「保険に入ってるけど、もし何かあったときにいくらもらえるんだろう?」って、考えたことない?保険の契約書を見ても、数字がいっぱいすぎてよくわからないよね。その「いくらもらえるか」を表すのが保障額なんだけど、これがわかると保険えらびがグッとラクになるんだよ。この記事を読めば、保障額の意味から決め方、よくある失敗まで全部わかるよ。
- 保障額とは、保険事故が起きたときに 受け取れる金額 のことで、毎月払う保険料とは別物だよ
- 保障額は多ければいいわけじゃなく、必要保障額 を計算して自分に合った金額に設定するのが正解
- 結婚・出産・子どもの独立など ライフイベント のたびに見直すことで、払いすぎも不足も防げるよ
もうちょっと詳しく
保障額は「保険でカバーされる金額の上限」のことだよ。たとえば死亡保険なら「亡くなったときに受け取れるお金」、医療保険なら「入院1日あたりいくら出るか」といった形で設定されてる。この金額が高いと万が一のときに手厚いサポートを受けられる反面、毎月の保険料が上がるというトレードオフがある。だから「自分や家族が本当に困る状況」を想定して、そのときに必要な金額=必要保障額をしっかり計算したうえで決めることが大事なんだ。保障額は一度決めたら終わりじゃなくて、人生の変化に合わせて定期的にアップデートしていくものだよ。貯蓄や退職金・国の制度(遺族年金など)を活用できる分は差し引いて考えるのが、賢い計算の仕方なんだ。
国の遺族年金や貯蓄で補える分を引いた「本当に足りない額」が必要保障額の正体だよ!
⚠️ よくある勘違い
→ 保障額を上げると保険料も比例して高くなる。必要以上の保障は毎月の家計を圧迫するだけで、そのお金を貯蓄や投資に回した方がトータルでお得なケースもある。
→ 生活費・子育て費用・貯蓄・公的保障などを整理して「本当に保険で補うべき不足分」だけをカバーするのが正解。コストパフォーマンスよく家族を守れるよ。
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保障額ってそもそも何?保険料とどう違うの?
保険の仕組みをざっくりおさらい
保険って、一言でいうと「みんなでお金を少しずつ出し合って、困った人を助ける仕組み」だよ。毎月払う「保険料」は、いわばその「会費」。そして保険事故(病気・ケガ・死亡など)が起きたときに実際に受け取れるお金が「保険金」で、その保険金の金額の上限や基準のことを「保障額」って呼ぶんだ。
わかりやすく例えるとこんな感じ。友だち10人でグループLINEを作って「誰かがピンチになったら助け合おう」って決めたとする。毎月500円ずつ積み立てておいて、誰かが財布を落としたら「最大5000円まで補填するよ」と決めた場合、この「最大5000円」が保障額にあたるよ。毎月払う500円が保険料で、もらえる上限5000円が保障額、ってイメージ。
保障額と保険金額は同じ?
実はほぼ同じ意味で使われることが多いんだけど、厳密には少し違う場合もある。「保険金額」は契約時に決めた金額そのものを指して、「保障額」はその保険が保障してくれる範囲や金額の総称として使われることが多いよ。会社や保険の種類によって使い分けが違う場合もあるから、契約書を見るときは「いくらもらえるか」に注目して確認するのが一番確実だよ。
保険の種類によって「保障額」の意味が変わる
保険にはいろんな種類があって、保障額の使われ方もちょっとずつ違う。たとえばこんな感じ。
- 死亡保険:亡くなったときに「3000万円」「1000万円」といった一時金として受け取れる金額
- 医療保険:入院1日あたり「5000円」「1万円」といった日額の形で出てくる金額
- がん保険:がんと診断されたときに一時金として受け取れる金額(「100万円」など)
- 就業不能保険:働けなくなったときに毎月受け取れる金額(「月10万円」など)
このように保険の種類によって「一時金なのか」「毎月もらえるのか」「日額なのか」と形が違うから、自分の保険証書を見るときはそこにも注目してみてね。
必要保障額の計算方法——自分にいくら必要?
必要保障額=「もし今日死んだら家族はいくら困るか」
死亡保険の保障額を考えるとき、一番大事な考え方は「自分がいなくなったら、家族の生活にいくら足りなくなるか」という視点だよ。つまり必要保障額とは、残された家族が生きていくために必要なお金から、すでにある貯蓄や国の制度でカバーできる分を引いた「本当に不足する金額」のことなんだ。
式にするとこうなるよ。
- 必要保障額=残された家族に必要な生活費の総額 ー 自分の収入がなくてももらえるお金(貯蓄・退職金・遺族年金など)
具体的に計算してみよう
例えばこんな家族を想定してみよう。
- 30歳・会社員(配偶者と子ども1人)
- 毎月の生活費:25万円(年間300万円)
- 子どもが独立するまで:あと20年
- 貯蓄:500万円
- 遺族年金:月10万円(年間120万円)
計算するとこうなる。
- 家族が必要なお金の総額:300万円×20年=6000万円
- 遺族年金の総額:120万円×20年=2400万円
- 貯蓄:500万円
- 必要保障額:6000万円 ー 2400万円 ー 500万円=3100万円
つまりこのケースでは死亡保険の保障額は3100万円あれば十分、ってことになるよ。実際にはもっと細かく「住宅ローンの残債」や「子どもの教育費」も加えて計算すると精度が上がるんだ。
医療保険の保障額はどう考える?
