「Googleドライブ使ってる?」って聞いたら「うん」って答える人は多いと思う。でも「SaaSって何か知ってる?」って聞くと、急に「???」ってなること、多くない?実はGoogleドライブもSaaSのひとつなんだよ。ビジネスのニュースや転職の話でよく出てくる「SaaS(サース)」って言葉、なんとなく聞いたことはあるけど「結局なんなの?」ってモヤモヤしてる人も多いはず。この記事を読めば、SaaSが何かはもちろん、なぜ今これだけ話題になっているのか、自分の生活のどこに隠れているのかまで全部わかるよ。
- SaaSとは インターネット経由でソフトウェアを使う仕組み のことで、インストール不要でブラウザから使えるのが特徴だよ。
- 料金は サブスクリプション制(月額・年額の定額払い) が主流で、GmailやNetflix・Zoomなど身近なサービスが全部これに当てはまるよ。
- リモートワークの広がりで 「どこからでも同じ環境で仕事できる」 という強みが再評価され、今やビジネスに欠かせない存在になってるよ。
もうちょっと詳しく
SaaSを理解するうえで大切なのは、「ソフトウェアを所有する時代から、使う時代に変わった」というポイントだよ。昔は「Wordを買う」「Excelを買う」って、ソフトそのものを買う感覚だった。でもSaaSは、ソフトを買うんじゃなくて「ソフトを使う権利を借りる」イメージなんだ。図書館に行けば本を読めるけど、本を家に持って帰って永遠に自分のものにはならないよね。SaaSはまさにそのイメージで、使っている間だけ料金を払って、必要なければいつでもやめられる。だからこそ会社が新しいツールを試しやすくなったし、個人でもサービスを使いやすくなったんだよ。
SaaSは「ソフトを買う」から「ソフトを借りる」への大転換!図書館の本みたいに、必要なときだけ使えばOKだよ。
⚠️ よくある勘違い
→ スマホアプリはダウンロードしてそのデバイスで動くもの。SaaSはブラウザや専用アプリを通じてインターネット上のサービスを使う仕組みのことで、「どこで動いているか(サーバー側)」が違うんだ。
→ データや処理は全部クラウド(インターネット上のサーバー)で行われるから、どのデバイスからアクセスしても同じ状態で使えるのがSaaSの本質だよ。
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SaaSってそもそも何?基本からていねいに説明するよ
「ソフトウェアをサービスとして使う」ってどういう意味?
「SaaS(サース)」は「Software as a Service」の略で、日本語にすると「サービスとしてのソフトウェア」という意味だよ。ちょっと難しそうな言葉だけど、実はシンプルな話なんだ。
たとえば昔は、WordやExcelを使いたいときはパッケージ(箱に入ったCD)を買ってきて、自分のパソコンにインストールする必要があったよね。インストールしたパソコンでしか使えないし、バージョンアップするたびに新しいパッケージを買い直す必要があったんだ。
でもSaaSは全然違う。インターネットにつながっていれば、ブラウザを開くだけで使えるんだよ。インストール不要、ソフトのダウンロード不要。まるで水道の蛇口をひねれば水が出てくるみたいに、「使いたいときにすぐ使える」のがSaaSの大きな特徴なんだ。
「クラウド」との関係は?
SaaSの話をするときによく出てくるのが「クラウド」という言葉。クラウドとは、つまりインターネット上にある巨大なコンピューター(サーバー)のことだよ。SaaSはこのクラウドを使って動いているから、自分のパソコンにデータを保存しなくていいし、処理もクラウド側でやってくれるんだ。
イメージとしては、「電気」に近いかもしれない。電気を使いたいとき、自家発電機を買って家に置く人はほとんどいないよね。電力会社から必要な分だけ買って使う。SaaSもそれと同じで、ソフトウェアを自分のパソコンに全部持つんじゃなくて、必要な分だけインターネット経由で借りて使うイメージなんだよ。
SaaSの料金の仕組み「サブスクリプション」
SaaSのほとんどは「サブスクリプション制」、つまり月額や年額の定額料金を払って使い続ける仕組みを採用しているよ。Spotifyを月額1000円で音楽聴き放題にしてるのと同じイメージ。使わなくなったら解約すればOKだし、プランを変えることもできることが多い。
昔みたいに「一括払いで永久ライセンスを買う」のと違って、「使っている間だけ払う」スタイルだから、新しいサービスを試しやすいのもメリットのひとつなんだ。
身近にあふれてるSaaS!具体例で確認しよう
個人でもよく使うSaaSの例
「SaaSって難しそう」って思うかもしれないけど、実はすでにあなたも毎日のように使ってるはずだよ。以下の中に「使ったことある!」ってものはないかな?
