「満期になったら保険料が戻ってくるって聞いたけど、満期ってそもそも何?」って思ったことない?保険の話や銀行の定期預金の話で「満期」って言葉がよく出てくるけど、意味がよくわからないまま流してた……なんて人も多いはず。この記事を読めば、満期の意味はもちろん、「満期になったらどうなるの?」「損しないためにどうすればいい?」まで全部わかるようになるよ。
- 満期とは、保険や預金などで あらかじめ決めた契約期間が終わる日 のこと。
- 満期になるとお金が戻る商品もあるが、掛け捨て保険のように戻らない タイプも存在する。
- 満期後は放置せず、必ず手続きや確認 をしないと損をすることがある。
もうちょっと詳しく
満期という言葉は、「期間が満ちる」と書く。つまり「決めた期間がいっぱいになった」ということ。保険・定期預金・債券(つまり国や会社がお金を借りるための証書)など、期間が決まっている金融商品すべてに満期がある。満期が来たときに何が起きるかは商品によって大きく違うから、契約するときに「満期になったらどうなるか」を確認しておくことが超重要。また、満期前に解約すると「解約返戻金」という名前でお金が戻ることもあるけど、満期まで待ったときより少ない額になることがほとんどだよ。満期まで待つことが基本の戦略、と覚えておこう。
契約前に「満期後の受け取り方」を必ず確認しよう!
⚠️ よくある勘違い
→ 掛け捨て保険は満期になってもお金は返ってこない。「満期=返金」は一部の商品だけに当てはまる話。
→ 貯蓄型保険・定期預金は満期時に受け取りがあるが、掛け捨て保険には満期保険金がない。契約書で確認するのが正解。
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満期とは?まずは基本をおさえよう
「満期」の意味を一言で言うと
満期とは、つまり「あらかじめ決めた期間が終わること」だよ。「満」という字には「いっぱいになった」という意味があって、「期」は「期間・期日」のこと。だから「満期」=「決めた期間がいっぱいになった日」というわけ。
身近なもので例えると、図書館で本を借りるときに「返却期限」があるよね。その期限の日が「満期」に近いイメージ。借りた本(=預けたお金)を返さないといけないタイミング、といえばわかりやすいかも。
お金の世界では、この「満期」という言葉が保険・銀行・投資のあちこちで出てくる。どの場面でも「あらかじめ決めた期間が終わる日」という基本の意味は変わらないから、まずこれをしっかり頭に入れておこう。
満期がある商品・ない商品
「満期」があるのは、期間が決まっている金融商品だよ。代表的なものを挙げると:
- 定期預金(例:「3年定期」「5年定期」など)
- 生命保険・学資保険・養老保険など、貯蓄型の保険
- 国債・社債(つまり国や会社が発行する借用書のようなもの)
- 個人向け国債(3年・5年・10年タイプ)
逆に、普通預金や掛け捨て保険には「満期」という概念がない。普通預金はいつでも出し入れできるから期間が決まっていないし、掛け捨て保険は「万が一のときにお金が出る」ための保険であって、貯蓄が目的じゃないからね。
保険の満期ってどういうこと?
貯蓄型保険における満期
保険の中でも「貯蓄型」と呼ばれるタイプには満期がある。たとえば「養老保険」は、10年とか20年といった期間を決めて毎月保険料を払い続けると、満期のときに「満期保険金」、つまり満期になったときに受け取れるお金がもらえる仕組みになってるよ。
学資保険も同じ仕組みで、子どもが18歳になるタイミングを満期に設定して、教育費を積み立てていくイメージ。毎月コツコツ払い続けることで、大学入学のタイミングでまとまったお金を受け取れるんだ。
掛け捨て保険には満期保険金がない
一方、「掛け捨て保険」は満期になっても特にお金が戻ってこない。「じゃあ損じゃん」と思うかもしれないけど、掛け捨て保険は「万が一のときに大きなお金が出る」ことに特化してるぶん、毎月の保険料がすごく安いんだ。
例えば、毎月2,000円の掛け捨て医療保険に加入して、入院したときに1日あたり5,000円受け取れる、みたいな感じ。20年間一度も入院しなかったら保険料は戻ってこないけど、もし入院したときには何十万円もカバーしてくれる。これが掛け捨ての考え方だよ。
「貯蓄型」か「掛け捨て型」かによって満期のときの扱いが全然違うから、自分の保険がどっちのタイプかを確認しておくのは大事なことだよ。
定期預金の満期って何が起きるの?
