入社式って何?わかりやすく解説

これから新入社員になる人の多くが、「入社式って何をするんだろう?」「失敗したらどうしよう」とドキドキしていますよね。でも実は、入社式は会社の一番の「初めての行事」であり、新しい生活のスタートラインなんです。この記事を読めば、入社式の準備から当日の過ごし方まで、すべてがわかるようになりますよ。

入社式って何ですか?単なるお祝いの式典ですか?

入社式は会社の「公式な始まり」です。つまり、新入社員が正式に会社の仲間になることを宣言する式典。学校の入学式と同じく、社長や人事の人から「ようこそ!」という挨拶を受けたり、同期のみんなと初めて顔を合わせたりする大事な日なんですよ。
当日はどんな流れで進むんですか?朝から晩までずっとあるんですか?

多くの会社では朝8時半か9時に集合して、式典は1〜2時間くらい。その後、配属先の発表やオリエンテーション、先輩との顔合わせなどがあって、午後3時か4時に終わることが多いです。基本的に午前中に式典、午後に説明会という流れですね。
何か特別な準備が必要ですか?スーツを買ったりとか?

入社式当日に失敗したら、会社での評価に影響するんですか?怖いです。

大丈夫。入社式は「式典」であって「採用試験」ではありません。つまり、すでにあなたは合格した新入社員。入社式での失敗が採用を覆すなんてことはないんです。むしろ大事なのは「これからどう頑張るか」。入社式は楽しく、落ち着いて臨むことが大切ですよ。
📝 3行でまとめると
  1. 入社式は新入社員が会社の正式な仲間になることを宣言する、学校の入学式と同じ式典です
  2. 当日は朝8〜9時集合で、午前中に式典・午後にオリエンテーションという流れが一般的
  3. 入社式での失敗が評価に響くことはない。大事なのは準備を整えて落ち着いた気持ちで臨むことです
目次

もうちょっと詳しく

入社式がなぜ大事かというと、会社という「新しい世界」に足を踏み入れる大きな一歩だからです。学校で入学式があるのと同じで、会社でも「このグループに属する」という決めて式が必要なんですね。同期のメンバーと初めて会う機会でもあり、社長や上司の話を直接聞く貴重な時間。ここで「会社とはこういう場所なんだ」という雰囲気を感じ取ることができます。だから、多くの企業が重要な行事として、きちんと時間をかけて行っているんですよ。

💡 ポイント
入社式は「仲間入り式」。すでに合格した人だけが参加するので、失敗を恐れなくて大丈夫!

⚠️ よくある勘違い

❌ 「入社式での態度が悪いと、会社での評価が下がる」
→ 入社式はあくまで式典。ここでの些細な失敗が、その後の仕事ぶりを判断する材料になることはありません。大事なのは「配属後の実際の仕事」です。
⭕ 「入社式は会社文化を感じ、同期と仲良くなるチャンス」
→ 式典としての役目も大切ですが、本当の価値は「これからの同期との関係づくり」と「会社の空気を感じる」ことにあります。
なるほど〜、あーそういうことか!

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入社式とは何か

学校の入学式と何が違うの?

入社式と入学式は、目的がよく似ています。学校の入学式は「新しい学年への仲間入り式」ですよね。同じように、入社式は「会社への仲間入り式」なんです。つまり、これまで採用試験を受けていた「外部の人」から、今日から「会社の一員」へと立場が変わる大事な日ということ。

ただし、学校の入学式と少し違う点もあります。学校では、その年の全学年が一堂に会することもありますが、入社式は基本的に「その年度の新入社員だけ」が集まります。いわば「同期のみんなと一緒にスタートする式典」なんですね。このスタート地点で同期のメンバーと顔を合わせることが、これからの会社生活で重要になってくるんです。

なぜ会社は入社式をするの?

「わざわざ式典までして、何の意味があるの?」と思う人もいるかもしれません。でも、企業にとって新入社員の入社は、学校にとって新学年の入学と同じくらい大事な出来事なんです。

まず一つ目の理由は、「公式な宣言」です。社長や人事部が前に立って「ようこそ、新入社員のみんな」と声をかけることで、会社全体が「この人たちが新しい仲間だ」と認識するようになります。個人的な通知ではなく、公式な式典という形を取ることで、その重大さが伝わるんですね。

二つ目の理由は、「会社の文化や方針を伝える」ためです。社長の挨拶で「うちの会社はこんな価値観を大事にしています」という話を聞いたり、人事部から「これからの研修スケジュール」を説明されたりすることで、新入社員たちが会社の方向性を理解できます。

三つ目の理由は、「同期との絆をつくること」。これが意外と重要です。同じ時期に入った同期のメンバーとは、これからずっと一緒に働いていく可能性が高いですよね。入社式で顔を合わせ、その後の研修で一緒に過ごすことで、「自分だけじゃない、同じ新入社員がたくさんいるんだ」という安心感が生まれるんです。

入社式の当日の流れ

時間割はどうなってる?

