「お金が足りない…どうしよう」って焦った経験、一度くらいはあるんじゃないかな?急な出費があったり、どうしても今すぐまとまったお金が必要なとき、「銀行から借りようかな」「消費者金融ってどういう仕組みなの?」って考えることがあるよね。でも、「貸付」っていう言葉の意味や仕組みをちゃんと理解している人って、実は意外と少ないんだよ。この記事を読めば、貸付の基本から利息の計算、注意しなきゃいけないポイントまで、全部スッキリわかるよ!
- 貸付とはお金を貸して後で返してもらう仕組みで、借りた額に 利息 をつけて返すのが基本ルールだよ
- 銀行や消費者金融など貸し手によって 金利 が大きく違い、金利の高さが返済総額に直結するよ
- 借りすぎると 多重債務 になるリスクがあるから、借りる前に必ず返済計画を立てることが大切だよ
もうちょっと詳しく
貸付は法律的に「消費貸借契約(しょうひたいしゃくけいやく)」と呼ばれる契約に基づいているんだよ。難しく聞こえるけど、つまり「お金を借りた人は、同じ金額を後で返す義務がある」という約束のことだよ。日本には「貸金業法(かしきんぎょうほう)」という法律があって、お金を貸す業者が守らなければいけないルールが細かく決められているんだ。たとえば、年収の3分の1を超えるお金は消費者金融などから借りられない「総量規制(そうりょうきせい)」というルールもあって、これは借りすぎを防ぐための大切な仕組みなんだよ。貸付は法律でしっかり守られた仕組みの中でやり取りされているって覚えておこうね。
消費者金融などからは年収の3分の1を超えて借りられない!これが「総量規制」だよ。
⚠️ よくある勘違い
→ 利息だけ払い続けても、最初に借りた元金(がんきん)は1円も減らないんだよ。毎月の返済には元金の返済も含まれているのが普通なんだ。
→ 毎月の返済額は「元金の一部+その月分の利息」がセットになっているよ。元金が減るにつれて利息も少なくなるから、早めに返すほど総支払額が減るんだよ!
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貸付とは?まず基本の仕組みをしっかり理解しよう
「貸付」をひとことで言うと
貸付(かしつけ)とは、お金を相手に渡して、後で返してもらうことだよ。ただ返してもらうだけじゃなくて、借りた金額に「利息(りそく)」、つまり「お金を使わせてもらった分の料金」をプラスして返すのが普通なんだ。
わかりやすくたとえると、自転車のレンタルショップで考えてみてよ。自転車を借りたら、使った分だけ「レンタル料」を払って返すよね。貸付も全く同じイメージで、お金を借りたら「お金のレンタル料(=利息)」をつけて返すんだよ。「お金にも使用料がかかる」って覚えておくと、すごくわかりやすいよ。
貸付に登場する3つのキーワード
貸付を理解するために、まず絶対に覚えておきたいキーワードが3つあるよ。
- 元金(がんきん)…つまり「最初に借りたお金そのもの」のこと。10万円借りたら、元金は10万円だよ。
- 利息(りそく)…つまり「お金を借りた使用料」のこと。元金に金利(利率)をかけて計算するよ。
- 返済(へんさい)…つまり「借りたお金を返すこと」。毎月決まった金額を返していくのが一般的だよ。
例えば10万円を年利10%で1年間借りたとすると、利息は10万円×10%=1万円。つまり合計11万円を返す計算になるんだ。この「元金+利息」の合計が、実際に払うお金の総額だよ。
貸付と「あげる」の違いは何?
