ヒートマップって何?わかりやすく解説

Webサイトを作ったはいいけど、「どこをどれだけ見てもらってるんだろう?」って気になったことない?アクセス数や訪問者数はツールで見れても、ページの中のどの部分がちゃんと読まれていて、どこが全然スルーされているのかって、数字だけじゃなかなかわからないよね。そんなモヤモヤを一発で解消してくれるのが「ヒートマップ」という仕組みだよ。この記事を読めば、ヒートマップが何なのか・どう使えばいいのか、バッチリわかるよ!

ヒートマップって名前、なんか聞いたことあるけど…地図と関係あるんですか?

いい質問!「ヒート(heat)」は英語で「熱」って意味で、「マップ(map)」は地図のことだよ。天気予報で気温を色で表した地図見たことあるよね?暑い地域は赤、涼しい地域は青みたいに。Webサイトのヒートマップも同じで、よく見られている場所を赤く、あまり見られていない場所を青く色分けして「どこに注目が集まっているか」を一目で見えるようにする仕組みなんだ。
へえ!じゃあ何のために使うんですか?アクセス数を見るだけじゃダメなの?

アクセス数は「何人来たか」はわかるけど、「来た人が何を見たか」はわからないんだよね。例えばコンビニの店長さんが「今日100人来た!」と知っても、どの棚の商品が手に取られたか・どの商品が全然見向きもされなかったかを知らないと、商品の並べ方を改善できないよね。Webサイトも同じで、ヒートマップを使うと「訪問者がページのどこに注目したか」が丸わかりになるから、サイトをもっと使いやすく改善できるんだ。
クリックした場所とかもわかるんですか?

そうそう!ヒートマップには大きく3種類あって、クリックした場所を記録するもの・マウスを動かした場所を記録するもの・どこまでスクロールしたかを記録するものがあるんだ。「ボタンだと思ってクリックしたけど実はリンクじゃなかった」みたいなユーザーの誤解も発見できるよ。
使ってみたいけど、難しそう…私でもできますか?

全然大丈夫!Microsoftが提供しているClarity(クラリティ)は無料で使えるし、サイトにコードを1行貼り付けるだけでスタートできるよ。難しい設定はほとんど必要なくて、ダッシュボード(つまり管理画面のこと)を開けばカラフルなヒートマップがすぐに見られるんだ。
📝 3行でまとめると
  1. ヒートマップとは、Webページのどこが見られているかを 色で見える化 したツールのこと
  2. クリック・スクロール・マウス移動 の3種類があり、ユーザーの行動がまるごとわかる
  3. 無料ツールを使えば コードを貼り付けるだけ でかんたんに導入できる
目次

もうちょっと詳しく

ヒートマップは「データの見える化」という考え方の一種で、もともとは気象学や医学の分野で温度や密度を色で表すために使われていた技術だよ。それがWebの世界に応用されて、ユーザーの行動データを視覚的に把握するツールとして広まったんだ。数字の羅列を見るよりも、色のついた地図を見るほうが「どこに問題があるか」を直感的に理解できるよね。マーケター(つまりサイトや商品をもっと売れるように工夫する仕事の人のこと)やWebデザイナーが改善のヒントを得るために日常的に活用しているツールで、今やWebサイト運営の必須スキルのひとつになっているよ。小さなブログでも使えるから、個人で発信している人にもおすすめだよ。

💡 ポイント
ヒートマップは「なんとなく改善」から「根拠のある改善」に変えてくれる強い味方!

⚠️ よくある勘違い

❌ 「ヒートマップはアクセス解析ツール(Google Analyticsなど)と同じものだ」
→ どちらもサイトを分析するツールだけど、アクセス解析は「何人来たか・どこから来たか」という数字中心の分析。ヒートマップは「来た人が何をしたか」という行動の可視化が目的で、役割がまったく違う。
⭕ 「ヒートマップとアクセス解析は、役割の違う別々のツール」
→ 両方を組み合わせて使うのが正解!アクセス解析で「このページ、直帰率が高いな(つまりすぐ帰られてしまっているということ)」と気づき、ヒートマップで「どこで読むのをやめているか」を発見する、という使い方がベストだよ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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ヒートマップとは?基本のしくみをわかりやすく説明するよ

