自動車重量税って何?わかりやすく解説

親が車を買うときに「重量税がかかる」とか「車検時に税金を払う」とかいう話を聞いたことないかな。買い物のレシートみたいに、車を持つときもいろんな税金を納める必要があるんだよ。その中でも「自動車重量税」は、車の重さによって金額が変わる税金なんです。この記事を読めば、なぜ重さによって税金が変わるのか、どうやって計算するのか、全部わかっちゃいますよ。

そもそも「自動車重量税」ってなに?

いい質問だね。自動車重量税っていうのは、つまり車の重さによって決まる税金のこと。車を買うときと、2年ごとの車検のときに納める義務があるんだよ。
でも、なんで重さで税金の額が変わるんですか?

良い質問。重い車ほど道路が傷みやすいからなんだ。アスファルトって、重いものが何度も通ると穴が開いたりひび割れたりするよね。だから、重い車をたくさん使う人がもっと費用を負担しましょう、っていうシステムになってるんだよ。つまり、道路整備のお金を「負担の公平性」に基づいて集めてるわけ。
実際はいくらくらい払うことになるんですか?

車の重さで決まるんだけど、0.5トン重くなるごとに金額が上がるんです。例えば、軽自動車なら1回の車検ごとに2,000~4,100円くらい。でも、セダンタイプの普通車(1.5トンくらい)なら6,100~8,200円、さらに重いSUV(2.0トン)なら8,200~10,200円みたいな感じ。車検のたびにこの額を払うんだよ。
車を買ったときと、その後ずっと払い続けるってことですか?

そうだね。新しく車を買うときに1回目を払って、その後は2年ごと(車検のたび)に払い続けるんだよ。だから、車の人生が20年あれば、10回くらい払うことになります。それにしても、なぜ払い続けるかっていうと、車を使い続ける限り、道路も使い続けるから。その維持費をずっと分担してもらう、っていう考え方なんです。
📝 3行でまとめると
  1. 自動車重量税とは、車の重さで決まる税金で、新車購入時と2年ごとの車検時に納める必須の費用です
  2. 重い車ほど道路へのダメージが大きいので、重い車の所有者がもっと負担する仕組みになっています
  3. 軽自動車から大型車まで、全ての車が対象で、0.5トン刻みで税額が変わります
目次

もうちょっと詳しく

自動車重量税についてもっと具体的に知るために、実例を見てみましょう。例えば、あなたのお父さんが2020年に買った日産セレナ(重さ1.6トン)なら、購入時には約13,200円、その後2年ごとの車検時に約10,800円を払い続けることになります。もし家族でトヨタのハリアー(2.0トン)を買ったら、購入時に約17,600円かかります。このように、重い車ほど重量税の負担が大きくなるんです。道路は誰もが使うインフラだけど、大型トラックみたいに毎日重い荷物を乗せて走る車と、たまにしか出かけない軽自動車では、道路へのダメージが全然違うよね。だからこそ、「使う程度」に応じて費用を負担してもらおう、というのが重量税の基本的な考え方なんです。

💡 ポイント
新車か中古車か、そして何年式かによって重量税の計算方法が変わる場合があります。古い車ほど税額が上がることもあるんですよ。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「軽自動車は重量税がかからない」
→ ウソです。軽自動車でも重量税はかかります。ただし、軽自動車と普通車で税金の種類や額が違うだけなんです。軽自動車には「軽自動車税」という別の税金も存在するので、「軽いから税金が安い」と勘違いする人が多いんですね。
⭕ 「軽自動車も普通車も、どちらも重量税がかかる」
→ その通り。日本で道路を使う車なら、全部、重量税を納める必要があります。税金の種類や金額は車のタイプによって違いますが、「重い車ほど多く払う」というルールは変わりません。
なるほど〜、あーそういうことか!

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自動車重量税とはどんな税金か

車を所有するときの義務

日本で車を持つということは、いろんな税金や費用がかかるっていうことなんだよ。自動車税、自動車重量税、ガソリン税、軽自動車税…こんなふうにたくさんの税金があります。その中でも「自動車重量税」は、車を新しく買うときに必ず払わないといけない税金なんです。つまり、新車を購入すると自動的に課税されるわけ。そして、その後も2年ごと(軽自動車は2年、普通車も2年)に車検を受けるたびに、ずっと払い続けることになるんですね。

ここで大事なのは「重量税」という名前の通り、金額は車の重さで決まるってこと。あなたの家にある車が軽くても重くても、その重さ次第で税金の額がハッキリ変わるんです。軽自動車は軽いから安い、SUVやトラックみたいな重い車は高い、というシンプルなルール。だから、車を買う前に「この車だといくらくらい重量税がかかるのか」を計算できるんですよ。

