株をやってる大人のニュースを聞いてると「一般信用」っていう言葉が出てくることがあるよね。よく「制度信用」と比較されたりするんだけど、そもそも「信用」って何?なぜこんなに種類があるの?って思ったことはないかな。この記事を読めば、一般信用とはどういうものか、どうやって使うのか、そしてなぜ「空売り」なんて変わったことができるのかが、スッキリわかるようになるよ。
- 一般信用は証券会社からお金や株を借りて、自分の持ってないお金・株で取引する方法だよ
- 株が下がると思ったときに借りた株を売る空売りができるのが大きな特徴
- 制度信用より返済期限が長い自由な取引ができる分、リスクも大きい
もうちょっと詳しく
一般信用取引は、ようするに「借金して株の取引をする」ってことなんだ。でもこれって、一見危険に聞こえるよね。実は、銀行から借金してビジネスを始める起業家とか、学生ローンで進学する人たちと同じ仕組みなんだよ。借りたお金を使って、その何倍もの利益を狙おうってわけ。ただし、上手くいかなかったら借金が残るってリスクもあるから、多くの大人は「やっぱり自分のお金で安全にやろう」って選ぶんだ。
一般信用は「レバレッジ」が使える。つまり、少ないお金で大きな取引ができるけど、その分損失も大きくなるってわけ。
⚠️ よくある勘違い
→ 証券会社が「返せ」って言ったら返さなきゃいけない。返済期限が無期限のものもあるけど、いつ呼び出されるかわからないリスクがあるんだ。
→ 制度信用は「絶対6ヶ月以内」って決まってるから、その分安心。一般信用は自由だけど、その分予測不可能なリスクがあるってわけ。
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そもそも「信用取引」って何?
株を買うのに、なぜお金を借りるの?
まず基本から説明するね。普通、株を買うときは自分のお金を使うでしょ。銀行口座に100万円あったら、その中から50万円を使って株を買う。これが一般的な「現物取引」ってやり方なんだ。でも、もしあなたが「この株、絶対に値上がりすると思う!」ってものを見つけたとしたら?自分のお金は50万円しかないけど、100万円分買いたいってなったとき、足りない50万円をどうするか?ここで出てくるのが「信用取引」なんだよ。証券会社から50万円を借りて、合わせて100万円分の株を買っちゃう。これがいわゆる「お金を借りて取引する」ってわけだ。
では、なぜ多くの人がこんなことをするのか?理由は簡単で、「借りたお金で取引すれば、儲けを大きくできる」からなんだ。例えば、100万円で買った株が120万円に値上がりしたとしよう。自分のお金50万円で買ってた場合、利益は10万円だね。でも100万円で買ってた場合、利益は20万円。ちょうど2倍になっちゃうわけ。これを「レバレッジ」って言うんだよ。つまり、少ないお金で大きな利益を狙うってことだね。
ただし、これはあくまで値上がりした場合の話。もし値下がりしたらどうなるか?100万円で買った株が80万円に値下がりしたら、損失は20万円。でも自分のお金は50万円しか持ってなかった。つまり、借りた50万円の一部で損失を埋める羽目になるんだ。これが信用取引が「ハイリスク・ハイリターン」って言われる理由だよ。
証券会社が本当にお金や株を貸してくれるの?
ここまで聞くと、「え、証券会社って善意でお金を貸してくれるの?」って思うかもね。もちろん違うよ。証券会社は商売だから、貸した代わりに「利息」や「貸株料」を取るんだ。例えば、100万円を借りたら、毎日少しずつ利息が引かれていく。株を借りた場合でも、「貸株料」っていう手数料を払わなきゃいけない。つまり、株の値段が変わらなくても、毎日ちょっとずつ損をしていくってわけ。だから、信用取引で儲かるってのは、こうした利息や手数料を上回る利益を出さなきゃいけないんだ。
それにね、証券会社だって馬鹿じゃないんだよ。「この人は本当に返せるのか?」って心配だから、担保を取るんだ。これを「保証金」とか「証拠金」って言うんだけど、つまり「ちゃんと返してね」っていう身分証みたいなもの。あなたが100万円を借りるなら、例えば30万円を証券会社に預けなきゃいけないってわけ。そして、もし株の値段が急激に下がって、損失が大きくなりすぎたら、「追加でお金を入れて!」って言われることもある。これを「追証」(追加証拠金)って言うんだ。払えなかったら、強制的に株を売られちゃう。だから、ただでさえ危ない取引なのに、さらにリスクが高いってわけ。
「一般信用」と「制度信用」の違いはどこ?