- Gmail / Googleドキュメント / Googleスプレッドシート:ブラウザで使えるメール・文書・表計算ツール
- Netflix / Spotify / YouTube Premium:映像や音楽のストリーミングサービス
- Zoom / Google Meet:ビデオ通話ツール
- Canva:ブラウザで使えるデザインツール
- Notion / Trello:メモやタスク管理ができるツール
これ全部SaaSだよ。「えっ、こんなに身近にあったの?」って思ったかもしれないけど、そうなんだ。気づかないうちにSaaSをバンバン使ってたんだよね。
ビジネスの現場で使われるSaaSの例
会社の中ではさらにいろんなSaaSが活躍してるよ。
- Slack:チームでのチャット・コミュニケーションツール
- Salesforce:顧客管理(誰がどんな商品を買ったか管理するやつ)
- Freee / マネーフォワード:会計・経理の自動化ツール
- Chatwork / Microsoft Teams:社内連絡ツール
特に中小企業を中心に、自社でサーバーを持ったり専用ソフトを開発したりするコストをかけずに、月額料金を払うだけでプロ仕様のツールを使えるのがSaaSの強みだよ。小さな会社でも大きな会社と同じレベルのツールを使えるのは、SaaSのおかげと言っても過言じゃないんだ。
昔のソフトとSaaSは何が違うの?比べてみよう
パッケージソフトとは何だったか
SaaSが登場する前の主流は「パッケージソフト」、つまりお店でCDやDVDを買ってインストールして使うタイプのソフトウェアだよ。MicrosoftのOffice(WordやExcel)やゲームソフトなんかがその代表格。
パッケージソフトの場合、一度インストールしたらインターネットなしでも使えるのがメリット。でもデメリットも多くて、たとえばこんな問題があったんだ:
- インストールしたパソコンでしか使えない(会社のパソコンで作ったファイルを家で開けないとか)
- バージョンアップのたびに新しいソフトを買い直す必要がある
- ウイルス対策などのアップデートを自分でやらないといけない
- 壊れたり盗まれたりしたらデータも消える
これ、結構めんどくさいよね。
SaaSで何が解決したのか
SaaSはこれらの問題をまるごと解決してくれたんだよ。
- どのデバイスからでも使える:家でも学校でも図書館でもログインすれば同じデータにアクセスできる
- 自動でアップデートされる:サービス提供側が勝手にバグ修正や機能追加をしてくれるので、常に最新版が使える
- データはクラウドに保存:パソコンが壊れてもデータは消えない
- 複数人で同時編集できる:Googleドキュメントみたいに、同じファイルを何人かで同時に編集できる
学校の文化祭の企画書をグループで一緒に作るとき、Googleドキュメントを使えば「誰かが書いてる間に別の人も同時に編集できる」よね。あれがまさにSaaSの強みを活かした使い方なんだよ。
SaaSのメリットとデメリット、正直に教えるよ
SaaSのメリット
SaaSが世界中で広まったのには、それだけ強いメリットがあるからだよ。代表的なものを見てみよう。
- すぐ使い始められる:アカウントを作ってログインするだけ。難しい設定やインストールは不要だよ。
- どこからでもアクセスできる:スマホでもタブレットでも、インターネットがあればどこでも使える。コロナ禍でリモートワークが増えたとき、これが大きな強みになったんだ。
- コストを分散できる:高額なソフトをいきなり買う必要がなく、月々少額から始められる。会社にとって「初期費用を抑えられる」のは特に助かるポイントだよ。
- 常に最新の機能が使える:バージョンアップは自動なので、古いバージョンを使い続けてしまうリスクがない。
- セキュリティ管理を任せられる:サービス提供側がウイルス対策やセキュリティアップデートをしてくれるから、自分で管理しなくていい。
SaaSのデメリット
もちろん、いいことばかりじゃないよ。正直なところ、デメリットも知っておくことが大切だよ。
- インターネットが必須:オフラインでは基本的に使えないものが多い。電波が届かない場所では困ることも。
- 使い続けるとコストが積み上がる:月数百円でも年単位で払い続けると結構な金額になる。複数のSaaSを使えばさらにかさむよ。
- データが他社のサーバーに保存される:自分のデータを外部のサービスに預けることになるから、セキュリティへの信頼が重要。
- サービスが終了するリスクがある:提供会社がサービスをやめると使えなくなる。「突然終了します」なんてお知らせが来ることも、ゼロじゃないんだよね。
- カスタマイズの自由度が低いことがある:自社向けに細かく機能をいじりたい場合、SaaSでは対応できないことも多い。
メリットもデメリットも理解したうえで「このSaaSを使うか使わないか」を判断するのが大人のSaaS活用術だよ。
SaaSはビジネスをどう変えたの?
小さな会社でも最強ツールが使える時代になった
SaaS以前の時代、大企業と中小企業のIT格差ってものすごく大きかったんだよ。大企業は数千万円かけて自社専用のシステムを作れるけど、小さな会社にはそんな予算がなかった。使えるツールに大きな差があったんだよ。
でもSaaSが登場してから、それが変わった。月額1万円以下から使えるプロ仕様のツールが山ほど出てきて、従業員5人の小さなお店でも、世界規模の大企業と同じレベルの顧客管理や会計ツールが使えるようになったんだ。これってめちゃくちゃ大きな変化だよ。
「SaaS企業」という働き方の新しいかたち
SaaSの普及は、新しいビジネスモデルも生み出したよ。SaaSを提供する会社(つまりSaaS企業)が次々と生まれて、今では世界中に何万社もあるんだ。
SaaS企業の特徴は「一度作ったソフトを何千・何万のユーザーに同時に提供できる」こと。普通の商品は売れた数だけ材料が必要だけど、ソフトウェアは何人に使ってもらっても同じものを使ってもらえる。だから規模が大きくなるほど利益率が高くなるビジネスモデルなんだ。
日本でもfreee、マネーフォワード、Sansan、Chatworkなど多くのSaaS企業が上場していて、就職先としても人気が高まっているよ。IT業界に興味があるなら「SaaS企業」という選択肢も知っておくといいかもしれないね。
これからのSaaSはどうなる?
SaaSはこれからもどんどん進化していくよ。最近は特にAI(人工知能)との組み合わせが注目されてる。たとえばNotionやSlackにはAIが自動で要約や提案をしてくれる機能が入ってきてるし、ChatGPT自体もWebブラウザから使えるSaaSのひとつだよね。
「SaaSにAIが乗っかる」流れは今後もっと加速するはずだから、SaaSって何かを知っておくことは、これからの時代を生き抜くうえでも大切な知識になるんだよ。知ってるだけで会話についていけるし、ニュースの意味もグッとわかりやすくなるはずだよ。
