一戸建てって何?わかりやすく解説

「いつかは一戸建てに住みたい」って大人は言うよね。でもそもそも一戸建てって何がアパートと違うのか、買うのにどれくらいお金がかかるのか、よくわかんないでしょ。この記事を読めば、一戸建てがどんな家で、どうやって手に入れるのか、メリット・デメリットは何かが、全部わかっちゃいますよ。

一戸建てってよく聞きますけど、アパートやマンションと何が違うんですか?

いい質問だね。簡単に言うと、建物全部が自分のものになるのが一戸建て。アパートやマンションは、建物は大家さんの物で、自分は部屋を借りてるだけなんだよ。
へー、建物全部が自分のものって、すごいですね。でも買うのに何千万円もかかりますよね?

その通り。だから普通の人は銀行からお金を借りるんだよ。それを住宅ローンって言うんだけど、つまり家を買うためのローン。20年とか30年かけて少しずつ返す感じだね。
借金を30年も返すって、大変じゃないですか?

大変なんだけど、見方を変えると、毎月アパートの家賃を払う代わりに、ローンを払って最後には自分の家が手に入る。つまり、お金を払って終わりじゃなくて、資産が残るんだよ。賃貸は払った分がもう返ってこないけど、一戸建ては自分のものになるんだ。
📝 3行でまとめると
  1. 一戸建てとは 建物全部が自分のものになる家で、アパートやマンションとは違う持ち物の形が根本的に異なります
  2. 購入するには 住宅ローンという銀行からの借金を使って、20年から30年かけて少しずつ返していく方法が一般的です
  3. 毎月の支払いは賃貸と似ているけど、最後に資産として自分のものが残るという大きな違いがあります
目次

もうちょっと詳しく

一戸建てと似た言葉で「持ち家」というのがあるんだけど、これはアパートやマンションでもあてはまるんだ。つまり、持ち家=自分が所有している家(一戸建てだけじゃなくてマンションもある)ということ。逆に「賃貸」というのは、大家さんから借りている家(アパート・マンション・一戸建てもある)ってことなんだよ。だから、「一戸建て=持ち家」じゃなくて、「一戸建ては、持ち家として買うこともあるし、賃貸として借りることもある」ってわけなんだ。

💡 ポイント
「一戸建て」は建物のタイプ。「持ち家」と「賃貸」は所有関係。別の分け方だから混ぜちゃダメ!

⚠️ よくある勘違い

❌ 「一戸建てなら絶対に持ち家で、買う家だ」
→ 実は一戸建てを賃貸として借りることもあります。庭付きの一戸建てを大家さんから月々のお金で借りる人もいるんだよ。
⭕ 「一戸建ては建物のタイプで、それを買うか借りるかは別の話」
→ 正解。持ち家か賃貸かは、一戸建てかアパートかとは関係なく決まります。
なるほど〜、あーそういうことか!

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一戸建てってどんな家?

一戸建てというのは、簡単に言うと「1つの建物が1つの家族(または1人)のもの」という家のことだよ。アパートやマンションは、1つの大きな建物の中に、たくさんの家族が住んでるでしょ。上下左右に隣近所がいて、壁を共有してる感じ。それに対して、一戸建ては「この家全部が俺のもの」という状態なんだ。

例えば、あなたのクラスで机がいっぱいあるでしょ。その1個の机が「アパートの部屋」だと思ってみて。その机は学校のものだから、自分だけのもんじゃないよね。でも家に帰ると、自分の部屋があって、そこは自分のプライベート空間。机も本棚も全部自分のもの。一戸建てはそれと同じ感じ。建物全体が「自分の部屋」みたいなもんなんだ。

だからこそ、一戸建てには大事な特徴がある。まず、庭がついてるってことが多いんだよ。野菜を育てたり、子どもを遊ばせたり、好きなことができる。アパートやマンションだと、庭がないか、あってもみんなで使う共有スペースなんだ。次に、騒音の自由度がある。上の階の人がいないから、走り回っても大丈夫。楽器の練習だって、隣の部屋がなければ気兼ねなくできるよね。

