「第三四半期って何?」「Q3って略されてるけどよくわからない…」って思ったことない?ニュースやビジネス系の記事を読んでいると、こういう言葉がさらっと出てきて「なんとなくわかった気」になってしまうやつだよね。でも実はちゃんと理解しておくと、ニュースの読み方が全然変わるし、大人の世界のことがぐっと見えてくる。この記事を読めば「第三四半期」のことがスッキリわかるよ。
- 1年を3ヶ月ずつ4つに分けたものが四半期(Quarter)で、その3番目が第三四半期
- 日本の会社は4月始まりの会計年度が多いため、第三四半期は10〜12月になることが多い
- 四半期ごとに業績を確認・発表することで、素早い経営判断や投資家への情報開示が可能になる
もうちょっと詳しく
四半期という区切りは、もともとアメリカのビジネス文化から広まったものだよ。アメリカでは1月スタートの会計年度が主流で、Q1(1〜3月)、Q2(4〜6月)、Q3(7〜9月)、Q4(10〜12月)という区切りが標準的に使われている。一方、日本では多くの大企業が4月スタートを採用しているから、同じ「Q3」や「第三四半期」という言葉でも、具体的にどの月を指しているのかが変わってくる。グローバルなニュースを読むときは「どこの国の・どの会社の話か」をチェックするクセをつけると、混乱しなくなるよ。決算発表のスケジュールも会社によって違うから、気になる会社があればIR情報(つまり投資家向け情報)のページを見てみるといいね。
日本企業のQ3は多くが10〜12月!「Q3=夏」と思い込まないで
⚠️ よくある勘違い
→ 会計年度の始まりが会社によって違うので、第三四半期がいつかは一概に言えない
→ 4月始まりなら10〜12月、1月始まりなら7〜9月。まずどの年度基準かを確認しよう
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四半期ってどういう仕組み?1年を4つに分ける理由
まず「四半期」という言葉の成り立ちから確認しよう。「四半」とは「4分の1」のこと。「四半期」は「1年を4つに分けたうちの1つの期間」という意味だよ。1年=12ヶ月なので、12÷4=3。つまり1四半期=3ヶ月になる。
なぜ3ヶ月単位で区切るのかというと、「1年単位だと長すぎて問題に気づくのが遅い、1ヶ月単位だと細かすぎて全体像が見えにくい」というちょうどいいバランスだからだよ。
学校の勉強に例えてみよう。もし通知表が3年に1回しか出なかったら、気づいたときには手遅れで取り返しがつかないよね。でも毎週テストがあっても疲れちゃう。だから日本の学校では3学期制や2学期制を使って、適切なタイミングで成績を確認するわけだ。会社の四半期も全く同じ発想なんだよ。
4つの四半期の名前と略し方
4つの四半期にはそれぞれ名前がついてる。英語の「Quarter(クォーター)」の頭文字を取って、Q1・Q2・Q3・Q4と略すのが世界的に一般的だよ。日本語では第一四半期・第二四半期・第三四半期・第四四半期という言い方をする。
- Q1(第一四半期):年度の最初の3ヶ月
- Q2(第二四半期):年度の4〜6ヶ月目
- Q3(第三四半期):年度の7〜9ヶ月目
- Q4(第四四半期):年度の最後の3ヶ月
「Quarter」はスポーツでも使われる言葉だよ。バスケットボールやアメフトでは試合時間を4つに区切って「第1クォーター」「第2クォーター」と呼ぶよね。あの感覚と全く同じで、1年というゲームを4つのクォーターに分けて管理しているイメージだよ。
第三四半期はいつ?日本と海外での違いを整理しよう
「第三四半期がいつか」を答えるには、まず「その会社・組織がいつ年度を始めるか」を知る必要がある。これを会計年度(つまり「お金の計算のための1年の区切り」のこと)と呼ぶよ。
カレンダー年度(1月始まり)の場合
1月1日に年度が始まるパターン。アメリカの多くの企業やグローバル企業がこれを採用している。
- Q1:1月・2月・3月
- Q2:4月・5月・6月
- Q3:7月・8月・9月
- Q4:10月・11月・12月
AppleやGoogleなどの海外有名企業のニュースで「Q3の売上が…」と出てきたら、7〜9月のことを指していることが多いよ。ただしAppleは9月始まりの会計年度を使っているので、企業によって異なる点には注意が必要だ。
日本の会計年度(4月始まり)の場合
日本では学校と同じで、4月に年度が始まる会社が多い。トヨタ・ソニー・ソフトバンクなど、日本の大企業の多くがこれを採用している。
- Q1:4月・5月・6月
- Q2:7月・8月・9月
- Q3:10月・11月・12月
- Q4:1月・2月・3月
つまり日本のニュースで「第三四半期の決算発表」と聞いたら、多くの場合は10月〜12月の話をしているんだよ。年末年始あたりに「Q3決算」という言葉をよく聞くのはこのためだね。
会社によっては独自の年度もある
さらにややこしいことを言うと、世界には3月始まり・7月始まり・10月始まりなど、独自の会計年度を採用している会社や国もある。だからニュースを読むときは「どの会社の話か」「その会社の年度はいつ始まるか」を意識するといいよ。Appleのように有名企業でも「9月始まり」という独自ルールを持っている会社もあるから、決め付けは禁物だね。
第三四半期の決算発表って何をしてるの?
