「銀行にお金を預けてるのに、全然増えてない…」「ローンって借りた分より多く返すの?なんで?」って思ったことない?実はその謎を解く鍵が金利なんだ。この記事を読めば、金利がどういうものかバッチリわかるよ。
- 金利とは、お金を貸し借りするときにかかる 「使用料」の割合 のことで、パーセントで表される
- 銀行に預けると 利子がもらえる のは、あなたが銀行にお金を貸している状態だから
- 借りる人には 低い金利 が、預ける人には 高い金利 がそれぞれ有利になる
もうちょっと詳しく
金利には大きく分けて「単利」と「複利」という2種類がある。単利は、つまり最初に預けた元本だけに金利がつく方式のこと。一方、複利は、つまり利子にもさらに金利がついていく方式のこと。たとえば100万円を年利2%で10年預けた場合、単利なら120万円になるけど、複利だと約121.9万円になる。差は小さく見えるけど、金額が大きくなったり年数が長くなるほど、この差はどんどん広がっていくんだ。「複利は人類最大の発明」とアインシュタインが言ったとも伝わってるくらい、長い目で見ると強力なしくみだよ。だから資産運用を考えるときは、複利のしくみをうまく活かすのが大事なポイントになってくるんだ。
複利は「利子にも利子がつく」魔法のしくみ。時間が経つほど威力アップ!
⚠️ よくある勘違い
→ 低金利でも、借りた分は必ず返さなきゃいけない。返せる見通しがないのに借りるのは危険だよ。
→ 金利の低さはあくまで「条件が有利」という意味。無理な借り入れは金利に関係なくNG。
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金利ってそもそも何?お金の「使用料」のしくみ
お金にも「レンタル料」がある
自転車を友だちに貸したとき、「ありがとう、後で返すね」ってなるよね。でも、もしその自転車を1ヶ月貸したとしたら、その間は自分が使えない。だから「ちょっとレンタル料もらってもいいかな」って思うのは自然なことだよね。お金も同じなんだ。
誰かにお金を貸すと、その間は自分がそのお金を使えない。しかも、貸した相手がちゃんと返してくれないリスクもある。そのリスクと「使えない不便さ」への対価が、金利なんだ。つまり金利とは、お金を貸し借りするときに発生する「使用料の割合」のことだよ。
金利はパーセントで表す
金利は「○%」という形で表されるよ。たとえば「年利3%」なら、1年間で元本の3%分の利子がつくってこと。100万円を年利3%で1年間預けたら、3万円の利子がもらえて合計103万円になる計算だね。
ちなみに「年利」とは、つまり1年を単位として計算した金利のこと。「月利」なら1ヶ月単位になる。消費者金融などのキャッシングは月利で書かれていることもあるから注意が必要だよ。月利1.5%は、年利に換算すると約18%にもなるんだ。
金利が生まれた理由
昔の人も「今すぐお金が必要だけど、手元にない」という状況があった。そのときにお金を持っている人から借りて、後で少し多めに返す、というやり取りが自然に生まれたんだ。これが金利のはじまりといわれているよ。現代でもそのしくみは変わっていなくて、個人のローンから国家レベルの借金まで、金利はあらゆるお金の動きに関わっているんだ。
銀行預金と金利の関係——預けると増えるのはなぜ?
銀行に預けると「貸している」状態になる
「銀行にお金を預けるとなんで増えるの?」って思ったことない?実はこのしくみ、ちゃんと金利で説明できるんだ。銀行にお金を預けるとき、あなたは銀行に対してお金を「貸している」状態になっている。だから銀行はそのお礼として、あなたに金利分のお金=利子を支払ってくれるんだよ。
銀行はそのお金をどう使っているの?
預かったお金を銀行はただ金庫に入れてるわけじゃない。企業や個人にローンとして貸し出して、その金利収入で利益を得ているんだ。つまりこういう流れだよ:
- あなた → 銀行に預ける(銀行は年利0.02%を支払う)
- 銀行 → 企業や個人に貸し出す(年利2〜15%で)
- 銀行はその差額が利益になる
この「貸す金利」と「預かる金利」の差を利ざやというよ。つまり利ざやとは、銀行が儲けるための金利の差のことだね。銀行は地味に見えてこういうしくみでしっかり利益を出しているんだ。
今の日本の金利はどのくらい?
2024年ごろまでの日本は「超低金利時代」と呼ばれていて、普通預金の金利は年利0.001%くらいだったんだ。100万円預けても年間たった10円しか増えない。でも2024年以降、日本銀行が金利を少し引き上げる動きがあって、少しずつ状況が変わってきているよ。金利は経済の体温みたいなもので、景気や政策によって変化するんだ。
借りるときの金利——ローンのしくみを理解しよう
ローンとは「将来の自分から先にもらう」こと
住宅ローンや車のローン、奨学金……大きな買い物や進学のためにお金を借りるシーンはたくさんある。ローンとは、つまり「今手元にないお金を先に使って、後で少しずつ返していく」しくみのことだよ。でもそのときに金利がかかるから、借りた額よりも多く返すことになるんだ。
具体的にどのくらい多く返すの?
