節税って何?わかりやすく解説

「給料が上がったのに、なんか手取りが全然増えた気がしない…」って思ったことない?それ、税金がガッツリ引かれてるからなんだよ。でもじつは、ちゃんとした方法で税金を減らすことができるんだ。それが節税せつぜい。「脱税じゃないの?」「お金持ちだけの話でしょ?」って思ってるなら、この記事を読めば「あーそういうことか!」って絶対なるよ。

節税せつぜいって、なんか怪しくない?お金持ちが税金をズルして払わないやつでしょ?

それはよくある誤解だよ!節税せつぜい法律の範囲内で税金を減らすことで、ズルでもなんでもない。国が「こういう人には税金を安くしますよ」って決めているルールをちゃんと使うだけなんだ。むしろ使わないと損なくらいだよ。
じゃあ、脱税と節税せつぜいってどう違うの?

脱税は「本当はこれだけ払わないといけないのに、ウソをついて少なく払う」違法な行為。対して節税せつぜいは「国のルールに従って、払わなくていい部分を正しく申告する」合法な行為。電車の運賃で言うと、正規の割引切符を使うのが節税せつぜい、キセルするのが脱税、みたいなイメージだね。
でも節税せつぜいって、フリーランスや社長さんだけの話じゃないの?会社員には関係ない気がするんだけど。

全然そんなことないよ!会社員でもできる節税せつぜいはたくさんある。たとえばふるさと納税ふるさとのうぜいiDeCo(個人型確定拠出年金かくていきょしゅつねんきん医療費控除いりょうひこうじょなど、普通に生活してるだけで使えるものがあるんだ。知ってるかどうかで、年間数万円変わることもあるよ。
年間数万円!?それは知らないと損だね。具体的にどうすればいいの?

節税せつぜいの基本は所得控除しょとくこうじょをうまく使うこと。つまり「この分は税金の計算から除いていいですよ」という仕組みを活用すること。この記事の後半で、会社員・フリーランスそれぞれの代表的な方法をわかりやすく説明していくよ!
📝 3行でまとめると
  1. 節税せつぜいとは、法律の範囲内で税金を合法的に減らすことで、脱税とはまったく別物だよ
  2. 会社員でもふるさと納税ふるさとのうぜい・iDeCo・医療費控除いりょうひこうじょなど使える節税せつぜい手段はたくさんある
  3. 節税せつぜいの核心は所得控除しょとくこうじょを正しく申告して、課税対象になる金額を減らすことにある
目次

もうちょっと詳しく

税金って、収入全部にかかるわけじゃないんだよ。「収入」から「控除こうじょ(つまり、税金の計算から差し引いていい金額)」を引いた残りが「課税所得かぜいしょとく(つまり、実際に税金がかかる金額)」になる。だから控除こうじょを増やすほど、税金がかかる金額が減る、つまり節税せつぜいになる仕組みなんだ。たとえば年収400万円の人がiDeCoで年間24万円積み立てると、その24万円が課税所得かぜいしょとくから外れる。所得税しょとくぜい住民税じゅうみんぜい合わせて税率が20%なら、単純計算で約4万8千円の節税せつぜいになる。「知っているだけで得をする」って、まさにこのことだよ。

💡 ポイント
節税せつぜい控除こうじょを増やして「課税所得かぜいしょとく」を小さくすること!

⚠️ よくある勘違い

❌ 「節税せつぜいはお金持ちや経営者だけがやるもの」
→ 収入が少ないほど税率の恩恵は小さいのは事実だけど、ふるさと納税ふるさとのうぜい医療費控除いりょうひこうじょは年収300万円台の会社員でも十分使える。知らないだけで損してる人がとても多い。
⭕ 「普通の会社員でも節税せつぜいできる手段はたくさんある」
→ iDeCo・ふるさと納税ふるさとのうぜい・生命保険料控除こうじょなど、手続きが簡単で誰でも使えるものが揃っている。年間数万円の差になることも多いので、まず自分が使える控除こうじょを確認するところから始めよう。
なるほど〜、あーそういうことか!

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節税せつぜいの基本:税金はどうやって決まるの?