制度信用ってなんだ?
信用取引には「一般信用」と「制度信用」の2種類があるんだ。この違いを理解することが、この記事の一番大事なポイントだよ。まず「制度信用」から説明するね。制度信用っていうのは、国が決めたルールに基づいた信用取引のことなんだ。つまり「政府公認の信用取引」ってわけ。日本の場合、証券取引委員会(つまり、国が株の取引をちゃんとやってるか監視する機関)が厳しいルールを決めてるんだ。
制度信用のルールは、すごくシンプルだよ。返済期限は「6ヶ月以内」に決まってるんだ。6ヶ月をすぎたら、絶対に返さなきゃいけない。これは投資家を守るためのルールなんだ。なぜなら、長い期間借りたままだと、借金がどんどん膨れ上がるリスクがあるからね。だから、国が「最大6ヶ月」って上限を決めたんだ。それと、制度信用で空売りできる株は「証券取引所が指定した銘柄」だけなんだ。つまり、適当な小さい会社の株は空売りできないってわけ。これも投資家を守るためだよ。
そして、制度信用で借りたお金や株の利息・手数料も「統一された料金」なんだ。証券会社によって違わないってわけ。例えば、A証券もB証券も、同じ金利で貸してくれるんだ。これは「値段の透明性」っていって、投資家が「どこの会社で借りるのが一番安いか」って比較しやすくするためなんだ。要するに、制度信用は「国が厳しく監視して、投資家を守ってる」ってわけだね。
一般信用はどう違うのか?
一方、「一般信用」は、国が決めたルールじゃなくて、証券会社が独自に決めたルールで行う信用取引なんだ。つまり「証券会社の自由度が高い信用取引」ってわけだね。だから、証券会社によってルールが全然違うんだ。
まず、返済期限が違う。一般信用は「無期限」のものもあるんだ。つまり、返すまでずっと借りておけるってわけだ。でも、これって一見いいことに聞こえるけど、実はめちゃくちゃ危ないんだよ。なぜなら、証券会社は「いつでも返せ」って言える権利を持ってるからね。例えば、その会社の経営が危なくなったら「来週までに返してください」って急に言われるかもしれない。その時に株価が大きく下がってたら、大損しちゃうわけ。
それにね、一般信用は「空売りできる銘柄が多い」んだ。制度信用では空売りできない、小さい会社の株も空売りできる場合があるんだ。これは自由度が高い分、ハイリスクってわけだ。なぜなら、小さい会社の株ほど、値段の動きが激しいからね。予想に反して急激に値上がりして、大損することもあるんだ。
そして、一般信用の金利や手数料は「証券会社が自由に決められる」んだ。だから、A証券とB証券で全然違う値段のことがあるんだ。これって投資家にとっては不公平だけど、証券会社にとっては商売だから、より有利な条件で貸したい顧客には安くしたり、リスクが高い顧客には高くしたりするんだ。
一般信用を使うメリットとデメリット
メリット:自由度が高い、長く借りられる
一般信用のメリットは、やっぱり「自由度が高い」ってことだよ。返済期限が長いから、じっくり腰を据えて株の値上がりを待つことができる。制度信用は「6ヶ月以内」って決まってるから、6ヶ月以内に値上がりしなかったら強制的に売らされちゃう。でも一般信用なら、もっと長く待てるんだ。例えば、「この会社、絶対に2年後には倍になると思う」って確信があったら、2年借り続けることだってできるってわけ。
それと、空売りできる銘柄が多いのもメリットだね。制度信用では空売りできない小さい会社の株でも、一般信用なら空売りできることがあるんだ。もし「この会社、今のうちに株を売って、将来安くなったら買い戻したい」って思ってたら、一般信用が活躍するわけだ。
あとね、証券会社によっては「金利が安い」こともあるんだ。競争が激しい証券会社だと、投資家を集めるために一般信用の金利を制度信用より安くしてる場合もあるんだ。そういった時は、一般信用を使う方がお得ってわけだね。
デメリット:リスクが大きい、突然返させられる可能性
でもね、メリットがあれば、デメリットもあるんだ。一番怖いのは「突然返させられる可能性」だよ。証券会社は、いつでも「返してください」って言える権利を持ってるんだ。例えば、その会社が経営危機に陥ったり、社会情勢が急激に変わったりしたら、突然「来週までに返して」って言われるかもしれない。その時に、もし株価が大きく下がってたら?大損を覚悟で売らなきゃいけないんだ。制度信用なら「6ヶ月以内」って決まってるから、少なくとも6ヶ月間は「返してください」って言われることがないんだ。でも一般信用は、いつでも呼び出されるリスクがあるわけ。
それにね、金利や手数料が高いこともあるんだ。証券会社によっては、一般信用の方が制度信用より金利を高く設定してることもあるんだ。つまり、毎日毎日、借りたお金の利息で少しずつ損をしていくってわけ。株の値段が上がらないなら、金利だけで赤字になることもあるんだ。
そして、「追証」のリスクも大きいんだ。株の値段が急激に下がると、追加でお金を入れなきゃいけないことがある。もしお金がなかったら、その時点で強制的に株が売られちゃう。タイミング悪く、その日が底値だったら、取り返しのつかない大損になっちゃうんだ。
一般信用はどんな人が使うのか?