「決算発表」という言葉、ニュースでよく聞くよね。これは「お金の計算結果を公表すること」つまり「会社の通知表を外に見せる日」のことだよ。
株式市場に上場している会社(つまり誰でも株を買える会社)は、投資家(つまり「その会社にお金を投じている人たち」のこと)に対して定期的に経営状況を正直に報告する義務がある。これは法律で決まっていることなんだ。
決算発表で公表される主な内容
- 売上高:その期間にどれだけの売上があったか
- 営業利益:売上から費用を引いた「本業での儲け」
- 純利益:最終的に手元に残った利益
- 業績予想の修正:「今後の見通しを上方修正・下方修正」という形で発表されることも多い
決算発表の内容が「予想より良かった」場合は株価が上がりやすく、「予想より悪かった」場合は株価が下がりやすい。だから決算発表の時期には株式市場が特に動きやすくなるんだよ。投資に興味がある人は、こういった四半期スケジュールを意識しておくと役に立つよ。
第三四半期決算は特に注目されやすい
日本の4月始まり企業の場合、第三四半期(10〜12月)はちょうど年度の終わり(3月)まで残り3ヶ月というタイミング。ここで「今年度の目標を達成できそうか」がだいたいわかってくるから、通期業績予想の修正(つまり「年間の見込みを見直す発表」のこと)が多く出やすい時期でもある。投資家にとっては特に注目度が高い発表時期なんだよ。
ビジネスの現場では「Q3」をどう使ってる?
「四半期」は決算発表だけじゃなく、会社の日常業務でも頻繁に使われる言葉だよ。実際のビジネスシーンを覗いてみよう。
目標設定と振り返りのサイクル
多くの会社では「四半期ごとに目標を設定して、期末に振り返る」というサイクルを回している。例えばGoogleで有名なOKR(目標と主要な成果指標)という目標管理の方法は、もともと四半期単位で運用することを前提に設計されているんだ。
社員一人ひとりも「Q3中にこのプロジェクトを完成させる」「Q3の終わりまでに売上目標を達成する」という形で仕事の区切りを四半期に合わせて考えている。だから「Q3に入ったね、頑張ろう」「Q3は何の目標を立てる?」という会話が会社では普通に行われているんだよ。
「Q○」という略し方はビジネス英語の基本
ビジネスメールやプレゼンで「in Q3」「Q3 results」「Q3 guidance」などの表現はとても一般的だよ。将来ビジネスの場で英語を使う機会があるなら、この言葉は確実に覚えておきたい基本中の基本。日本語でも「Q3の数字を確認してほしい」「Q3に向けて準備を進める」という言い方が社内会話ではよく使われているよ。
季節との関係も重要
第三四半期(日本の4月始まりなら10〜12月)は、ちょうど年末商戦と重なる時期でもある。クリスマスや年末年始の需要が高い小売業や飲食業にとっては、Q3が年間で最も売上が大きくなる「稼ぎ時」になることが多い。逆にQ1(4〜6月)やQ2(7〜9月)は売上が落ち込む閑散期というビジネスもある。だから四半期ごとの比較をするときは「季節要因もある」ということも頭に入れておくといいよ。
「第三四半期」を知るとニュースの見え方が変わる
ここまで読んでくれたなら、もう「第三四半期」という言葉が出てきても怖くないはずだよ。最後に、この知識を使ってニュースを読むコツをまとめるね。
ニュースを読むときのチェックポイント3つ
- ①どの会社・国の話か:日本企業か海外企業かで年度の始まりが変わる
- ②その会社の会計年度はいつ始まるか:気になる会社は事前に調べておくと読み解きやすい
- ③前年同期比で見る:「Q3の売上が増えた」というニュースは、去年の同じ時期と比べているから季節要因がフラットになって比較しやすい
投資を学ぶ入り口にもなる
四半期・決算発表・業績予想修正といった言葉は、株式投資や資産運用を学ぶ上での基礎知識になる。難しそうに見えるけど、仕組みを理解すると「あの会社の業績が良かったのは年末商戦のおかげかな」「Q3の決算が悪かった理由はなんだろう」というふうに、経済ニュースを自分の頭で考えられるようになるんだよ。
「第三四半期」という言葉一つを知るだけで、ニュースの読み方・お金の流れの理解・ビジネスの基本が全部つながってくる。学校で習うお金の話よりずっとリアルで面白いと思わない?ぜひ今日から経済ニュースを読むとき、「これは何月から何月の話かな?」と意識してみてね。
