「保険を解約したら、お金が返ってくるって聞いたけど、本当?」って思ったことない?でも、いざ調べてみると難しい言葉ばかりで「もういいや」ってなりがちだよね。この記事では、解約返戻金がどんなものか、損しないためにどう考えればいいのかを、友だちに話すみたいにわかりやすく説明するよ。この記事を読めば「解約返戻金ってそういうことか!」って必ずスッキリするよ。
- 解約返戻金は保険を途中でやめたときに戻ってくるお金で、貯蓄型保険にある仕組みだよ
- 加入直後は元本割れしやすく、長く続けるほど返ってくる金額が増えていくよ
- 急いで解約する前に契約者貸付という「借りる」方法も検討してみよう
もうちょっと詳しく
解約返戻金の金額は、保険の種類・加入年数・払込方法によって大きく変わるよ。保険証券や設計書には「解約返戻金額表」というページがあって、何年目に解約したらいくら戻るかが一覧で載ってるんだ。たとえば30歳で終身保険に月1万円で加入した場合、5年後に解約すると払込総額60万円に対して返戻金が40万円しかない、なんてことも珍しくない。でも20年後に解約すると払込総額240万円に対して260万円以上になるケースもある。つまり、早期解約は損で、長期継続が基本戦略ってことだね。また、税金面でも注意が必要で、解約返戻金が払込保険料の総額を超えた部分は「一時所得」として税金がかかることがあるよ。大きな金額になるときは税理士や保険担当者に確認しよう。
解約前に「解約返戻金額表」を必ず確認しよう!証券か保険会社に問い合わせればすぐわかるよ
⚠️ よくある勘違い
→ 早期解約ほど元本割れになる。払った総額より少ない金額しか戻らないことがほとんど
→ 契約してすぐ解約するとほぼゼロに近い場合も。解約前に必ず返戻金額を確認することが大切
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解約返戻金とは?まずは基本をおさえよう
解約返戻金の意味をシンプルに言うと
解約返戻金(かいやくへんれいきん)というのは、生命保険や学資保険などを途中で解約したときに、保険会社から戻ってくるお金のことだよ。
「返戻」っていう漢字が難しいけど、つまり「返す」という意味。保険料の積み立て分を一部返してもらうイメージだね。
身近な例で言うと、スポーツジムの年間会員に入ってて途中でやめるとき「残り月数分の会費を返金します」って言われる感じに近いよ。ただし保険の場合はもっと複雑な計算になってるんだ。
すべての保険に解約返戻金があるわけじゃない
大事なポイントとして、解約返戻金があるのは「貯蓄型保険」だけだよ。保険には大きく分けて2つの種類があって、
- 掛け捨て型:保障だけを買うタイプ。解約しても基本お金は返ってこない(または少額)
- 貯蓄型(積立型):保障+貯蓄が一緒になったタイプ。解約返戻金がある
掛け捨て型の代表は「定期保険」や「医療保険」。月々の保険料は安いけど、解約してもほぼゼロだよ。一方、貯蓄型の代表は「終身保険」「養老保険」「学資保険」「個人年金保険」など。月々の保険料は高めだけど、長く続けると解約返戻金がしっかり積み上がっていくんだ。
「自分の保険に返戻金があるの?」と思ったら、保険証券を見てみよう。「解約返戻金」の欄があれば貯蓄型、なければ掛け捨て型だよ。
解約返戻金はどうやって決まるの?仕組みを理解しよう
払込保険料がどう使われているか
保険料って、毎月ただ貯金されてるわけじゃないんだ。保険会社に払ったお金は主に3つに分かれて使われてるよ。
- 純保険料(保障のコスト):万が一のときに保険金を払うための積立分
- 付加保険料:保険会社の運営コスト(人件費・管理費など)
- 運用益:保険会社が保険料を運用して得た利益
解約返戻金は、このうち「保障のコストで積み立てた部分」から計算されるんだ。つまり、保険会社の運営コストにあてた分は返ってこない。これが「払った総額より少なくなる」理由の一つだよ。
解約返戻率って何?