いつ、どこで払うのか

自動車重量税は、主に「新車を買うとき」と「車検を受けるとき」の2つのタイミングで払うんだよ。新しく車を買ったとき、ディーラーとの契約手続きで「重量税」という項目を見たことないかな。それが1回目の支払いです。金額は車の重さで決まるから、軽い車なら安い、重い車なら高くなります。

そして、その後ずっと、2年ごとの車検のたびに払い続けるんです。なぜ2年ごとかというと、日本の車検制度が「新車から3年、その後2年ごと」って決められているから。つまり、車検と同じタイミングで重量税も計算し直して、またお金を払うわけなんですね。この流れは車が廃車になるまで続きます。だから、10年乗る車なら5回、20年乗る車なら10回くらい払うことになっちゃう。でも、車を乗り続ける限り、道路も乗り続けるわけだから、その費用をずっと分担してね、っていう考え方なんですよ。

なぜ重さで税金が変わるのか

道路への負担が違う

あなたが学校の廊下を何回も歩いているのと、そこを毎日トラックが通るのを想像してみてください。何年も経つと、トラックが通ったあたりの床が傷んだり、へこんだりしちゃいそうだよね。それと同じことが、道路でも起きるんです。軽い車が通るのと、重いトラックが通るのでは、アスファルトへのダメージが全然違うんだよ。

道路は公共のインフラ(つまり、みんなで使うためのもの)だから、傷んだら修理・改修しないといけません。その修理代ってけっこう高いんです。だから、政府は「重い車ほど道路を傷めるから、その分、もっと税金を払ってもらおう」っていう仕組みを作ったわけ。これを「応益負担の原則」っていいます。つまり、「利益を受ける人が、その利益に応じて費用を負担しましょう」ってこと。重い車を乗っている人は、道路をたくさん傷める可能性があるから、その分、修理代を多めに負担してね、という理屈なんですね。

公平性を保つためのシステム

もし全ての車が同じ税金を払ってたらどうなると思う?軽自動車と大型トラックが同じ金額だと、やっぱり不公平だよね。トラックは毎日、何トンもの荷物を積んで走ってるのに対して、軽自動車は週末にちょっと買い物に行く程度。道路を傷める度合いが全然違うのに、同じ金額の税金を払うのは、なんだか変だと思いませんか?

だから重量税は、車の重さをちゃんと測って、0.5トン刻みで税額を変えるってシステムになってるんです。これなら、「自分の車が道路に与えるダメージに見合った金額を払う」ってことになるから、公平だよね。軽自動車の人は安く、重い車の人は多く払う。その代わり、重い車に乗ってる人も「確かに、自分の車が道路を傷めてるんだから、その分の費用を負担するのは当然だな」って納得できるわけ。

誰が、いつ、いくら払うのか

すべての車の所有者が対象

自動車重量税は、日本国内で新車登録するすべての車が対象なんだよ。軽自動車からトラック、高級車まで、車のサイズや価格に関係なく、全部対象です。「軽自動車は重量税がかからない」と思っている人がいますが、それは間違い。軽自動車でも重量税は払うんです。ただし、軽自動車には「軽自動車税」という別の税金があるので、それと混ぜて考えちゃう人が多いんですね。

実は、日本の税制って複雑で、1台の車に対して複数の税金がかかるんです。例えば、軽自動車を買ったら「軽自動車税」も払うし「自動車重量税」も払う。普通車を買ったら「自動車税」も払うし「自動車重量税」も払う。さらに「ガソリン税」や「取得税」もあったりする(ただし取得税は2019年から廃止されました)。つまり、税金の上に税金がかかってるみたいな状況なんだよ。それが「車を持つのって、けっこうお金がかかるなあ」って感じる理由なんですね。

支払い金額の目安

自動車重量税の金額は、車の重さで決まるんだけど、次のような感じです。これは継続検査(2年目以降の車検)のときの金額ですね。

軽自動車(0.5トン以下):約2,000円
コンパクトカー(1.0トン程度):約4,100円
セダン(1.5トン程度):約6,100円
普通車(2.0トン程度):約8,200円
SUV・ワンボックス(2.5トン程度):約10,200円
大型車(3.0トン程度):約12,300円

見てわかる通り、0.5トン重くなるごとに、だいたい2,000~3,000円くらい税金が増えるんだよ。だから、自分の家の車の重さを知っておくと、「だいたいいくらくらい払うことになるのか」が予測できるわけ。ちなみに、新車を買うときは、このスタンダードな金額より少し高く設定されてることが多いです。古い車ほど税金が高くなる制度もあるので、買う前に営業さんに確認しておくといいですよ。

