ニュースで「日経平均が上がった」とか「NYダウが過去最高」みたいなことを聞いたことない?株のことをよく知らない人でも、なんだか大事らしいってことはわかるよね。でも「株価指数って何?」「株とどう違うの?」って思ったことありませんか?この記事を読めば、株価指数の正体がすっきりわかるようになっちゃいますよ。
- 株価指数とは、複数の会社の株を選んで、その 平均的な動きを1つの数字にした指標 のことだ
- 日本の 日経平均株価 やアメリカの ダウ平均 など、国ごと・分野ごとに異なる指数がある
- 個別の株価じゃなくて、経済全体の健康状態を見る ための目安として使われている
もうちょっと詳しく
株価指数は「その国や地域の経済がうまくいってるか」を判断するための体温計みたいなものだ。日本ならスーパーやトヨタ、日本銀行など有名な大手企業が選ばれて、その株の動きを見る。アメリカなら、アップルやコカ・コーラ、マクドナルドみたいな世界的に有名な企業が入ってる。これらの企業が元気だということは、その国の経済全体が元気だということ。だから投資家(お金を運用してる人)たちは、毎日株価指数をチェックして「今は投資するいい時期か」を判断するんだよ。
株価指数 = 経済全体の健康状態を示す「体温計」
⚠️ よくある勘違い
→ そうとは限らないんだ。指数に入ってない会社の株は下がってるかもしれない。また、指数を構成する大手企業は上がってても、中小企業は不調ということもあり得る。指数は「平均」だから、個別企業の状況は別だよ。
→ 指数に選ばれた企業(通常は大手企業)が元気ということが、その国の経済全体が元気という目安になるってわけ。だから指数が上がれば「景気がいい傾向」、下がれば「景気が悪い傾向」と判断できるんだね。
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株価指数とは何か、まずは基本から
株価指数という言葉をニュースで聞くと、なんだか難しそうに思えるかもね。でも実は、すごくシンプルなんだ。株価指数というのは、複数の会社の株を選んで、その株価の平均や動きをまとめた指標のことだよ。つまり、「あっちの会社の株は100円、こっちの会社の株は200円…」みたいに個別に見るのではなく、「これらの会社の株の平均値はいくらかな」って見るときに使うやつだね。
例え話をしようか。学校の成績を考えてみて。Aくんが国語100点、数学90点、英語80点だったとしよう。個別の教科の点数を見ると、得意な教科と苦手な教科がわかる。でも「Aくんの総合的な学力はどのくらい?」って聞かれたら、平均値を出すよね。100点と90点と80点の平均は90点。これがAくんの「成績指数」みたいなものだ。株価指数も同じように考えたらいいんだ。
では、どうして株価指数なんてものが必要なんだろう?それはね、株式市場というのはものすごい数の企業の株で埋め尽くされてるからなんだ。日本だけで上場企業(つまり、一般の人たちも株を買える状態に登録された企業)は3000社以上ある。アメリカはもっと多い。この数千社の株をいちいち全部チェックして「経済はいい状態なのか、悪い状態なのか」って判断するのは、プロの投資家だって大変だ。だから「代表的な企業をいくつか選んで、その会社たちの株の動きを見れば、経済全体の流れがわかるはず」という賢い発想から、株価指数が生まれたんだよ。
株価指数は「経済の体温計」
株価指数のことを「経済の体温計」と呼ぶ人もいるんだ。体温計で体の健康状態を測るでしょ。体温が36度くらいなら「元気」、39度なら「高熱で病気」って判断する。同じように、株価指数が上がってるなら「経済は好調」、下がってるなら「経済は不調」って判断するんだ。
だからニュースで「日経平均が過去最高を更新した!」って報道されたら、それは日本の経済が好調だっていう合図だし、「NYダウが急落」ってなったら、アメリカの経済が不安定な状態だって意味なんだね。株価指数は難しい経済の状況を、1つの数字で簡単に表現してくれる便利な指標なんだ。
有名な株価指数の種類
世界中にはいろんな株価指数があるんだ。それぞれの国や地域が、自分たちの経済を代表する指数を作ってるからね。どんな指数があるのか、有名なやつをいくつか紹介しようか。
日本の代表:日経平均株価(にっけいへいきんかぶか)
日本でいちばん有名な株価指数は、日経平均株価だね。これは日本経済新聞が選んだ225社の大手企業の株価を平均にしたやつなんだ。トヨタ自動車とか、ソニーとか、日本銀行とか、日本を代表する有名企業が入ってる。「日本の経済はどう?」って聞かれたら、この日経平均を見ればだいたいわかっちゃう。
225社って、なんで225なんだ?って思うかもね。これは日本経済新聞の創刊が大正14年(1925年)で、その当時の株式市場に上場してた企業がだいたい225社だったからなんだ。歴史がある指数だから、そのままになってるんだよ。
アメリカの代表:ダウ平均(ダウ・ジョーンズ工業株平均)
アメリカの代表的な株価指数はダウ平均(正式には「ダウ・ジョーンズ工業株平均」という)だね。これはアメリカを代表する30社の株価を平均にしたやつなんだ。アップル、マイクロソフト、コカ・コーラ、マクドナルド、ウォルマート…世界的に有名な企業ばっかりだ。
「ニューヨークの株価が上がった」ってニュースで聞くことがあるけど、それはダウ平均のことを言ってることが多いんだ。ダウ平均は1896年から続いてる、世界で一番古い株価指数だって知ってた?かなり歴史がありそうだから、それだけ信頼されてるってことだね。
その他の有名な指数
