「保険に入ろうとしたら、健康診断みたいなことをしないといけないって言われた」「持病があると保険に入れないの?」って思ったことない?実は保険に申し込むとき、保険会社はあなたの健康状態をチェックするんだよ。これを保険診査って言うんだけど、どんな仕組みなのか、どうすればスムーズに進むのか、この記事を読めばぜんぶわかるよ。
- 保険診査とは、保険会社が加入者の 健康状態・リスク を事前に確認する審査手続きのこと
- ほとんどの人は質問に答える 「告知」だけ で済み、金額や年齢によって医師の診察が加わる場合もある
- 診査の結果は「承認」「条件付き承認」「謝絶」の3つで、持病があっても 入れる保険商品 が存在する
もうちょっと詳しく
保険診査は保険の種類によってやり方がかなり違うんだよ。生命保険や医療保険は「自分の病気や死亡リスク」に関わるから、健康状態の確認がとくに重要になる。一方、自動車保険や火災保険は「建物や車のリスク」が中心だから、個人の健康診査はほとんど不要なんだ。また診査のレベルは「告知のみ」→「書面審査(書類を医師に確認してもらう)」→「医師診査(実際に医師に診てもらう)」の順に厳しくなる。どのレベルになるかは、保険の種類・申し込む金額・年齢によって変わるよ。多くの30〜40代が入る数百万円程度の医療保険なら、告知書への記入だけで完結することがほとんどだよ。
自動車保険には健康診査なし!保険の種類で大きく変わるよ。
⚠️ よくある勘違い
→ 「どうせバレないだろう」と思って過去の病気を隠して申告しないのは絶対NG。これは告知義務違反になる。
→ 告知義務違反が発覚すると、いざ保険金を受け取ろうとしたときに「契約を解除します」と言われて一円ももらえなくなる場合がある。正直に書いてこそ保険は守ってくれるんだよ。
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保険診査とは?仕組みをざっくり理解しよう
保険診査というのは、保険会社があなたを加入者として受け入れるかどうかを判断するために、健康状態や体の情報を確認する一連の手続きのことだよ。
ちょっと想像してみてほしいんだけど、サッカーチームが新しいメンバーを入れるとき、ある程度その人のレベルや特徴を確認するよね。保険会社も同じで「この人はどのくらい保険金を支払うことになりそうか」を事前にチェックしているんだ。
保険の本質は「みんなで少しずつお金を出し合って、困ったときに大きなお金をもらえる助け合いの仕組み」だよ。だからこそ、すでに病気を抱えている人が診査なしで無制限に加入できると、保険金の支払いが集中して仕組み全体が崩れてしまうんだ。つまり診査は、保険の公平な仕組みを維持するために必要なプロセス、ということだよ。
診査が特に重視される保険の種類
保険の種類によって、診査の重要度は大きく変わる。健康状態に関係する保険、つまり病気になったときや死亡したときにお金が出る保険は、診査がしっかり行われるよ。
- 生命保険:死亡時に保険金が出るので、健康状態・持病・家族の病歴まで確認されることがある
- 医療保険・がん保険:病気やけがの治療費をカバーするため、現在の健康状態の告知が必須
- 就業不能保険:働けなくなったときに収入を補う保険なので、体の状態を細かく確認する
一方、自動車保険や火災保険・地震保険は「人の健康」ではなく「モノや事故のリスク」がメインだから、個人の健康診査はほぼ不要なんだ。
保険診査の3種類を知っておこう
保険診査には大きく分けて3つのパターンがあるよ。どのパターンになるかは、申し込む保険の種類・保険金額・年齢によって決まるんだ。
①告知のみ(一番多いパターン)
「告知」っていうのは、保険会社からの質問に対して自分で正直に答えることだよ。たとえばこんな質問が並んでいる書類に記入する感じだ。
- 過去5年以内に、がん・心臓病・脳卒中などの病気にかかったことがありますか?
- 現在、医師から治療・投薬・経過観察をすすめられていますか?
- 過去2年以内に入院や手術をしたことがありますか?