たまに混乱する人がいるけど、「貸付」は必ず返ってくることを前提にしているよ。「プレゼントする」「あげる」とは全然違うんだ。法律的にも、貸したお金は「返してもらう権利(債権・さいけん)」として認められているから、返してもらえない場合は法律を使って請求することもできるよ。だから銀行や消費者金融は、ちゃんとした契約書を作って貸し付けをするんだよ。
また、「貸付」と「投資」も全然違うよ。投資は「お金を出して、利益が出たら分け前をもらう」仕組みだけど、貸付は「お金を貸して、元金+利息を確実に返してもらう」仕組みなんだ。リスクや仕組みが根本から違うから混同しないようにしようね。
貸付の種類をざっくり把握しよう
目的別に見る貸付の種類
貸付って、一口に言ってもいろんな種類があるんだよ。使う目的によって、どこから借りるか・いくら借りられるか・金利はいくらかが全然違うから、種類を知っておくことがとても大事だよ。
- 住宅ローン…家を買うためのお金を借りること。返済期間が20〜35年と長く、金利は低め(年0.5〜2%程度)が多いよ。
- カーローン…車を買うためのお金を借りること。ディーラーローンと銀行ローンの2種類があって、金利は年2〜8%くらいが目安だよ。
- 教育ローン・奨学金…学費のためのお金を借りること。国の制度を使えば低金利や無利子で借りられることも多いよ。日本学生支援機構の奨学金が有名だね。
- カードローン・フリーローン…使い道が自由なお金を借りること。消費者金融や銀行が提供していて、金利は年3〜18%と幅広いよ。
- 事業融資(ゆうし)…会社を作ったり、事業を続けたりするためのお金を借りること。銀行や日本政策金融公庫(こうこ)から借りることが多いよ。
誰がお金を貸してくれるの?
お金を貸してくれる「貸し手」も、実はいろんな種類があるよ。それぞれ特徴が違うから、状況に合わせて選ぶことが大切なんだ。
- 銀行・信用金庫…金利が低めで、審査は厳しめ。まとまったお金を借りるのに向いているよ。
- 消費者金融(アコム・SMBCモビットなど)…審査が比較的早くて少額を短期間借りるのに向いているけど、金利は高め。
- クレジットカード会社…「キャッシング」という形でATMからお金を借りられるよ。ただし金利は消費者金融と同じくらい高いことが多い。
- 公的機関(日本政策金融公庫など)…国や公的機関が低金利・無利子で貸してくれる制度もあるよ。事業者や学生はまず公的機関を調べると◎。
貸し手によって金利・審査・融資スピードが全然違うから、「急いでいるから消費者金融」「できるだけ金利を抑えたいから銀行」という形で、目的に合わせて選ぶことが大切だよ。
利息と金利の仕組みをしっかり理解しよう
金利ってどういう数字なの?
金利(きんり)とは、つまり「借りたお金に対して、1年間でどれくらいの利息がかかるかを示した割合(%)」のことだよ。「年利(ねんり)」とも言うよ。
例えば年利10%で10万円を1年間借りたとすると、利息は10万円×10%=1万円。合計11万円を返す必要があるんだ。これが2年間になると、単純計算で利息は2万円。借りる期間が長くなるほど、利息の合計も増えていくんだよ。
たとえ話で言うと、ゲームのレンタルショップで1週間500円のゲームを2週間借りたら1000円かかるよね。お金も同じで、借りている期間が長いほど「お金のレンタル料(利息)」が積み上がっていくんだよ。
単利と複利って何が違うの?
利息の計算方法には「単利」と「複利」の2種類があるんだよ。
- 単利(たんり)…つまり「毎回、最初に借りた元金だけに対して利息を計算する方法」。計算がシンプルでわかりやすいよ。
- 複利(ふくり)…つまり「元金+これまで積み上がった利息、その合計に対して利息を計算する方法」。借金の場合、放置するとどんどん膨らんでいく怖い仕組みなんだ。
複利を身近なものでイメージするなら「雪だるま」を想像してみてよ。最初は小さいけど、転がせば転がすほどどんどん大きくなっていくよね。複利の借金も同じで、返せないまま放置すると利息が利息を生んで、どんどん膨らんでいくんだよ。だから「早めに返すほど得」なんだ。
実質年率(APR)って何?
