借入って何?わかりやすく解説

「今月お金が足りない…」「車を買いたいけど一括じゃ無理だな」「マイホームっていつになったら買えるんだろう」そんなふうに思ったこと、ある人も多いんじゃないかな。そんなとき頭に浮かぶのが「借入」というしくみだよ。でも、「借入って結局なに?」「ローンと何が違うの?」「利子ってどういうこと?」って、意外とわかってないことだらけだよね。この記事を読めば、借入の意味・種類・利子のしくみ・注意点まで、全部スッキリわかるよ。

借入って、お金を借りるってことだよね?なんか銀行の窓口に「借入申込み」って書いてあるの見たんだけど。

そうそう、正解!借入(かりいれ)は、銀行や消費者金融などお金を貸す機関から、一定のルールのもとでお金を借りることだよ。友だちからお金を借りるのとは違って、必ず「利子(りし)」つまりお金を借りたことへの手数料を上乗せして返す必要があるんだ。
じゃあ「ローン」とか「融資」って言葉もよく聞くけど、借入と同じなの?

鋭いね!実はほぼ同じ意味で使われることが多いんだよ。ローンはつまり分割して返すことを前提にした借入のこと。融資(ゆうし)はつまり銀行などがお金を貸し出す行為そのものを指す言葉。「借入」はこれらを全部ひっくるめた、より広い意味の言葉なんだ。どれも「お金を借りる」という点は一緒だよ。
借りたら利子を払うっていうのがよくわからないんだけど…。たとえばどのくらい払うの?

わかりやすく説明するね。たとえば100万円を年利(ねんり)10%、つまり1年間で元金の10%分の利子がかかる条件で借りたとすると、1年後には110万円を返さないといけないんだ。最初に借りた100万円が元金(がんきん)、追加で払う10万円が利子(利息)だよ。借りる期間が長くなるほど、払う利子の合計も増えていくんだ。
借入って、なんか怖いイメージがあるんだけど…やっぱり危ないの?

そう感じるのはとても大事な感覚だよ!確かに、計画なく借りすぎると返せなくなって大変なことになる。でも住宅を買ったり、学校に通ったりするために計画的に使えば、夢をかなえるための道具にもなるんだ。知識を持って正しく使えば、借入は全然怖くないよ。
📝 3行でまとめると
  1. 借入とは 銀行や消費者金融などからお金を借りること で、ローン・融資とほぼ同じ意味で使われる
  2. 借りたお金(元金)に加えて 利子(利息) を上乗せして返す必要があり、金利が高いほど返済総額が増える
  3. 返済計画をしっかり立てれば 上手に活用できる便利な仕組み だが、借りすぎ・高金利には要注意
目次

もうちょっと詳しく

借入とは、銀行・消費者金融・クレジット会社などから、一定のルールのもとでお金を借りることを言うよ。借りたお金のことを「元金(がんきん)」、使用料として払うお金を「利子・利息(りそく)」と呼ぶんだ。借入にはいろんな種類があって、家を買うための住宅ローン、車を買うための自動車ローン、学費のための教育ローン、急な出費に使うカードローンなどがある。どの借入を使うときも「金利(きんり)」つまり年間で元金の何%の利子がかかるか、そして「返済期間」つまり何年かけて返すかの2点をしっかり確認することが大切だよ。この2つを理解すれば、借入の怖さの半分はもう解消されたも同然だよ。

💡 ポイント
金利が低いほど、返すトータルの金額が少なくなるよ!

⚠️ よくある勘違い

❌ 「借入=悪いこと・してはいけないこと」
→ 実は住宅ローンや教育ローンなど、多くの人が人生の大きな目標のために借入を活用しているよ。お金を借りること自体は悪いことじゃない。
⭕ 「借入は計画的に使えば有効な手段」
→ 自分の返済能力の範囲内で、金利・返済期間をしっかり理解したうえで利用すれば、借入は夢をかなえるための頼もしい道具になるんだ。
なるほど〜、あーそういうことか!