これらの質問に「はい」か「いいえ」で答えるだけ。医師に診てもらう必要はなくて、紙に記入するだけで完了なんだ。数百万円規模の医療保険に入る20〜40代のほとんどは、このパターンで済むよ。
②書面診査
告知の内容をもとに、保険会社の嘱託医(つまり保険会社が依頼した医師のこと)が書類を確認するパターン。申し込む人は追加の検査を受けるわけじゃなくて、書類がプロの目でチェックされるイメージだよ。告知した内容が複雑な場合や、保険金額が中程度の場合に行われることが多い。
③医師診査
実際に医師に診てもらうパターン。血圧を測ったり、血液検査をしたり、心電図をとったりすることがある。保険金額が大きい場合(たとえば死亡保険金が5000万円以上とか)や、50〜60代以上の申し込みの場合に求められることが多いよ。費用は保険会社が負担してくれることがほとんどだから、自腹を切る心配はしなくて大丈夫。
診査の結果はどうなる?3パターンを解説
保険診査を受けた後、結果は大きく3つのパターンに分かれるよ。
①承認(普通に加入できる)
健康状態に特に問題がなく、保険会社が「OK」と判断したケース。この場合は申し込んだ通りの条件で保険に入れる。若くて健康な人はたいていこのパターンになるよ。
②条件付き承認(条件をつけて加入できる)
持病や過去の病気があっても、条件をつければ加入を認めてもらえるパターン。条件にはいくつか種類があって、
- 部位不担保:「その部位に関する病気の保険金は出ません」という条件(例:糖尿病の人は糖尿病関連の給付金が出ない、など)
- 保険料割増:通常よりも保険料を高く設定される
- 保険金削減:最初の数年間は保険金が減額される
完全に加入できるわけじゃないけど、「一部分だけ保障してもらえる」と考えるとありがたいよね。
③謝絶(断られる)
病状が重かったり、リスクが高すぎると判断された場合、残念ながら加入を断られることがある。これを「謝絶」って言うんだ。ただ、謝絶されたからといって全ての保険に入れないわけじゃないよ。次の章で説明する「引受基準緩和型保険」なら入れる可能性がある。
持病がある人が知っておきたい「引受基準緩和型保険」
「普通の保険は謝絶されてしまった…」という人のために、引受基準緩和型保険という選択肢があるよ。引受基準を緩和する、つまり審査の条件を通常より甘くした保険、ということだ。
引受基準緩和型保険の特徴
普通の保険では「過去5年以内に入院した人はNG」というルールがあったりするけど、引受基準緩和型は「過去1年以内に入院や手術をしていなければOK」みたいに、ハードルがずっと低いんだ。そのぶん、保険料は通常の保険より割高になることが多いよ。
- がん・心臓病・糖尿病などの持病がある人も加入しやすい
- 告知の質問数が少なく、答えやすい内容になっている
- ただし保険料は割高(通常の1.3〜2倍程度になることもある)
- 保障の範囲が限られる場合もある
「無告知型保険」という選択肢も
さらに審査がない「無告知型保険(ノン・メディカル保険)」というものもあるよ。健康状態をまったく聞かれない代わりに、保険料がかなり高かったり、保障額が小さかったりすることが多い。それでも「どうしても保険に入りたい」という人には選択肢になるよ。
告知で絶対にやってはいけないこと
保険診査でいちばん大事なのは、正直に告知することだよ。「これくらいの病気、書かなくてもバレないだろう」と思って隠してしまう人がいるんだけど、これは絶対ダメなんだ。
告知義務違反になるとどうなる?
保険の申し込みには告知義務がある。つまり「正直に健康状態を申告しなければならない義務」のことだよ。これを破ると、いざというときに保険が使えなくなる可能性がある。
具体的にどうなるかというと、
- 保険会社に告知義務違反が発覚した時点で、契約を解除される(解除されると、払い込んだ保険料が戻ってこない場合もある)
- 保険金や給付金が支払われない
- 悪質な場合は詐欺とみなされることもある
たとえば、「5年前に胃潰瘍で入院したことを隠して医療保険に入った」として、その後に胃がんになったとき、保険会社が過去の医療記録を調べることがある。そこで告知義務違反が発覚すると、保険金がもらえないどころか契約自体がなくなってしまうんだ。
「これって告知が必要?」と迷ったときは
告知書の質問に答えていると「この病気、書くべきかな?」と迷うことがあるよね。迷ったときのルールはシンプルで、「迷ったら書く」だよ。書かなくて良かったとしても、大きなトラブルにはならない。でも書くべきことを書かなかったときの被害は、保険が使えなくなるという大きなリスクだからね。わからないときは保険会社や保険代理店に「これは告知が必要ですか?」と直接聞いてしまうのが一番安全だよ。