ほかにも重要な指数がいっぱいある。アメリカにはS&P500(つまり「スタンダード・アンド・プアーズ500」で、500社の平均)とか、ナスダック(つまり「技術系企業が多く上場してる市場の平均」)があるんだ。ヨーロッパにはドイツのDAX指数とか、イギリスのFTSE100とか、いろんな国が自分たちの代表的な指数を持ってるんだよ。
日本にだって日経平均だけじゃなくて、TOPIX(つまり「日本の東京証券取引所に上場してる企業のほぼ全社を対象にした指数」)もあるんだ。日経平均は大手企業225社だけど、TOPIXはもっとたくさんの企業を対象にしてるから、より広い視点で日本の経済が見えるというわけだね。
株価指数はどうやって作られてるのか
ここまで読んだら、「じゃあ、その指数を作ってる人は何をしてるの?」って気になるよね。株価指数ってのは、自動的に作られるものじゃなくて、人間が意図的に設計して、計算で作られてるんだ。
ステップ1:企業を選ぶ
まず最初に、何百社もある上場企業の中から、「この国や地域の経済を代表する企業」を選ぶんだ。これは結構重要だよ。例えば日本なら、自動車産業は日本の大切な産業だから、トヨタみたいな自動車大手は必ず入る。電子機器も重要だから、ソニーとか任天堂みたいな企業も入る。
選ぶときのルールは指数によって違うんだ。日経平均は「歴史的に日本経済を代表してきた企業」を選んでる。ダウ平均は「世界的に有名で、業績が安定してる大企業」を選んでる。こういうルールに基づいて、企業が選ばれるんだね。
ステップ2:株価を集めて平均を出す
企業が決まったら、毎日その企業たちの株価をチェックして、その平均を計算するんだ。「簡単に足して割る」だけじゃなくて、加重平均(かじゅうへいきん)という方法を使うことが多いんだ。つまり「会社によって重みづけを変える」ってわけ。例えば、トヨタみたいに大きな企業の株価は、より強く影響するように計算したりするんだよ。
加重平均のことを例え話で説明しようか。クラスで成績を決めるとき、単純に「全員の成績の平均」で決めるのが普通だ。でも、もし重要なテストなら「そのテストを普通のテストより重く見ましょう」ってすることがあるでしょ?株価指数も同じように「この企業はより重要だから、この企業の株価変動をより大きく反映させよう」という計算をするんだ。
ステップ3:毎日更新
株価指数は毎日更新されるんだ。株式市場が開いてる間(平日の日中)、企業の株価は秒単位で変動してるからね。だから、その変動に合わせて指数も変わってく。ニュースで「日経平均が200円上がった」とか「ダウが3%下がった」って言うのは、その日の株価の変動を反映したやつなんだよ。
株価指数が上がったり下がったりするのはなぜ?
株価指数が毎日変わってるってことは、何か理由があるはずだ。何が株価指数の変動に影響するのかを知ると、経済ニュースの意味がもっと理解しやすくなるんだ。
企業の業績が影響する
一番シンプルな理由は、企業の業績だ。「この会社、今四半期の売上が前の年より30%増えた!」なんてニュースが出たら、その企業の株価は上がるんだ。そしてその企業が指数に入ってたら、指数全体も上がるってわけだね。逆に「あの大企業が赤字だった」なんて報道があると、その企業の株価は下がるし、指数全体も下がる方向に動く。
経済全体の景気が影響する
国全体の景気がいいときは、いろんな企業が業績を伸ばす傾向があるんだ。だから指数に入ってる企業たちも一緒に上昇する。逆に不景気なときは、ほとんどの企業が苦しい状況になるから、指数全体が下がってくんだよ。
金利や世界情勢が影響する
それに、金利(つまり「銀行にお金を預けたときにもらえる利子」)も株価に影響する。金利が上がると、銀行に預けたほうがお得になるから、人たちは株を売って現金を銀行に預けるようになるんだ。そうなると株価は下がっちゃう。逆に金利が低いときは「銀行じゃ増えないから、株に投資しよう」って人が増えるから、株価が上がるんだね。
さらに、世界情勢だって影響する。どこかの国で戦争が起こったり、大きな経済危機があったりすると、「これから景気が悪くなるかもな」って不安になって、投資家たちが株を売ってしまうんだ。そうするとグローバルに(つまり、世界的に)株価が下がっちゃう。逆に「世界的に景気がよくなりそう」って期待されると、株価は上がるんだよ。
株価指数を見ることで何がわかるのか
株価指数を見ることで、単なる数字以上の情報が読み取れるんだ。それが株価指数を見る価値の一つだね。
経済の健康状態がわかる
株価指数が上昇傾向にあるということは、その国や地域の経済が「健康な状態」だってサインなんだ。反対に下降傾向が続いてたら「景気が悪い」、つまり「経済が病気がち」だってことになるんだね。投資家たちはこの指数を見て「今はこの国の経済に投資する価値があるのか」を判断してるんだ。
企業の業績や意欲を推測できる
指数に入ってる大手企業たちの株価が上がってるということは、その企業たちが儲かってるか、または将来儲かると期待されてるってことだ。これらの大企業は、その国の経済を支えてるような会社たちだからね。だから「大手企業が元気 = その国の経済全体が元気」って考えられるんだよ。
自分たちの将来の生活に影響する
「株価指数なんて、投資家の人たちだけの話じゃん」って思うかもね。でも実は、僕たちの日常生活と関係してるんだ。例えば、株価指数が上がって経済が好調なら、企業たちは従業員を増やしたり、給料を上げたりするんだ。そうなると求人が増えるし、失業率も下がるんだよ。反対に指数が下がって景気が悪くなると、企業は従業員を減らしたり、給料を下げたりすることもあるんだ。だから株価指数は、遠い世界の話じゃなくて、僕たちの雇用や給料に影響する身近な指標なんだね。