節税せつぜいを理解するには、まず「税金がどうやって計算されるか」を知っておく必要があるよ。

収入・所得・課税所得かぜいしょとくの違い

税金の話になるとよく出てくるのが「収入」「所得」「課税所得かぜいしょとく」という3つの言葉。これが混乱のもとになりやすいから、ひとつずつ整理しよう。

  • 収入:会社からもらった給料の総額(いわゆる「額面がくめん」)
  • 所得:収入から「経費(つまり、仕事をするためにかかったお金)」を引いた金額。会社員の場合は「給与所得きゅうよしょとく控除こうじょ」という一定額が自動的に引かれる
  • 課税所得かぜいしょとく:所得からさらに「所得控除しょとくこうじょ」を引いた金額。これに税率をかけて税金が決まる

たとえば年収500万円の会社員がいたとすると、まず給与所得きゅうよしょとく控除こうじょで約144万円が引かれて所得は356万円。そこからさらに基礎控除きそこうじょの48万円などが引かれて、課税所得かぜいしょとくは300万円を切るくらいになる。税金はこの「課税所得かぜいしょとく」に対してかかるわけだから、課税所得かぜいしょとくが小さければ小さいほど、払う税金も少なくなるんだ。

節税せつぜい課税所得かぜいしょとくを小さくすること

つまり節税せつぜいの本質は、「使える控除こうじょをちゃんと申告して課税所得かぜいしょとくを小さくする」ことだよ。控除こうじょには「所得控除しょとくこうじょ」と「税額控除こうじょ」の2種類があって、所得控除しょとくこうじょ課税所得かぜいしょとくから差し引くもの、税額控除こうじょは最終的に計算された税額から直接差し引くもの。住宅ローン控除こうじょはこの税額控除こうじょのほうで、直接税金が減るから特に効果が大きいと言われているよ。

会社員でもできる節税せつぜい3選

「会社員は給料から自動的に税金が引かれるから節税せつぜいできない」って思ってない?全然そんなことないよ。会社員にも使える節税せつぜい手段はしっかりあるんだ。

ふるさと納税ふるさとのうぜい

ふるさと納税ふるさとのうぜいは「好きな自治体に寄付するとその分が税金から差し引かれる(つまり、実質的に税金を自分で使い道を選べる)」という仕組みだよ。しかも寄付先からお礼として地域の特産品がもらえることが多い。たとえば3万円のふるさと納税ふるさとのうぜいをすると、自己負担2,000円を引いた28,000円が税金から戻ってくる計算になる。さらにお肉やお米などの返礼品ももらえるから、実質お得な買い物みたいなイメージだね。手続きは「ワンストップ特例制度」を使えば確定申告かくていしんこくなしで済むから、会社員でも気軽に始められるよ。

②iDeCo(個人型確定拠出年金かくていきょしゅつねんきん

iDeCoは「老後のために自分で積み立てる年金(つまり、将来のための貯蓄と節税せつぜいが同時にできる制度)」のこと。毎月積み立てた金額が全額「所得控除しょとくこうじょ」になるのが最大のポイントだよ。たとえば毎月2万3千円(会社員の上限の場合)積み立てると、年間27万6千円が所得から差し引かれる。税率20%の人なら年約5万5千円の節税せつぜいになる計算。老後の資産も作れて節税せつぜいにもなる、一石二鳥の仕組みだよ。ただし60歳になるまで原則引き出せないので、「すぐ使うお金」は入れないように注意しよう。

医療費控除いりょうひこうじょ

1年間(1月〜12月)に家族全員で払った医療費が10万円を超えたら、超えた分を所得から差し引けるのが医療費控除いりょうひこうじょだよ。病院の診察料・薬代・通院交通費なども対象になる。たとえば年間の医療費が15万円だったら、10万円を超えた5万円分が控除こうじょ対象。こちらは年末調整ねんまつちょうせいでは対応できないから、確定申告かくていしんこくが必要になるよ。領収書りょうしゅうしょをまとめておく習慣をつけるだけで、確定申告かくていしんこく時にしっかり申請できるようになるから、普段から「捨てない」意識が大事だよ。

フリーランス・個人事業主こじんじぎょうぬし節税せつぜい:経費が武器になる

フリーランスや個人事業主こじんじぎょうぬしになると、節税せつぜいの幅がぐっと広がるよ。会社員と大きく違うのは「経費(つまり、仕事のために使ったお金を収入から差し引けるもの)」を自分で計上できる点だ。

仕事に関わるものは経費にできる

パソコン・スマホ・インターネット代・書籍代・打ち合わせのカフェ代など、仕事に関係するものは経費として計上できる。経費が増えるほど「所得(収入から経費を引いたもの)」が下がり、課税される金額も減るんだ。ただし「プライベートと仕事の区別」には注意が必要で、たとえばスマホを仕事とプライベート半々で使っているなら、経費にできるのは半分まで、というルールがある。無理に全額を経費にすると税務調査(つまり、税務署ぜいむしょが「申告内容が正しいか」を確認しに来ること)で指摘される可能性があるから気をつけよう。