色で「注目度」を表す仕組み

ヒートマップとは、Webページ上でユーザーがどこをよく見たり触ったりしているかを、色のグラデーションで表示するツールのことだよ。具体的には、たくさん注目されている部分は赤やオレンジなどの「暖色」で、あまり見られていない部分は青や緑などの「寒色」で表示される。だから見た瞬間に「あ、このボタンが人気なんだ」「このコンテンツは全然読まれてないんだ」というのが直感的にわかるんだ。

例えば教室の座席で考えてみよう。先生に近い前列の席はよく注目を集めやすくて、後ろの隅の席は先生の目が届きにくいよね。Webページも同じで、ファーストビュー(つまりページを開いたときに最初に見える範囲のこと)は注目を集めやすく、ページ下部はなかなか見てもらえないことが多いんだ。ヒートマップはそれを色で「見える化」してくれるわけ。

どんなデータを集めているの?

ヒートマップツールをサイトに導入すると、訪問者のブラウザ(つまりChromeやSafariなどWebを見るためのアプリのこと)がマウスの動き・クリックした位置・スクロールした量などを記録してツールに送信するよ。それをツールが集計して色のついたマップとして表示してくれるんだ。個人が特定されるような情報は基本的に集めないし、匿名のデータとして扱われるから、プライバシーの面でも安心して使えるよ。

ヒートマップの3つの種類をしっかり理解しよう

① クリックヒートマップ

ユーザーがページのどこをクリック(スマホならタップ)したかを記録するタイプだよ。ボタンやリンクがよくクリックされているかどうか確認できるのはもちろん、「クリックできないのにクリックされている場所」も発見できるのが面白いポイントだよ。例えば画像やテキストがリンクだと思われてクリックされているのに、実際にはリンクじゃなかった…という「勘違いクリック」を発見して改善できるんだ。ユーザーが「押せると思っているのに押せない場所」を直してあげるだけで、サイトの使いやすさがぐっと上がるよ。

② スクロールヒートマップ

ユーザーがページをどこまでスクロールしたかを記録するタイプだよ。「ページの上から何%まで読んでもらえているか」がひと目でわかる。例えばページの70%あたりで急に青くなっていたら、「ほとんどの人はそこで読むのをやめているんだ」とわかるんだ。そうすると「大事な情報やボタンはもっと上に置かないといけない!」という改善のヒントがもらえるよ。長い記事やランディングページ(つまり広告などを見てクリックした人が最初に着くページのこと)の分析に特に役立つんだ。

③ マウス移動ヒートマップ(ムーブマップ)

マウスカーソルがページ上のどこを動いたかを記録するタイプだよ。実は人間の目の動きとマウスの動きは連動していることが多くて、「マウスが止まっている場所=視線が集中している場所」と考えることができるんだ。つまりマウスの軌跡を見ることで、ユーザーがどこを読んでいるかをある程度推測できるわけ。スマホではあまり使えないけど、PCで閲覧されることが多いサイトではかなり参考になるデータだよ。

ヒートマップを見て何がわかるの?具体的な活用例

「ボタンが押されていない」問題の発見

ECサイト(つまりネットショップのこと)でよくある悩みが「商品ページを見てもらえているのに購入ボタンを押してもらえない」というもの。こういうとき、クリックヒートマップを見ると「購入ボタンの場所がわかりにくい」「ボタンが目立っていない」「ページの下すぎて気づかれていない」など、原因がすぐに見えてくることが多いよ。ボタンの色を変えたり、位置を上に移動したりするだけで、購入率がぐっと上がるケースも珍しくないんだ。

「どこまで読まれているか」を知って記事を改善する

ブログ記事を書いている人なら、スクロールヒートマップが特に役に立つよ。例えば「記事の最後に関連記事へのリンクを置いているのに全然クリックされない」という悩みがあったとして、ヒートマップを見たら「そもそも最後まで読まれていなかった」と判明することがよくあるんだ。そうしたら「リード文(つまり記事の冒頭部分のこと)をもっと興味を引く内容にしよう」とか「記事の途中にも関連リンクを置こう」という改善策が見えてくるよ。感覚で「こうしたらいいかな」と改善するのと、データを見て「ここが問題だ」と改善するのでは、精度が全然違うんだ。