さらに、改造・リフォームが自由ってのも大きい。壁を塗り直したい、壁を取っ払いたい、窓を増やしたい。こんなことがしたくても、アパートやマンションだと大家さんの許可が要るんだ。なぜなら、建物は大家さんのもんだから。でも一戸建てなら、建物が自分のもんだから、好きにしていいんだよ。

つまり、一戸建てのいいところを一言で言うと「自分の思い通りに使える」ってこと。これが、大人たちが「一戸建てに住みたい」って言う理由の1つなんだ。ただし、その代わりに「すべての責任も自分」ってことになる。屋根が壊れたら自分で直す。庭の手入れも自分。修理費だって全部自分で払う。その覚悟がある人が、一戸建てを買うんだよ。

持ち家と賃貸の違い

ここで大事なポイントを一つ。一戸建てと持ち家・賃貸は別の考え方なんだよ。さっきも少しまとめたけど、もう一度説明するね。

持ち家というのは「その家が自分のもの」ということ。つまり、自分でお金を払って買った家のこと。土地も建物も、自分の所有物だから、銀行のローンを全部返せば、誰にも文句言われずにずっと使えるんだ。売ることだってできるし、子どもに相続することだってできる。すごいでしょ。

一方、賃貸というのは「その家を大家さんから借りてる」ということ。毎月、大家さんにお金(家賃)を払って、その家に住む権利を得るんだ。ちょうど図書館から本を借りるみたいな感じだね。借りてるから、返すときには元の状態に戻す必要があるし、改造も許可制。でも、住まなくなったら出ていけばいいし、修理だって大家さんがやってくれることが多いんだ。

では、これを「一戸建て」に当てはめるとどうなるか。

持ち家の一戸建て:自分でお金を払って一戸建てを買った。土地も建物も自分のもの。修理も改造も税金も全部自分の責任。毎月のローン返済がある。返済が終わったら、その家はずっと自分のもの。

賃貸の一戸建て:大家さんから一戸建てを借りてる。毎月、家賃を払う。修理は大家さんがやってくれることが多い。改造は許可が要る。なぜなら建物は大家さんのもんだから。引っ越したい時は、契約を解除して出ていく。

どっちがいいかは、人それぞれなんだよ。持ち家なら、自分のものになるから、30年ローンを頑張れば資産が残る。でも、ローンを払わなきゃいけないし、修理費がビックリするほど高いことだってある。賃貸なら、毎月決まった金額を払うだけだし、壊れたら大家さんが直してくれる。でも、払い続けても自分のものにはならないし、引っ越しを強制されることもあるんだ。

一戸建てのメリット

では、一戸建てを買う(持ち家にする)と、どんないいことがあるのか見てみようか。

まず、最大のメリットは資産が残るってこと。毎月ローンを払ってて、最後に完済すれば、その家はもう100%自分のもんなんだ。アパートに30年住んでも、払ったお金は返ってこない。でも一戸建てなら、30年かけてローンを完済すれば、その土地と建物が自分の資産になるんだよ。これはめちゃくちゃデカい。もし売りたくなったら、その家を売ってお金に変えることもできる。子どもに遺してあげることだってできる。

次に、プライバシーがすごい。隣にはアパートみたいに他の家族がいないから、騒音を気にしなくていい。子どもが走り回ったり、泣いたり、楽器を練習したり。上の階の人がいないから「ドスドスって音がうるさいな」って言われることもない。犬を飼いたい、猫を飼いたいってなっても、一戸建てなら気兼ねなくできることが多い(ただし地域によって決まりがある場合もあるけど)。

庭があるというのも大きなメリット。野菜を作ったり、花を育てたり、子どもと遊んだり。自分のプライベート空間だから、他人に見られることもない。バーベキューだってできる。アパートみたいに「ベランダで何かするな」みたいな制限がないんだよ。

それから、自由に改造できる。壁を塗り直したい、間取りを変えたい、キッチンを新しくしたい。全部、自分の判断でできるんだ。アパートなら大家さんの許可が要るけど、一戸建てなら「これは自分の家だから」ってやればいい。自分たちのライフスタイルに合わせて、家をカスタマイズできる喜びってのは、賃貸では味わえないんだよ。

