「手術ってお金かかりそう……保険に入ってるけど、実際どれだけもらえるのかよくわからない」って思ったことない?手術が必要になったとき、医療保険から「手術給付金」が出るって聞いたことはあっても、「いくら出るの?」「どんな手術が対象なの?」って疑問だらけだよね。この記事を読めば、手術給付金のしくみがまるごとわかるよ。
- 手術給付金は保険会社が定めた 対象手術リスト に載っている手術を受けたときにもらえるお金だよ
- 金額は「入院給付金日額×倍率」で計算され、手術の種類によって10倍・20倍・40倍と変わるよ
- 最近は 日帰り手術 でも給付対象の保険が増えているから、自分の保険の条件を確認しておこう
もうちょっと詳しく
手術給付金は、医療保険や共済などに付いている「手術を受けたときに一時金が出るしくみ」だよ。正式には「手術給付金」または「手術給付特約」と呼ばれていて、つまり手術に特化した一時金ということ。入院費や手術費は健康保険で一部カバーされるけど、自己負担分・交通費・食事代・仕事を休んだ分の収入減など、保険ではカバーしきれないお金がどうしてもかかってしまう。そのとき手術給付金が「まとまった現金」として受け取れるから、使い道を自分で決められるのが大きなメリットなんだ。病院の請求書に合わせて支払う「実費補填型」とは違って、手術給付金は「定額でドンともらえる」タイプだよ。
使い道は自由!交通費・差額ベッド代・家族の宿泊費にも使えるよ
⚠️ よくある勘違い
→ 美容整形・レーシック・歯科の一部など、保険の対象外になる手術も多い。すべての手術が対象ではないよ。
→ 保険証券か保険会社の約款(ルールブック)で対象手術を必ず事前に確認しよう。不安なら保険会社に直接聞くのが確実だよ。
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手術給付金ってそもそも何?基本のしくみを理解しよう
手術給付金とは、医療保険に入っている人が「保険会社が定めた手術」を受けたときに、まとまったお金が一度に受け取れる給付金のことだよ。
「給付金」というのは、つまり「条件を満たしたときに保険会社からもらえるお金」ということ。入院したときにもらえる「入院給付金」と同じ仲間だね。
わかりやすくたとえるとこんな感じだよ。スタンプカードをイメージしてみて。「手術を受けた」というスタンプが押されたら、カードに書いてある金額が一発でもらえる──そんなしくみだよ。
医療費は健康保険(国の制度)でカバーされる部分もあるけど、それだけじゃ足りないことが多い。
- 手術後に個室に入ったときの「差額ベッド代」
- 遠い病院に通うための交通費
- 手術のために仕事を休んだ間の収入の減り分
- 家族が付き添いで病院近くに泊まるホテル代
こういった「保険で補えないお金」を手術給付金でカバーするイメージだよ。しかも使い道は自由。何に使っても文句を言われることはないんだ。
また、手術給付金が特に役立つのは「高額療養費制度を使っても自己負担が重い場合」だよ。高額療養費制度とは、つまり「1か月の医療費が一定額を超えた分を国が返してくれる制度」のこと。この制度があっても、差額ベッド代や食事代は対象外だから、手術給付金のようなまとまったお金が別途あると心強いんだ。
手術給付金は医療保険の中に最初から組み込まれているものと、「手術給付特約」として別途追加するものの2パターンがある。自分の保険にどちらが付いているかは保険証券を見ると確認できるよ。
手術給付金はいくらもらえるの?金額の計算方法
手術給付金の金額は、多くの場合「入院給付金日額×倍率」で決まるよ。
入院給付金日額というのは、つまり「入院した日に1日あたりもらえる金額」のこと。たとえば「日額5,000円」の保険なら、入院1日ごとに5,000円が受け取れる。
この日額に「倍率」をかけたものが手術給付金になるんだ。倍率は手術の種類によって違う。
- 10倍の手術:比較的小さな手術。例)皮膚の良性腫瘍を取り除く手術
- 20倍の手術:中程度の手術。例)盲腸(虫垂炎)の手術、骨折の手術
- 40倍の手術:体への負担が大きい手術。例)胃や腸の一部を切除する手術
日額5,000円の保険なら、それぞれ以下の金額になる。
- 10倍:5,000円×10=5万円
- 20倍:5,000円×20=10万円
- 40倍:5,000円×40=20万円
最近は「倍率方式」ではなく、手術の種類ごとに「一律○万円」と決まっている「定額方式」を採用する保険も増えてきたよ。たとえば「開腹手術は一律20万円」「内視鏡手術は一律10万円」のように手術ごとに金額が決まっているタイプだ。
内視鏡手術とは、つまり「お腹を大きく切らず、小さな穴からカメラや器具を入れて行う手術」のこと。昔は大きくお腹を切っていた手術が内視鏡でできるようになって、入院日数も短くなった。そのため保険会社も「開腹手術」と「内視鏡手術」で金額を分けて設定していることがあるんだ。
