「部屋を借りたいのに、急に『保証会社に入ってください』って言われた…保証会社って何?なんで必要なの?」って思ったことない?賃貸アパートやマンションを借りるとき、ほぼ必ずと言っていいくらい登場するのが保証会社。でも学校では絶対に教えてくれないし、何のためにあるのかよくわからないよね。この記事を読めば、保証会社の仕組みから費用・審査のコツまで、ぜんぶまるっとわかるよ。
- 保証会社は家賃が払えなくなったとき 大家さんに代わりに立て替え てくれる会社で、あとで本人に請求が来る
- 利用するには最初に 保証料(初回:家賃の0.5〜1か月分が目安) を支払う必要がある
- 入居審査では 収入・家賃滞納歴・クレジット履歴 が確認され、通らないと入居できないこともある
もうちょっと詳しく
保証会社には大きく分けて「信販系」「独立系」「協会系」の3種類がある。信販系というのはクレジットカード会社と関係が深い会社のことで、つまりクレジットカードの審査みたいな厳しさで審査されるということ。独立系は保証専門の会社で審査がやや緩い傾向があるよ。協会系は全国賃貸保証業協会(LICC)などに加盟している会社のこと。どの種類かによって審査の基準や保証料の計算方法が変わるから、不動産屋さんにどのタイプか聞いてみるのもアリ。また、保証会社は「賃貸借契約の当事者ではない」という点も大事で、あくまで万が一のときの保険みたいな存在なんだ。
保証会社の種類(信販系・独立系・協会系)によって審査の厳しさが違う!落ちても別の会社なら通ることも。
⚠️ よくある勘違い
→ 保証会社はあくまで「立て替え」。後日、延滞損害金つきで全額請求されるし、最悪の場合は強制退去になることも。
→ 滞納すると信用情報(いわゆるブラックリスト)に記録され、次回の部屋探しや将来のローン審査に影響が出ることもある。
[toc]
保証会社とは?まずは「役割」を理解しよう
大家さんが抱える「お金の不安」を解決する存在
アパートやマンションを他人に貸す大家さんにとって、一番怖いのは「家賃を払ってもらえないこと」だよ。毎月決まった日にお金が入ってこないと、大家さん自身もローンの支払いや建物の維持費が払えなくなってしまう。だからこそ「万が一のときに備えたい」というニーズがある。
そこに登場するのが保証会社。保証会社は入居者と契約して「この人が家賃を払えなくなったら、うちが代わりに払います」と大家さんに約束する。つまり大家さんにとっての「安心の盾」になってくれる会社なんだ。スポーツで言えば、保証会社はゴールキーパーみたいなイメージ。前線の選手(入居者)がうまくプレーしてる間は出番ないけど、いざというときに守ってくれる存在だよ。
昔は「連帯保証人」が同じ役割を担っていた
ひと昔前は、賃貸を借りるとき「連帯保証人」を必ず立てる必要があった。連帯保証人というのは「借りた人が払えなかったら私が代わりに払います」と約束してくれる人のことで、多くの場合は親や兄弟が担っていた。でも社会の変化で、頼める身内がいない人・親が高齢すぎて保証人になれない人・単身で地方に引っ越してくる人が増えてきた。そこで「人の代わりに会社が保証する」という仕組みが広まったんだ。
今では国土交通省のデータでも「保証会社を利用する物件が全体の9割以上」というほど普及している。つまり今の賃貸市場では、保証会社はほぼ「常識」になってるということだよ。
保証会社にかかるお金ってどのくらい?費用を徹底解説
初回保証料は「家賃の半月〜1か月分」が目安
保証会社を利用するには「保証料」というお金がかかる。これは入居時に1回払うもので、相場は月額賃料の0.5か月〜1か月分が多い。たとえば家賃が7万円のお部屋なら、初回保証料は3.5万円〜7万円になる計算だ。初期費用の中に含まれていることがほとんどで、敷金・礼金・仲介手数料と一緒に請求されるよ。
注意してほしいのは、この保証料は「戻ってこないお金」だということ。敷金は退去時に返ってくる(部屋を汚した分は引かれるけど)のに対して、保証料は保険料みたいなもので、何もなくても返金されないんだ。
毎月・毎年かかる「継続保証料」にも注意
初回保証料だけじゃなく、入居後も定期的に保証料がかかることがある。これを「継続保証料」と言って、つまり毎年または毎月、保証会社に一定の料金を払い続ける仕組みのことだよ。
よくある例としては、毎月家賃に上乗せして月額1000円を払うタイプや、1年に1回1万円を払うタイプがある。一見少額に見えても、5年住めば合計5万円以上になることもある。契約時に「継続保証料はいくらか・いつ払うのか」をきちんと確認しておくと、あとで「そんなお金がかかるとは思わなかった」というトラブルを防げるよ。
費用の比較まとめ
保証会社の費用パターンを整理するとこんな感じ。
- 初回保証料:家賃の0.5〜1か月分(相場)
- 継続保証料:月額1000円前後 or 年間1万円前後(会社によって異なる)
- 更新保証料:2年ごとに1万円程度かかる場合もある
これらは保証会社や物件によってバラバラなので、契約前に必ず重要事項説明書で確認しよう。不明な点があれば不動産屋さんに遠慮なく聞いてOKだよ。
審査ってどうやって行われるの?通るための3つのポイント
審査で見られる3つのポイント
保証会社の審査では、主に3つのことを調べられる。
1つ目は「収入」。月収が家賃の3倍以上あるかが目安と言われているよ。家賃が6万円なら月収18万円以上、年収で言えば216万円以上が一応の基準。アルバイトや自営業でも収入が安定していれば審査が通ることもあるけど、収入証明書の提出を求められることが多い。
2つ目は「過去の家賃滞納歴」。以前に家賃を滞納したことがあって保証会社に迷惑をかけたことがある場合、業界共有の「ブラックリスト」に載っていることがある。これは信用情報機関のデータベースで管理されていて、つまり過去のトラブル記録が保証会社間で共有されることもあるということ。一度載るとしばらく審査が通りにくくなるので注意が必要だよ。
3つ目は「クレジットカードの支払い履歴」。特に信販系の保証会社はクレジットカードの延滞や分割払いの滞納も厳しく見る。スマホの分割購入も実はローン扱いになるから、滞納があると審査に影響することもあるんだ。
審査に不安があるときはどうすればいい?
