「年金って、なんか難しそう…」「老後のお金のことって、まだ先の話だからよくわからない」って思ってる人、けっこう多いんじゃないかな。でも実は、年金って仕組みを知っておくと、将来のお金の不安がグッと減るんだよね。この記事を読めば、年金受給のキホンがスッキリわかるよ!
- 年金は老後・障害・死亡時に備える仕組みで、原則 65歳から受給 できるよ
- 全員加入の 国民年金 と、会社員が上乗せでもらえる 厚生年金 の2階建て構造になってる
- 受給開始は 60〜75歳の間で自分で選べる ので、ライフスタイルに合わせた戦略が大事だよ
もうちょっと詳しく
年金をもらうには、保険料を払い続けた期間(つまり「加入期間」)が一定以上必要なんだよ。これを受給資格期間といって、現在は最低10年(120ヶ月)以上の加入期間が必要。逆に言えば、10年未満しか払っていないと老齢年金はもらえない。フリーランスや転職が多い人は、自分がどれだけ払っているか「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」でこまめにチェックするのがおすすめだよ。また、もらえる金額は現役時代の収入や加入年数によって人それぞれ変わるから、早いうちから自分の将来の受給額を確認しておくと安心感がまったく違ってくるよ。
「ねんきんネット」に登録すると、自分の将来の受給見込み額がいつでも確認できるよ!
⚠️ よくある勘違い
→ 実は自分で「年金請求書」を提出しないともらえない。手続きを忘れると受給が遅れてしまうよ。
→ 日本年金機構から案内が届くので、忘れずに手続きしよう。手続きが遅れても遡って受け取れる場合があるけど、早めに対応が鉄則だよ。
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年金受給とは?まずはキホンを押さえよう
年金受給とは、つまり「国や社会が用意してくれた老後のお金を受け取ること」だよ。
ちょっと想像してみてほしいんだけど、人間って歳をとると体力が落ちて、バリバリ働くのがだんだん難しくなってくるよね。でも生活費は毎月かかる。食費も光熱費も医療費も止まってくれない。そこで「働けなくなっても生活できるように」と国が作ったのが、年金という仕組みなんだよ。
年金受給の「受給」というのは、つまり「お金やサービスを受け取ること」という意味。難しく聞こえるけど、要するに「年金をもらう」ということだね。
年金は3種類ある
年金には大きく分けて3つの種類があるよ。
- 老齢年金:一定の年齢になったらもらえるもの(これが一般的に「年金」と呼ばれるやつ)
- 障害年金:病気やケガで障害が残ったときにもらえるもの
- 遺族年金:年金に加入していた人が亡くなったとき、残された家族がもらえるもの
テレビや会話でよく出てくる「年金」は、ほとんどの場合この「老齢年金」のことを指してるよ。この記事でも、老齢年金を中心に解説していくね。
年金は「社会全体の助け合い」
年金の仕組みって、学校のバケツリレーに似てるんだよ。今働いている人たちが少しずつお金を出して(=保険料を払って)、それを今の高齢者に渡す。自分が高齢者になったら、今度は将来の若い世代から受け取る——こういうリレーがずっと続いているイメージだよ。
だから「自分が若いうちに払ったお金が、そのまま自分の口座に積み立てられている」わけじゃないんだよね。これ、意外と知らない人が多いポイントだから覚えておいてほしいな。
国民年金と厚生年金、何が違うの?
