告知書って何?わかりやすく解説

保険に入ろうとしたとき、「告知書ってなに?正直に全部書かなきゃいけないの?昔ちょっと病院に行っただけでも書くの?」って困ったことない?保険の申し込みって書類がたくさんあって、その中でも告知書はとくに「何をどこまで書けばいいのかわからない」って声をよく聞くよ。この記事を読めば、告知書がなんのためにあるのか・何を書けばいいのか・書かなかったらどうなるのかが全部わかるよ。

保険に入るとき「告知書」っていう紙が出てきたんだけど、これって何を書く紙なの?

告知書は、あなたの健康状態や病歴を保険会社に伝えるための書類だよ。保険会社は「この人がどのくらい保険金を受け取りそうか」を事前に把握したいんだ。つまり、告知書は「私はこういう健康状態です」って正式に申告する書類ってことだよ。
むかし風邪で病院行ったこととか、全部書かなきゃいけないの?それは正直しんどいなあ。

風邪とか軽い病気は基本的に書かなくていいよ。告知書には「記入が必要な項目」が決まっていて、たいていは「過去○年以内に入院・手術をしたか」「今も治療中・経過観察中の病気があるか」といった質問形式になってるんだ。その質問に「はい/いいえ」で答えていく形だから、全病歴を自分で一から書き出す必要はないよ。
じゃあ、ちょっと面倒だから「いいえ」にしておけばバレないかな…?

それは絶対にダメ!これを「告知義務違反」というんだけど、つまり「正直に伝える義務を破ること」ってことだよ。バレたとき、保険金が一切もらえなくなったり、契約を強制的に解除されたりするんだ。いちばん困るタイミング──病気になってお金が必要なとき──に保険が使えなくなるから、絶対に正直に書いてね。
本当に正直に書いたら、保険に入れてもらえないこともあるの?

病気の内容によっては、加入できなかったり、その病気に関する保障だけ外れる「部位不担保」(つまり「その箇所だけ保障しませんよ」という条件)がついたりすることはあるよ。でも最近は「引受基準緩和型」といって、持病がある人でも入りやすい保険も増えてるから、まず正直に申告して、合う保険を探すのが正解だよ。
📝 3行でまとめると
  1. 告知書は保険加入時に 健康状態・病歴を保険会社へ正式に申告する書類 で、質問形式で答えるものだよ
  2. 嘘や書き漏れは 告知義務違反 になり、いざというとき保険金がもらえなくなる最悪の事態を招くよ
  3. 持病があっても 引受基準緩和型保険 など選択肢があるから、正直に書いたうえで自分に合う保険を探そう
目次

もうちょっと詳しく

告知書が必要な理由を、もう少し深掘りして説明するよ。保険はたくさんの人がお金を出し合って、困った人を助け合う仕組みだよね。でも、最初から重い病気を持っている人が「病気の告知を隠して加入→すぐ保険金をもらう」ということを繰り返されると、健康な人が損をしてしまう。そこで保険会社は、加入前に健康状態を確認して「リスクに見合った保険料」を設定するために告知書を使っているんだ。これは保険会社が意地悪をしているのではなく、みんなが公平に保険を使えるようにするための大事なルールだよ。告知書に書く内容は保険の種類によって違うけど、生命保険・医療保険・がん保険ではとくに健康告知が重視されるよ。自動車保険のような損害保険では告知書の内容が異なる場合もあるから、加入する保険の種類を確認しておこう。

💡 ポイント
告知書は「正直に答えるためにある」。隠すより、正直に話して合う保険を探す方が結果的にトク!

⚠️ よくある勘違い

❌ 「昔の病気だし、もう治ってるから書かなくていいや」
→ 過去の病気でも、告知書の質問で問われている期間(例:過去5年以内)に当てはまれば記載が必要。「治った」かどうかは自分で判断せず、質問文の条件を確認するのが正解。
⭕ 「質問文の条件に当てはまるかどうかをちゃんと確認してから答える」
→ 「過去○年以内に〜したことがありますか?」という質問なら、その期間内の出来事だけを考えればOK。不明なときは保険会社や代理店に相談するのがベスト。
なるほど〜、あーそういうことか!

