておくことを指すよ。国の年金は「老後の生活費の土台」であって、それだけで全部まかなうものじゃないんだ。特に2019年に話題になった「老後2000万円問題」以降、若い世代でも老後のお金を自分で積み立てる意識が高まってきたよ。公的年金こうてきねんきん補足の手段は大きく分けてiDeCo・NISA・個人年金保険の3つがあり、それぞれ税金の優遇のしかたや使い勝手が違う。自分のライフスタイルや目標額に合わせて組み合わせるのがポイントだよ。まず仕組みを理解して、無理のない金額から始めることが一番大切なんだ。

💡 ポイント
年金は「土台」!足りない分は自分で作る時代だよ。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「年金をもらえる年齢になれば、老後のお金は全部解決する」
→ 年金の平均受給額は生活費をカバーしきれないケースが多く、「年金さえもらえれば安心」は危険な思い込みなんだ。
⭕ 「年金は老後資金の一部。プラスで自分で備えることが必要」
→ 年金は大切な土台だけど、それだけでは足りることが多い。iDeCoやNISAで自分でも積み立てることで、余裕ある老後が実現できるよ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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そもそも「公的年金こうてきねんきん」ってなに?

年金は「国が管理する老後の積み立て貯金」

公的年金こうてきねんきんっていうのは、国が運営している「老後のための積み立て制度」のことだよ。現役世代(今働いている人たち)が毎月保険料を払って、その分が今の高齢者に年金として支払われるしくみなんだ。これを「賦課方式」、つまり「今の若者が今の高齢者を支える方式」って言うよ。

銀行の貯金とは違って、自分が払ったお金がそのまま将来返ってくるわけじゃないんだ。ちょっとイメージしにくいかもしれないけど、バケツリレーみたいなもので、今の若い人たちが高齢者のバケツに水(お金)を渡して、将来は自分たちが次の若い世代から水をもらうイメージだよ。

年金には2種類ある

公的年金こうてきねんきんは大きく2つに分かれているよ。

  • 国民年金こくみんねんきん(基礎年金):日本に住んでいる20歳以上60歳未満の全員が入る年金。フリーランスや学生も含めて全員が対象で、満額で月約6.8万円もらえる(2024年度)。
  • 厚生年金こうせいねんきん:会社員や公務員が国民年金こくみんねんきんに上乗せで入れる年金。給料から自動的に引かれていて、現役時代の収入が多いほどもらえる額も増える。平均で月14〜15万円程度が上乗せされる。

会社員なら2つ合わせて月平均22万円前後をもらえるイメージだよ。でも、フリーランスや自営業の人は国民年金こくみんねんきんだけだから、月7万円以下になってしまうこともあるんだ。

「年金をもらえる年齢」っていつ?

今の制度では、原則65歳から年金を受け取れるよ。ただし、希望すれば60歳から繰り上げてもらうこともできるし、逆に75歳まで繰り下げてもらうこともできる。繰り下げた場合は1ヶ月ごとに0.7%ずつ受給額が増えて、75歳まで待てば最大184%になるんだ。長生きするほどお得な仕組みになってるよ。

なぜ年金だけでは足りないの?

「老後2000万円問題」ってなんだったの?

2019年に金融庁が発表したレポートで「老後30年間で約2000万円が不足する」という試算が話題になったよ。これはどういうことかというと、夫婦2人で老後を生きるのに必要な生活費と、年金でもらえる額の差が月約5万円あって、それが30年続くと約1800万円(約2000万円)になるっていう計算なんだ。

もちろんこれはあくまで平均的なモデルケースで、一人ひとりの生活スタイルや年金額によって違うよ。でも「年金だけで老後は安泰」ではないことは確かなんだ。

年金額が減る可能性がある

実は今後、年金の受給額は少しずつ減っていく可能性が高いんだよ。理由は日本の「少子高齢化」、つまり子どもが減って高齢者が増えている問題。さっきのバケツリレーのたとえで言うと、水を渡す若者(保険料を払う人)が減って、水をもらう高齢者(年金をもらう人)が増えると、一人当たりにもらえる水の量が減るよね。それと同じことが年金でも起きているんだ。

マクロ経済スライド」という仕組みで、物価や賃金の上昇に合わせて年金額を調整することで、自動的に受給額の伸びを抑えるしくみが導入されているよ。これにより、将来の年金は今より実質的に目減りすると見込まれているんだ。

長生きリスクってなに?

最近よく聞く「長生きリスク」っていうのは、「長生きすること自体がお金のリスクになる」という意味だよ。平均寿命が延びて、90歳、100歳まで生きる人が増えてきた。年金だけで生活すると、想定より長生きしたときにお金が足りなくなってしまう。だから「長生きしてもお金が続くように準備する」ことが大事なんだよ。

公的年金こうてきねんきんを補足する3つの方法

①iDeCo(個人型確定拠出年金かくていきょしゅつねんきん

iDeCoは「個人型確定拠出年金かくていきょしゅつねんきん」の略で、自分で運用する老後専用の積み立て口座のことだよ。「確定拠出」っていうのは「積み立て額(拠出額)は決まっているけど、将来もらえる額は運用次第」という意味なんだ。

iDeCoの最大のメリットは税金の優遇が3段階あること。

  • 積み立て時:毎月積み立てた分が全額、所得控除しょとくこうじょになる(所得税しょとくぜい住民税じゅうみんぜいが安くなる)
  • 運用中:運用で得た利益に税金がかからない
  • 受け取り時:一定額まで非課税ひかぜいで受け取れる