入社式の当日は、だいたい以下のような流れで進みます。もちろん、会社によって細かい違いはありますが、基本的な構成はどこも似ています。

朝は8時半か9時に集合というのが一般的です。これは、学校の朝礼の時間と同じくらいですね。その前に着替えたり、移動したりする時間を考えると、新入社員は7時前に家を出る人が多いんです。初日からちょっと緊張する時間帯なので、前夜は早めに寝ておくのが賢いですよ。

集合後、受付で「○○部配属の△△です」というように名乗って、指定された席に座ります。ここで初めて「配属部署」が発表されることもあれば、すでに通知されていることもあります。会社によって違うので、事前に確認しておくといいですね。

そして式典が始まります。式典の流れは、大まかにこんな感じ:

①「開式」の宣言 → ②国歌斉唱(企業によっては会社の社歌)→ ③社長からの挨拶 → ④人事部からの説明 → ⑤新入社員代表の誓いの言葉 → ⑥配属発表(もしまだなら)→ ⑦「閉式」の宣言

式典全体で1時間から1時間半程度。その間、新入社員たちは正装で正座したり、立ったりするので、結構フォーマルな雰囲気なんです。でも、ここが会社社会の「スタート」だという気持ちで、しっかり臨みましょう。

午後はどんなことをするの?

式典が終わった後は、大きく分けて二つのパターンがあります。

一つ目は、その日のうちに「配属先の部署」に行って、上司や先輩に挨拶するパターン。式典会場から移動して、実際の職場に行き、デスクや仕事の説明を受けたりします。新入社員にとっては「あ、ここが自分の職場なんだ」という実感が湧く大事な時間。ただしこの場合、立ち仕事が続くことが多いので、靴のサイズや履き心地に気をつけておくといいですね。

二つ目は、「全新入社員向けのオリエンテーション」が午後に続くパターン。同じ会社に配属される全員で、会社のルールや福利厚生、今後の研修スケジュールなどを説明されます。この場合、講堂や大会議室に集められて、プレゼンテーションを聞くことになります。

どちらのパターンであっても、おおむね午後3時から4時には終わることが多いです。初日はスケジュールに余裕が持たされることが多いので、「朝から晩まで」という心配はしなくて大丈夫ですよ。

入社式に向けた準備

何を着ていけばいい?

入社式は、学校の卒業式と同じくらいフォーマルな場です。つまり、スーツを着ていくのが基本ですね。

女性なら、黒・紺・濃いグレーなどのスーツにホワイトシャツ、パンプス(3〜5センチのヒール)。男性なら、同じく黒・紺などのスーツにホワイトシャツ、ネクタイ、黒い靴という出で立ちです。入社式後も、職場ではこのような「ビジネスカジュアル」や「スーツ」が基本になる会社がほとんど。だから入社式は「これからの装い」を実践する日でもあるんですよ。

スーツを買っていない人は、事前に購入か借りるかしておきましょう。会社によっては「入社式用のスーツ代は会社で負担します」という場合もあるので、事前の案内を確認しておくといいですね。また、スーツを買った人も、入社式の1週間前くらいには一度全身で着てみて、サイズがちょうど良いか、移動しやすいか確認しておくのがおすすめです。」

何か持ち物は?

入社式当日は、会社から「持参してください」という指示があるかもしれません。一般的には、次のようなものを用意しておくといいですよ。

・採用内定時の書類(内定通知書など)
・身分証明書(ビジネス用の証明写真付き)
・筆記用具(メモ帳とペン)
・携帯電話
・ハンカチやティッシュ
・常備薬(必要な人)

ただし、会社によってはスーツのポケットにも限界があるので、小さめのバッグに入れるのがおすすめです。男性用のスーツの胸ポケットに、ぎゅうぎゅうに詰め込むのは見た目も悪いし、書類も傷むので気をつけましょう。また、スマートフォンを鳴らしっぱなしにしないよう、事前にマナーモードに設定しておくことは当然ですね。

前夜の準備で気をつけることは?

