毎年春になると「確定申告」というワードをニュースで聞くけど、正直よくわからないんだよね。親も「難しい」って言ってるし、自分には関係ないと思ってる人も多いはず。でも実は、将来バイトを始めたり、大人になってお金を稼ぐようになったら、ほぼ全員が関係する大事な書類なんだ。この記事を読めば、確定申告書がどんなものなのか、なぜ存在するのか、中学生でも完璧にわかるよ。
- 確定申告書とは、1年間の収入とかかった経費を報告する書類のこと
- 会社員なら会社が代わりに計算してくれるが、フリーランスや自営業は自分で提出が必要
- 紙ではなくネット(e-Tax)で提出するのが今のやり方
もうちょっと詳しく
確定申告書という書類は、実は「自分がどれくらい税金を払うべきか」を自分で計算するためのものなんだ。毎月給料をもらってる会社員なら、会社がすでに給料から少しずつ税金を引いてくれてるんだよ。それを「源泉徴収」っていうんだけど、つまり先に引かれてるってわけ。だから会社員は確定申告をしなくていい人がほとんどなんだ。でもフリーランスの人は月ごとに誰からも引かれないから、1年の終わりに「合計でこれくらい稼ぎました、だからこれくらい税金払います」と報告する必要があるんだよ。
会社員=会社が代わりに税金を計算してくれる
フリーランス=自分で計算して報告する
これが違いだよ
⚠️ よくある勘違い
→ 実は提出しなくても、最初は怒られません。ただ後で「脱税だ」と言われてペナルティがもらえます。つまり先延ばしにしてるだけで、絶対に後で払う羽目になるんです。
→ これが正解。正直に「これだけ稼ぎました」と報告すれば、それでOK。税務署は「ちゃんと報告してくれてありがとう」という立場です。
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「確定申告書」って何をする書類なの?
確定申告書というのは、簡単に言うと「自分がこの1年間でいくら稼いだか、そしてそこからいくら税金を払うべきか」を計算して、国に報告する書類のことなんだ。
例えばね、君が夏休みにコンビニでバイトをして、3ヶ月間で15万円稼いだとしよう。その15万円は「所得」という。つまり自分が稼いだお金の総額だってわけだ。ここから「経費」を引くんだ。経費っていうのは、稼ぐためにかかったお金。例えば、バイト先に行くための交通費とか、ユニフォームを自分で洗うときの洗剤代とか、そういった感じだよ。
で、稼いだお金から経費を引いた残り(これを「利益」って言う。つまり本当の儲けだってわけ)に対して、税金がかかるんだ。その計算をして「私は○○円の利益があるから、××円の税金を払います」と国に報告する書類が、この確定申告書ってわけなんだよ。
ちょっと難しく聞こえるかもしれないけど、やることは実は単純。「いくら稼いだ?」「いくら使った?」「だから利益はいくら?」「だからこれくらい税金ね」っていう計算を、国が用意した書式に当てはめて提出するだけなんだ。その書式が「確定申告書」ってわけ。
ちなみに、この「申告」っていう言葉がポイント。申告っていうのは「報告する」って意味だからね。つまり確定申告書は「1年間の稼ぎを正確に申し報告する書類」ってことなんだ。誰かに無理やり提出させられるのではなく、自分から「これだけ稼ぎました」と報告するものってわけ。ここが大事なんだよ。
で、この書類には何を書くのか。大きく分けて2つのパート。1つ目は「収入」の部分。1年間でいくら稼いだか、その全部を書く。2つ目は「経費」の部分。その稼ぎのためにいくら使ったか、領収書とかを集めて計算して書く。これを税務署が確認して「ああ、この人はちゃんと計算できてるな」ってなったら、OKが出るんだ。
なぜ確定申告書が必要なのか
ここからが大事なポイント。なぜ国は「確定申告書を出してね」と言うのか。それは、税金を公平に集めるためなんだ。
考えてみてよ。日本には、学校があるし、警察がいるし、消防車も走ってる。道路だって作られてるし、公園だってある。これらぜんぶ、税金で運営されてるんだよ。だから、国民みんなで税金を払う必要があるんだ。
でもね、ここが難しいところなんだけど、全員が同じ金額を払うわけじゃないんだ。例えば、年収1000万円の人と年収200万円の人が同じ額の税金を払うのって、おかしいよね。だから「稼いだ金額に応じて、税金も違う」っていうルールになってるんだ。つまり税金は「払う能力がある人が、その能力に応じて払う」って仕組みなんだよ。
そのためには「その人がいくら稼いだのか」を正確に把握する必要があるんだ。もし申告がなかったら、誰がいくら稼いだのか、誰がいくら税金を払うべきか、わからなくなっちゃう。だから「自分で計算して、自分で報告してね」ってなったわけ。
もう1つの理由は「脱税を防ぐため」だ。脱税っていうのは、本来は払うべき税金を払わないこと。つまり「ウソをついて、払う額を減らす」って感じだね。これは犯罪なんだ。だから政府は「ちゃんと報告しないと、後で調べて、罰金を取られちゃうぞ」と言うことで、みんなが正直に申告するようにしてるんだよ。
つまり、確定申告書は「国民がちゃんと税金を払ってるかどうかを確認する」ための仕組みなんだ。これがあることで、誰もが「ちゃんと払わないといけないんだ」って気になるし、その結果、税金制度がうまく成り立つってわけなんだよ。
誰が提出しないといけないのか
ここで大事なポイント。確定申告書を提出しないといけない人と、提出しなくてもいい人がいるんだ。
まず、「提出しなくてもいい人」は、普通の会社員だ。なぜなら、会社がすでに計算してくれてるから。毎月の給料から税金をすでに引いてくれてるんだ。これを「源泉徴収」って言うんだけど、つまり「先に引かれてる」ってことだね。だから、もう税金は払ってるってわけなんだ。だから会社員は、特に確定申告書を出す必要がないんだよ。