たとえば毎月2万円積み立てて、所得税しょとくぜい住民税じゅうみんぜい率が20%の人なら、年間4.8万円の節税せつぜい効果があるよ。10年続ければ48万円の節税せつぜい!かなりお得だよね。ただし、60歳まで原則引き出せないのがデメリット。老後専用のガチ貯金だと思って使う制度だよ。

②NISA(少額投資非課税ひかぜい制度)

NISAは「少額投資非課税ひかぜい制度」で、投資で得た利益に税金がかからない口座のことだよ。通常、株や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかるんだけど、NISA口座で投資すればその税金がゼロになるんだ。

2024年からは「新NISA」がスタートして、年間最大360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)まで非課税ひかぜいで投資できるようになったよ。しかも非課税ひかぜい期間が無期限になって、より使いやすくなったんだ。

iDeCoと違っていつでも引き出せるのが大きな特徴。だから「老後のお金だけど、もしもの時にも使えるように備えたい」って人にはNISAが向いてるよ。老後まで余裕がある若い世代は、まずNISAのつみたて投資枠で毎月少額から始めるのがおすすめだよ。

③個人年金保険

個人年金保険は、民間の保険会社が提供する年金型の積み立て保険だよ。毎月一定額の保険料を払い続けて、60歳や65歳になったら毎月一定額の年金を受け取れる仕組みなんだ。

メリットは「受け取れる金額があらかじめ決まっている」こと。投資の知識がなくても確実に老後資金が作れる安心感があるよ。払込保険料は「生命保険料控除こうじょ」で一部節税せつぜいにもなる。ただし、インフレ(物価上昇)に弱かったり、途中解約すると元本割れするデメリットもあるよ。

iDeCoとNISAの違いをわかりやすく比較

目的と引き出しのしやすさが違う

iDeCoとNISAはどちらも「お金を増やしながら積み立てる」制度だけど、目的と使い勝手が全然違うよ。こんな感じでイメージするとわかりやすいよ。

  • iDeCo=「鍵のかかった老後専用の金庫」。60歳まで絶対に開けられないけど、鍵をかけた分だけ税金が安くなるご褒美がある。
  • NISA=「いつでも開けられる非課税ひかぜいの貯金箱」。自由に出し入れできる代わりに、iDeCoみたいな積み立て時の節税せつぜいはない。

どちらを優先すべきかは、年収や生活状況によって違うよ。一般的には、まずNISAのつみたて投資枠で月1〜3万円から始めて、余裕が出てきたらiDeCoも活用するのがバランスがいいと言われているよ。

どんな商品を選べばいいの?

iDeCoもNISAも、口座を開いただけでは意味がなくて、その中で投資する商品を選ぶ必要があるよ。初心者におすすめなのは「インデックスファンド」、つまり「日本や世界の株全体に自動で分散投資してくれる商品」。自分でいちいち株を選ばなくてよくて、手数料(信託報酬)が安いのが特徴だよ。

たとえば「全世界株式インデックスファンド」は、日本を含む世界中の会社に少しずつ投資してくれる商品で、長期的に見ると年3〜7%程度のリターンが期待できると言われているよ(もちろん保証はないけどね)。

今すぐできる!公的年金こうてきねんきん補足の始め方

まずは「老後にいくら必要か」を計算してみよう

公的年金こうてきねんきん補足を始める前に、「自分はいくら準備すればいいの?」を大まかに把握しておくと動きやすいよ。計算の手順はこんな感じ。

  1. 老後の毎月の生活費を想定する(一般的には夫婦で20〜25万円、一人暮らしで12〜15万円くらい)
  2. 年金でもらえる額を確認する(ねんきんネットで自分の見込み額がわかる)
  3. 不足額×12ヶ月×老後の年数(たとえば25年)=必要な補足額を計算する

たとえば毎月3万円不足して老後が25年あるなら、3万円×12×25年=900万円の補足が必要ってわかるよ。これを毎月の積み立て額に換算すると、30歳から65歳まで35年間積み立てるなら、月約2,100円(利回りなし計算)。運用益が期待できるなら、さらに少ない積み立てでいけるかもしれないよ。

口座開設の手順と注意点

NISAの口座はネット証券で簡単に開けるよ。スマホがあれば最短10分で申し込みできる証券会社も多いんだ。開設する証券会社を選ぶポイントは「取扱商品の多さ」と「手数料の安さ」の2つ。SBI証券・楽天証券・マネックス証券あたりが使いやすいと評判だよ。

iDeCoは金融機関によって取り扱い商品や手数料が違うから、比較してから選ぶのがいいよ。口座開設後、運用商品を選んで積み立て額を設定したら準備完了。あとは毎月自動引き落としで積み立てられるよ。

「とりあえず月3,000円」でOK!無理しない積み立てが続くコツ

公的年金こうてきねんきん補足で一番大事なのは「続けること」だよ。なぜなら、積み立て投資は「複利」、つまり「利益がまた利益を生む雪だるま式の効果」が長期間で大きくなるから。20年積み立てた人と10年積み立てた人では、同じ月1万円でも最終的な資産が2倍以上違うこともあるんだ。

月5万円積み立てて1年で挫折するより、月3,000円を30年続けるほうがずっと大きな成果になるよ。まずは「コーヒー1杯分」くらいの金額から始めて、生活に余裕が出てきたら増やしていくのが賢いやり方だよ。

「老後なんてまだ先の話」って思うかもしれないけど、1日でも早く始めた人が有利なのが積み立て投資の世界。今日から始めれば、未来の自分がきっと感謝してくれるよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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