入社式は、会社での「初めての日」という緊張感があるので、それなりに心身の準備が必要です。

まず、「睡眠」。新入社員は朝が早いし、初日は一日中緊張しているので、かなり疲れます。だから前夜は夜更かしをしないで、十分な睡眠を取ることが大切。8時間は寝たいところですね。

次に、「食事」。朝ご飯をしっかり食べておかないと、長い式典の間にお腹が痛くなったり、気分が悪くなったりするかもしれません。何か重いものではなく、バナナとパンにコップ一杯の牛乳、というくらい軽いものでもいいので、エネルギー補給をしておきましょう。

そして、「スーツの確認」。前日夜に、スーツにしわがないか、靴が磨かれているか、ネクタイがちゃんと結べているか(男性の場合)、などを確認しておくと、当日の朝の焦りが減りますよ。

入社式当日のマナーと過ごし方

式典中のマナーは?

入社式の式典中は、かなりフォーマルな雰囲気です。学校の卒業式に参加したことがあれば、あれと同じくらいの「厳粛さ」をイメージするといいですね。

具体的には、こんなことに気をつけましょう。

まず、「スマートフォンは絶対に触らない」。これは基本中の基本。社長の話の途中にスマートフォンをいじっていたら、その新入社員は「この会社のことに興味がない」という印象を与えてしまいます。マナーモードに設定した上で、カバンの中にしまい込みましょう。

次に、「姿勢を正す」。椅子に座っているときは背もたれに寄りかからず、背筋を伸ばします。立っているときも、へっぴり腰にならず、きちんと立つ。これはマナーというより、「会社人としての心構え」を示すことになるんです。

そして、「スピーチ中は拍手する」。社長や来賓の人が終わったときに、会場がシンとしていたら、自分から先に手を叩き始めるくらいの気持ちでいいですよ。拍手は、スピーカーへの敬意を表す大事な行為です。

最後に、「私語は絶対厳禁」。隣の同期と話したくなる気持ちはわかりますが、式典中に喋ると、上司や人事の人に「この人は落ち着きがない」と思われるかもしれません。式典が終わってから、存分に同期の人と話すようにしましょう。

同期との関わり方

入社式での同期との関わりは、これからの会社生活に大きく影響します。だから、ここでの過ごし方が大切なんです。

式典後のオリエンテーションや、配属先への移動の時間に、同期の人に声をかけてみましょう。「初めまして、〇〇部の△△です」という簡単な自己紹介でいいんです。緊張しているのは相手も同じ。同期と一緒に緊張を分かち合うことで、会社生活が楽になることが多いんですよ。

また、入社式の後の懇親会や、その後の研修で同期と過ごす時間が増えます。その時までに「どこの大学出身か」「趣味は何か」という基本的な情報を覚えておくと、関係がスムーズに築けます。ただし、個人情報の聞き出しは控えめに。相手が話してくれるまで、詮索しすぎないのがマナーですね。

入社式後の心構え

入社式は「ゴール」ではなく「スタート」

入社式が終わると、「あ、やっと終わった」と安心する新入社員も多いです。でも、実はここからが本番なんです。

入社式は、あくまで「会社の仲間になりました」という「宣言」に過ぎません。つまり、ここからが本当の試験、本当の競争が始まるということですね。これからの新入社員研修での学び、配属後の実務での頑張りが、会社での評価を決めていくんですよ。

だから、入社式の翌日からは、気を引き締めて仕事に臨むことが大切。「入社式での失敗は関係ない」と言いましたが、配属後の日々の仕事での失敗は積み重なります。だから、先輩の指示をしっかり聞く、わからないことは質問する、ミスしたら報告する、という基本を大事にしてください。

同期との関係が長く続く

入社式で出会った同期は、これからずっと会社で顔を合わせる可能性が高いです。5年後、10年後、「あ、あのとき一緒に入社式に出た人だ」という再会もあるかもしれません。

だから、入社式での関わりを大切にしておくと、会社生活での助けになることが多いんです。同期は、同じタイミングで入った仲間。上司や先輩とは違う「横の関係」が築けます。困ったときに相談したり、仕事の愚痴を言ったり、業務後に飲みに行ったり、という関係が生まれやすいんですね。

入社式で、できるだけ多くの同期の名前や顔を覚えておくことで、その後の会社生活がずっと楽になりますよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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