青色申告で最大65万円の控除こうじょをゲット

フリーランスが確定申告かくていしんこくをするとき、「白色申告」と「青色申告」の2種類がある。青色申告を選ぶと、最大65万円の「青色申告特別控除こうじょ」が使えるんだ。つまり、利益から65万円を追加で差し引いてから税金を計算できる。年間利益200万円だったとしたら、白色申告なら200万円に対して税金がかかるけど、青色申告なら135万円に対してかかる計算になる。手間は少し増えるけど、節税せつぜい効果は絶大だよ。

小規模企業共済・iDeCoの活用

フリーランスには退職金がないから、自分で老後の備えをしないといけない。そこで使えるのが「小規模企業共済(つまり、自営業者のための退職金積立制度)」だよ。毎月最大7万円まで積み立てでき、全額が所得控除しょとくこうじょになる。iDeCoと合わせると年間で最大168万円以上の控除こうじょが取れる計算になるから、フリーランスにとっては最強クラスの節税せつぜい手段と言えるよ。

節税せつぜいでやってはいけないこと:グレーゾーンに注意

節税せつぜいは合法だけど、やり方を間違えると「脱税」や「過少申告(つまり、本当より少ない金額を申告すること)」になってしまうことがある。ここは特に注意が必要なポイントだよ。

実態のない経費計上はNG

「経費にできるなら、なんでも経費にしちゃえ」はダメだよ。仕事と全然関係ない旅行・ゲーム・個人的な外食を経費にするのは、税務調査で指摘された場合に「過少申告加算税(つまり、少なく申告したペナルティ)」や最悪「重加算税(つまり、悪質と判断された場合の重いペナルティ)」が課されることになる。節税せつぜいは「使っていいルール」を正しく使うことで、「使っていないルール」を使ったふりをすることじゃないんだよ。

家族への過大な給与支払いに注意

個人事業主こじんじぎょうぬしが家族を従業員にして給与を払うと、その給与が経費になって節税せつぜいになる。これ自体は合法だけど、「実際には働いていないのに給与を払う」や「相場より異常に高い給与を設定する」のはNG。実態に合った適正な金額でないと、税務署ぜいむしょから否認されることがあるよ。

ふるさと納税ふるさとのうぜいの上限額オーバーに注意

ふるさと納税ふるさとのうぜいには「収入によって控除こうじょできる上限額」があるんだ。上限を超えてしまうと、超えた分はただの「寄付」になって税金から戻ってこない。各ふるさと納税ふるさとのうぜいサイトにシミュレーターがあるから、必ず事前に自分の上限額を確認してから寄付しよう。「お得そうだからたくさん寄付した」が逆に損になるケースも実際にあるからね。

節税せつぜいを始めるための3ステップ

「わかった、じゃあ実際どこから始めればいいの?」という人のために、具体的なステップをまとめたよ。

ステップ1:自分が使える控除こうじょを確認する

まずは「自分にはどの控除こうじょが使えるか」をリストアップしよう。国税庁のウェブサイトに「所得控除しょとくこうじょの種類」がまとめられているから、チェックしてみて。生命保険料控除こうじょ・地震保険料控除こうじょ扶養控除ふようこうじょ配偶者控除はいぐうしゃこうじょなども、条件を満たせば使えるものが多いよ。意外と「知らなかっただけで使えた」ものが見つかることがある。

ステップ2:今年できることから着手する

節税せつぜいには「今年中にやらないと間に合わない」ものもある。たとえばふるさと納税ふるさとのうぜいは12月31日までに手続きを完了する必要があるし、iDeCoは加入から控除こうじょが適用されるまで数ヶ月かかることもある。「来年からやろう」は一番もったいないパターンだから、今の時点でできることを確認して、早めに動き出そう。

ステップ3:確定申告かくていしんこくの準備を習慣化する

医療費控除いりょうひこうじょや各種所得控除しょとくこうじょは、確定申告かくていしんこくで申請するものが多い。普段から領収書りょうしゅうしょをとっておく・医療費の明細を記録しておく・年末調整ねんまつちょうせいの書類を丁寧に書く、といった習慣をつけるだけで、節税せつぜいの取りこぼしをぐっと減らせるよ。スマホの家計簿アプリや封筒に領収書りょうしゅうしょをまとめるだけでも全然違うから、無理のない範囲で始めてみてね。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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