Web3って何?わかりやすく解説

「インターネットで調べものをしたり、SNSに投稿したりするとき、自分のデータってどこに行ってるんだろう…」って思ったことない?実は今のインターネットは、GoogleやMetaみたいな大企業がみんなのデータをガッツリ管理してるんだよね。そこに「ちょっと待って、自分のデータは自分で管理したくない?」という問いかけから生まれたのがWeb3という考え方なんだ。この記事を読めば、Web3がどんな仕組みで、なんで世界中で話題になってるのかがちゃんとわかるよ。

Web3ってよく聞くけど、Web1とかWeb2もあるの?インターネットって世代があるの?

そうそう、インターネットには大きく3つの時代があるんだよ。Web1は1990年代ごろの「情報を読むだけ」の時代。新聞をネットで読む感じだね。次のWeb2が今みんながバリバリ使ってるSNSやYouTubeの時代で、自分でも発信できるようになった。そしてWeb3は「特定の会社に頼らず、自分でデータを管理できる」新しいインターネットの形のことだよ。
「自分でデータを管理」ってどういうこと?今は誰かに管理されてるの?

そうなんだよ。今のWeb2では、InstagramとかGoogleとかの大企業のサーバー、つまりコンピューターの集まりに、みんなの写真・投稿・検索履歴が全部保管されてるんだ。その会社がルールを決めて、アカウントを消すことだってできるよね。Web3ではブロックチェーンという技術を使って、特定の会社のサーバーじゃなく、世界中のたくさんのコンピューターに分散してデータを管理する仕組みを目指してるんだよ。
ブロックチェーンって何?なんか難しそう…

全然難しくないよ!こういうイメージで考えてみて。クラス全員が同じ「取引記録ノート」を持ってて、誰かが「Aさんが100円をBさんに渡した」って書いたら、みんなのノートに同時に記録されるんだ。もし一人が「やっぱり200円にしよう」って書き換えようとしても、他の全員のノートと違うからすぐバレる。この「みんなで同じ記録を持ちあう」仕組みがブロックチェーンだよ。つまり、改ざんがほぼ不可能な記録システムということだね。
じゃあビットコインとかNFTもWeb3に関係あるの?

ドンピシャ!ビットコインなどの暗号通貨はブロックチェーンで動くお金のことで、銀行を通さずに世界中に送金できるんだ。NFT(エヌエフティー)はつまり「デジタルデータの所有権を証明するもの」ということで、絵や音楽などに「これは私のもの」という証明書をブロックチェーン上でつける仕組みだよ。どちらもWeb3の代表的な応用例なんだよね。
📝 3行でまとめると
  1. インターネットには世代があり、Web3は「特定の管理者なしに動く」新しいインターネットの形のこと
  2. 中心技術のブロックチェーンは世界中のコンピューターでデータを分散管理するため、改ざんがほぼ不可能
  3. 暗号通貨・NFT・分散型アプリがその代表例で、デジタル世界に所有権という概念をもたらした
目次

もうちょっと詳しく

Web3の最大の特徴は「分散型」という点にあるよ。今のWeb2は、GoogleやAmazonといった巨大企業のデータセンターにすべてが集まる「中央集権型」の仕組みなんだ。これはつまり、1か所に全部のデータが集まってるということ。便利だけど、その会社がサービスをやめたり、規約を変えたりしたら、ユーザーはどうにもできないよね。Web3はその逆で、誰か1人や1社が「管理者」にならない設計を目指してるんだ。スマートコントラクトというつまり「条件を満たしたら自動で実行されるプログラム」という仕組みも組み合わせることで、人の手を介さずに取引や契約ができるようになってるよ。全部がつながって「新しいネットの形」を作ってるんだよね。

💡 ポイント
Web3=「管理者のいないインターネット」を目指す動き。ブロックチェーンがその土台!

⚠️ よくある勘違い

❌ 「Web3って暗号通貨詐欺と同じでしょ?怪しいやつ」
→ Web3という技術概念そのものと、それを悪用する詐欺師を一緒にしてしまってる誤解だよ。包丁が料理にも使えるし危険にも使えるのと同じで、技術自体は中立なんだ。
⭕ 「Web3は技術の方向性のことで、詐欺はその悪用にすぎない」
→ ブロックチェーン技術は金融・医療・物流など多くの分野で真剣に研究・活用されてるよ。「怪しい人がいる=技術が怪しい」ではないんだよね。
なるほど〜、あーそういうことか!

