「株で大きく儲けたい」って思ったことある?実は、お金を全部持ってなくても株を売買できる方法があるんだ。それが制度信用という仕組み。証券会社から株や現金を借りて取引する方法なんだけど、その分リスクも大きいんだよ。この仕組みがどういう風に動いているのか、そして何に気をつけなきゃいけないのかを、この記事でわかりやすく説明していくね。
- 制度信用とは、証券会社から株や現金を借りて売買する仕組みで、元手より大きな取引ができる。
- 株価が下がると思うときは借りた株を売り、安くなったら買い戻す「売り建て」で利益を狙える。
- リターンが大きい代わりに、予想と逆に株価が動くと損失が限りなく大きくなるリスクがある。
もうちょっと詳しく
制度信用について理解するには、「証券会社が何を貸してくれるのか」を知ることが大事なんだ。証券会社は、株そのものを貸してくれることもあれば、現金を貸してくれることもあるんだよ。現金を借りて株を買う場合は買い建て、逆に株を借りて売る場合は売り建てと呼ぶんだ。つまり「制度信用」という言葉は、この2つの方向の取引を両方とも指しているってわけ。そして大事なのは、借りた株は必ず返さないといけないし、借りたお金も返さないといけないってこと。だから、借りている期間は利息や手数料もかかるんだよ。
制度信用で大事な2つの取引方向を覚えよう。買い建て=お金を借りて株を買う、売り建て=株を借りて売る。
⚠️ よくある勘違い
→ 大間違い。借りたお金と借りた株は、必ず返さないといけない。返せないと違反金やペナルティがかかるし、最悪の場合は法的な問題になることもあるんだ。
→ そう、制度信用は単なる取引じゃなくて借金なんだよ。だから、必ず返せる範囲の取引をすることが大事なんだ。
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制度信用って何?基本をわかりやすく説明するね
「証券会社から借りる」ってどういう意味?
制度信用というのは、証券会社が「お金」か「株」を貸してくれる仕組みなんだ。これは普通の銀行から借金するのと同じようなものだと思えばいいよ。銀行がお金を貸すように、証券会社は株やお金を貸してくれるんだよ。でも大事なのは、借りたものは必ず返さないといけないってこと。
例えば、君がスポーツショップでスニーカーをレンタルしたことある?そのレンタルショップに返す日が決まってるでしょ。制度信用も同じなんだ。証券会社に「このくらいの期間、株を借しますね」ということを約束して、その期間内に返さないといけないんだよ。
では、誰が「借りたい」と思うのか。それは、自分が持ってるお金より大きな取引をしたい人なんだ。例えば、君が10万円しか持ってなくても、証券会社から40万円を借りたら、合わせて50万円分の株が買えるわけ。その分、利益も大きくなるかもしれないし、損失も大きくなるかもしれない。だから、ハイリスク・ハイリターンの取引方法なんだよ。
買い建てと売り建ての違いって何?