日本の年金制度は「2階建て」という構造になってるよ。1階と2階、それぞれ役割が違うから順番に見ていこう。
1階部分:国民年金(基礎年金)
国民年金は、日本に住んでいる20歳から60歳のすべての人が加入しなければいけない年金だよ。会社員でも自営業者でも、学生でも同じ。「みんな一緒に加入する」という意味で、年金の土台(基礎)になっているから基礎年金とも呼ばれるんだよね。
2024年度の国民年金の満額(40年間フルで払い続けた場合の最大額)は、月額約6万8000円程度。これだけで生活するのはちょっと厳しいよね。だからこそ2階部分が重要なんだよ。
2階部分:厚生年金
厚生年金は、会社員や公務員が入る年金で、国民年金の上にプラスで乗っかってくるもの。給料から自動的に天引きされていて、給料が高かったり、会社員として長く働いたりするほど、もらえる額が多くなる仕組みだよ。
自営業者やフリーランスは厚生年金に入れないから、老後は国民年金のみになる。そのため、自営業の人は「iDeCo(イデコ)」という個人型の年金制度などで自分で備える人も多いんだよ。
2階建てのメリットをざっくり整理すると
- 会社員・公務員:国民年金+厚生年金の両方を受け取れる
- 自営業・フリーランス:国民年金のみ
- 専業主婦(夫):条件を満たせば国民年金に加入できる(第3号被保険者)
何歳からもらえる?受給開始年齢のしくみ
年金は原則として65歳から受け取れるよ。誕生日の翌月から支給開始になって、2ヶ月分まとめて偶数月に振り込まれるんだよね(つまり、1月・3月・5月・7月・9月・11月に振り込まれる)。
早くもらう「繰り上げ受給」
実は60歳から繰り上げて受け取ることもできるんだよ。これを繰り上げ受給という。でも早くもらう分、1ヶ月繰り上げるごとに受給額が0.4%ずつ減額されてしまうよ。
たとえば60歳(65歳より60ヶ月早い)から受け取ると、0.4%×60ヶ月=24%の減額になる。月10万円もらえるはずだったのが7万6000円になってしまうんだよね。しかもこの減額はずっと続くから、長生きすればするほど損になる可能性があるよ。
遅くもらう「繰り下げ受給」
逆に66歳以降に遅らせてもらうことを繰り下げ受給という。こちらは1ヶ月遅らせるごとに0.7%増額されていくよ。最大75歳まで繰り下げができて、その場合は65歳で受け取るより84%も多くなる(1.7万円が3.1万円になるイメージ)。
ただし、繰り下げるとその分受け取り開始が遅くなるわけだから、長生きしないと「損」になる場合も。健康状態や生活費の状況を見ながら選ぶのが大事だよ。
年金をもらうために必要な条件とは?
年金は「払ってさえいればだれでも自動的にもらえる」わけじゃないんだよ。受け取るためにはいくつかの条件があるから確認しておこうね。
受給資格期間:最低10年の加入が必要
老齢年金をもらうには、保険料を払ってきた期間(免除を受けた期間も一部含む)が合計10年(120ヶ月)以上必要だよ。これを受給資格期間という。
たとえば20歳から22歳まで学生で国民年金を払っていなくて(未納)、その後転職を繰り返して加入期間が合計9年しかない……という場合、残念ながら老齢年金はもらえないんだよね。だから「とにかく10年は払い続ける」ことが最低条件だよ。
受給手続きは自分でやる必要がある
65歳の誕生日を迎えると、日本年金機構から「年金請求書」という書類が送られてきて、それに記入して提出する必要があるよ。これをしないと年金はもらえないんだよ。「65歳になったら自動的に振り込まれる」と思っている人が多いけど、それは大きな勘違い! 自分で手続きすることを忘れないでね。
「ねんきん定期便」で自分の状況を確認しよう
毎年誕生月になると、日本年金機構から「ねんきん定期便」というハガキが届くよ。そこには「今までいくら払ってきたか」「将来いくらもらえそうか」が書いてある。これを見れば自分の年金の状況がわかるから、捨てずに確認する習慣をつけておくといいよ。スマホで使える「ねんきんネット」でもいつでも確認できるよ。
年金の金額はいくらくらい?リアルな数字で見てみよう
「実際にどれくらいもらえるの?」って気になるよね。ここでは2024年度の目安の数字を紹介するよ。
国民年金だけの場合
40年間、保険料をすべて払い続けた場合の満額は月約6万8000円(年間約81万6000円)。これが最大なんだよね。未納期間や免除期間があるとその分減るよ。
厚生年金も合わせた場合
会社員で平均的な給料(月収約30万円)で40年間働いた場合のモデルケースだと、国民年金と厚生年金を合わせて月約14〜16万円程度が目安だよ。夫婦2人ともこのくらいもらえると合計28〜32万円になって、生活しやすくなるよね。
年金だけで老後は生活できる?
総務省のデータによると、65歳以上の夫婦2人で暮らす世帯の生活費の平均は月約23〜25万円程度。年金だけでなんとかカバーできそうな水準ではあるけど、医療費や介護費が増えることも考えると「年金だけで安心」とは言い切れないよ。iDeCoやNISAなど、自分でも老後に向けた資産作りをしておくのが賢いやり方だよ。
年金は物価に合わせて変わる
年金の金額は毎年物価や賃金の変動に合わせて見直されるよ。これをマクロ経済スライドという仕組みで調整しているんだよ。物価が上がれば年金も上がる(ただし上がり幅は抑えられる場合も)から、「もらえる額がずっと固定」というわけじゃないんだよね。
