確定申告書って何?わかりやすく解説

毎年春になると「確定申告かくていしんこく」というワードをニュースで聞くけど、正直よくわからないんだよね。親も「難しい」って言ってるし、自分には関係ないと思ってる人も多いはず。でも実は、将来バイトを始めたり、大人になってお金を稼ぐようになったら、ほぼ全員が関係する大事な書類なんだ。この記事を読めば、確定申告かくていしんこく書がどんなものなのか、なぜ存在するのか、中学生でも完璧にわかるよ。

先生、確定申告かくていしんこく書って何ですか?名前は聞いたことあるけど…

いい質問だね。簡単に言うと、1年間でいくら稼いだか、その中からいくら税金を払うべきかを計算して、国に報告する書類のことなんだ。つまり「私の年収はこれくらいです」と書いて国に提出する紙ってわけだよ。
え、そんなのなんで必要なんですか?

税金って、国民みんなで支えられてるでしょ?道路やトイレ、学校とか。だから「自分がいくら稼いだから、これくらい税金払います」と正直に報告する必要があるんだ。つまり税金を公平に集めるための仕組みなんだよ。
でも僕、まだサラリーマンじゃないし関係ないですよね?

実は普通の会社員なら、会社が代わりに計算してくれるから自分では出さなくていいんだ。ただフリーランスとか自営業の人、あるいは副業ふくぎょうで稼いでる人は自分で出す必要があるんだよ。君が大人になったときに、起業とかバイト以外で稼ぐようになったら、その時に必要になるってわけ。
わかりました。でも実際どうやって出すんですか?

昔は紙を持って税務署ぜいむしょに行ってたんだけど、今はほとんどネットで提出できるんだ。パソコンやスマホで数字を入力して、インターネットで国に送るって感じ。これを「e-Tax」って呼ぶんだよ。
📝 3行でまとめると
  1. 確定申告かくていしんこく書とは、1年間の収入とかかった経費を報告する書類のこと
  2. 会社員なら会社が代わりに計算してくれるが、フリーランスや自営業は自分で提出が必要
  3. 紙ではなくネット(e-Tax)で提出するのが今のやり方
目次

もうちょっと詳しく

確定申告かくていしんこく書という書類は、実は「自分がどれくらい税金を払うべきか」を自分で計算するためのものなんだ。毎月給料をもらってる会社員なら、会社がすでに給料から少しずつ税金を引いてくれてるんだよ。それを「源泉徴収げんせんちょうしゅう」っていうんだけど、つまり先に引かれてるってわけ。だから会社員は確定申告かくていしんこくをしなくていい人がほとんどなんだ。でもフリーランスの人は月ごとに誰からも引かれないから、1年の終わりに「合計でこれくらい稼ぎました、だからこれくらい税金払います」と報告する必要があるんだよ。

💡 ポイント
会社員=会社が代わりに税金を計算してくれる
フリーランス=自分で計算して報告する
これが違いだよ

⚠️ よくある勘違い

❌ 「確定申告かくていしんこく書を出さないと、税務署ぜいむしょから怒られる」
→ 実は提出しなくても、最初は怒られません。ただ後で「脱税だ」と言われてペナルティがもらえます。つまり先延ばしにしてるだけで、絶対に後で払う羽目になるんです。
⭕ 「期限までに正しく申告書を提出すれば、税務署ぜいむしょは何も言わない」
→ これが正解。正直に「これだけ稼ぎました」と報告すれば、それでOK。税務署ぜいむしょは「ちゃんと報告してくれてありがとう」という立場です。
なるほど〜、あーそういうことか!

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確定申告かくていしんこく書」って何をする書類なの?

確定申告かくていしんこく書というのは、簡単に言うと「自分がこの1年間でいくら稼いだか、そしてそこからいくら税金を払うべきか」を計算して、国に報告する書類のことなんだ。

例えばね、君が夏休みにコンビニでバイトをして、3ヶ月間で15万円稼いだとしよう。その15万円は「所得」という。つまり自分が稼いだお金の総額だってわけだ。ここから「経費」を引くんだ。経費っていうのは、稼ぐためにかかったお金。例えば、バイト先に行くための交通費とか、ユニフォームを自分で洗うときの洗剤代とか、そういった感じだよ。

で、稼いだお金から経費を引いた残り(これを「利益」って言う。つまり本当の儲けだってわけ)に対して、税金がかかるんだ。その計算をして「私は○○円の利益があるから、××円の税金を払います」と国に報告する書類が、この確定申告かくていしんこく書ってわけなんだよ。

