「月給20万円の仕事だって!やった、たくさんもらえる!」…でも実際に給料日に口座を確認したら、全然そんなに入ってなかった。そんな経験、社会人になったらよくある話なんだよね。「月給」って言葉、なんとなく聞いたことはあるけど、実は知らないことがたくさん隠れてるんだ。この記事を読めば、月給のしくみがまるごとわかるよ。
- 月給には額面と手取りがあり、実際にもらえる手取りは額面より少ない
- 税金や社会保険料が天引きされるため、手取りは額面の約75〜80%になることが多い
- 年収は月給×12ヶ月にボーナスを加えた1年間の合計収入のこと
もうちょっと詳しく
月給から引かれる天引きの内訳は大きく2種類あるよ。1つ目は「税金」で、所得税と住民税がある。所得税は国に払うお金で、給料が上がるほど税率も上がっていく「累進課税」というしくみになってるんだ。住民税は住んでる都道府県・市区町村に払うお金。2つ目は「社会保険料」で、健康保険・厚生年金・雇用保険などがある。健康保険は病気のとき安く病院にかかるための保険料、厚生年金は将来もらえる年金のための積み立て、雇用保険は仕事を失ったときのための保険料だよ。これらを全部合わせると、額面から約20〜25%が引かれるのが一般的なんだ。だから月給20万円なら手取りは約15〜16万円になることが多いよ。
手取りの目安は額面×0.75〜0.8!求人を見るときはこれで計算してみよう
⚠️ よくある勘違い
→ 月給20万円はあくまで額面の金額。税金や社会保険料が引かれるから、実際に口座に入るのは15〜16万円くらいになることが多いよ。
→ 求人票の月給は額面なので、手取りは0.75〜0.8をかけた金額で考えよう。生活費の計画は手取りで立てるのが正解だよ。
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月給とは?基本のキをおさえよう
月給の定義
月給とは、毎月決まった金額で支払われるお給料のこと。日本では多くの会社が「月給制」を採用していて、正社員の場合はほとんどこの形式で給料が支払われるよ。月に何日働いたか、何時間働いたかに関係なく、基本的に同じ額が保証されるのが月給の特徴だよ。
日給・時給との違い
月給と似た言葉に「日給」と「時給」があるよ。日給は1日いくらで計算するお給料のこと、時給は1時間いくらで計算するお給料のことだよ。アルバイトはほとんど時給制で、「時給1000円×5時間=5000円」という計算になるよね。月給は毎月固定でもらえるから、正社員の多くはこの方式を使っているんだ。
月給と月収の違い
「月給」と「月収」、なんとなく同じ意味で使いがちだよね。でも実はちょっと違うんだ。月給は基本給など固定で支払われる部分のことで、月収は残業代や各種手当も含めた1ヶ月のお給料全部のこと。つまり月収は、毎月変動することが多いんだよ。求人票には「月給22万円〜」と書いてあっても、実際に働いて残業代や手当が加わると月収はもっと増えることがあるんだ。
給料明細の読み方:引かれるお金の正体
支給項目を確認しよう
給料明細には「支給」と「控除」の2つの欄があるよ。支給というのは、つまり会社からもらえるお金の一覧ということ。基本給のほかに、「残業手当」「住宅手当」「通勤手当」「家族手当」など、会社や働き方によってさまざまな手当が並んでいるよ。これらをぜんぶ足した金額が「額面」になるんだ。スーパーのレジでいえば、商品の合計金額みたいなイメージだね。
控除項目を確認しよう
控除というのは、つまり給料から引かれるお金の一覧ということ。主に以下の4つが並んでいるよ。
- 健康保険料:病院にかかるときの保険料。毎月の給料の約5%が引かれるよ
- 厚生年金保険料:将来もらえる年金のための積み立て。給料の約9%が引かれるよ
- 雇用保険料:仕事を失ったときにもらえる失業給付のための保険料。比較的少額だよ
- 所得税・住民税:国や自治体に納める税金。所得が増えるほど多く引かれるよ
これらを全部足した金額が「控除合計」で、支給合計から控除合計を引いたものが手取り金額になるんだ。スーパーで「合計1000円のところポイントで100円引いて900円です」ってなるイメージに近いかな。
手取りを自分で計算してみよう
大まかな手取りを知りたいときは「額面×0.78」で計算するとだいたい合うよ。たとえば月給25万円なら25万円×0.78=約19.5万円が手取りの目安。これはあくまで目安だけど、生活費を計画するときの参考にはなるよ。正確な金額は毎月の給料明細で確認してね。
月給と年収の関係を理解しよう
年収の計算式
年収の基本的な計算式はこうだよ。
年収 = 月給 × 12ヶ月 + ボーナス
たとえば月給25万円で夏と冬にそれぞれ1ヶ月分のボーナスが出る会社なら、年収は25万円×12+25万円×2=350万円になるよ。求人票に「年収400万円〜」と書いてある場合は、月給だけじゃなくてボーナスも含めた金額だと思って計算してみてね。
ボーナスの扱い
ボーナスは正式には「賞与(しょうよ)」と呼ばれるよ。賞与というのは、つまり会社の業績や個人の評価に応じて支払われる特別なお給料のことだ。月給と違って金額が毎回変わることが多く、会社の業績が悪ければ出ないこともあるよ。求人票に「賞与あり(業績による)」と書いてあるときは、必ずもらえるとは限らないから注意してね。
昇給で年収はどう変わる?
