「投資で稼ぎたいけど、上がるか下がるか全然予想できない…」って思ったことありませんか?そんなとき、同時に「上がることに賭ける」と「下がることに賭ける」というやり方があるんです。これを両建てって言うんですけど、聞きたくないですか?この記事を読めば、両建てが何なのか、どうやって使うのか、どんな危険があるのかがぜんぶわかっちゃいますよ。
- 両建てとは、同じ商品に対して「上がることに賭ける」と「下がることに賭ける」を同時にやることです
- 主な目的は損失を減らすことで、すでに持ってる投資を守りたいときに使う戦略です
- 手数料がかかるので、本当に得するにはタイミングと技術が大事で、初心者向きではありません
もうちょっと詳しく
両建てを理解するためのポイントとしては、まず「なぜ同時に両方やるのか」って疑問を持つことが大事です。通常、投資は「上がると思ったら買う」「下がると思ったら売る」というふうに、どちらか一つを選びます。でも両建ては、この選択を「どっちでもいいや」ってやっちゃう戦法なんです。これって、一見ムダに見えるけど、実は複雑な状況で活躍するんですよ。たとえば大きなニュースが出た直後は、株価が上がるか下がるか誰にも予想つかない。そういうカオスな状況で、両建てなら「どっちに動いても対応できる」というわけです。ただし、その代わりに手数料を2倍払わなきゃいけないから、工夫が必要なんです。
両建ては「保険」のイメージ。値段が下がるリスクから自分の投資を守ることができます
⚠️ よくある勘違い
→ 両方に手数料がかかるので、よほど賢く使わないと逆に損することの方が多いです。必ず勝つわけじゃないんですよ。
→ 投資を守るための保険的な使い方が、両建ての本来の目的です。「絶対に勝つため」じゃなく、「負けるリスクを減らすため」に使うんです。
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両建てって何?基本をわかりやすく説明するよ
「同時に反対の賭けをする」ってことだね
両建てを一言で説明すると、「同じ商品に対して、上がることにも下がることにも同時に賭ける」ってことなんですよ。具体例を出すと、今ある会社の株が1000円だったとしましょう。普通の投資なら「これから上がると思うから買おう」か「これから下がると思うから売ろう」のどっちかを選ぶんですよ。でも両建てをする人は「上がるかもしれないし、下がるかもしれないから、両方のポジションを持っておこう」ってやるわけです。つまり、買い注文も出す、売り注文も出す、という感じですね。
これって、一見すごくバカみたいに思えません?だって、どっちかが上がれば片方は下がるでしょ。片方で儲けて、片方で損するから、結局ゼロじゃんって思いますよね。その通りなんですよ、基本的には。だから両建ては「儲けるため」の戦法じゃなくて、別の目的があるんです。それについては、後で詳しく説明しますね。
株にもFXにも使われてる
両建てって戦法は、いろんなところで使われてるんですよ。株式投資、FX(つまり外国為替。円とドルの両替みたいなもの)、先物取引(つまり、未来のある時点での値段を今から約束する取引)とか。どんな投資でも「上がるポジション」と「下がるポジション」の両方を持つことができるから、いろんな場面で登場するわけです。
特にFXだと両建てがよく使われます。なぜかというと、FXは24時間世界中で取引されてて、値段が常に動いてるんですよ。だからお昼は「ドルが上がると思う」って買ったけど、夜になったら「あ、やっぱり下がりそう」って気が変わることがあるんです。そういうときに、売りポジションを追加することで、リスクを減らすんですね。
なぜ両建てなんてめんどくさいことを使うの?
