「保険に入りたいけど、毎月の保険料が高くて……」って思ったことない?民間の保険って、なんとなくお金持ちのためのものっていうイメージがあったりするよね。でも実は、もっとお手軽に入れる保険があるんだよ。それが共済保険。月々数百円から入れて、しっかり保障もしてくれる、庶民の味方みたいな存在なんだ。この記事を読めば、共済保険がどんなものか、民間の保険とどう違うのか、ちゃんとわかるよ。
- 共済保険は加入者同士の助け合いの仕組みで、保険料が安いのが最大の特徴だよ
- 種類によって加入できる人が違うけど、都道府県民共済はほぼ誰でも入れる
- 保障は民間保険より薄めなので、民間保険と組み合わせる使い方もアリ
もうちょっと詳しく
共済保険の「共済」って言葉、つまり「みんなで助け合う」という意味なんだ。同じグループ(農家・教職員・生協の会員など)に属する人たちがお金を出し合って、誰かが病気やケガをしたときに支払う仕組みだよ。日本には大きく分けて「JA共済」「都道府県民共済」「CO・OP共済」「こくみん共済(全労済)」「教職員共済」などがあって、それぞれ対象者や保障内容が異なる。民間の保険会社みたいに株主への利益配分がないから、その分を保険料を安くすることに使えるんだよね。また年度末に余剰金が出ると「割戻金」として加入者に返ってくる仕組みもある。これって普通の保険にはない、共済ならではのメリットだよ。
割戻金があるから実質の保険料はさらに安くなることも!
⚠️ よくある勘違い
→ 安いから保障がスカスカだと思い込んでいる人が多いけど、それは必ずしも正しくない
→ 若くて健康な単身者なら共済保険だけで十分なケースも多い。民間保険が絶対優れているわけじゃなく、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切だよ
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共済保険ってそもそも何?仕組みをざっくり理解しよう
「共済保険」って言葉、なんかむずかしそうに聞こえるよね。でも仕組みは意外とシンプルなんだ。
まず「共済」という言葉の意味から確認しよう。共済とは、つまり「みんなで助け合う」ということ。同じグループや地域に住む人たちがあらかじめお金を少しずつ出し合って、そのプールしたお金から、困った人(病気・ケガ・事故にあった人)に支払う、という仕組みなんだよ。
たとえばクラスで「みんなで100円ずつ集めて、誰かが消しゴムをなくしたときに買ってあげよう」って決めたとするじゃん。それに近い感覚なんだよね。みんなでリスクを分け合う、という考え方が根っこにあるわけ。
民間保険との一番の違いは「目的」にある
民間の保険会社は「株式会社」として運営されていることが多い。株式会社ってことは、株主(お金を出してくれた人)に利益を還元しなきゃいけない。だから保険料の中には「会社の利益分」も含まれることになるんだよ。
一方、共済は「協同組合」や「非営利法人」が運営していることがほとんど。つまり利益を出すことを目的にしていない。加入者(組合員)のために運営されてるから、余ったお金はそのまま加入者に還元したり、保険料を安く抑えることに使えるんだ。
これが「共済は保険料が安い」と言われる最大の理由なんだよね。
「保険料」と「掛金」の違い
ちなみに共済保険では、毎月払うお金のことを「保険料」とは呼ばずに「掛金」と呼ぶことが多い。意味はほぼ同じなんだけど、共済特有の言葉として覚えておくと、パンフレットを読むときにスムーズだよ。
共済保険の種類を知ろう。どれが自分に合う?
共済保険には色々な種類があって、それぞれ加入できる人や保障内容が異なるんだ。主な4つを見ていこう。
① 都道府県民共済
その都道府県に住んでいる、または働いている人なら基本的に誰でも入れる共済だよ。加入条件がゆるやかなので、一般の人が共済保険を考えるとき最初に思い浮かぶことが多い。
月々2000円〜のプランがあって、入院・手術・死亡などをカバーしてくれる。シンプルな保障内容で、複雑な特約などもほぼないから「保険を初めて考える人」にもわかりやすいのが特徴だよ。
② JA共済
JA(農業協同組合)が運営している共済。農家の人だけが使えるイメージがあるかもしれないけど、実はJAの組合員になれば農家でなくても加入できる場合がある(地域によって異なる)。保障内容のバリエーションが豊富で、生命保険・医療保険・車の保険など幅広いラインナップがあるよ。
③ CO・OP共済
生協(生活協同組合)が運営している共済で、生協の組合員であれば加入できる。「たすけあい」「ベーシック」などプランがあって、子どもの加入にも対応しているものがある。家族全員まとめてカバーしやすいのが魅力だよ。
④ こくみん共済(全労済)
全国労働者共済生活協同組合連合会、つまり「全労済」が運営している共済。かつては労働者向けだったけど、今は広く一般にも開放されているよ。生命共済・火災共済・自動車共済など種類が多く、日常のさまざまなリスクをカバーできる。
共済保険のメリットとデメリットを正直に教えるよ