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Web1・Web2・Web3、インターネットの3つの時代

読むだけだったWeb1の時代

インターネットが世に出てきた1990年代〜2000年代前半ごろ、それがWeb1の時代だよ。このころのウェブサイトは、企業や個人が作った情報を「読む」ためのものがほとんどだった。今みたいにコメントしたり、いいねしたり、動画を投稿したりなんてできなかったんだ。図書館で本を読むのに近いイメージだよ。情報の流れは一方通行で、ユーザーはただ受け取るだけだったんだよね。

発信できるようになったWeb2の時代

2000年代後半からが、今みんなが使ってるWeb2の時代だよ。TwitterやInstagram、YouTubeなど、誰もが発信できるプラットフォームが一気に広がった。ユーザー同士がつながれるようになって、インターネットはずっとにぎやかになったよ。でも同時に問題も生まれた。Googleでの検索履歴、Instagramへの投稿、Amazonの購買データ…これら全部が「GAFAMと呼ばれる大企業のサーバーに蓄積されてる」んだよ。つまりデータを持ってるのは企業で、ユーザーじゃないということ。この「データの所有権」の問題が、Web3を生んだ大きな動機の一つなんだよね。

自分でデータを管理するWeb3の時代へ

Web3は2020年代ごろから本格的に注目されてきた概念で、「分散型ウェブ」とも呼ばれるよ。特定の企業や国に依存せず、ユーザー自身がデータや資産を管理できるインターネットを目指してるんだ。まだ「目指してる段階」の部分も多くて、完全に実現してるわけじゃないけど、すでにブロックチェーン上で動くサービスはたくさん存在してるよ。

ブロックチェーンの仕組みをもっとわかりやすく

「みんなで同じメモを持ちあう」仕組み

ブロックチェーンを理解するには「分散」というキーワードがポイントだよ。普通の銀行の場合、「Aさんが1万円をBさんに送った」という記録は銀行のコンピューターだけに保存される。だから銀行のコンピューターがハッキングされたり、銀行が倒産したりしたら困ることになるよね。ブロックチェーンでは、世界中の何千・何万台ものコンピューターが同じ記録を持ちあうんだ。「ブロック」というデータのかたまりが「チェーン」のようにつながって記録されるからブロックチェーンって言うんだよ。

なぜ改ざんできないの?

たとえば10000台のコンピューターが同じ記録を持ってるとして、誰か1人が「Aさんは1万円じゃなくて100万円を送った」と書き換えようとしたとしよう。でも残りの9999台の記録と一致しないから、「これは正しくない記録だ」とすぐに判断されるんだ。全体の半数以上を同時に書き換えないと改ざんが成立しないように設計されてるから、実質的に不可能なんだよ。これが「ブロックチェーンは信頼性が高い」と言われる理由なんだよね。

スマートコントラクトって何?

ブロックチェーンにはもう一つ、スマートコントラクトという重要な仕組みがあるよ。スマートコントラクトはつまり「条件が満たされたら自動で実行されるプログラム」ということ。たとえば「商品が届いたことが確認されたら自動でお金が支払われる」みたいな契約を、人を介さずに自動で実行できるんだ。これによって仲介業者なしに取引ができるようになるし、ルールが透明でだれでも確認できるのもポイントだよ。

暗号通貨・NFT・DeFiって何が違うの?

暗号通貨はデジタルのお金

暗号通貨(クリプト)はつまり「ブロックチェーン上で動くデジタルの通貨」ということだよ。ビットコインやイーサリアムが有名だよね。銀行を通さずに世界中に送金できるのが特徴で、円やドルみたいに国が管理してるわけじゃないんだ。価値は需要と供給で決まるから、価格が大きく変動するのが今の課題でもあるよ。ただ、発展途上国など銀行にアクセスしにくい地域の人々にとっては、本当に便利な金融インフラになってる側面もあるんだよね。