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告知書とは?まず基本をおさえよう

「告知書」って聞いて、なんとなく難しそうなイメージを持った人も多いと思う。でも実はシンプルで、保険に入るときに「自分の健康状態や病歴を保険会社に正直に申告するための書類」のことだよ。

「告知」というのは、つまり「大事なことを相手にきちんと伝えること」という意味だよ。保険の世界では、加入者(保険に入る人)が保険会社に対して、自分の健康状態について正直に伝える義務のことを「告知義務」と呼ぶんだ。

告知書が必要な場面

告知書が出てくるのは、主に次のような場面だよ。

  • 生命保険(死亡保険)に新たに加入するとき
  • 医療保険やがん保険に加入するとき
  • 保険の内容を変更・更新するとき
  • 保険金額を増やすとき(増額)

逆に、自動車保険や火災保険では「健康告知」はほとんど関係ない。あくまで「体の状態がリスクに直結する保険」で必要になるものだよ。

告知書はどんな形式?

告知書には2種類の形式があるよ。

  • 質問応答方式:「過去5年以内に入院・手術をしましたか?」のような質問に「はい/いいえ」で答えていく形。一番多いスタイルだよ。
  • 自己申告方式:自分で病歴や健康状態を自由に書き込む形。質問応答方式と組み合わせて使われることもある。

今はインターネット申込みが増えたので、オンラインの画面上で質問に答えるだけで告知が完了するケースも多いよ。紙じゃなくても告知書と同じ意味を持つから、内容はしっかり確認してね。

告知書に書く内容って具体的に何?

「告知書に全部正直に書く」といっても、何でも書けばいいわけじゃなくて、保険会社が決めた「質問項目」に答える形が基本だよ。主に聞かれることをまとめると、こんな感じだよ。

よく聞かれる項目

  • 現在の健康状態:今、病院に通っているか・薬を飲んでいるかなど
  • 過去の入院・手術歴:過去○年以内に入院や手術をしたことがあるか
  • 持病・慢性疾患:糖尿病・高血圧・心臓病などの診断を受けたことがあるか
  • 現在治療中・経過観察中の病気:今まさに医師に診てもらっている状態か
  • がんの診断歴:過去にがんと診断されたことがあるか(がん保険ではとくに重視される)
  • 職業・生活習慣:保険の種類によっては危険な職業(高所作業など)かどうかも聞かれることがある

ポイントは「質問された期間・内容に当てはまるかどうか」だけ答えればいいってこと。過去3年以内を聞かれているなら、4年前のことは書かなくていい。「どこまで書けばいいの?」と迷ったら、質問の条件文をよく読んでみよう。

書かなくていいこと

次のようなケースは、多くの保険で告知不要とされているよ。

  • 風邪・インフルエンザなど、完治した軽い病気
  • 質問で指定された期間より前の病気・入院
  • 医師に診てもらっていない軽い体調不良
  • 予防接種や健康診断(検査結果に異常がなかった場合)

「念のため全部書いておこう」と思いすぎて、関係ない情報まで書く必要はないよ。あくまで「質問に正直に答える」ことが大切だよ。

告知義務違反をするとどうなる?

告知書でウソをついたり、わざと情報を隠したりすることを「告知義務違反」と言うよ。つまり「正直に伝える義務を破った状態」ってことだね。これが発覚すると、かなり深刻な結果になるよ。

告知義務違反が発覚するタイミング

「どうせバレないでしょ」と思う人もいるかもしれないけど、実は発覚するタイミングは意外と多い。

  • 保険金・給付金きゅうふきんを請求したとき:保険会社は支払い前に医療機関に照会(確認)することができる。そこで病歴が出てきてしまう。
  • 契約後の調査:高額な保険金が絡む場合、保険会社が独自に調査を行うことがある。
  • 健康診断・人間ドックの記録:過去の検診結果が証拠になることもある。

