「経費で落とせるの?」って大人が言ってるの、聞いたことない?なんかよくわからないけど、なんかお得なことっぽいよね。でも経費って実際どういう意味なのか、誰かにちゃんと教えてもらったことある人ってあんまりいないんじゃないかな。この記事を読めば、経費のしくみが丸ごとわかるよ。
- 経費とは 仕事のためにかかったお金 のことで、個人のお金とは別に管理する必要がある
- 経費を申告すると 課税される「もうけ」が減る ため、払う税金が少なくなるしくみがある
- 何でも経費になるわけではなく、仕事との関連性 が認められるものだけが対象になる
もうちょっと詳しく
経費のしくみを理解するには「利益(もうけ)に税金がかかる」という大前提を知っておくことが大切だよ。たとえばフリーランスのイラストレーターが1年間で100万円分の仕事を受けたとしよう。でもその仕事をするためにパソコン代20万円、ソフト代5万円、資料代3万円を使った。この28万円が経費。100万円から28万円を引いた72万円が「利益」になって、その72万円に税金がかかるんだ。経費をちゃんと記録しておかないと、使ったお金を無視して100万円まるごとに税金がかかってしまう可能性もあるから、経費の管理はすごく重要だよ。会社員は会社が代わりにやってくれてるけど、個人で仕事をする人は自分で管理しないといけないんだ。
経費は「領収書」をもらって保管しておくことが超大事!証明できないと認められないよ。
⚠️ よくある勘違い
→ 経費にしても支払ったお金が戻ってくるわけじゃないよ。あくまで税金が減るだけで、お金は使ってる。
→ 30万円の経費で税率20%なら、6万円分の税金が減る計算。タダにはならないけど、確実にお得だよ。
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経費とは何か?基本のキを押さえよう
経費の意味をひと言で言うと
経費とは、つまり「仕事をするためにかかったお金」ということだよ。英語では “expense”(エクスペンス)って言うんだけど、日本語では「経費」「費用」「コスト」なんて言い方をするよ。
身近な例で考えてみよう。たとえばパン屋さんを想像してみて。パンを作るために小麦粉や卵やバターを買うよね。お店の電気代もかかるし、パンを入れる袋も必要。お客さんに「新作パンができました」ってチラシを配るための印刷代もかかる。こういった「お店を運営するためにかかったお金」が、全部まとめて経費なんだ。
逆に、パン屋のオーナーが自分のランチで食べるサンドイッチの材料は経費にならない。それは「仕事のため」じゃなくて「自分のため」だから。この「仕事のため」かどうかの線引きが、経費の一番大事なポイントだよ。
会社員と個人事業主では扱いが違う
会社員の場合、会社が経費を管理してくれてるから、自分であれこれ申告する必要はほとんどないよ。でも「出張の交通費を立て替えた」「接待の食事代を払った」なんてときは、領収書を会社に提出して「経費精算」をするよね。あれが経費の申告だよ。
一方、フリーランスや個人事業主(つまり自分でビジネスをしている人)は、自分で全部管理しなきゃいけない。1年間の売上と経費を自分で計算して、税務署に「確定申告」という書類を出す必要があるんだ。だから経費をちゃんと把握しておくことが、個人事業主にとってはとくに重要なんだよ。
経費が「お得」な理由を税金のしくみから理解しよう
税金は「もうけ」にかかる
日本では、所得税や法人税といった税金は「もうけ(利益)」に対してかかる。つまり「いくら稼いだか」じゃなくて「いくら手元に残ったか」に対して税金がかかるんだよ。
この「もうけ」を計算するときに使う式がこれ。
- 売上 ― 経費 = 利益(もうけ)
- 利益 × 税率 = 払う税金
だから経費が増えれば増えるほど「もうけ」が少なくなって、払う税金も少なくなる。これが「経費でお得になる」理由だよ。
具体的な数字で見てみよう
ちょっと計算してみよう。フリーランスのライターが年間200万円稼いだとするよ。
- パターンA:経費がゼロの場合 → 利益200万円に税金がかかる
- パターンB:経費が50万円ある場合 → 利益150万円に税金がかかる
税率が仮に20%だとすると、パターンAは40万円の税金、パターンBは30万円の税金。経費を申告するだけで10万円も差が出るんだよ。経費をちゃんと申告しないと、「払わなくてよかった税金」まで払うことになっちゃうよね。