自分の保険がどちらの方式かは、保険証券か約款(保険のルールブック)に書いてあるよ。
どんな手術が対象になるの?対象・対象外を知っておこう
「手術さえすればもらえる」と思ったら大間違い。手術給付金には「対象になる手術」と「ならない手術」がはっきり決まっているんだ。
対象になりやすい手術の例
- 盲腸(虫垂炎)の手術
- 骨折を固定するための手術
- 胃・腸・肝臓などの切除手術
- 心臓の手術(バイパス手術など)
- がんの切除手術
- 白内障の手術(保険によって異なる)
対象にならないことが多い手術の例
- 美容整形手術(二重まぶた・鼻を高くするなど)
- レーシック(視力矯正の手術)
- 歯科の手術の一部(親知らず抜歯など)
- 診断・検査を目的としたもの(生検など条件によって異なる)
美容整形が対象外なのは、病気やけがの治療が目的ではないから。医療保険はあくまでも「病気やけがを治すためのもの」という大前提があるんだ。
また、同じ手術でも「入院中に行った手術」と「外来(日帰り)で行った手術」で扱いが異なる保険もある。古いタイプの保険は「入院中の手術のみ対象」としていることが多く、日帰りで手術を受けても給付金が出ないことがあるよ。
最近は日帰り手術がとても増えている。たとえば白内障の手術は以前は数日間の入院が必要だったけど、今は日帰りで終わることがほとんど。保険が「入院中のみ対象」だと、日帰り手術を受けてもお金が出ない、なんてことになってしまう。だから加入前に「日帰り手術が対象かどうか」を必ず確認しようね。
手術給付金を受け取るための手続きのながれ
手術給付金は、手術が終わったら自動的に振り込まれるものではないよ。自分で「請求」という手続きをしないといけないんだ。請求とは、つまり「保険会社に『手術を受けたので給付金を払ってください』と申請すること」だよ。
STEP1:保険会社に連絡する
手術が終わったら、保険会社のコールセンターやWebサイトから「給付金を請求したい」と連絡しよう。保険証券に連絡先が書いてあるよ。
STEP2:必要書類を準備する
保険会社から請求書類が送られてくる。主に必要なものはこちら。
- 給付金請求書(保険会社から届く書類)
- 医師の診断書または手術証明書(病院で発行してもらう)
- 本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)
- 振込先の銀行口座情報
診断書や手術証明書は病院の窓口に依頼すれば作ってもらえるよ。ただし、発行に5,000〜10,000円程度の費用がかかることが多い。受け取る給付金の方がはるかに多いから心配しなくて大丈夫だよ。
STEP3:書類を保険会社に送る
そろえた書類を郵送またはWebで提出する。最近はスマホで写真を撮って送れる保険会社も増えているよ。
STEP4:審査が終わったら振り込まれる
保険会社が書類を確認して問題なければ、通常1〜2週間程度で指定の口座に振り込まれるよ。
大事なポイントは「請求の期限がある」こと。多くの保険では手術を受けてから3年以内に請求しないと時効になって権利が消えてしまう。手術後は体の回復に必死で請求を忘れがちだから、退院したら早めに手続きをしておこうね。
手術給付金を選ぶときに見ておきたい3つのポイント
新しく医療保険に入るとき、または今の保険を見直すときに「手術給付金まわり」でチェックしておきたいポイントを3つまとめたよ。
ポイント1:日帰り手術が対象かどうか
前の章でも話したけど、これが一番大事。医療の進歩で日帰り手術はどんどん増えている。「入院を伴う手術しか対象外」という保険は今の医療事情に合っていないと言えるよ。「外来手術も対象」と明記されている保険を選ぼう。
ポイント2:対象手術の件数・範囲
保険会社によって対象手術の数が「約100種類」から「約1,000種類以上」まで大きく違う。対象が多い方が当然もらえる機会も多い。ただし保険料も変わるから、自分がかかりやすい病気(家族歴や持病など)に合わせて考えるといいよ。
ポイント3:同一の手術を複数回受けた場合のルール
同じ部位・同じ理由で手術を繰り返し受けた場合、「2回目以降は給付されない」「一定期間(60日など)を空けないと2回目は出ない」というルールが設けられている保険がある。つまりがんや慢性疾患で何度も手術を受ける可能性がある人は、このルールを特に確認してほしいんだ。
保険は複雑に見えるけど、チェックすべきポイントを絞ってしまえばそれほど難しくないよ。保険証券の「手術給付金に関する特約」欄を開いて、この3つを順番に確認してみてね。わからなければ保険会社の無料相談窓口を使うのがおすすめだよ。どんな質問でも丁寧に答えてくれるから、遠慮なく聞いてみよう。