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借入とは?言葉の意味をしっかり理解しよう

「借入」の読み方と基本の意味

「借入」は「かりいれ」と読むよ。意味はシンプルで、銀行や消費者金融などお金を貸す機関から、決められたルール(契約)のもとでお金を借りることだよ。友だちや家族から「ちょっと貸して」とお金を借りるのとは違って、借入には必ず「利子」という手数料が発生するんだ。

たとえば、欲しいゲーム機が3万円だったとする。手元に1万円しかないとき、親から2万円を無利子で借りるのは「借入」とは言わないよ。でも銀行から2万円を金利付きで借りたら、それが正式な「借入」だよ。金融の世界では「借入」という言葉を、個人が銀行などからお金を借りる行為全般に使うんだ。

「ローン」「融資」「借金」との違い

似た言葉がたくさんあって混乱するよね。ここで整理しておこう。

  • ローン:つまり分割払いで返すことを前提にした借入のこと。住宅ローン・自動車ローンなど商品名みたいに使われることが多い。
  • 融資(ゆうし):つまり銀行や信用金庫などがお金を貸し出す行為のことを指す言葉。主にビジネスや企業向けに使うことが多い。
  • 借金(しゃっきん):借入と同じ意味だけど、どちらかというとネガティブなイメージで使われることが多い言葉だよ。
  • 借入:これらを全部ひっくるめた、最も広い意味の言葉。個人が金融機関からお金を借りる行為全般を指すよ。

まとめると、「借入」が一番大きなくくりで、「ローン」や「融資」はその中の種類のひとつ、と思っておけば大丈夫だよ。

「貸す側」から見た借入の呼び方

面白いことに、銀行など貸す側からは「貸出(かしだし)」と呼ぶんだよ。あなたが「借入をした」と思っているとき、銀行側は「貸出をした」と記録している。同じお金のやり取りなのに、立場によって呼び方が違うんだ。家計簿や企業の財務諸表でも、借入は「負債(ふさい)」つまり返さなければいけないお金として記録されるよ。

借入の種類を使い方で分けてみよう

目的別の主な借入の種類

借入にはいろんな種類があって、何のために借りるかによって使える商品が変わってくるよ。主な種類を見てみよう。

  • 住宅ローン:家やマンションを買うときに使う借入だよ。金額が大きい(数千万円)ので、返済期間も20〜35年と長くなることが多い。金利は比較的低め。
  • 自動車ローン:車を買うときに使う借入。ディーラーで申し込めることが多くて、返済期間は3〜7年くらいが一般的だよ。
  • 教育ローン:大学・専門学校などの学費のための借入。日本政策金融公庫(こっか)の教育ローンは金利が低くて人気があるよ。
  • カードローン:使い道が自由な借入。急な出費や生活費の補填に使われることが多い。ただし金利が高めなので注意が必要だよ。
  • フリーローン:使い道が比較的自由な銀行の借入。カードローンよりは金利が低いことが多いけど、審査に時間がかかることもあるよ。

目的に合った借入を選ぶのが大事

大切なのは、「目的に合った借入を選ぶ」ことだよ。たとえば家を買うのにカードローンを使うのは、金利が高すぎてかなり損になる。逆に、少額の急な出費のために住宅ローンを借りようとしても、そもそも使い道が限定されていて使えない。借入の種類ごとに「何のために」「いくらまで」「どのくらいの金利で」といった条件が違うから、自分の目的に合ったものを選ぶことが大事だよ。

金利(利子)のしくみを理解しよう

金利とは何か?

借入を理解するうえで絶対に知っておきたいのが「金利(きんり)」だよ。金利はつまり、お金を借りたことへの使用料を「元金の何%」で表したものだよ。お店でいえば「レンタル料金」みたいなイメージだね。

たとえば年利(ねんり)5%というのは、1年間で元金の5%分の利子を払うということだよ。100万円借りたら、1年で5万円の利子がかかる計算だね。この「年利」つまり1年あたりの金利を表す数字のことを「年率(ねんりつ)」とも呼ぶよ。

単利と複利の違い

金利には「単利(たんり)」と「複利(ふくり)」の2種類があるよ。

  • 単利:つまり最初に借りた元金だけに対して毎年利子がかかる計算方法。100万円を年利5%で借りたら、毎年5万円の利子が発生するよ。
  • 複利:つまり利子にも利子がかかっていく計算方法。100万円を年利5%で借りたとき、1年後の残高は105万円になり、翌年はその105万円に対して5%の利子がかかる。雪だるま式に増えていくイメージだよ。

複利は貯金や投資だと「お金が増える力」として働くけど、借入では「返す額がどんどん増える怖い力」として働くんだ。カードローンや消費者金融の借入は複利が多いから、長期間放置すると借金が大きくなりやすいので注意だよ。

実際の返済額はどうやって計算する?