NFTはデジタル所有権の証明書

NFT(Non-Fungible Token)はつまり「唯一無二であることをブロックチェーン上で証明したデジタルデータ」ということだよ。Non-Fungibleは「代替不可能」という意味で、「これはこの世に1枚しかない」ということを証明できるんだ。デジタルの絵や音楽って、普通はコピーし放題だよね。でもNFTにすると「オリジナルの所有者が自分だ」ということを記録できる。野球カードの「本物のサイン入り」みたいなイメージだよ。2021年ごろは数億円で取引されるNFTアートが話題になったけど、今は落ち着いてきてるよ。

DeFiは銀行なしの金融サービス

DeFi(ディーファイ)はDecentralized Finance、つまり「分散型金融」の略だよ。銀行や証券会社を通さずに、ブロックチェーン上で貸し借りや運用ができる仕組みのことだよ。スマートコントラクトを使って「AさんがBさんに暗号通貨を貸したら、利子が自動で支払われる」みたいなことが、会社を挟まずにできるんだ。手数料が安く済んだり、24時間取引できたりするメリットがある反面、バグや詐欺のリスクもあって、まだ発展途上の分野なんだよね。

Web3の「すごいところ」と「課題」を正直に見てみよう

Web3の良いところ

Web3には確かに魅力的なポイントがたくさんあるよ。まず一番大きいのは「自分のデータを自分で管理できる」という点。今みたいにSNSの会社にアカウントを突然消されたり、データを広告に勝手に使われたりするリスクが減るんだよね。次に「中間業者をなくせる」点。音楽の配信なら、今はSpotifyやApple Musicを通すけど、Web3では直接ファンとアーティストをつなぐプラットフォームが作れるんだ。アーティストがより多くの収益を受け取れるかもしれないよ。あと、国境を超えた送金が安くて速くなるのも大きなメリットだよ。

Web3の課題も正直に話しておくね

ただ、Web3には今まだ解決できていない問題もたくさんあるんだ。まず「使うのが難しい」こと。ウォレット(デジタルの財布)を作ったり、秘密鍵(つまり「絶対に失くしてはいけないパスワード」ということ)を管理したりするのは、普通の人にはハードルが高いよ。次に「環境への影響」。ブロックチェーンを動かすために大量の電力を使うタイプのものがあって、環境負荷が問題になってるんだよ。さらに「詐欺・スキャムが多い」点。規制が追いついていない部分もあって、怪しいプロジェクトに騙されるケースも多いから、情報を慎重に見極める力が必要だよ。

Web3が変えるかもしれない未来

クリエイターと音楽・アートの世界

Web3が実現すれば、クリエイターにとってはかなり嬉しい変化が起きるかもしれないよ。今は音楽を1回再生されても、アーティストに入るお金は0.003円くらいしかない場合もある。でもWeb3ベースのプラットフォームでは、NFTで楽曲を直接販売したり、スマートコントラクトで二次流通時にも自動でロイヤリティを受け取れたりできるんだ。つまりファンが直接アーティストを支援しやすい仕組みができるということだよ。すでに一部のアーティストはこういった実験的な取り組みを始めてるんだよね。

ゲームとバーチャル空間の可能性

Web3はゲームの世界とも相性がいいんだよ。今のゲームでレアアイテムをゲットしても、サービスが終了したら消えてしまうよね。でもWeb3ゲームではアイテムがNFTとして存在するから、ゲームが終わっても自分のウォレットに残るし、別のゲームで使えたり、売ったりできる可能性があるんだ。「メタバース」と呼ばれるバーチャル空間でも、土地や建物をNFTとして所有する仕組みが生まれてて、デジタル空間の「所有権」という概念が新しいビジネスを生み出してるよ。まだ発展途上だけど、ゲームを「遊ぶだけでなく稼げる場所」にしようという動きは続いてるんだよね。

日常生活への広がりはこれから

「Web3って自分には関係ない」と思ってるかもしれないけど、実は気づかないうちに使ってる日が来るかもしれないよ。たとえば、マイナンバーカードみたいな身分証明をブロックチェーン上で管理する「分散型ID」という仕組みの研究が進んでるんだ。これができると、色んなサービスに同じIDでログインできつつ、個人情報は自分でコントロールできるようになるよ。また、サプライチェーン管理、つまり「この野菜がどこの農場で育ったか」を改ざんできない形で記録する仕組みにブロックチェーンが使われ始めてるんだ。Web3の技術は、気づかないところで少しずつ私たちの生活に入り込んできてるんだよね。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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