スマホとPCで見え方の違いを確認できる

今はスマホでWebを見る人が多いから、スマホで見たときのヒートマップとPCで見たときのヒートマップを別々に確認できる機能があるツールも多いよ。スマホだとそもそもスクロール量が違ったり、タップしやすいボタンの大きさが違ったりするからね。「PCでは問題なかったのに、スマホユーザーからは評判が悪い」という原因がヒートマップで見つかることもよくあるんだ。

代表的なヒートマップツールを紹介するよ

Microsoft Clarity(クラリティ)― 無料で使えるおすすめツール

Microsoftが提供している完全無料のヒートマップツールだよ。WordPressを使っているなら専用のプラグイン(つまりWordPressに機能を追加できる拡張ツールのこと)を入れるだけで導入できて、初心者にもとても使いやすい。クリックヒートマップ・スクロールヒートマップの両方が使えるのはもちろん、セッション録画(つまり実際のユーザーの操作をそのまま動画のように見られる機能のこと)もついているから、「ユーザーが実際にどんな動きをしたか」を映像で確認できるのが強みだよ。無料なのにここまでできるの?と驚くくらい高機能で、個人ブログから企業サイトまで幅広く使われているんだ。

Hotjar(ホットジャー)― 本格的に分析したいなら

ヒートマップツールの中でも長く使われているサービスで、世界中のWebサイト運営者に使われているよ。無料プランもあるけど、本格的に使うなら有料プランが必要になることが多い。クリック・スクロール・マウス移動のすべてのヒートマップが使えるうえ、アンケート機能(つまりサイト上でユーザーに質問できる機能のこと)も搭載されているから、「ユーザーが何を考えているか」をデータと生の声の両方から分析できるのが特徴だよ。マーケティングを本格的に学びたい人や、成果を本気で上げたい人におすすめだよ。

ツール選びのポイント

どのツールを選ぶかは、サイトの規模や目的によって変わるよ。個人ブログやはじめてヒートマップを試してみたい人は、まず無料で使えるClarityからスタートするのが一番いいよ。使い込んでいって「もっと詳しいデータが見たい」「チームで分析したい」となったときにHotjarなど有料ツールへの移行を考えればOK。大事なのは「まず使ってみること」で、頭で理解するだけじゃなくて実際に自分のサイトのヒートマップを見ると、驚くほどいろんな発見があるよ。

ヒートマップをうまく活用するための3つのコツ

コツ① ある程度のデータが溜まってから判断する

ヒートマップは訪問者のデータを集計して表示するものだから、訪問者が少ない状態で見ても信頼性のあるデータにならないよ。目安としては最低でも数百〜数千のセッション(つまりサイトへの訪問回数のこと)が溜まってから分析するのがおすすめだよ。「昨日導入したばかりなのに全然赤くない…」と焦る必要はなくて、1〜2週間くらいデータを蓄積してからじっくり見るようにしよう。

コツ② 「なぜそうなっているか」を考える

ヒートマップはあくまで「何が起きているか」を教えてくれるツールで、「なぜそうなっているか」は自分で考える必要があるよ。例えばページ中盤でスクロールが止まっているデータを見て「ここに離脱を引き起こしている何かがある」とわかったら、「文章が長くて読みにくいのか?」「話の流れが突然変わっているのか?」「広告が邪魔をしているのか?」と原因を自分で仮説立てて、改善して、また結果をヒートマップで確認する、というサイクルを回すのが正解だよ。

コツ③ 改善したら前後を比較する

改善施策(つまり問題を解決するために行った変更のこと)を打ったあとは、前後のヒートマップを比較してみよう。「ボタンを上に移動した結果、クリックが増えたかどうか」を色で確認できるのがヒートマップの強みだよ。ただし改善施策を一度にたくさん実施してしまうと、どの変更が効果を生んだのか判断できなくなるから、できれば1回1か所ずつ変更して結果を確認していくのがベストだよ。こうして根拠のある改善を積み重ねることで、サイトはどんどん使いやすくなっていくんだ。

💡 こっちの記事も参考になるよ
マップって何?わかりやすく解説
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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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