だから「経費管理をしっかりする」ってことは、合法的に税金を少なくする大事な方法なんだ。脱税(税金をごまかすこと)とは全然違うよ。正しいルールにのっとって「仕事で使ったお金をちゃんと申告する」のは、むしろ当然のことなんだ。
何が経費になる?具体的な例を知っておこう
経費になりやすいものの一覧
経費として認められるものには、いろんな種類があるよ。大きく分けるとこんな感じ。
- 仕入れ代:商品や材料を作るために買うもの(お菓子屋の砂糖、花屋の仕入れ花など)
- 交通費:仕事で移動するときの電車代・バス代・ガソリン代など
- 通信費:仕事で使うスマホ代・インターネット代
- 広告宣伝費:チラシ・SNS広告・ウェブサイト運営費など
- 接待交際費:お客さんや取引先と食事したときの費用(ただし一部制限あり)
- 消耗品費:ボールペン・コピー用紙・インクなど仕事で使う消耗品
- 減価償却費:パソコンや機械など長く使う道具の費用を少しずつ計上したもの
- 家賃・光熱費:自宅兼事務所の場合は、仕事で使ってる割合の分だけ経費にできる
「仕事に関係あるか」が判断のカギ
大事なのは「仕事との関連性」だよ。同じものを買っても、仕事で使うなら経費になるけど、プライベートで使うなら経費にはならない。たとえばYouTuberが動画のBGMを研究するためにCDを買ったら経費になるかもしれないけど、普通に音楽を楽しむためだけに買ったらならない。
判断に困ったときは「この支出がなかったら仕事ができなかったか?」と自問してみて。答えがYESなら経費になる可能性が高いよ。
経費を管理するための基本ルール
領収書・レシートは絶対に保管
経費を申告するためには「証拠」が必要だよ。その証拠になるのが「領収書」や「レシート」。これがないと、「本当に仕事で使ったの?」と疑われたとき証明できなくて、経費として認めてもらえないことがある。
学校の試験で「勉強した」って言っても答案用紙に書けなければ点はもらえないよね。それと同じで、「使った」と言っても証拠がなければ認められないんだ。だから何かを仕事で買ったら、必ずレシートをもらって保管する習慣をつけることが大切だよ。
最近はスマホのアプリでレシートを写真に撮って管理できるツールも増えてるから、紙のレシートをなくさないように工夫しやすくなってきてるよ。
帳簿をつけるって何?
「帳簿(ちょうぼ)」とは、つまり「お金の出入りを記録したノート」ということだよ。個人事業主は、毎日のお金の動きを帳簿に記録しておく義務がある。昔は手書きだったけど、今は会計ソフトやアプリを使えば自動でつけてくれるから、ずいぶん楽になってるよ。
帳簿をつけておくと、確定申告のときに「1年間でどのくらい経費を使ったか」が一目でわかるようになるんだ。
経費にまつわるよくある疑問に答えるよ
Q. カフェで仕事したときのコーヒー代は経費になる?
これはよく聞かれる質問だよ。答えは「仕事をしていたなら経費になる可能性がある」。フリーランスがカフェで打ち合わせをしたり、仕事の作業をしたりしていたなら、その場所代・飲み物代は経費として認められることが多いよ。ただし「ただ休憩してただけ」なら難しい。記録に「○月○日 ○○カフェで打ち合わせ」と書いておくと証明しやすいよ。
Q. 家族への給料を経費にできる?
実は、家族に仕事を手伝ってもらって給料を払った場合、一定のルールのもとで経費にできるよ。これを「専従者給与(せんじゅうしゃきゅうよ)」っていう。つまり、家族に正式に仕事をしてもらって、正式に給料を払えば、その給料が経費になるということだよ。ただし届出が必要だったり条件があったりするから、詳しくは税理士さんに相談するのがおすすめ。
Q. 経費にできる金額に上限はある?
基本的には上限はないよ。仕事に必要なお金であれば、全額経費として申告できる。ただし「接待交際費」のように、一部だけ経費として認められる項目もある。また、あまりにも現実的ではない金額(売上をはるかに超える経費など)は、税務調査(国が調べること)でチェックされることがあるよ。
Q. 経費を多くすれば税金はゼロになる?
理論上、利益がゼロになれば税金もゼロになるよ。でも経費にできるのは「実際に使ったお金」だけだから、使ってもいないのに「経費にした」なんてことをすると「脱税」になってしまう。それは犯罪だから絶対にやってはいけないよ。正しい範囲の経費を正直に申告することが大切なんだ。