実際の計算方法を見てみよう

計算式は意外とシンプル

自動車重量税の計算は、実は決められた「税率」を当てはめるだけなんです。難しい計算じゃなくて、「あなたの車は〇トンだから、この税率を使いましょう」ってルックアップテーブル(つまり、「この重さならいくら」っていう表)を見て、該当する金額を出すだけなんだよ。

例えば、1.5トンの車なら「1.0~1.5トン」の欄を見て「8,200円(2年)」って決まります。1.6トンなら「1.5~2.0トン」の欄を見て「8,200円」。0.1トン重いだけで金額が上がっちゃうわけじゃなくて、「0.5トン区間」ごとに税率が決まってるんですね。だから、同じ区間に入ってれば同じ金額を払うってわけです。

ちょっと複雑なのが、「新車かそうじゃないか」「何年式か」によって税金の額が変わる場合があるってこと。例えば、13年を超える古い車は「重課」(つまり、割り増し)という仕組みがあって、通常より少し高い税金を払う必要があります。これは「古い車は排気ガスが多い」「燃費が悪い」って理由で、新しい車に乗り換えてもらおう、という政策なんですね。だから、古い愛車に乗ってると、重量税も段々高くなっちゃうってわけ。

一度決まったら動かない

大事なポイントは、一度車の重さが決まると、その車が廃車になるまで、その重さで計算され続けるってこと。「今度の車検では軽くしよう」とかはできないんです。つまり、新車のときに「1.5トンの車」として登録されたら、その後ずっと「1.5トン」扱いで、毎回同じ金額の重量税がかかるってわけ。

もし「2.0トンの車に乗ってるから、重量税が高くて嫌だ」って思ったら、できることは「もっと軽い車に乗り換える」か「この車を廃棄して新しい軽い車を買う」くらい。一度決まった重さを後から変えることはできないんだよ。ただし、例えば「このトラックに積む荷物によって重さが変わる」みたいなケースもあるんですが、そういう場合でも重量税は「空の状態での重さ」で計算されるんです。

税金を安くする工夫はあるの

根本的な節税せつぜいは難しい

正直に言うと、自動車重量税は「避けられない税金」なんです。車を所有して、道路を走ってる限り、必ず払わないといけないんだよ。だから「この税金を0円にするぞ」みたいな裏技はありません。ただし、「税金を少なくする」という意味では、いくつか方法があるんですね。

一番シンプルな方法は「軽い車に乗る」ってこと。軽自動車にすれば、当然、重量税も安くなります。だから、毎月の費用を少なくしたいなら「軽自動車を選ぶ」ってのが一番効果的。でも、「大きな車が必要」とか「快適さを重視したい」って人もいるから、全員が軽自動車に乗るわけじゃないよね。

購入時のタイミング

もう1つの工夫は「新車を買うタイミング」なんです。実は、新車を買うときと、中古車を買うときで、重量税の計算が変わるんですね。新車なら「エコカー減税」という制度があって、環境基準をクリアしてる車なら重量税が安くなるケースがあります。つまり、ハイブリッド車とか電気自動車とか、新しい技術の車を買うと、重量税が割引されたり、ゼロになったりするんだよ。

だから「新車を買うなら、環境基準をクリアした車を選ぶ」っていうのが、重量税を安くするコツなんです。例えば、トヨタのプリウスみたいなハイブリッド車なら「エコカー減税」対象だから、重量税が安くなる。でも、普通のガソリン車なら対象外だから、フル金額を払うことになります。国も「環境にやさしい車を乗ってください」ってメッセージを税金で後押ししてるわけですね。

廃車・売却を検討する

最後の方法は「古い車を乗り続けないこと」です。さっき言ったように、13年を超える古い車は重量税が増える「重課」の対象になるんだよ。だから、古い車に乗ってるとどんどん税金が高くなっちゃう。だったら「10年くらい乗ったら乗り換えちゃう」って方が、長期的には費用が安くなるかもしれません。

また、もし車を「売却」するなら、少しでも高く売ることで、その売上を「新しい車の購入」に充てるという方法もあります。中古車の買い取り額は「車の状態」「走行距離」「人気度」で決まるから、きれいに乗ってるなら、それなりに高く売ることができるんですね。その売上で新しい軽い車を買ったり、エコカーを買ったりすれば、重量税も安くなるってわけ。つまり、「税金を減らす」というより「トータルの車の費用をうまく管理する」っていう考え方が大事なんですよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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