昇給というのは、つまり月給の基本額が上がることを指すよ。毎年4月に「今年は月給が3000円上がったよ」というのが昇給だね。3000円って少なく感じるかもしれないけど、1年間で3000円×12=3万6000円の収入増になるし、ボーナスも月給をベースに計算されることが多いからボーナスも上がっていくんだよ。塵も積もれば山となるってやつだね。
月給制と他の給与形態の違い
月給制と年俸制の違い
月給制は毎月同じ基本給が支払われる制度だよ。一方、年俸制は1年間の給料をあらかじめ決めて、それを12等分または16等分などで受け取る制度。年俸制の場合はボーナスが含まれていることが多くて、「年俸480万円を16分割で月30万円支払い(うち2回分はボーナスとして支給)」みたいな形になることがあるんだ。外資系の会社や、優秀なエンジニアなどに多い形態だよ。
完全月給制と日給月給制の違い
月給制の中にも2種類あって、「完全月給制」と「日給月給制」があるよ。完全月給制は、欠勤しても遅刻・早退しても毎月同じ額が支払われる制度。日給月給制は、基本的には月給だけど欠勤や遅刻・早退があったらその分だけ引かれる制度だよ。つまり日給月給制だと、体調不良で休んだ日は給料が減ってしまうことがあるんだ。求人票に「完全月給制」と書いてある場合は休んでも給料が保証されるから、そこをチェックしてみよう。
月給と時給、どっちが得?
一概にどっちがいいとは言えないけど、考え方を整理してみよう。月給制は毎月の収入が安定して予測できるのが大きなメリット。時給制はたくさん働いた月はたくさんもらえる反面、少ししか働けなかった月は収入が減ってしまうよ。生活費を安定させたいなら月給制の仕事、短期間でたくさん稼ぎたいなら時給の高いバイトを選ぶというのがひとつの考え方だね。
月給にまつわるお金のリアル
初任給の相場を知っておこう
大学卒業後に就職した場合の初任給の相場は、2024年時点で月給約22〜23万円くらいが一般的だよ。ただし業界や会社の規模によって大きく差があって、大手企業や外資系は高く、中小企業は低い傾向があるよ。求人票を見るときは業界の相場と比較してみると、その会社の待遇が良いか悪いかの判断材料になるよ。
手取りで生活費を組み立てよう
月給25万円(手取り約19万円)で一人暮らしをした場合、どんな配分になるか見てみよう。
- 家賃:約6〜7万円(手取りの30〜35%が目安)
- 食費:約3〜4万円
- 光熱費・通信費:約2万円
- 交通費(自腹分):約5000円〜1万円
- 保険・積み立て:約1〜2万円
- 残り(自由に使えるお金):約4〜5万円
こうやって整理してみると、月給25万円でも自由に使えるお金は思ったより多くないことがわかるよね。だから生活費の計画は手取りベースで立てることが大事なんだよ。
月給交渉ってできるの?
転職するときや就職の内定をもらったとき、「月給の交渉」ができる場合があるよ。交渉するときのポイントは、自分のスキルや経験を具体的に伝えること。「前職では月給25万円もらっていました」「この資格を持っていて即戦力になれます」というように、相手に納得してもらえる理由をそえることが大切だよ。ただし「とにかく高くしてほしい」と無理な交渉をしすぎると印象が悪くなることもあるから、相場を調べた上で現実的な範囲でお願いするのがコツだよ。
