「投資とか運用とか聞いても、なんか難しそうで自分には関係ない気がする…」って思ったことない?でもよく考えてみると、銀行にお金を預けて利息をもらったことがある人は、実はもう「運用」を経験してるんだよね。今回のテーマは「運用益」。これを読めば、お金がお金を生む仕組みがわかって、投資ニュースも急に身近に感じられるようになるよ!
- 運用益とは、お金を投資・運用することで得られた 利益のこと で、利息・値上がり益・配当金などの種類がある
- 通常は運用益に 約20.315%の税金 がかかるが、NISAを使えば非課税で受け取ることができる
- 長期投資での現実的な目安は 年平均3〜7% で、高い利益には高いリスクがセットになっている
もうちょっと詳しく
運用益を理解するうえで一番大切なのが「元本と運用益は別物」という感覚だよ。元本というのは、つまり「最初に投じたお金そのもの」ということ。たとえば100万円を株に投資して、1年後に115万円になっていたとする。このとき運用益は15万円で、元本の100万円は変わらない。でも株の場合、相場が下がれば元本も減る可能性があるから、「運用益が出た=元本は安全」とは限らないんだ。運用益だけじゃなく、元本がどうなっているかもセットで確認する習慣をつけると、投資の全体像が見えやすくなるよ。また、運用益を再び投資に回すことを「再投資」といって、これを続けると複利の力でお金がどんどん増えやすくなる。これがいわゆる「お金がお金を生む」の正体なんだ。
元本+運用益の合計が資産総額。運用益だけ見て喜ばないで、元本の増減もチェックしよう!
⚠️ よくある勘違い
→ 株や投資信託の運用益は「売却するまで確定しない」んだ。保有中は含み益(まだ実現していない利益)であって、実際に売った瞬間に初めて確定する。売らないうちに相場が下がると、利益が消えることもあるよ。
→ 「今10万円の含み益がある」と「10万円の運用益を手に入れた」は別の状態。使えるお金にするためには、保有している株や投資信託を実際に売る必要があるんだ。売るタイミングの判断が、投資の重要なスキルのひとつだよ。
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運用益って何?まずは基本からおさえよう
「お金に働いてもらう」ってどういうこと?
僕たちが生活費を稼ぐためには、アルバイトをしたり勉強して就職したりするよね。これは「自分が働いてお金を得る」というパターン。でも、世の中にはもうひとつの稼ぎ方がある。それが「お金に働いてもらう」、つまり投資や運用だよ。
持っているお金を株や債券、不動産などに投じると、そのお金が「増えて戻ってくる」ことがある。この「増えた分」のことを運用益というんだ。運用益というのは、つまり「お金を何かに運用したときに生まれた利益のこと」ということ。
わかりやすく例えると、畑に種をまくイメージに近い。種(元本)を土(投資先)にまいて、水や肥料をあげて待つ。うまくいけば野菜(運用益)が収穫できる。でも天気が悪かったり虫がついたりすると収穫ゼロ、または種まで食べられてしまうこともある。これがリスクだよ。
銀行利息も運用益のひとつ
「投資なんてしたことない」と思っている人も、実は銀行に預金している時点で運用益を受け取っているんだ。銀行に100万円を1年間預けたとして、金利が0.02%だったとすると、200円の利息がつく。この200円がまさに運用益。金額は小さいけれど、仕組みとしては株の配当金や不動産の家賃収入と同じだよ。
つまり「運用益」は特別なお金持ちだけの話じゃなくて、銀行口座を持っている人なら誰でも多少は関係している話なんだよね。
運用益の種類を知ろう|キャピタルゲインとインカムゲイン
値上がり益(キャピタルゲイン)とは
キャピタルゲインというのは、つまり「買ったときより高い値段で売れたときの差額」ということ。たとえば1株1,000円の株を100株買って、後で1株1,500円になったときに売れば、差額の500円×100株=5万円がキャピタルゲイン(運用益)になる。
身近な例で言うと、フリマアプリで500円で買ったフィギュアが人気になって3,000円で売れたとき、差額の2,500円がキャピタルゲインだよ。株も基本的な仕組みは同じ。安く買って高く売る、この差額が運用益になるんだ。
ただし、これは「売ったとき」に初めて確定する利益だよ。持っている間は「含み益」といって、まだ手にしていない利益の状態。相場が下がれば含み益は消えるし、元本を下回れば「含み損」になる。
配当金・分配金・利息(インカムゲイン)とは
インカムゲインというのは、つまり「保有しているだけで定期的に受け取れる収益」ということ。種類を整理するとこんな感じだよ。
- 配当金:株を持っている会社が儲かったときに、株主に分けてくれるお金
- 分配金:投資信託(複数の株や債券をまとめて買えるパッケージ商品)が定期的に払い出すお金
- 利息:債券(国や企業が発行する借用証書のようなもの)を持っているときにもらえるお金
- 家賃収入:不動産を持っていて貸し出しているときに受け取るお金
インカムゲインの良いところは、値動きに関係なく受け取れること。株価が下がっている時期でも、会社が赤字でなければ配当金はもらえることが多い。安定した収入を求める人に人気の運用スタイルだよ。
運用益はどうやって計算するの?