最大の理由は「自分の投資を守るため」
両建ての一番大事な目的は、自分の投資を守ること、つまりリスク管理なんです。わかりやすく説明するために、例え話をしましょう。あなたが競馬で馬を予想して100万円かけたとします。あ、でも競馬は大人の遊びだから、投資の話で考えてくださいね。あなたが株を100万円分買いました。その株は「いい会社だし、これから絶対上がると思った」から買ったんです。でもね、数日たつと「あれ、このニュースが出たから、もしかして下がるかも…」って心配になったとしましょう。
このとき、あなたには選択肢が2つあります。一つは「もう売ってしまおう」。もう一つは「様子を見よう」ですね。でも長期的には上がると思ってるから、売りたくないんです。そういうときに両建てが活躍するんですよ。「今持ってる株が下がるリスク」に対して、「下がることに賭けるポジション」を持つわけです。こうすれば、もし下がったら「長期的に持ってる買いポジション」は損しますけど、「新しく持った売りポジション」で稼ぎますから、ぜんぜん被害が少なくなるんですね。これをヘッジって言うんです。つまり、危機から身を守ること、ですね。
相場が不確定なときに活躍する
もう一つの理由としては、「今の相場がどう動くか、本当にわからない」ってときに有効なんですよ。例えば、大統領選挙があるとか、大企業が経営危機になったとか、とんでもなく大きなニュースが出たときってありません?そういう日は、株や為替が「えっ、上がるの?下がるの?」ってジェットコースターみたいに動くんですよ。
プロのトレーダーでも「このあとどうなるか予想つかない」って言う日があります。そういう日に、むしろ両建てをしてる人もいるんです。なぜかというと、「どっちに動いても対応できるから」なんですね。上がったら買いポジションで稼ぐ、下がったら売りポジションで稼ぐ。つまり、値段が動く幅が大きいほど、両建てで稼ぐチャンスが出てくるんです。この使い方をアービトラージって言うこともあります。つまり、価格の差を使って稼ぐ方法、ですね。
実際のシーン別・両建ての使い方
シーン1:既に持ってる投資を守りたいとき
あなたが持ってる株が値下がりしそうだと思ったシーンを考えてみます。株価は1000円で、あなたは100株持ってます。つまり100万円分ですね。この100万円を売っちゃえば、被害はないんですけど、実は長期的には「この会社は絶対上がる」って思ってるから売りたくないわけです。
そこで、両建てを使うんです。今すぐに「この株が下がることに賭ける」ポジションを作ります。例えば50株分だけ「下がることに賭ける」取引をするんですよ。そうすると、株価が900円に下がったとします。その場合、長期保有の100株は100万円が90万円になってしまい、10万円の損ですね。でも、反対に「下がることに賭けた」50株は、元々1000円での取引だから、100円下がった分で5万円の利益が出ます。だから、ぜんぶの損失は10万円−5万円で、5万円だけになるわけです。これが「損失を減らす」という両建ての使い方なんですよ。
シーン2:相場が混乱してるとき、大きな値動きをねらう
もう一つのシーンとしては、大きなニュースが出てて、相場がむちゃくちゃに動いてるときです。例えば、中央銀行が突然「金利を上げます!」って発表した日とか、もう株も為替も何がどうなるかわかりません。
こういう日は、むしろプロのトレーダーが両建てを使うんです。なぜなら「どっちに動くかわからないけど、絶対にデカく動く」ってわかってるから。例えば、ドルが今100円だったとしましょう。「これから96円か104円のどっちかになるだろう」って予想できるけど、どっちか全然わかんないわけです。こういうときに、買い注文と売り注文を両方出しておくんですよ。
もし104円に上がったら、買いポジションで4円×取引量分の利益が出ます。もし96円に下がったら、売りポジションで4円×取引量分の利益が出ます。「どっちに動いても稼げる」ってことですね。ただし、83円とか105円みたいに、予想外に動いたら損することもあります。だから、「こんくらいまでは動くだろう」って予想して、その範囲でポジションを決めるわけです。
シーン3:長期投資をしながら、短期的な下降に対応する
さっきの例を少し組み合わせたシーンもあります。あなたが「2年間ずっとこの株を持つつもり」だったとしましょう。だから、途中で下がっても気にしないし、売りたくないわけです。でも「この3ヶ月間は下がると思うから、その間だけリスク管理したい」ってことありません?