ちょっと難しく聞こえるかもしれないけど、やることは実は単純。「いくら稼いだ?」「いくら使った?」「だから利益はいくら?」「だからこれくらい税金ね」っていう計算を、国が用意した書式に当てはめて提出するだけなんだ。その書式が「確定申告かくていしんこく書」ってわけ。

ちなみに、この「申告」っていう言葉がポイント。申告っていうのは「報告する」って意味だからね。つまり確定申告かくていしんこく書は「1年間の稼ぎを正確に申し報告する書類」ってことなんだ。誰かに無理やり提出させられるのではなく、自分から「これだけ稼ぎました」と報告するものってわけ。ここが大事なんだよ。

で、この書類には何を書くのか。大きく分けて2つのパート。1つ目は「収入」の部分。1年間でいくら稼いだか、その全部を書く。2つ目は「経費」の部分。その稼ぎのためにいくら使ったか、領収書りょうしゅうしょとかを集めて計算して書く。これを税務署ぜいむしょが確認して「ああ、この人はちゃんと計算できてるな」ってなったら、OKが出るんだ。

なぜ確定申告かくていしんこく書が必要なのか

ここからが大事なポイント。なぜ国は「確定申告かくていしんこく書を出してね」と言うのか。それは、税金を公平に集めるためなんだ。

考えてみてよ。日本には、学校があるし、警察がいるし、消防車も走ってる。道路だって作られてるし、公園だってある。これらぜんぶ、税金で運営されてるんだよ。だから、国民みんなで税金を払う必要があるんだ。

でもね、ここが難しいところなんだけど、全員が同じ金額を払うわけじゃないんだ。例えば、年収1000万円の人と年収200万円の人が同じ額の税金を払うのって、おかしいよね。だから「稼いだ金額に応じて、税金も違う」っていうルールになってるんだ。つまり税金は「払う能力がある人が、その能力に応じて払う」って仕組みなんだよ。

そのためには「その人がいくら稼いだのか」を正確に把握する必要があるんだ。もし申告がなかったら、誰がいくら稼いだのか、誰がいくら税金を払うべきか、わからなくなっちゃう。だから「自分で計算して、自分で報告してね」ってなったわけ。

もう1つの理由は「脱税を防ぐため」だ。脱税っていうのは、本来は払うべき税金を払わないこと。つまり「ウソをついて、払う額を減らす」って感じだね。これは犯罪なんだ。だから政府は「ちゃんと報告しないと、後で調べて、罰金を取られちゃうぞ」と言うことで、みんなが正直に申告するようにしてるんだよ。

つまり、確定申告かくていしんこく書は「国民がちゃんと税金を払ってるかどうかを確認する」ための仕組みなんだ。これがあることで、誰もが「ちゃんと払わないといけないんだ」って気になるし、その結果、税金制度がうまく成り立つってわけなんだよ。

誰が提出しないといけないのか

ここで大事なポイント。確定申告かくていしんこく書を提出しないといけない人と、提出しなくてもいい人がいるんだ。

まず、「提出しなくてもいい人」は、普通の会社員だ。なぜなら、会社がすでに計算してくれてるから。毎月の給料から税金をすでに引いてくれてるんだ。これを「源泉徴収げんせんちょうしゅう」って言うんだけど、つまり「先に引かれてる」ってことだね。だから、もう税金は払ってるってわけなんだ。だから会社員は、特に確定申告かくていしんこく書を出す必要がないんだよ。

ただし、会社員でも「確定申告かくていしんこく書を出したい人」はいる。例えば、医療費がすごくかかって、税金から差し引いてもらいたい場合。これを「医療費控除いりょうひこうじょ」って言う。つまり「医療費がかかったから、その分税金を減らしてね」ってことだね。そういう場合は、会社員でも申告書を出すことができるんだ。

では「提出しないといけない人」は誰か。それは、会社からの給料以外でお金を稼いでる人だ。例えば:

  • フリーランスの人:会社に属さず、自分で仕事をもらってる
  • 自営業の人:自分でお店や事業をやってる
  • 副業ふくぎょうをしてる人:会社員だけど、その他にバイトやネット販売もしてる
  • アルバイトをしてる学生:複数のバイト先から給料をもらってる、またはバイト以外にも稼ぎがある

こういう人たちは「給料」じゃなくて「事業所得」を持ってるんだ。つまり自分で稼いだお金ってことだね。こういう人たちは、会社が代わりに税金を計算してくれないから、自分で計算して申告書を出す必要があるんだ。