計算式はシンプル!
運用益の計算式はとってもシンプル。「受け取った金額 − 投じた金額=運用益」だよ。
具体的な例で見てみよう。
- 投資信託を10万円分買った
- 1年後に価格が上がって12万円になった
- 12万円 − 10万円 = 2万円が運用益
さらに、運用益の割合(何%増えたか)を「利回り」という。利回りというのは、つまり「元本に対して何%の運用益が出たかを示す指標」ということ。上の例だと、2万円÷10万円×100=20%が利回りになる。
手数料・税金を引いた「手取り運用益」が大事
実際の運用では、証券会社に払う手数料や、運用益にかかる税金を引いた後の金額が本当の利益だよ。先の例で言うと、2万円の運用益に20.315%の税金がかかると、税金は約4,063円。手取りは約15,937円になる。「総額では増えたけど、手数料と税金を引いたら思ったより少なかった」ということもよくあるから、計算するときは必ずコストを引いた後の数字で考えるようにしよう。
運用益を増やすコツ|複利の力を知ろう
複利ってなんで「魔法」って言われるの?
複利というのは、つまり「運用益を再投資することで、利益の上に利益が積み重なっていく仕組み」ということ。単利と複利の違いを見てみよう。
元本100万円、年利5%の場合:
- 単利(運用益を受け取って使う場合):毎年5万円ずつ増える。10年後は150万円
- 複利(運用益を再投資し続ける場合):1年後は105万円、その5万円も投資されるから2年後は110.25万円…と雪だるま式に増える。10年後は約162.9万円
10年間で12.9万円の差が出るんだよ。さらに20年後は単利で200万円のところ、複利では約265万円にもなる。雪が転がりながら大きくなっていくイメージに似ているね。期間が長ければ長いほど、この差は広がっていく。
長期投資が運用益を最大化する理由
運用益を増やすうえで「時間」はとても重要な要素だよ。短期間で大きな利益を狙おうとすると、それだけ大きなリスクを取ることになる。でも長い期間をかけてコツコツ投資し続けると、一時的に値下がりしても回復する時間があるし、複利の効果も最大限に活きてくる。
世界の株式市場の歴史を見ると、短期では大きく下がることもあるけれど、20〜30年という単位で見ると右肩上がりになっていることが多い。だから「今すぐ大きな運用益を得よう」と焦るより、「長い時間をかけてコツコツ増やす」という考え方が、実際に運用益を積み上げるうえで現実的な方法なんだ。
運用益とNISA・税金のしくみ
運用益には税金がかかる
日本では、株や投資信託などで得た運用益には原則として20.315%の税金がかかるよ。内訳は所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%。
100万円の運用益が出たとすると、約20万3,150円が税金として引かれて、手取りは約79万6,850円になる。「100万円も増えたのに、20万円以上消えるの?!」と思うかもしれないけど、これが現実なんだ。だからこそ、運用益の計算は「税引き後」でするのが基本だよ。
NISAを使えば運用益が非課税になる
NISA(ニーサ)というのは、つまり「一定額までの投資で得た運用益を非課税にする国の制度」ということ。2024年から新しいNISAが始まって、年間最大360万円まで投資できるようになったよ(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)。
NISAを使うと、同じ100万円の運用益でも税金がゼロ、つまり100万円まるごと手元に残る。さっきの計算と比べると、約20万円以上の差になる。長期で大きな運用益を狙うなら、まずNISA口座を使うのが基本中の基本だよ。
運用益を意識した口座の選び方
証券口座には「一般口座」「特定口座」「NISA口座」の3種類がある。一般口座は自分で確定申告が必要で手間がかかる。特定口座(源泉徴収あり)は証券会社が自動で税金を計算・納付してくれる。NISA口座は運用益が非課税。初心者はまずNISA口座を開設して、NISA枠を超える部分は特定口座を使う、という組み合わせがわかりやすくておすすめだよ。