こういうときが両建ての得意な場面です。2年間ずっと持つつもりだから「買いポジション」はずっと持ってる。でも、危険な3ヶ月間は「売りポジション」を追加します。3ヶ月後に相場が回復したら、売りポジションを閉じればいいんですよ。そうすると「長期的には上がると信じて保有し続けるけど、短期的な下降による損失は減らせた」っていう、いいとこどりができるわけです。
両建てのリスク・危険な落とし穴
手数料がバカにならない
両建てをするときに、絶対に無視できない問題があります。それは「手数料を2倍払う」ってことなんですよ。投資をするときって、必ず取引手数料がかかります。つまり、売ったり買ったりするときに、証券会社に対してお金を払うわけです。
普通の投資なら「100万円を買う」ときに手数料を払ったら終わりですね。でも両建てなら「100万円を買う」のに手数料を払って、さらに「50万円を売る」のにも別途手数料を払わなきゃいけません。「あ、手数料なんて1パーセント未満だし、たいしたことないでしょ」って思うかもしれませんが、そうじゃないんですよ。
例えば、100万円の取引で手数料が0.5パーセント(5000円)だったら、買いと売りで両方やると1万円です。そして、もし相場が2パーセント動いたら、その利益は2万円。でも手数料を払ったら利益は1万円になっちゃいます。実は「儲かった」って思ってたのに、実際には手数料がかなり食ってるんですよ。だから両建ては「ちょっと損するけど、最悪の状況を避ける」くらいの気持ちで使わないと、結局全然儲からないんです。
値動きを正確に予想しないと失敗する
両建てをうまく使うには、「相場がどんくらい動くか」をちゃんと予想しないといけません。例えば、さっきのドルの話で「96円か104円のどっちかになる」って予想して両建てしたのに、実際には80円まで下がっちゃったとしましょう。そしたら、売りポジションは大儲けだけど、買いポジションはえらいことになってます。
つまり、両建てっていうのは「この範囲内で動く」って予想があって初めて有効な戦法なんですよ。その範囲外に動いたら、む
しろ持ってないほうが損失が少なかったってことになるんです。だから、初心者が「とりあえず両建てしときゃ安全でしょ」って思うのは、完全な間違いなんですよね。
心理的に判断を誤りやすい
もう一つ見落としがちな落とし穴は、心理的な問題です。両建てをしてると「どっちが損してても大丈夫」って気になって、判断が甘くなることがあるんですよ。
例えば、本来「この相場は3パーセント下がると思うから、損失を減らそう」って両建てしたのに、その後「あ、やっぱり上がりそう」って気が変わったとしましょう。そしたら、売りポジション側が足を引っ張ることになります。でも「あ、両建てしてるから大丈夫」って思って、そのまま持ってたら、結局「両方が損する」ってことになるんです。つまり、両建てをしてるからこそ「今どきちんと判断を変えるべきか」ってのが、わかりにくくなっちゃうんですね。
初心者が両建てで失敗しない方法
最初は両建てなんかしなくていい
ぶっちゃけいうと、初心者が両建てをするのはめちゃくちゃ難しいです。なぜなら、両建てを使いこなすには「相場の予想」「タイミング」「手数料の管理」「心理管理」とか、いろんなスキルが必要だからなんですよ。
だから、最初は「絶対に両建てなんかしない」くらいの気持ちでいるといいです。投資の基本は「上がると思ったら買う」「下がると思ったら売る」です。これができるようになるまでは、わざわざ複雑な両建てなんて使う必要はありません。むしろ、両建てをすると「何がいくら儲かってるのか、損してるのか」がわかりにくくなるから、勉強の邪魔になるんですよ。
使うなら「保険」の目的だけ
それでも両建てを使いたいってなら、「保険」の目的だけにしましょう。つまり「絶対長期的には持ちたい投資」があって「短期的な下降が心配」ってときだけ、短期的なポジションで両建てするんです。
例えば「この株は5年持つつもり」だけど「来月の決算発表は下がるかもな」ってときに、来月だけ「売りポジション」を入れるくらいですね。こんくらいなら、リスク管理としての両建てが活躍します。でも「儲けるために両建てをする」ってのは、本当にむずいから、初心者は避けるべきなんですよ。
相場師になってからでも遅くない
両建ての本当の使い手は、何年も相場を見てきたプロのトレーダーなんです。なぜなら、相場の動きをいろいろ見てきたから「この状況ならこんくらい動く」ってのが、経験で予想できるようになるからなんですよ。初心者が「うーん、どんくらい動くか想像つかない」ってときに両建てをすると、かえって複雑になって損することが多いんです。
だから「もっと経験を積んで、相場がわかるようになってから」くらいの気持ちで、両建てなんて技は温存しておくといいですよ。急いで全ての手法を習う必要はありません。基本をちゃんとやって、そこからステップアップしていく。それが投資の勉強で、最も確実な道なんです。