ただし、会社員でも「確定申告書を出したい人」はいる。例えば、医療費がすごくかかって、税金から差し引いてもらいたい場合。これを「医療費控除」って言う。つまり「医療費がかかったから、その分税金を減らしてね」ってことだね。そういう場合は、会社員でも申告書を出すことができるんだ。
では「提出しないといけない人」は誰か。それは、会社からの給料以外でお金を稼いでる人だ。例えば:
- フリーランスの人:会社に属さず、自分で仕事をもらってる
- 自営業の人:自分でお店や事業をやってる
- 副業をしてる人:会社員だけど、その他にバイトやネット販売もしてる
- アルバイトをしてる学生:複数のバイト先から給料をもらってる、またはバイト以外にも稼ぎがある
こういう人たちは「給料」じゃなくて「事業所得」を持ってるんだ。つまり自分で稼いだお金ってことだね。こういう人たちは、会社が代わりに税金を計算してくれないから、自分で計算して申告書を出す必要があるんだ。
ちなみに、アルバイトをしてる高校生とかは「給料をもらってるんだから提出しなくていい」と思うかもしれない。確かに、バイト先が1つだけなら、その先が計算してくれてるから大丈夫だ。ただし、複数のバイト先から給料をもらってる場合は、複数の給料を合わせて計算する必要があるから、申告が必要なこともあるんだよ。
実際にどう提出するのか
昔は「確定申告書」って紙の書類だったんだ。だから、毎年春になると、人々が税務署に並んで、窓口で書類を提出してたんだよ。でも今は時代が変わった。ほぼ全部ネットで完結するんだ。
今の標準は「e-Tax」っていう、インターネット経由で申告書を提出するシステムなんだ。つまり「パソコンやスマホで、国が用意したサイトにアクセスして、数字を入力して、送信する」ってわけだね。これなら税務署に行く必要もないし、時間も短く済む。
では、実際にどうやるのか。まず、会計ソフトとか国の申告サイトを開く。そして、「1年間でいくら稼いだ?」っていう画面が出てくるから、自分の売上を入力する。次に「経費はいくら?」って画面が出てくるから、バイト代で移動に使ったお金とか、仕事用の道具代とか、そういったものを入力する。
ここで大事なポイント:経費を入力するときは、ウソをついちゃダメなんだ。例えば「実は交通費に5万円使ったけど、申告書には2万円て書こう」とか、そういうことをすると、後で税務署に調べられて、罰金を取られちゃうんだよ。だから正直に「実は5万円使いました」って書く必要があるんだ。
全部を入力し終わったら、最後に「提出」ボタンを押す。するとインターネット経由で、書類が税務署に送られる。その後、税務署の人が確認して「OK、この申告は正しいね」ってなったら、完了ってわけなんだ。
ちなみに、紙で提出したい人もいる。その場合は、申告書を印刷して、税務署に持って行くか、郵送することもできるんだ。ただ、ネットのほうが簡単だし、国も「ネットで提出してね」と推進してるから、できればネット申告をおすすめするよ。
それからもう1つ大事なこと。いつまでに提出しなきゃいけないのか。これは「確定申告期間」って決まってるんだ。毎年2月16日から3月15日までの1ヶ月間。この期間に提出しないと、ペナルティをもらうことになるんだよ。だからカレンダーに書いておこう。
確定申告書を出すときよくあるパターン
では、実際にどんな人たちが申告書を出しているのか、いくつかパターンを見てみようよ。
パターン1:フリーランスのライターさん
SNSやブログを使って、記事を書いて稼いでる人だ。毎月クライアント(仕事をくれる人)から5万円もらってるとしよう。1年間なら60万円だ。でも、パソコンを買うのに10万円かかったし、インターネット代も月5000円かかってるし、その他に資料代も2万円かかってる。そうすると、経費の合計は30万円弱。だから「本当の利益」は、60万円から30万円を引いた30万円ってわけだ。この30万円に税金がかかるので、申告書に「私の利益は30万円です」と書いて提出するんだ。
パターン2:複数のバイト先がある高校生
コンビニのバイトと、家庭教師のバイトの両方をやってる高校生だ。コンビニから月3万円、家庭教師から月2万円もらってるとしよう。1年間なら、合計で60万円だ。このときは、2つのバイト先の給料を合わせて申告書に書く必要があるんだ。コンビニだけなら、コンビニが計算してくれてるから大丈夫だけど、複数あると、全部合わせてないといけないってわけなんだよ。
パターン3:ネット販売をしてる副業者
昼間は普通の会社員だけど、夜間にネット販売(メルカリとか)で稼いでる人だ。毎月10万円稼いでるとしよう。1年間で120万円だ。でも、商品を仕入れるのに80万円かかってる。だから利益は40万円ってわけだ。この場合、会社からの給料は会社が計算してくれてるから、申告書には副業の利益40万円だけを書いて提出するんだ。
パターン4:個人事業主(自営業)
自分でお店をやってる人とか、整体院をやってる人とか。月に100万円売上があったとしよう。でも、家賃が30万円、従業員の給料が40万円、その他の経費が20万円かかってる。だから利益は10万円。この10万円に税金がかかるので、申告書にはこの10万円を書いて提出するんだ。
こんな感じで、いろんなパターンの人が申告書を出してるんだよ。大事なのは「自分の稼ぎから、使った分を引いた真の利益」を計算して、正直に報告することなんだ。これがきちんとできてれば、税務署も何も言わないし、社会もうまく回るってわけなんだよ。
