君のお小遣いやお誕生日のプレゼント、親からもらったお金ってどうしてる?家の机の引き出しに入れてたり、お財布に入れたままだったりすることもあるよね。でも「銀行に預ける」って聞いたことがあると思う。実は預金って、単にお金を銀行に預けるだけじゃなくて、そのお金をちゃんと増やしたり、安全に管理したり、いろんなメリットがあるんだ。この記事を読めば、預金が何か、なぜ銀行に預ける必要があるのか、どんな種類があるのかが全部わかるよ。
- 預金とは、銀行にお金を貸して、その代わりに利息をもらう仕組みのこと
- 安全性、利息、管理の楽さの3つのメリットがあるから銀行に預ける
- いつでも出し入れできる普通預金と、期間決めて高い利息がもらえる定期預金の2種類がある
もうちょっと詳しく
預金って言葉を聞くと難しそうに感じるかもしれないけど、実はすごくシンプルな仕組みなんだ。お金の貸し借りの関係だと思えばいい。つまり、君が銀行にお金を貸して、銀行がそれを使ってビジネスをして、その利益の一部を君に払うってわけ。銀行は、集めたお金を企業や個人に貸したり、株や債券に投資したりして、そこで利益を得る。その利益の一部が預金者(つまり君)の利息になるんだ。だから預金は、単に「お金を預ける」じゃなくて、「銀行と一緒にお金で稼ぐ」って考えることもできるんだよ。
預金は銀行への「ローン」。君が銀行にお金を貸して、銀行が利息でお礼をする。
⚠️ よくある勘違い
→ 実際には利息はごく小さい。例えば、1万円を1年預けても、もらえる利息は数十円程度。銀行によって利率(つまり利息の計算方法)が違うから、どれくらい増えるかは銀行によって大きく異なるんだ。
→ 預金は「お金を増やす投資」というより「お金を安全に管理する仕組み」だと考えるべき。増えるのはおまけで、大事なのは盗難や紛失から守ることなんだ。
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預金とは何か
預金の基本的な意味
預金って言葉を辞書で調べると「銀行などの金融機関にお金を預けること」って書いてある。でも、それだけだと不十分だ。預金の本質は、お金の所有者が銀行に一定期間お金を貸して、銀行がそれを使って商売をして、その利益の一部を貸し手に返すっていう関係なんだ。
図書館で本を借りるときのことを考えてみて。君が本を借りるでしょ。図書館は君に本を貸す。ある期間経ったら、君が本を返す。この関係と同じで、预金は「君がお金を銀行に貸す」関係なんだ。ただ違うのは、本だと返すときは同じ本だけど、お金の場合は「利息」という手数料が上乗せされて返ってくることなんだ。
なぜ銀行と客がこんな関係になるのか
ここで疑問に思うかもしれない。「なぜ銀行はわざわざお金を返すときに利息なんか払うんだ?」って。答えは簡単。銀行はそのお金で商売をして、君が預けた額以上の利益を得るからなんだ。
例えば、君が銀行に100万円を預金したとしよう。銀行の利率が1%だとしたら、1年後に君は1万円の利息をもらえる。一方、銀行はその100万円を企業に貸して、2%の利息をもらってたとしたら、銀行は2万円の利息収入を得る。つまり、銀行は君から借りたお金で商売をして、君よりも高い利息で貸し出すことで、差額の1万円が銀行の利益になるわけだ。だから銀行は喜んでお金を貸してくれるし、君にも利息を払う。これが銀行の基本的なビジネスモデルなんだ。
預金と貯金の違い
日本語では「預金」と「貯金」という言葉がよく混ぜられて使われるけど、実は少し違うんだ。貯金は「お金を溜める」という行為そのもの。タンスに貯金することもできるし、銀行に貯金することもできる。一方、預金は「銀行などの金融機関に預けること」と、「銀行が客から預かったお金」の両方の意味がある。つまり、貯金は広い概念で、預金は狭い概念ってわけだ。
別の言い方をすると、全部の預金は貯金だけど、全部の貯金が預金じゃないってことなんだ。お母さんが「毎月1000円貯金しようね」って言ったら、それは貯金の話。「銀行に預金を開設しようね」って言ったら、それは銀行の預金の話。違いをわかっておくと、金融のニュースを読むときにもすごく役に立つぞ。
銀行に預ける理由
安全性という最大のメリット
なぜ世界中でこんなに多くの人が銀行に預金をしてるのか。第一の理由は安全性だ。