解約返戻金の大きさを表す指標として「解約返戻率」というものがあるよ。つまり「払った総額に対して何%戻ってくるか」という割合のことだね。
たとえば総額100万円払って、解約返戻金が80万円なら返戻率は80%。これが100%を超えると「払った額より多く戻ってくる」ということになるよ。
一般的に、加入直後は返戻率が低く(20〜50%くらいのことも)、年数が経つにつれてどんどん上がっていく。終身保険なら20〜30年後には100%を超えることが多いよ。設計書に「解約返戻金のシミュレーション表」が載ってるから、自分の保険で確認してみてね。
早期解約は損!タイミングによってこんなに違う
最初の数年はほぼ戻ってこない
解約返戻金のいちばん大事な特徴は「早く解約すればするほど損をする」ということ。特に最初の2〜3年は返戻率が極端に低くて、0〜30%くらいしか戻ってこないこともある。
たとえば月々1万5000円の終身保険に加入したとして、
- 1年後に解約 → 払込総額18万円に対して返戻金が2〜3万円(返戻率10〜15%)
- 5年後に解約 → 払込総額90万円に対して返戻金が60〜70万円(返戻率65〜75%)
- 20年後に解約 → 払込総額360万円に対して返戻金が380万円以上(返戻率100%超)
こんなふうに、年数によって受け取れる金額がぜんぜん違ってくるんだ。保険は「長く続けることで元がとれる」金融商品なんだよ。
払済保険・延長保険という選択肢もある
「保険料の支払いが厳しいけど、すぐ解約するのはもったいない」と思ったとき、いきなり解約しなくていい方法もあるよ。
払済保険(はらいずみほけん)というのは、今後の保険料の支払いをやめて、今の解約返戻金を原資に保障を小さくして継続する方法。つまり「もう払わなくていい、でも保険は続ける」ということだね。
延長保険(えんちょうほけん)は、保障の金額はそのままで、保険期間を短くして継続する方法。どちらも解約よりも損が少ないケースが多いから、困ったときはまず保険会社に「払済や延長保険にできますか?」と聞いてみよう。
お金に困ったら「解約」より「契約者貸付」を使おう
契約者貸付とは?
急にまとまったお金が必要になったとき、多くの人はすぐ「保険を解約しよう」と考えがちだよ。でも知ってほしいのが「契約者貸付(けいやくしゃかしつけ)」という制度。
これは、解約返戻金の一定割合(通常は70〜90%程度)を保険会社から借りられる仕組みだよ。つまり「保険を解約せずにお金を借りられる」ということ。銀行のカードローンみたいなイメージだけど、自分の積み立てたお金を担保に借りるから金利が低め(年3〜6%くらい)なんだ。
返済期限が決まってないことが多くて、返せるときに返せばいい。返済しないままでも保険は続くけど、借りたお金に利息が積み重なっていくから、なるべく早めに返すのがオススメだよ。
契約者貸付の使いどころ
こんなときに使えるよ、というシーンをあげると、
- 急な医療費が発生して一時的にお金が足りない
- 子どもの入学費用など、まとまったお金が必要になった
- 失業などで一時的に収入が減った
「とりあえず解約」してしまうと、それまで積み上げた返戻金の増加が途絶えてしまうし、また新たに保険に入るときは年齢が上がって保険料が高くなるデメリットもある。だから解約は本当に最後の手段、まずは契約者貸付を検討してみよう。
解約返戻金と税金の関係、知らないと損するよ
解約返戻金に税金がかかることがある
解約返戻金を受け取ったとき、「全額そのままもらえる」と思ってたら税金がかかってびっくり、ということがあるよ。どんな場合に税金がかかるのか整理しておこうね。
解約返戻金が払い込んだ保険料の総額を超えた場合、その差額は「一時所得(いちじしょとく)」として所得税がかかるよ。つまり「もうけた部分に税金がかかる」ということだね。
ただし一時所得には50万円の特別控除があるから、差額が50万円以下なら実質税金はゼロ。50万円を超えた分だけ課税されるよ。しかも一時所得は「超えた金額の半分だけ」を所得に加算して計算するから、税負担は比較的軽めなんだ。
契約者と受取人が違うと贈与税になることも
もう一つ注意したいのが、保険料を払った人(契約者)と解約返戻金を受け取る人(受取人)が違う場合。たとえばお父さんが保険料を払っていて、解約返戻金をお母さんが受け取るケースだと、それは「贈与(ぞうよ)」、つまり財産をプレゼントしたとみなされて贈与税がかかる可能性があるんだ。
贈与税は所得税より税率が高めなので要注意。保険を解約するときは契約者=受取人にしておくのが基本だよ。もし心配なら税理士や保険会社に確認してみよう。
確定申告が必要なケースを確認しよう
会社員の人でも、解約返戻金で一時所得が発生した場合は確定申告が必要なことがあるよ。一時所得の金額(=返戻金−払込保険料総額−50万円)が20万円を超えたら申告が必要と覚えておこう。「保険を解約してお金が戻ってきたら確定申告どうするんだろう?」と思ったら、税務署や税理士に相談してみてね。難しそうに見えて、実際は書類一枚で済むことがほとんどだよ。
