「会社って給料以外にも、なんかいろいろもらえるって聞いたけど、それって何のこと?」って思ったことない?求人票に「福利厚生:充実」って書いてあっても、具体的に何のことかよくわからなくてモヤモヤした経験、あるよね。この記事を読めば、福利厚生がどんなものか、なぜ大事なのか、どうやってチェックすればいいのかがまるっとわかるよ。
- 福利厚生とは、給料以外に会社が社員のために提供するサービスや支援のこと
- 法律で義務付けられた法定福利厚生と、会社が独自に決める法定外福利厚生の2種類がある
- 福利厚生は実質的な収入に直結するため、給料と合わせてチェックするのが賢い仕事選びのコツ
もうちょっと詳しく
福利厚生は、毎月の給料明細には載らない「見えにくいお金」のようなもの。たとえば会社が社会保険料の半分を負担してくれているのも福利厚生の一つで、気づかないうちにかなりの金額が会社からサポートされているんだよ。また、法定外福利厚生は会社によって全然違っていて、「住宅手当が月3万円出る」「映画館やテーマパークが割引になる」「在宅勤務の通信費を会社が負担してくれる」など、個性豊かなものが揃っているよ。求人票を見るときは、給料の数字だけじゃなくて福利厚生の中身も比べてみると、本当の「働きやすさ」と「手取りの多さ」が見えてくるよ。
福利厚生の充実度は「隠れた給料」。給料が同じでも福利厚生の差で、年間数十万円もの違いが出ることがあるよ!
⚠️ よくある勘違い
→ 給料と福利厚生は必ずしもトレードオフ(どちらかを増やすともう一方が減る関係)ではない。給料が高くて福利厚生も充実している会社は実際にたくさんある。
→ 住宅手当・食事補助・各種手当を合計すると、年間で数十万円分の価値になることもある。給料とは別枠で、しっかり比較する価値があるよ。
[toc]
福利厚生って何?給料とどう違うの?
福利厚生の基本的な意味
「福利厚生」という言葉、なんだか堅い響きがするよね。でも意味を知ってしまえばとってもシンプルだよ。
福利厚生とは、会社が社員のために給料以外で提供するサービスや支援のすべてのこと。つまり、毎月の給料とは別に「社員が安心して気持ちよく働けるように」会社がいろいろと用意してくれる仕組みのことだよ。
わかりやすく例えるなら、学校で言う「給食・保健室・部活の道具や設備」みたいなイメージだよ。学費(給料)とは別に、学校(会社)が「より良い環境で過ごせるように」用意してくれているものだよね。そのおかげで生徒(社員)は安心して勉強(仕事)に集中できるというわけ。
給料と福利厚生、何が違う?
給料は毎月銀行口座に振り込まれる「現金」だよね。でも福利厚生は、直接お金として渡されるわけじゃないことが多い。
たとえばこんなものが福利厚生にあたるよ:
- 会社の健康診断(無料でやってもらえる)
- 社員食堂(外のレストランより安くごはんが食べられる)
- 交通費の支給(電車やバスの費用を会社が出してくれる)
- 有給休暇(休んでも給料がもらえる)
こういったものは給料明細に「〇〇円」とは書かれないけれど、実際には自分で出費しなくていい分、手元にお金が残るよね。だから福利厚生は「見えにくい給料」とも言えるんだよ。年間でまとめて計算してみると、意外と大きな金額になることも多いよ。
2種類ある!法定福利厚生と法定外福利厚生の違い
法定福利厚生:法律で決まっているもの
福利厚生には大きく2種類あって、まず一つ目が法定福利厚生だよ。
法定福利厚生とは、つまり「法律によって会社が絶対にやらなければいけない」と決められている福利厚生のこと。どんなに小さい会社でも、どんなに業績が悪くても、法律で義務付けられているから必ずやらなきゃいけないんだよ。
主な法定福利厚生には次の4つがあるよ:
- 健康保険:病気やケガをしたとき、医療費の一部を保険でカバーしてくれる仕組み。保険料の半分を会社が負担してくれるよ
- 厚生年金:将来もらえる老齢年金のこと。保険料の半分を会社が負担してくれるよ
- 雇用保険:つまり、仕事を失ったときにもらえる「失業給付」のための保険。万が一リストラされても、一定期間お金がもらえる仕組みだよ
- 労災保険:仕事中のケガや病気に対する保険。こちらは保険料が全額会社負担だよ
これらは全部、国が「社員を守るために会社がやれ」と決めたものだよ。だから就職したら必ず受けられる福利厚生なんだ。逆に言えば、もし会社がこれをやってくれないなら、それは法律違反ということになるよ。
法定外福利厚生:会社が自由に決めるもの
もう一つが法定外福利厚生だよ。
法定外福利厚生とは、つまり「法律では義務付けられていないけど、会社が独自に『うちはこれをやるよ』と決めている」福利厚生のこと。ここが会社によって大きく変わる部分で、「この会社ならではの魅力」になっていることが多いよ。
代表的な法定外福利厚生にはこんなものがあるよ:
- 住宅手当・家賃補助:毎月の家賃の一部を会社が負担してくれる
- 食事補助:社員食堂や食事手当で、ランチ代を安くしてくれる
- 育児・介護支援:子育て中の社員や、家族を介護している社員を助ける制度
- リモートワーク手当:在宅勤務のための通信費や光熱費を補助してくれる
- レジャー割引:映画館・テーマパーク・旅行などが社員割引で使える
- 資格取得支援:仕事に役立つ資格の勉強費用を会社が出してくれる
「え、そんなことも会社がやってくれるの?」って思うようなものもあるよね。大企業や人気の高い会社ほど、法定外福利厚生が充実していることが多いよ。就職先を選ぶときに、ここを比べると会社の「社員への本気度」がわかったりするんだよ。
福利厚生が充実してると、何がどう嬉しいの?