共済保険のいいところと気をつけたいところを、正直にまとめるよ。良い面だけ見て加入して「こんなはずじゃなかった」とならないようにね。
メリット① とにかく保険料(掛金)が安い
月々1000円〜2000円程度から加入できるプランが多い。民間の医療保険と比較すると、同じような保障でも半額以下になることもある。「保険に使えるお金が少ない」という人でも始めやすいのが一番の強みだよ。
メリット② 割戻金がある
共済は年度末に決算をして、収入(掛金)から支出(保険金の支払いや運営費)を引いた余剰金が出たとき、加入者にそのお金を返してくれる仕組みがあるんだ。これが「割戻金」。つまり実質の掛金がもっと安くなるってこと。たとえば月2000円払っていたとしても、年間で数千円戻ってくるケースもある。これは民間保険にはない共済ならではのメリットだよ。
メリット③ シンプルでわかりやすい
民間保険って、特約がたくさんあって「何に入ったかよくわからない」ってことが起きがち。でも共済はプランがシンプルな場合が多いから、自分が何に対していくら保障されているか把握しやすいんだよ。
デメリット① 保障の上限が低め
安い分、一回の保険金として受け取れる金額の上限が民間保険より低いことがある。たとえば死亡保障が「最大1000万円」という民間保険に対して、共済は「最大700万円」みたいな感じ。家族を養っている人にとっては少し心許ないかもしれない。
デメリット② 加入に条件がある場合がある
都道府県民共済はほぼ誰でも入れるけど、JA共済やCO・OP共済は「組合員であること」が条件になることが多い。まず組合員になる手続きが必要になる場合もあるよ。
デメリット③ 年齢が上がると保障が変わる
共済によっては、一定の年齢(たとえば65歳以上)になると保障の内容が変わったり、金額が下がったりするプランがある。老後の保障をしっかりしたいなら、年齢に関係なく保障が続く民間保険との組み合わせを考えた方がいいかもしれないよ。
共済保険と民間保険、どっちがいいの?比べてみよう
「共済と民間保険、結局どっちがいいの?」って思うよね。答えは「人による」なんだけど、もうちょっとわかりやすく解説するよ。
共済保険が向いている人
まず共済保険がおすすめなのはこんな人だよ。
- 若くて健康で、大きな保障はいらない
- 保険料をできるだけ安く抑えたい
- 保険の仕組みがよくわからないので、シンプルなものがいい
- 独身で、自分一人が入院・ケガした場合だけカバーできればいい
たとえば20代の独身社会人なら、月2000円の都道府県民共済に入っておくだけで、入院時の費用などは十分まかなえることも多いよ。
民間保険が向いている人
一方で、こんな人には民間保険がおすすめ(または共済と組み合わせる)だよ。
- 家族がいて、死亡した場合に残された人の生活費をしっかりカバーしたい
- 持病や既往症(昔かかった病気)があって、それに対応した保険が必要
- 老後まで一定の保障を維持したい
- がん保険・収入保障保険など、特定のリスクに特化した保障がほしい
「共済+民間保険」のいいとこ取り戦略
実は、多くのファイナンシャルプランナーが勧めるのが「共済保険をベースにして、足りない部分だけ民間保険で補う」という方法なんだ。たとえば月2000円の共済に入りつつ、万が一の死亡保障だけは民間保険で上乗せする、みたいなイメージだよ。こうすることで、全部民間保険に入るよりもトータルの保険料を抑えながら、しっかりした保障が得られることがあるんだよ。
共済保険に入るときのチェックポイント
「よし、共済保険を検討してみよう」と思ったときに、何を確認すればいいかをまとめるよ。
チェック① 自分が加入できる共済を調べる
まず「自分はどの共済に入れるか」を確認しよう。住んでいる都道府県の民共済はほぼ確実に入れる。生協の組合員なら CO・OP共済も選択肢に入るよ。職場が農協系・教員・公務員などなら、それ専門の共済がある場合もある。
チェック② 保障の内容と金額を確認する
「入院したら1日いくらもらえるか」「手術のとき何円もらえるか」「死亡保障はいくらか」を必ず確認してね。パンフレットやウェブサイトに表が載っていることが多いよ。数字を見るのが苦手でも、「1日5000円もらえるんだな」程度に把握しておくと安心だよ。
チェック③ 年齢による保障の変化を確認する
さっきも書いたけど、年齢によって保障内容や掛金が変わる共済があるよ。今は安くても、60歳・65歳以降にどうなるかを事前に確認しておくと、あとで「こんなはずじゃなかった」を防げるよ。
チェック④ 割戻金の実績を見てみる
その共済が毎年どのくらい割戻金を出しているかは、公式サイトやパンフレットに載っていることが多い。割戻率が高いほど実質の掛金が安くなるので、比較の参考にしよう。ただし割戻金は毎年変わるし、保証されるものじゃないから過信しないようにね。
チェック⑤ 複数の共済・保険を比較してみる
「とりあえず一番有名そうな共済に入ろう」じゃなくて、2〜3つ並べて比べてみるといいよ。同じ掛金でも保障内容が違ったり、同じ保障でも掛金が違ったりするから、自分のニーズに一番合うものを選ぼう。比較サイトやFPへの相談も活用してみてね。