君の部屋に100万円を現金で置いてあるとしよう。するとどんなことが起こるかもしれない。友だちが遊びに来たときに盗まれるかもしれない。家が火事になって焼けてしまうかもしれない。親が誤ってゴミと一緒に捨ててしまうかもしれない。現金を手元に置いておくっていうのは、こんなリスクがあるんだ。
一方、銀行に預金すると、このリスクはほぼゼロに近くなる。銀行は金庫の中に預金を保管して、セキュリティカメラで24時間監視してる。また、日本の法律では、銀行が経営危機に陥っても、預金者のお金は預金保険制度(つまり、国が「1000万円まで保証する」という約束)で守られるんだ。つまり、銀行に預けるのは、お金を国に守ってもらうようなものなんだ。
利息でお金が増える
第二のメリットは利息だ。銀行に預金すると、預けたお金よりも多い金額が返ってくる。ごく小さい額だけど、家に置いておくお金は絶対に増えないけど、銀行に預けるお金は必ず増えるんだ。
どれくらい増えるかというのは、利率で決まる。利率とは、預けたお金の何パーセントが利息になるか、という計算式だ。例えば、利率が0.1%だとしたら、100万円を1年預けたときの利息は1000円。利率が1%だとしたら、100万円を1年預けたときの利息は1万円。利率が高いほど、もらえる利息が多いってわけだ。
今は低金利時代で、銀行の利率がすごく低い。けど、昔は銀行の利率が5%とか10%とかあって、預けるだけでどんどん増える時代があったんだ。そういう時代には、銀行に預金することが大事な資産形成の方法だったんだ。
お金の管理が楽
第三のメリットは管理の簡単さだ。銀行口座があると、銀行のカードでATMからお金を引き出せるし、スマホのアプリでいつでも残高を確認できる。
現金で持ってると、財布をなくしたらお金も一緒に無くなってしまう。でも銀行口座だと、カードをなくしても、銀行に連絡すればすぐに使えなくされるから、お金は守られるんだ。また、銀行は預金通帳という記録を付けてくれるから、いつ誰にいくら使ったか、ずっと後から確認することができる。これを家計簿みたいに使えば、お金の管理がすごく楽になるんだ。
預金の種類
普通預金の特徴
普通預金は、銀行預金の中で最も基本的な種類だ。特徴はいつでも出し入れができるってこと。給料をもらったら入金する。買い物をするからお金を下ろす。好きなタイミングで好きなだけ動かせるんだ。
デメリットは、利息がすごく低いってこと。今の時代、普通預金の利率は0.01%とか0.05%とか。つまり、100万円預けても、1年で100円とか500円とか、本当にわずかな利息しかもらえないんだ。でも、その代わりに、自由に使えるっていう利便性がある。つまり、「近いうちに使うお金」は普通預金に入れるのが正解ってわけだ。
定期預金の特徴
定期預金は、普通預金とは全然違う種類だ。最大の特徴は、預ける期間を決めてから預けるってこと。例えば「1年間の定期預金」って契約したら、1年経つまでは(本来は)引き出せない。その代わりに、利息が普通預金より高くもらえるんだ。
例えば、普通預金の利率が0.01%で、定期預金の利率が0.5%だとしよう。100万円を1年間預けたら、普通預金では100円の利息、定期預金では5000円の利息がもらえる。50倍も違うんだ。
でも定期預金には制限がある。期間中に引き出したければ、「途中解約」という手続きをしないといけなくて、その場合は普通預金と同じくらい低い利息しかもらえなくなってしまう。つまり、定期預金は「当分使わないお金」に向いてるってわけだ。親が「お誕生日のプレゼントでもらったお金は、高校卒業まで引き出さない」って約束したら、それを定期預金に入れるのが上手い使い方だ。
その他の預金種類
普通預金と定期預金の他にも、いろんな種類の預金がある。
積立預金は、毎月一定額を自動的に預金する仕組み。お小遣いの中から「毎月1000円だけ預金する」って決めたら、銀行が自動的に口座から1000円を引き出して、別の口座に積み立ててくれるんだ。貯金が苦手な人にはぴったりな方法だよ。
スーパー定期預金は、普通の定期預金より利率が高い定期預金。大きな金額を預ける人用だったり、銀行によって条件が違ったりするんだ。
通知預金
金利と利息について
金利と利息の違い
「金利」と「利息」って言葉がよく混ぜられるけど、実は違う意味なんだ。金利はお金を借りたり貸したりするときの利息の割合(パーセンテージ)。利息は実際にもらえるお金だ。