「元利均等返済(がんりきんとうへんさい)」という返済方法が一番よく使われるよ。つまり毎月の返済額が一定になるように計算された返済方法のことだよ。返済の初期は利子の割合が多く、後半になるほど元金の割合が増えていくんだ。住宅ローンのシミュレーターをネットで検索すると、実際の返済額を計算できるから、試してみると金利のすごさが実感できるよ。

借入を上手に活用するためのポイント

借入前に確認すべき3つのこと

借入を使うと決めたら、必ず次の3つを確認しよう。

  • ① 金利(年率)はいくらか:数字が小さいほど返済総額が少なくなる。住宅ローンなら年0.5〜2%程度、カードローンなら年10〜18%と全然違うよ。
  • ② 返済期間はどのくらいか:期間が長いと月々の返済額は少なくなるけど、払う利子の合計は増える。逆に期間が短いと月々の返済額は増えるけど、利子の総額は少なくて済む。
  • ③ 返済総額(元金+利子の合計)はいくらになるか:「100万円借りたら結局いくら返すの?」を必ず計算してから借りよう。この数字を見ずに借りる人が多いから、後で「こんなに払うの!?」と驚くことになるよ。

収入と返済額のバランスが一番大事

返済能力の目安として「年間の返済額が年収の25〜35%以内」というのが一般的に言われているよ。たとえば年収400万円なら、年間の返済額は100〜140万円(月8〜12万円)が上限の目安だよ。これを超えると、生活費が足りなくなって借入が増えるという悪循環に陥りやすいんだ。住宅ローンを組むときにも、金融機関は「返済負担率(へんさいふたんりつ)」つまり年収に占める年間返済額の割合を審査基準にしているよ。

繰り上げ返済を活用しよう

余裕があるときは「繰り上げ返済(くりあげへんさい)」をするのがおすすめだよ。繰り上げ返済はつまり、毎月の返済額とは別に追加でまとまったお金を返済すること。これをすると元金が早く減るので、その分の利子を払わなくて済むようになる。住宅ローンで数十万円を繰り上げ返済するだけで、利子の総支払額を数百万円減らせることもあるんだよ。

借入で失敗しないために知っておくこと

「多重債務」に陥るとどうなる?

多重債務(たじゅうさいむ)はつまり、複数の借入先からお金を借りていて、返済が追いつかなくなっている状態のことだよ。たとえばAカードローンの返済のためにBカードローンでお金を借り、さらにCからも借りる…というように、借入が借入を呼ぶ状態になるんだ。利子だけで毎月の収入が消えてしまい、元金がまったく減らないという最悪の状況になってしまうよ。

多重債務に陥ってしまったときは、一人で抱え込まないで「弁護士」や「司法書士」に相談することが大切だよ。「債務整理(さいむせいり)」つまり借入の返済条件を法律的に見直す手続きを使うことで、立て直しができる場合があるよ。

審査に落ちたときの対処法

借入の申し込みをしても審査に落ちることがあるよ。審査では「信用情報(しんようじょうほう)」つまり過去の借入・返済履歴が確認されるんだ。クレジットカードの支払いを遅らせたり、借入の返済を滞納(たいのう)したりすると、この信用情報に傷がついて審査が通りにくくなるよ。審査に落ちた場合は、まず理由を確認して、信用情報の開示(かいじ)つまり自分の信用情報を確認することから始めてみよう。

「ヤミ金」には絶対に近づかない

最後に絶対に知っておいてほしいのが「ヤミ金(やみきん)」の危険性だよ。ヤミ金はつまり、法律で定められた上限金利(年利20%)を大幅に超える金利を要求する、違法な金融業者のことだよ。「審査なし」「誰でも借りられる」「今すぐ振り込む」といった甘い言葉で近づいてくるんだ。一度借りると返済額がどんどん膨らんで、脅迫(きょうはく)や嫌がらせを受けるケースもある。絶対に近づかないようにしよう。お金に困ったときは、まず自治体の無料相談窓口や社会福祉協議会(しゃかいふくしきょうぎかい)に相談してみてね。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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