制度信用には、大きく分けて2つの取引方法があるんだ。1つは「買い建て」で、もう1つが「売り建て」なんだよ。この2つの違いを理解することが、制度信用全体を理解する一番のポイントなんだ。
買い建てというのは、証券会社からお金を借りて株を買う方法のこと。例えば、君が「A社の株は今後、値段が上がると思う」と予想したとしよう。でも、君は10万円しか持ってない。そこで、証券会社から30万円を借りて、40万円分のA社の株を買うんだ。そして、株価が50万円に上がったら、売って利益を出すってわけ。差額の10万円が君の利益になるんだよ。
一方、売り建てというのは、証券会社から株を借りて売る方法のこと。これは少し難しいけど、説明するね。例えば君が「B社の株は今後、値段が下がると思う」と予想したとしよう。でも、君はB社の株を持ってない。そこで、証券会社からB社の株を借りて、すぐに売るんだ。そして、株価が下がったときに、安い値段で買い戻して、借りた株を返すんだよ。その差額が君の利益になるわけ。
つまり、買い建てとは「安く買って高く売る」という普通の取引方法で、売り建てとは「高く売って安く買う」という逆向きの取引方法なんだ。この2つの方法があるから、どんな相場の状況でも利益を狙えるってわけ。
なぜ借りた株を返さないといけないのか
これは簡単だよ。借りたものは返す。当たり前のことなんだ。でも、株を借りるってことの意味を深く考えてみると、いろいろなことが見えてくるんだよ。
例えば、君が友だちの本を借りたら、読み終わったら返さないといけないでしょ。もし返さなかったら、友だちは怒るし、「君は約束を守らない人だ」って思われちゃう。株でも同じなんだ。証券会社から借りた株を返さなかったら、これはルール違反になるんだよ。
でも、もう1つの大事な理由がある。それは、株を借りるってことは、誰かの利益を侵害する可能性があるってことなんだ。例えば、君が売り建てをするとき、証券会社から借りた株って、本当は他の投資家のものかもしれないんだ。その投資家が「この株を売りたい」と思ったとき、株が借り出されていると、売れないことになるわけ。だから、証券会社は必ず「この借りた株を返してください」という権利を持ってるんだよ。これを返却請求権って呼ぶんだけど、つまり「いつでも返却を求められる可能性がある」ってわけ。だから、借りた株は、必ず返す準備をしておかないといけないんだ。
制度信用のメリットとデメリットを知ろう
大きなメリット:レバレッジ効果で利益が増える
制度信用の一番のメリットは、少ないお金で大きな取引ができるってことなんだ。これをレバレッジ効果って呼ぶんだけど、つまり「テコの原理」みたいなもんだね。小さい力で大きなものを動かすことができるってわけ。
例えば、君が普通に株を買おうと思ったら、100万円の株を買うには100万円必要だよね。でも、制度信用を使ったら、100万円の株を買うのに、40万円あれば十分かもしれないんだ。だから、お金がない人でも、大きな投資ができるチャンスが生まれるんだよ。
そして、利益も大きくなるんだ。例えば、100万円の株が110万円に値上がりしたら、普通なら10万円の利益だね。でも、制度信用で40万円で買った場合は、その110万円の株がそのまま利益になるから、70万円の利益が出るわけ。この差が大事なんだよ。
大きなデメリット:損失も大きくなる
でも、利益が大きくなるってことは、損失も大きくなるってことなんだ。これが制度信用の一番怖いところなんだよ。
さっきの例を逆にしてみよう。100万円の株が90万円に値下がりしたら、普通の買い方なら10万円の損失だね。でも、制度信用で40万円で買った場合は、その90万円の株になるから、50万円の損失が出ちゃう。つまり、借りたお金40万円はもちろん、自分の元手も全部なくなっちゃうわけ。
もっと怖いのは、損失がそこで終わらないってことなんだ。もし株がどんどん下がっていったら、どうなると思う?君は借りたお金をまだ返してないわけだから、その返済義務は残るんだよ。つまり、手持ちのお金がなくなっても、借金だけが残るってわけ。これって、本当に怖いことなんだ。
だから、制度信用を使うときは、「損失がいくらまでなら我慢できるか」をあらかじめ決めておくことが大事なんだ。例えば「20万円以上の損失が出たら、すぐに売ってしまおう」みたいにルールを決めておく。こういう判断を損切りって呼ぶんだけど、大事な人のお金を失わないためのテクニックなんだよ。
制度信用でお金を借りるときに気をつけることは?