スーパーで万引きして「今日はたまたまバレなかった」を繰り返しても、いつか必ず捕まるのと同じで、告知義務違反もいつか必ず発覚するリスクがある。そして発覚するのはいちばん困るとき──病気になって保険金が必要なとき──が多いんだ。

告知義務違反の結果

  • 契約解除:保険会社から一方的に契約を終わらせられる。払ってきた保険料が無駄になってしまうことも。
  • 保険金・給付金きゅうふきんの不払い:そもそも保険金がもらえなくなる。
  • 詐欺として訴えられる可能性:悪意をもって大きな金額をだまし取ろうとした場合は、法的な問題にまで発展することがある。

告知を正直にしたことで保険に入れなかったとしても、それはまだ「保険なし」という状態。でも告知義務違反が発覚すると「お金が必要なのに保険も使えない」という最悪の状態になる。正直に書くのが唯一の正解だよ。

持病がある人でも保険に入れるの?

「正直に書いたら絶対に断られる」と思って告知をためらう人もいるよね。でも、今の保険業界には持病がある人向けのさまざまな選択肢があるから、あきらめなくていいよ。

引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険とは、つまり「通常の保険より加入条件をゆるくした保険」のことだよ。告知項目が少なく・シンプルなので、持病があっても入りやすい設計になっているよ。その分、通常の保険より保険料が少し高めになることが多いけど、保険に入れないよりずっとマシだよね。

無告知型(無審査型)保険

健康状態の告知が一切不要な保険もあるよ。これを無告知型保険(つまり「健康状態を聞かずに入れる保険」)と言う。ただし保障内容が限定的だったり、保険料が高かったりするので、内容をよく確認してから選ぼう。

条件付き承認(部位不担保)

保険会社から「この病気に関係する部分だけは保障しません」という条件付きで加入を認められることがある。これを「部位不担保」と呼ぶよ。たとえば「胃の病気の既往症があるから、胃に関する入院は保障外」というような条件だよ。制限はあるけど、それ以外の病気やケガは保障されるから、まったく保険がないよりずっといいよね。

大切なのは「正直に告知する→保険会社と相談する→自分に合う保険を見つける」という順番。最初から「どうせダメだ」とあきらめず、プロ(保険代理店・FPなど)に相談してみよう。

告知書を正確に書くためのポイント

いざ告知書を書くとき、「これは書くべき?書かなくていい?」と迷う場面は絶対に出てくる。そんなときに役立つポイントをまとめたよ。

ポイント①:質問文の「条件」を細かく読む

「過去5年以内に」「3か月以上の治療が必要だったか」「医師から指摘されたか」など、質問には条件が書いてあるよ。その条件に当てはまるかどうかだけを考えればOK。条件に当てはまらなければ「いいえ」でいい。

ポイント②:「健康診断の要再検査」も注意

健康診断で「再検査してください」と言われたのに、まだ病院に行っていない場合も告知が必要なことがある。「異常なし」じゃなければ、素直に「はい」と答えて詳細を書くのが正解だよ。

ポイント③:「治った」と自己判断しない

自分では「もう治った」と思っていても、医師から「完治」と正式に言われていない場合は告知が必要なことがある。主治医に「もう治療は終わりましたか?経過観察はありますか?」と確認してから告知書を書くと安心だよ。

ポイント④:わからないときは必ず確認する

保険会社のコールセンターや担当の保険代理店に「この場合は告知が必要ですか?」と確認するのが一番確実だよ。「たぶんいいや」と自己判断するのが一番危険。聞くのはタダだから、遠慮せずに相談しよう。

ポイント⑤:記録を残しておく

告知書に何を書いたか、控え(コピー)を取っておこう。後から「何を告知したっけ?」となったときに確認できるし、万が一のトラブルのときも証拠になるよ。オンライン申し込みの場合はスクリーンショットを保存しておくと安心だよ。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

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