ちなみに、アルバイトをしてる高校生とかは「給料をもらってるんだから提出しなくていい」と思うかもしれない。確かに、バイト先が1つだけなら、その先が計算してくれてるから大丈夫だ。ただし、複数のバイト先から給料をもらってる場合は、複数の給料を合わせて計算する必要があるから、申告が必要なこともあるんだよ。

実際にどう提出するのか

昔は「確定申告かくていしんこく書」って紙の書類だったんだ。だから、毎年春になると、人々が税務署ぜいむしょに並んで、窓口で書類を提出してたんだよ。でも今は時代が変わった。ほぼ全部ネットで完結するんだ。

今の標準は「e-Tax」っていう、インターネット経由で申告書を提出するシステムなんだ。つまり「パソコンやスマホで、国が用意したサイトにアクセスして、数字を入力して、送信する」ってわけだね。これなら税務署ぜいむしょに行く必要もないし、時間も短く済む。

では、実際にどうやるのか。まず、会計ソフトとか国の申告サイトを開く。そして、「1年間でいくら稼いだ?」っていう画面が出てくるから、自分の売上を入力する。次に「経費はいくら?」って画面が出てくるから、バイト代で移動に使ったお金とか、仕事用の道具代とか、そういったものを入力する。

ここで大事なポイント:経費を入力するときは、ウソをついちゃダメなんだ。例えば「実は交通費に5万円使ったけど、申告書には2万円て書こう」とか、そういうことをすると、後で税務署ぜいむしょに調べられて、罰金を取られちゃうんだよ。だから正直に「実は5万円使いました」って書く必要があるんだ。

全部を入力し終わったら、最後に「提出」ボタンを押す。するとインターネット経由で、書類が税務署ぜいむしょに送られる。その後、税務署ぜいむしょの人が確認して「OK、この申告は正しいね」ってなったら、完了ってわけなんだ。

ちなみに、紙で提出したい人もいる。その場合は、申告書を印刷して、税務署ぜいむしょに持って行くか、郵送することもできるんだ。ただ、ネットのほうが簡単だし、国も「ネットで提出してね」と推進してるから、できればネット申告をおすすめするよ。

それからもう1つ大事なこと。いつまでに提出しなきゃいけないのか。これは「確定申告かくていしんこく期間」って決まってるんだ。毎年2月16日から3月15日までの1ヶ月間。この期間に提出しないと、ペナルティをもらうことになるんだよ。だからカレンダーに書いておこう。

確定申告かくていしんこく書を出すときよくあるパターン

では、実際にどんな人たちが申告書を出しているのか、いくつかパターンを見てみようよ。

パターン1:フリーランスのライターさん

SNSやブログを使って、記事を書いて稼いでる人だ。毎月クライアント(仕事をくれる人)から5万円もらってるとしよう。1年間なら60万円だ。でも、パソコンを買うのに10万円かかったし、インターネット代も月5000円かかってるし、その他に資料代も2万円かかってる。そうすると、経費の合計は30万円弱。だから「本当の利益」は、60万円から30万円を引いた30万円ってわけだ。この30万円に税金がかかるので、申告書に「私の利益は30万円です」と書いて提出するんだ。

パターン2:複数のバイト先がある高校生

コンビニのバイトと、家庭教師のバイトの両方をやってる高校生だ。コンビニから月3万円、家庭教師から月2万円もらってるとしよう。1年間なら、合計で60万円だ。このときは、2つのバイト先の給料を合わせて申告書に書く必要があるんだ。コンビニだけなら、コンビニが計算してくれてるから大丈夫だけど、複数あると、全部合わせてないといけないってわけなんだよ。

パターン3:ネット販売をしてる副業ふくぎょう

昼間は普通の会社員だけど、夜間にネット販売(メルカリとか)で稼いでる人だ。毎月10万円稼いでるとしよう。1年間で120万円だ。でも、商品を仕入れるのに80万円かかってる。だから利益は40万円ってわけだ。この場合、会社からの給料は会社が計算してくれてるから、申告書には副業ふくぎょうの利益40万円だけを書いて提出するんだ。

パターン4:個人事業主こじんじぎょうぬし(自営業)

自分でお店をやってる人とか、整体院をやってる人とか。月に100万円売上があったとしよう。でも、家賃が30万円、従業員の給料が40万円、その他の経費が20万円かかってる。だから利益は10万円。この10万円に税金がかかるので、申告書にはこの10万円を書いて提出するんだ。

こんな感じで、いろんなパターンの人が申告書を出してるんだよ。大事なのは「自分の稼ぎから、使った分を引いた真の利益」を計算して、正直に報告することなんだ。これがきちんとできてれば、税務署ぜいむしょも何も言わないし、社会もうまく回るってわけなんだよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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