たとえば100万円を年利3%で3年間借りた場合、毎月の返済額は約29,000円で、総返済額は約104万円になる。つまり4万円多く返すことになるんだ。これが金利の重みだよ。
もっと大きな例で考えてみよう。3000万円の住宅ローンを年利1.5%で35年借りると、総返済額は約3850万円くらいになる。850万円も多く返すことになるんだ。だから住宅ローンを選ぶときは、金利の低さが本当に重要になってくるよ。
固定金利と変動金利の違い
ローンには固定金利と変動金利という2種類があるよ。
- 固定金利:つまり、借りた最初から返し終わるまで金利が変わらないタイプ。返済額が一定で計画が立てやすいよ。
- 変動金利:つまり、世の中の金利状況に合わせて金利が変わるタイプ。低金利のときは得だけど、上がったときはリスクがある。
どちらが正解かは状況によるけど、「将来のことが読めない」という人は固定金利の方が安心しやすいかもね。
単利と複利——お金が増えるスピードの秘密
単利はシンプル、複利はパワフル
金利のつき方には2つのパターンがある。まず単利から説明するよ。単利とは、つまり最初に預けた元本の金額にだけ金利がつく方式のこと。たとえば100万円を年利5%の単利で預けたら、毎年5万円ずつ利子がつく。10年後は150万円になるよ。シンプルでわかりやすいね。
次に複利。複利とは、つまり利子にも金利がついていく方式のこと。同じ条件(100万円、年利5%)で10年間複利で預けたら、10年後は約162.9万円になる。単利と約12.9万円の差がある!これが複利の力だよ。
時間が経つほど複利の威力は増す
複利のすごさは「時間が経てば経つほど効果が大きくなる」ところだ。30年後で比べると、単利なら250万円、複利なら約432万円になる。同じ条件でも180万円以上の差が出るんだ。これを複利効果という。
「72の法則」というものがあって、元本が2倍になるまでの年数を「72 ÷ 金利(%)」で大まかに計算できるよ。年利6%なら72÷6=12年で2倍になる計算だ。これを知っておくと、投資や貯蓄の計画を立てるときに便利だよ。
複利はマイナスにも働く
実は複利は借金にも働くんだ。クレジットカードのリボ払いや消費者金融の借金は高い金利がついていて、返せないでいると利子がどんどん膨らんでいく。これが「借金が雪だるま式に増える」と言われる理由だよ。複利は上手に使えば強い味方だけど、借金に使われると怖いしくみでもあるんだ。
金利と経済——世の中とつながっている大きなしくみ
金利は日本銀行が決めている
「金利って誰が決めてるの?」って思うよね。実は日本では日本銀行(日銀)という国の機関が「政策金利」という基準になる金利を決めているんだ。つまり政策金利とは、日銀が銀行にお金を貸すときの金利のことで、これが世の中の金利全体に影響を与えているよ。
日銀が金利を下げると→銀行がお金を借りやすくなる→企業や個人も低金利でお金を借りられる→お金が世の中に出回って景気がよくなりやすい、という流れになるんだ。逆に金利を上げると→お金を借りにくくなる→消費が落ち着く→物価の上がりすぎを抑える、という効果がある。
インフレと金利の関係
最近「インフレ」という言葉をよく聞くよね。インフレとは、つまり物の値段が上がって、お金の価値が下がっていく状態のことだよ。インフレが進むと、銀行にお金を預けているだけでは実質的に損をすることになるんだ。なぜなら、金利で増える分よりも物価の上昇分の方が大きくなることがあるから。
たとえば銀行の金利が0.5%でも、物価が3%上がったら、実質的にはお金の価値が2.5%分減っている計算になる。これを実質金利という考え方で、つまり実質金利とはインフレ率を差し引いた本当の金利のことだよ。だから投資や資産運用が注目されているのも、インフレに負けないようにするためなんだ。
金利を知ることが、お金の勉強の第一歩
金利のしくみを知っておくと、いろんなことが見えてくるよ。住宅ローンを選ぶとき、投資信託を始めるとき、クレジットカードのリボ払いを使うとき……全部に金利が絡んでくる。「なんとなく得した気がする」じゃなくて、ちゃんと数字で判断できるようになるんだ。
お金のことって学校でなかなか教えてもらえないけど、金利を理解するだけでグッと「お金のリアル」が見えてくるよ。まずは自分が使っている銀行の金利や、もし何かのローンを使っているなら金利を調べてみるところから始めてみてね。小さな一歩が、将来の大きな差になるかもしれないから。