「収入が少ない」「過去に滞納したことがある」という場合でも、いくつかの対策がある。まず、審査が比較的緩めとされる独立系の保証会社を使っている物件を選ぶこと。次に、家賃が低い物件を選ぶことで収入とのバランスを改善できる。また、親族を連帯保証人として加えると審査が通りやすくなることもあるよ。不動産屋さんに「審査が通りやすい物件を探してほしい」と正直に相談するのが一番の近道だったりする。
保証会社の種類と特徴──信販系・独立系・協会系の違い
信販系:審査は厳しいが大手物件に多い
信販系の保証会社というのは、クレジットカード会社やその関連会社が運営する保証会社のこと。代表的なところではオリコフォレントインシュアやアプラスなどが挙げられる。クレジットカードの審査と同じような基準で審査をするので、過去にクレジットの延滞があったり、収入が不安定だと落ちやすい傾向がある。その分、大手不動産会社が管理する物件には信販系が多いんだ。
独立系:審査が通りやすい代わりに保証料が高めのことも
独立系というのは保証専業の会社のこと。信販系に比べると審査基準が緩く、外国籍の方や収入が不安定な方でも通りやすいケースがある。ただし審査が緩い分、リスクを保証料でカバーしているため、初回保証料が家賃の1か月分を超えることもある。日本セーフティーやフォーシーズンズなどが代表的な会社だよ。
協会系:業界団体に加盟して信頼性を担保
協会系というのは、全国賃貸保証業協会(LICC)や賃貸保証機構(LGO)などの業界団体に加盟している保証会社のこと。加盟会社間で入居者の滞納情報を共有しているのが特徴で、1社で滞納歴があると加盟会社全体で審査が厳しくなる可能性がある。信販系ほどクレジット情報は見ないものの、家賃滞納の実績には厳しいよ。
保証会社とのトラブルを防ぐために知っておきたいこと
「滞納したらすぐ追い出される」は間違い──正しい手順を知ろう
「保証会社が家賃を立て替えたら、翌月には強制退去させられる」という話を聞いたことがある人もいるかもしれない。でも実際には、保証会社が立て替えただけで即座に退去になるわけじゃないよ。法的に退去を求めるには「正当な理由」と「適切な手続き」が必要で、裁判所を通じた手続きが必要になる場合もある。ただし、滞納が続けば保証会社から督促の電話が来たり、最終的には法的手続きに進む可能性があるのは確か。
大事なのは、払えない月が出てきたときにすぐ大家さんや保証会社に連絡すること。「来月必ず払います」「今月は少し遅れます」という連絡を早めにするだけで、関係が悪化するのを防ぎやすくなるんだ。黙って無視するのが一番まずい行動だよ。
解約・退去時の手続きにも注意
部屋を退去するときは、賃貸契約だけじゃなく保証会社との契約も終了することになる。多くの場合は自動で終了するけど、保証会社によっては解約手続きが別途必要なことも。また、年の途中で退去した場合の継続保証料が返金されるかどうかも会社によって違う。退去が決まったら保証会社の契約内容もあわせて確認しておこう。
契約前に確認しておくべきチェックリスト
保証会社との契約前に確認しておくと安心な項目をまとめるとこんな感じ。
- 初回保証料はいくらか(家賃の何か月分か)
- 継続保証料・更新保証料はかかるか、いくらか
- 信販系・独立系・協会系のどれか
- 滞納したときの連絡先と対応フローはどうなっているか
- 退去時に保証契約を別途解約する必要があるか
これらを事前に把握しておけば、入居後に「こんなはずじゃなかった」という事態をかなり減らせる。賃貸契約は長い付き合いになるから、最初の確認が本当に大切なんだよ。