定期預金の仕組みをおさらい
銀行の「定期預金」というのは、つまり「一定期間、銀行にお金を預けることを約束する貯金」のこと。普通預金と違って途中で簡単には引き出せないけど、その代わり金利(つまり利子の割合)が高めに設定されている。
例えば、100万円を1年定期預金に預けたとする。1年後の満期になったとき、元のお金100万円に加えて、利子がついて戻ってくる。金利が年0.2%なら、利子は2,000円(税引前)。普通預金の金利はほぼ0.001%くらいしかないから、定期のほうがずっとお得というわけ。
満期後の「自動継続」に注意
定期預金の落とし穴として覚えておきたいのが「自動継続」だよ。多くの銀行では、満期になっても手続きをしないでいると、自動的に同じ条件(または当日の金利)でもう一度定期預金が始まってしまう。
このとき怖いのは、金利の変化。もし市場の金利が上がっているタイミングなのに、古い低い金利のままで自動更新されていたら損しちゃう。満期のお知らせが届いたら、ちゃんと確認して「今の金利の良い商品に乗り換えるか、そのまま継続するか」を判断しよう。
満期前の解約はどうなる?
定期預金は「満期まで預ける」という約束だから、途中で解約すると「中途解約」扱いになる。このとき、もらえる利子が約束より大幅に少なくなってしまう(ほぼ普通預金と同じくらいになることも)。急にお金が必要になっても困らないように、すぐには使わない余裕資金を定期預金に入れるのが基本ルールだよ。
国債・債券の満期はどういうもの?
国債の満期をざっくり説明
国債というのは、つまり「国がお金を借りるために発行する証書」のこと。国が「10年後に元本を返します、その間は利子を払います」と約束して発行するのが10年国債。その「10年後」が満期だよ。
個人でも購入できる「個人向け国債」には3年・5年・10年の3種類があって、それぞれの満期に元本が返ってくる仕組み。銀行の定期預金と似た感覚で考えるとわかりやすいよ。
社債の満期
社債は、つまり「会社がお金を借りるために発行する証書」のこと。トヨタやソフトバンクといった大企業が「5年後に元本を返します」と約束して発行する。国債より利子が高めの場合が多いけど、会社が倒産するリスクもあるから、国債より少しリスクが高い投資だよ。
国債も社債も、満期になれば元本が返ってくる。ただし途中で売ることもできて、そのときは市場の価格で売買されるんだ(価格が上がってることも下がってることもある)。
満期を上手に活用するためのポイント
満期のスケジュールを把握する
複数の金融商品を持っている場合、それぞれの満期日を把握しておくことがとても大切だよ。「定期預金の満期が来月で、保険の満期が再来年」みたいな感じで整理しておくと、お金の計画が立てやすくなる。
スマホのカレンダーに満期日を登録しておくのが一番簡単な方法。「満期3ヶ月前」にリマインダーをセットしておけば、余裕を持って次のプランを考えられるよ。
満期保険金の受け取りには税金がかかることがある
保険の満期保険金を受け取ると、税金がかかる場合がある。これ、意外と知らない人が多い落とし穴。
払った保険料の合計より受け取る満期保険金が多い場合、その差額が「利益」として扱われて税金がかかる。税金の種類は契約の内容によって変わって、所得税・住民税がかかる「一時所得」か、贈与税がかかる場合かに分かれるよ。金額が大きいときは税理士に相談するのが安心だ。
満期後のお金の使い道を考えよう
満期でまとまったお金が戻ってきたときのために、使い道を事前に考えておくと◎。「そのまま別の定期預金に預ける」「投資信託(つまりプロに任せる分散投資商品)に回す」「生活防衛資金として普通預金に置く」など、選択肢はたくさんある。
満期でお金が返ってきたとき、何も考えずにそのまま使い切ってしまうのはもったいない。せっかく積み立てたお金だから、次のステップにつなげることを考えてみよう。
満期を意識した「ラダー型運用」という考え方
少し応用的な話になるけど、「ラダー型運用」というお金の増やし方がある。つまり「満期が1年・3年・5年・10年とバラバラになるように複数の商品を組み合わせて持つ」という方法。
こうすることで、毎年どこかの満期が来てお金が戻ってくるようになる。急にお金が必要になったときに対応しやすいし、金利が変わったときにも柔軟に組み替えられる。はしごの段のように満期が並んでいるから「ラダー(はしご)型」と呼ばれているよ。大人になってお金に余裕が出てきたら、ぜひ試してみてほしい考え方だよ。