借金だから、金利と手数料がかかる
これもすごく大事な話なんだ。制度信用は借金だから、金利がかかるんだよ。証券会社からお金を借りたら、毎日金利が増えていくんだ。例えば、100万円を借りたら、その利息分が毎日増えていくってわけ。
そしてね、この金利は意外と高いんだ。銀行から借金するときより、断然高いんだよ。だから、「長く持ってると、金利だけで大損する」なんてことも起きるんだ。例えば、1年間100万円を借りてると、10万円以上の金利がかかることだってあるんだ。
さらに、手数料もかかるんだ。株を売買するたびに、証券会社に手数料を払うんだよ。つまり、取引するたびにお金がかかっちゃうってわけ。だから、「利益が出たと思ったら、金利と手数料を引いたら赤字だった」なんてことも起きるんだ。
返金期限がある:決まった期間内に返さないといけない
制度信用にはね、返金期限が決まってるんだ。つまり「ここまでに返さないといけない」という期限があるわけ。この期限は証券会社によって違うし、取引の内容によっても違うんだけど、一般的には数ヶ月から1年くらいなんだ。
だから、「いつまでも借り続けたい」ってわけにはいかないんだよ。期限を超えたら、強制的に決済されちゃう。つまり、君が持ってる株が、期限が来たら自動的に売られちゃうってわけ。その時の株価がどうなってるかわかんないから、予想外の損失が出ることもあるんだ。
証拠金が必要:全額は借りられない
ここがね、よく誤解される部分なんだ。制度信用でお金を借りるときは、全額じゃなくて一部だけ借りるんだよ。自分も少しお金を入れないといけないんだ。この自分が入れるお金を証拠金って呼ぶんだ。つまり、「ちゃんと返すぞ」という誠意を見せるために、自分でもお金を出すってわけ。
例えば、100万円分の株を買いたいとしようか。証拠金が30%だとしたら、君は30万円を自分で用意して、残りの70万円を証券会社から借りるんだ。だから、必ずある程度のお金は用意しないといけないんだよ。
そしてね、この証拠金にも注目する点があるんだ。もし取引がうまくいかずに損失が出たら、その損失が証拠金から引かれていくんだ。証拠金が一定の値(これを追証と呼ぶ)を下回ったら、追加でお金を入れないといけなくなるんだよ。つまり、雪だるま式に損失が増えていく可能性もあるってわけ。
初心者が制度信用を使う前に、絶対に知っておきたいこと
「儲かるから」は危険な理由
よく「制度信用を使えば、少ないお金で大きく儲かる」みたいなことを聞くでしょ。それはね、半分本当で、半分嘘なんだ。本当に儲かることもあるけど、その反対に、大きく損することもあるんだよ。
テレビとかで「制度信用で月100万円儲けた!」みたいな話を聞くことあるでしょ。でも、「制度信用で500万円損した」みたいな話は聞かないよね。それはね、負けた人は話したくないからなんだ。でも、現実は、勝てる人より負ける人の方が多いんだよ。
だから、「儲かるから」という理由だけで制度信用を始めるのは、本当に危険なんだ。もし始めるなら「この方法で、もし大きく負けても、人生が終わらない」くらいの覚悟が必要なんだよ。
勉強してから始めよう
制度信用を使う前に、絶対にやることがある。それは勉強なんだ。株の基本的な知識を勉強して、相場の動き方を学んで、リスク管理の方法を学ぶ。この準備をしないで始めたら、必ず負けるんだよ。
例えば、君が運転免許を持たずに車を運転するようなもんだね。事故を起こす確率がめちゃくちゃ高いでしょ。制度信用も同じなんだ。知識がないまま始めたら、大きな「事故」を起こすんだよ。
だから、最初は少ないお金で、普通の株取引を何度もやってみるといいんだ。そして、市場がどう動くか、自分の予想が当たるかどうかを何度も経験してみる。その後に、制度信用を使ってみるくらいの気持ちでいい。実は、多くの成功した投資家も、最初は小さく始めてるんだよ。
「損切り」の決め事が大事
制度信用で最も大事なテクニックが損切りなんだ。つまり「ここまで負けたら、すぐに売ってしまう」という決め事を、あらかじめ作っておくんだ。
例えば「100万円の株を買ったら、20万円の損が出たら、絶対に売る」みたいにルールを決めておく。そして、そのルールを絶対に守るんだ。感情的に「まだ上がるから」と思っても、ルール通り売るんだよ。
これができない人が、制度信用で大きく負けるんだ。なぜなら、損切りができないと、損失がどんどん増えていくからなんだ。例えば、最初は20万円の損が、100万円の損になって、500万円の損になる。気がついたら、借金だけが残ってるなんてことになるんだよ。だから、損切りのルールを決めることが、本当に大事なんだ。