「実質的な手取り」が増える
福利厚生が充実している一番のメリットは、実質的な収入が増えることだよ。
たとえば、こんな計算を考えてみよう。月給25万円の会社Aと、月給24万円の会社Bがあるとする。でも会社Bには毎月3万円の住宅手当と月1万円の食事補助があるとしたら…?
会社B:24万円 + 住宅手当3万円 + 食事補助1万円 = 実質28万円分の価値
見かけの給料だけ見ると会社Aの方が高いけど、福利厚生を合わせると会社Bの方が断然お得だよね。これが「福利厚生は隠れた給料」って言われる理由だよ。年間に換算すると差は48万円にもなるから、かなり大きいよね。
生活の安心感が高まる
お金の面だけじゃなくて、生活の安心感も大きく変わるよ。
健康診断が充実していれば病気を早期発見できるし、育児支援があれば子どもが生まれても仕事を続けやすい。介護休暇制度があれば、家族の介護が必要になっても急に会社を辞めなくて済む。こういった安心感は数字では表しにくいけど、長い目で見るととても大切な価値があるよ。「いざとなったときに守ってもらえる」という感覚は、毎日の仕事のゆとりにもつながるんだよね。
働くモチベーションが上がる
「会社が自分のことを大切にしてくれている」と感じると、仕事へのやる気も変わってくるよ。
たとえばスポーツジムの費用を会社が負担してくれたり、社員旅行が年1回あったりすると、「この会社にいてよかったな」って自然に思えるよね。そういった気持ちが「長く頑張って働こう」という動機につながるんだよ。これは会社にとっても、離職率(つまり社員が辞める割合のこと)を下げる効果があるから、社員にとっても会社にとっても、お互いに嬉しい仕組みなんだよ。
就活・転職で福利厚生をどうやってチェックすればいい?
まず「自分に必要な福利厚生」を整理する
福利厚生は種類がたくさんあるから、「充実してる」と書いてあっても自分には関係ないものばかりの場合もあるよ。だから、まず「自分の生活スタイルや将来のライフプランに何が必要か」を考えることが大事だよ。
- 一人暮らしで家賃が重い → 住宅手当・家賃補助があるか確認
- 将来子育てしたい → 育休・育児手当・保育料補助があるかチェック
- スキルアップしたい → 資格取得支援・研修制度があるか見る
- 健康が心配 → 健康診断の内容・メンタルヘルスサポートを確認
- 趣味や余暇を大切にしたい → レジャー割引・リフレッシュ休暇があるかチェック
自分に合った福利厚生を見極めることが、後悔しない会社選びの第一歩だよ。
求人票だけじゃなく、口コミもチェックしよう
求人票には「福利厚生:有給休暇、社会保険完備、住宅手当あり」などと書いてあるけど、実際に使えるかどうかはまた別の話だよ。
たとえば「育休取得可能」と書いてあっても、実際に取得した社員がほとんどいない会社もある。だから口コミサイト(OpenWork・転職会議など)で実際に働いている人や元社員の本音を調べることがとっても大切だよ。
また、会社説明会や面接の場でも「育休の取得率はどのくらいですか?」「住宅手当は全社員が受け取れますか?」などと質問してみると、制度の実態がわかりやすいよ。積極的に質問することは、就活では全然失礼じゃないからね。
数字に換算して比べてみよう
複数の会社を比べるときは、福利厚生を年間の金額に換算してみると比べやすいよ。
- 住宅手当:月2万円 → 年間24万円
- 食事補助:月1万円 → 年間12万円
- 交通費全額支給:月2万円の人なら → 年間24万円
- 健康診断オプション追加:年1回2万円分 → 年間2万円
これだけ合計するだけで年間62万円分の価値になるよ。見かけの給料が少し低くても、トータルで見ればかなりお得な場合があるから、ちゃんと計算して比べてみよう。仕事選びで「給料だけ」を見ていると、本当の意味でのお得な働き方を見逃してしまうかもしれないよ。福利厚生はそれくらい大事なものだから、ぜひ給料と一緒にチェックする習慣をつけてみてね。