プロの投資家や短期売買をする人たち
一般信用は、誰もが使う取引じゃないんだ。だいたいは「経験のある投資家」や「プロのデイトレーダー」みたいな人たちが使うんだ。なぜなら、リスクが高いから、ちゃんと損失を管理できる知識と経験が必要だからね。
例えば、「毎日株価をチェックして、小刻みに売り買いする」みたいなデイトレーダーは、制度信用の「6ヶ月」って期限よりも、一般信用の「長期間借りられる」って自由度の方が使いやすいんだ。毎日取引して、その日の利益で利息を払ってく。そういった戦略には、一般信用が向いてるんだ。
それと、「この銘柄、将来下がると思う」って確信のある人も、一般信用を使う。なぜなら、制度信用よりも、より多くの銘柄で空売りができるからね。だから、「自分の予想が絶対に当たる」って確信があるプロの投資家は、一般信用で空売りして、短期間で利益を狙うんだ。
初心者は絶対に使うな
でもね、ここで大事なアドバイスをしておくよ。株を始めたばかりの初心者は、一般信用(どころか、信用取引全般)に手を出すべきじゃないんだ。なぜなら、リスク管理ができないからね。初心者が信用取引をすると、株の値段が予想と逆に動いたときに、パニックになって悪い判断をしちゃうんだ。そしたら、取り返しのつかない大損になることもあるんだ。
昔、「信用取引をしてて大損した」っていう話、聞いたことないかな?たいていは初心者が無理して使ったせいなんだ。まずは自分のお金だけで、現物取引で経験を積む。株がどうやって動くのか、どうやって損失を最小限に抑えるのか、そういった基本をしっかりマスターしてから、初めて信用取引を考えるべきなんだ。
一般信用に関する注意点と、覚えておくべきこと
借りたお金に対する責任を忘れるな
一般信用で取引するなら、絶対に忘れちゃいけないことがあるんだ。それは「借りたお金は必ず返さなきゃいけない」ってことだよ。当たり前に聞こえるかもしれないけど、多くの投資家がこれを忘れて失敗してるんだ。
例えば、「この株、絶対に値上がりする」って信じて、一般信用で借金をして株を買ったとしよう。その後、予想に反して株価が下がり続けた。でも「絶対に戻る」って思い込んで、借り続けるんだ。そしたら、毎日利息が引かれて、どんどん損が膨れ上がっていく。気づいたときには、借金が自分の資産を大きく上回ってた。こんなことも珍しくないんだ。だから、一般信用を使うなら、「いくらまで損したら撤退するか」って決めておくことが絶対に大事なんだ。
金利と手数料を常にチェック
一般信用は証券会社によって金利が違うんだ。だから、複数の証券会社を比較して、一番安い金利のところで借りるべきなんだ。例えば、年間1%と年間2%では、長期間借りるなら結構な差になっちゃうんだ。毎日チェックするくらいの気持ちで、常に金利を監視しておくんだよ。
突然の返済請求に備えておく
最後に、一番大事なことをもう一回言うね。一般信用は、証券会社から「返してください」って突然言われる可能性があるんだ。だから、常に「現金を用意しておく」ってことが大事なんだ。もし、明日突然「返して」って言われても、すぐに応じられるだけの現金を持ってないと、強制売却で大損しちゃうんだ。余裕をもって、常に現金を用意しておくことが、リスク管理の基本なんだよ。