最後に、ローンを払い終わったら、毎月の支払いがゼロになる。アパートなら、一生家賃を払い続けるでしょ。でも一戸建てのローンを完済すれば、毎月のローン支払いはなくなるんだ。もちろん、固定資産税こていしさんぜいとか修理費とかは要るんだけど、家賃を払うより安いことが多い。

一戸建てのデメリット

いいことばっかり言ってるけど、デメリットだってあるんだよ。知っておかないと、後で「えっ、こんなに大変なの?」ってなっちゃう。

まず、修理費がヤバい。屋根が壊れたら、修理に100万円?200万円?アパートなら大家さんが修理するけど、一戸建てなら全部自分で払うんだ。外壁も10年ごとに塗り直さなきゃいけない。シロアリが出たら、駆除に何十万円。エアコンが壊れたら、新しいのを買わなきゃ。こういう予想外の大きな出費が、いきなり来るんだよ。毎月の貯金の中から、修理費用を用意しておかないといけないんだ。

次に、ローンの責任がデカい。借金だからね。30年間、毎月払い続けなきゃいけない。もし仕事を失ったら、病気になったら、ローンが払えなくなったら…。銀行から家を取られちゃう可能性だってあるんだ。アパートなら、出ていくだけで済むけど、一戸建てはそうじゃない。

庭の手入れが大変。雑草は生える。落ち葉は掃く。毎週末、庭の手入れをしなきゃいけない。夏は蚊も多いし、虫も出てくる。年をとったら、この庭の手入れがキツくなることもあるんだよ。「庭があって楽しい!」って最初は思うけど、5年10年経つと「この庭の世話、大変だな」ってなることもあるんだ。

それから、移動が難しい。アパートなら、仕事が変わったから、引っ越そう。新しい彼女(彼氏)とどこかに住もう。こんなことが簡単にできる。でも一戸建てなら、「家を売るのに3ヶ月かかった」「思ったより安く売れなかった」「買い手が見つからない」こんなトラブルが起きるんだ。

固定資産税こていしさんぜいとか火災保険とか、毎年払わなきゃいけないお金がある。アパートでも払うけど、持ち家の一戸建てならいろんな税金と保険が必要になるんだ。

最後に、ご近所さんとのトラブルがめんどくさい。隣の人の庭の木が自分の庭に落ちてくる。ペットの鳴き声。夏祭りの時の駐車。こういう「アパートなら管理人さんが間に入ってくれた」みたいな問題を、全部自分で解決しなきゃいけないんだよ。

購入するにはどうするの?

では、実際に一戸建てを買う場合、どんなステップを踏むのか見てみよう。大人になった時のために、知っておいて損はないよ。

まず、予算を決める。どれくらいのお金なら、毎月払い続けられるか。例えば、毎月10万円なら払えるな、とか。銀行は「お前の年収から判断して、いくらまで貸すよ」って決めるんだ。年収が低いと「100万円の家しか買えません」ってなるし、年収が高いと「5000万円まで貸すよ」ってなる。

次に、物件を探す。不動産屋さんに「このエリアで、予算2000万円の一戸建てください」って言う。すると、ネットに載ってる物件の中から、いくつか見せてくれるんだ。見に行って「いいな」と思ったら、値引き交渉をしてみることもできるんだよ。

気に入ったら、銀行で住宅ローンを申し込む。銀行は「この人、ちゃんと返してくれるかな」を判断する。年収とか、今までのローンの返済状況とか、勤めてる会社とか。これを審査(つまり「合格かどうか」の判定)という。審査に通ると「30年で2000万円貸すよ。毎月いくら払ってくださいね」ってなるんだ。

その後、物件の「ここは大丈夫か」をチェックしてもらう。建物に傷みがないか、地盤は大丈夫か。これをインスペクション(つまり「建物の健康診断」)という。問題なければ、契約に進むんだ。

最後に、売買契約と登記。「この家、俺のもんだぞ」って政府に登録するんだ。これを登記という。銀行も「お前の名義で家が登録されたな。じゃあ、ローン返済開始だ」ってなる。

ここまでで、3ヶ月から半年くらいかかるんだよ。焦らず、慎重に進めるんだ。だって、30年のローンだからね。後悔したくないでしょ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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