広告でよく見る「実質年率○%」という表示。これは、つまり「各種手数料なども含めた、本当の意味での金利コスト全体」のことだよ。名目上の金利より高くなることがあるから、契約前には必ず「実質年率」の数字を確認しようね。「低金利!」と書いてあっても、手数料込みの実質年率が高い場合があるから要注意だよ。
貸付を利用するときの注意点
「総量規制」で借りすぎを防いでいる
日本では消費者を守るために「総量規制(そうりょうきせい)」というルールがあるんだよ。これはつまり、「消費者金融などの貸金業者からは、年収の3分の1を超えるお金を借りることができない」というルールのことだよ。
例えば年収が300万円の人なら、最大100万円までしか消費者金融などから借りられない計算になるんだ。返せない額を借りてしまって生活が破綻するのを防ぐための、国の大切な仕組みなんだよ。ただし、住宅ローンや自動車ローン・事業融資は総量規制の対象外になっているから、そこは注意してね。
審査で見られる3つのポイント
貸付を申請すると、必ず「審査」があるよ。審査でチェックされる主な項目はこの3つだよ。
- 収入・返済能力…安定した収入があるかどうか。正社員かどうかも影響することがあるよ。
- 信用情報(クレジットヒストリー)…過去にちゃんと返済してきたかどうか。延滞や滞納の記録があると審査に不利になるよ。
- 借入残高(現在の借金の残り)…今すでに他のところから借りている金額が多いと、審査が厳しくなることもあるよ。
契約前に必ず確認すべき3つのこと
貸付の契約をする前に、絶対にこれだけは確認しておこうね。
- ① 実質年率はいくらか…広告の数字ではなく、契約書に書かれた実質年率を必ず確認すること。
- ② 返済期間と毎月の返済額はいくらか…毎月無理なく払える金額かどうか、生活費と照らし合わせて確認しよう。
- ③ 繰り上げ返済(くりあげへんさい)はできるか…つまり「予定より早く返せる仕組みがあるか」ということ。早く返したい場合の手数料も確認しておこうね。
返せなくなったらどうなるの?リスクを正しく知っておこう
延滞するとペナルティが発生する
返済を滞らせてしまうこと(これを「延滞(えんたい)」という)が起きると、まず遅延損害金(ちえんそんがいきん)、つまり「返済が遅れたことに対するペナルティ料金」が発生するよ。これが通常の金利よりも高く設定されていることが多くて、年20%近くになることもあるんだ。
さらに、延滞が続くと「信用情報機関」に「延滞した」という記録が残ってしまうよ。これを通称「ブラックリストに載る」と言う人もいるけど、正式には「事故情報が登録される」と言うんだ。こうなると、将来家を買おうとしてもローンが通らなかったり、クレジットカードが作れなくなったりするんだよ。今の失敗が未来の選択肢を狭めてしまうんだ。
多重債務に陥るとどうなるの?
返済のためにまた別のところから借りて…を繰り返すと、多重債務(たじゅうさいむ)、つまり「複数の貸し手に対して借金が積み重なって身動きが取れない状態」になってしまうんだよ。
多重債務状態になると、どうしても返しきれない場合に法律的な手続きを使う選択肢が出てくるよ。代表的なのが自己破産(じこはさん)で、つまり「裁判所に申し立てをして、返しきれない借金をリセットしてもらう手続き」のことだよ。ただし財産を失ったり、一定期間特定の職業に就けなくなったりするデメリットもあるから、あくまで最終手段なんだ。
困ったときの相談先を知っておこう
借金で困ったときは、絶対に一人で抱え込まないことが大事だよ。放っておくほど状況は悪化するから、早めに専門家に相談することが解決への一番の近道なんだ。以下の窓口を覚えておくと安心だよ。
- 法テラス(日本司法支援センター)…無料で弁護士・司法書士の紹介や法律相談ができるよ。収入が少ない人は費用の立替制度もあるよ。
- 消費生活センター…各都道府県にあって、お金や契約に関するトラブルの相談に乗ってくれるよ。
- 188(いやや!)に電話…近くの消費生活センターに自動的につながる便利な番号だよ。覚えておいて損はないよ。
貸付は使い方次第で、住宅購入や起業など夢をかなえる強力な手段にもなれば、使い方を間違えれば生活を壊してしまう諸刃の剣にもなるんだよ。仕組みをしっかり理解して、賢く付き合っていこうね。