医療保険の場合は「入院したら1日いくら必要か」を考えるといいよ。働けない間の収入の減少分+治療費の自己負担分をカバーできる日額を設定するのが基本。会社員なら「傷病手当金」(つまり、病気やケガで休んでいるときに健康保険から給料の約2/3が支給される制度のこと)があるから、その分を差し引いて考えると過剰な保障を避けられるよ。一般的には日額5000円〜1万円が目安と言われているけど、自分の収入や生活スタイルに合わせて調整してね。
保障額が「多すぎる」「少なすぎる」とどうなる?
保障額が少なすぎるとどうなる?
保障額が実際に必要な金額より少ないと、万が一のときに「保険金を受け取ったけど、生活費が全然足りない」という状況になってしまうよ。たとえば必要保障額が3000万円なのに保険に1000万円しか入っていなかったら、残りの2000万円は貯蓄を切り崩すか、配偶者が働いてカバーするしかない。特に子どもが小さいうちや住宅ローンの残りが多いときは、保障額が少ないと本当に家族が困ることになるから注意が必要だよ。
保障額が多すぎるとどうなる?
逆に保障額が必要以上に大きいと、毎月の保険料が高くなって家計がキツくなる。「もしものときのために」と思って高い保険に入り続けた結果、その保険料のせいで旅行にも行けない・老後の貯蓄もできない、なんてことになると本末転倒だよね。払った保険料の総額が、万が一のときにもらえる保険金より多くなってしまうケースもある。保険はあくまで「リスクヘッジのためのコスト」だから、必要最低限の保障をリーズナブルな保険料で確保するのが賢い選択なんだ。
「掛け捨て」と「貯蓄型」で保障額の考え方は変わる?
保険には大きく「掛け捨て型」と「貯蓄型」がある。
- 掛け捨て型:保険料は安いけど、使わなかったお金は戻ってこない。保障額を高めに設定しても保険料が比較的安く済む
- 貯蓄型:保険料は高めだけど、解約時や満期時にお金が戻ってくる。保障額は少なめになりやすい
どちらが正解かは一概には言えないけど、「純粋に万が一の保障が目的なら掛け捨て型で必要な保障額を確保して、残りは自分で貯蓄・投資する」という考え方が、コスパ的には優れていると言われることが多いよ。
保障額を見直すタイミングとチェックポイント
ライフイベントのたびに見直しが必要
保障額は一度決めたら終わりじゃなくて、人生のステージが変わるたびに見直すことが大切だよ。なぜかというと、必要保障額は「家族構成」「収入」「貯蓄額」「残されたローン」などによってどんどん変わっていくから。主な見直しタイミングはこんな感じ。
- 結婚したとき:扶養する家族が増えたから保障額を上げる必要がある
- 子どもが生まれたとき:教育費・養育費の分だけ必要保障額が増える
- 住宅を購入したとき:ローン残債が新たなリスクになるから保障額を確認
- 昇給・転職したとき:収入が変わると必要保障額も変わる
- 子どもが独立したとき:扶養が減るから保障額を下げてもOK
- 定年退職前後:貯蓄が増えている分、死亡保険の必要保障額は大幅に減ることが多い
保障額チェックの3つのポイント
見直しのときに確認したいポイントをまとめるとこうなるよ。
- ①「今の自分の必要保障額」を再計算する:生活費・家族構成・貯蓄・ローン残高を最新の状態で計算してみよう
- ②「今入っている保険の保障額」を確認する:保険証書を引っ張り出して、いくら保障されているか確認する
- ③「①と②のギャップ」を埋める:足りなければ保障を追加し、多すぎれば減額や解約を検討する
このサイクルを5年に1回、または大きなライフイベントのたびに回すだけで、「払いすぎ」「保障不足」の両方のリスクをぐっと減らせるよ。
保障額にまつわる注意点と知っておくと得する知識
公的保障を絶対に忘れないで
日本は実は「社会保障が充実している国」のひとつだよ。民間の保険だけに頼らなくても、国が用意している仕組みで補えることがたくさんある。知っておくと保障額の設定で「過剰な保険を買わなくて済む」ことも多いから、ここでざっくり覚えておこう。
- 遺族年金:会社員や自営業者が亡くなったとき、残された配偶者や子どもに毎月年金が支払われる制度
- 傷病手当金:会社員が病気やケガで休んだとき、最長1年6ヶ月間、給料の約2/3が支払われる
- 高額療養費制度:1ヶ月の医療費の自己負担が上限を超えた分は国が払ってくれる制度(つまり、どんな大きな病気でも自己負担には上限がある、ということ)
- 障害年金:障害が残った場合に受け取れる年金
これらの公的保障を「引き算」したうえで必要保障額を計算するのが、保険の払いすぎを防ぐコツだよ。
複数の保険に入るときは「重複」に注意
会社の団体保険・個人の死亡保険・クレジットカードの付帯保険……知らないうちに複数の保険に重複して入っているケースが多いんだよ。医療保険などは実費補償型の場合「かかった費用の実費しか出ない」から、何社入っても2倍3倍にはならないことも。つまり重複して保険料を払っているのに、もらえる保障はあまり変わらないという状態になりかねない。まず「自分が今入っている保険の一覧」を作って、保障が重なっていないかチェックするのが大事だよ。
保障額を下げるときの手順
「保障額を減らしたい」と思ったとき、いきなり今の保険を解約するのはちょっと待って。順番を間違えると「新しい保険に入れなかった」「空白期間ができた」なんてことになりかねない。正しい手順はこうだよ。
- 現在の保険の内容を全部確認する
- 今後の必要保障額を計算する
- 新しい保険・減額プランを先に決める(場合によっては新規申し込みを完了させる)
- 古い保険を解約・減額する
「先に解約してから考える」は絶対NG。健康状態によっては新しい保険に入れないこともあるから、必ず「新→旧」の順番でやることを覚えておいてね。