例えば、銀行の金利が0.5%だとしよう。すると、100万円を1年預けたときの利息は5000円。この場合、金利は0.5%で、利息は5000円ってわけだ。つまり、金利は「%」で表すし、利息は「円」で表すんだ。
複利と単利
利息の計算方法には2種類ある。単利と複利だ。
単利は、シンプルな計算方法。毎年、元金(最初に預けたお金)に対して利息をつけるだけ。例えば、100万円を金利1%で3年預けたら、毎年1万円の利息がもらえるので、合計3万円の利息。3年後の金額は103万円だ。
複利は、もう少し複雑だけど、預金者にはすごく有利な計算方法。1年目の利息を計算するときは元金100万円を使う。2年目の利息を計算するときは、元金+利息の101万円を使う。3年目は102万100円を使う。つまり、「利息が利息を生む」っていう状態になるんだ。結果として、複利だと単利より多くの利息がもらえるんだ。
銀行の普通預金は大体、複利で計算されている。長期間お金を預けると、複利の力で、預けた額より結構増えることがあるんだ。時間とお金の不思議な関係だな。
金利が決まる仕組み
銀行の金利って、毎日同じってわけじゃなくて、変わることがある。その理由は日本銀行の政策金利だ。日本銀行(つまり、銀行の銀行)が「今、金利をいくつにしよう」って決めると、その影響で、各銀行の金利も変わるんだ。
例えば、日本銀行が「景気を良くするために、金利を下げよう」って決めたら、各銀行の金利も下がって、預金の利息が少なくなる。逆に「インフレを抑えるために、金利を上げよう」って決めたら、各銀行の金利も上がって、預金の利息が増える。つまり、預金の金利は、経済全体の動きに連動して変わるんだ。それが今、世界中で起こってるんだよ。
預金を守る仕組み
預金保険制度とは
最後に、すごく大事なことを説明しておきたい。銀行ってすごく安全だと思ってるだろ。でも、もしもの場合、銀行が倒産することもあり得るんだ。そういうときに、君の預金を守ってくれる仕組みが預金保険制度だ。
日本では、銀行に預けたお金は「1銀行あたり1000万円まで」が国に保証されてるんだ。つまり、もし銀行が倒産しても、1000万円までなら、その全額が国から返ってくるってわけだ。1000万円を超える部分は、銀行の経営危機の度合いによって、返ってくる額が減ることもあるんだ。
ちなみに、この制度は日本だけじゃなくて、世界中の国にある。アメリカなら「1銀行あたり25万ドルまで」、ヨーロッパなら「1銀行あたり10万ユーロまで」って感じだ。つまり、先進国は皆、市民の預金を国が保証する仕組みを持ってるんだ。
銀行のセキュリティ
預金保険制度の他にも、銀行は様々なセキュリティ対策をしてるんだ。
暗号化:銀行とお客さんの間の通信は、すごく複雑な暗号化技術を使ってる。つまり、仮にハッカーが通信を盗み聞きしても、何の暗号化された数字の羅列に見えて、内容がわかんないってわけだ。
認証:銀行のログインには、パスワードだけじゃなくて、「合言葉」「指紋認証」「スマホに届くコード」とか、複数の認証方法が使われることがある。つまり、パスワードが盗まれても、他の認証方法でお金を守れるってわけだ。
監視:銀行は24時間、どんな取引が行われてるかを監視してる。もし異常な取引が発見されたら、すぐに「これはあなたの取引ですか」って確認してくれるんだ。
つまり、銀行に預けたお金っていうのは、国の制度と、銀行の技術と、法律で、何重にも守られてるわけなんだ。だから、安心して預金できるんだよ。
預金する前に確認すること
では、銀行に預金するときに、どんなことに気をつけたらいいか。
第一に、金利を比較すること。銀行によって、同じ普通預金でも金利が違うことがある。例えば、A銀行は0.01%、B銀行は0.05%、ネット銀行は0.1%、みたいに。定期預金だと、その差がもっと大きい。だから、いくつかの銀行を比較して、一番金利が高い銀行を選ぶのがスマートだ。
第二に、手数料を確認すること。銀行によっては、ATMの使用料とか、振込手数料とか、いろんな手数料がかかる場合がある。金利が高くても、手数料がたくさん取られたら、結局損することもあるんだ。
第三に、自分の使い方に合ったプランを選ぶこと。給料や年金をもらう口座は、普通預金にする。当分使わないお金は、定期預金にする。毎月貯金する習慣をつけたいなら、積立預金にする。自分の生活に合わせて、使い分けることが大事なんだ。
