高い買い物をするときって、今すぐ全額払えないことありますよね。そんなとき「分割払いできたらいいな」と思ったことはないでしょうか。実は、この仕組みは「割賦販売」という名前で、お店やクレジットカード会社がやっているビジネスなんです。この記事を読めば、なぜ分割払いができるのか、そこにお金が絡む理由が、スッキリわかりますよ。
- 割賦販売とは、商品を売るときに代金を分割払いで受け取る仕組みのこと
- クレジットカード会社が間に入ることで、お店もお客さんも安心できる
- 分割払いにするときは金利という手数料がかかる
もうちょっと詳しく
割賦販売の仕組みは、現代の生活に欠かせないものになっています。昔は、高い買い物をするときは「貯金が貯まるまで待つ」というしかありませんでした。でも割賦販売のおかげで、必要なときに欲しい物を買えるようになったんです。スマートフォン、パソコン、家具、車など、高い商品ほど分割払いが使われています。ただし、気をつけないと利息が重くのしかかることもあるので、仕組みをしっかり理解することが大事なんですよ。
分割払いはメリットも大きいけど、全体でいくら払うのかを計算してから使おう
⚠️ よくある勘違い
→ クレジットカードは割賦販売の一種です。分割払いにすれば、立派な割賦販売の形態になります。
→ クレジットカード、スマートフォンの分割購入、家のローンなど、分割払いはすべて割賦販売の範囲に入ります。
→ 金利がかかるので、分割回数が多いほど総支払額は増えます。
→ 3回払いより10回払いのほうが金利は多くかかります。必ず計算してから選びましょう。
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割賦販売とは「後払いの約束」
基本的な定義
割賦販売という言葉は、「割」と「賦」と「販売」の3つの漢字からできています。「割」は分割、「賦」は与える、「販売」は売ることなので、つまり「商品を売るときに代金を分割して与える」という意味ですね。言い換えると「後でいい、分けて払ってね」という約束で商品を売る仕組みのことです。最初から「全額を今払ってね」と言わず、複数回に分けて受け取るんですよ。
登場人物は3者
割賦販売が成り立つには、実は3種類の人が必要なんです。第1は「商品を持ってる人」。これはお店とか会社ですね。第2は「商品が欲しい人」。これはあなたたちみたいにお客さん。そして第3が「お金を貸す人」。これはクレジットカード会社とかローン会社です。この3者がいることで、割賦販売が成り立ちます。具体的に説明すると、お客さんがお店で「10万円のスマートフォンを3回払いで買いたい」と言ったとします。すると、クレジット会社が「私が10万円をお店に払います」とお店に言ってくれるんです。お店は10万円をもらえて満足。そしてお客さんは、クレジット会社に3か月から4か月かけて、分割でお金を払います。こうすることで、みんなが幸せになれるわけですね。
契約が大事
割賦販売は「後で払う」という約束なので、最初に契約を結びます。この契約書に「何を買ったのか」「いくら払うのか」「何回に分けるのか」「金利はいくらか」などが書かれています。お客さんもお店も、これを守る必要があります。もし約束を守らなかったら、トラブルになってしまうからです。こういう仕組みなので、割賦販売は結構重い契約なんですよ。だからこそ、サインする前に「本当に毎月払い続けられるのか」「金利はいくらになるのか」をしっかり確認することが大切なんです。
割賦販売は身の回りにいっぱいある
クレジットカードの分割払い
一番身近なのは、クレジットカードの分割払いです。お店で「3回払いにしてください」と言ったときのあの仕組みですね。スニーカーが15,000円だったとして、3回払いにすると毎月5,000円。でも実は金利がかかってるから、合計15,500円くらい払うことになります。この差の500円が金利ですね。
スマートフォン
スマートフォンを買うときも、ほとんどの人が分割払いです。最新のスマートフォンは10万円以上することもあります。それを一括で払える人は少ないですよね。だから通信会社やスマートフォン販売店が「24回払いにしましょう」という感じで、割賦販売の仕組みを使わせてくれるんです。毎月4,000円とか5,000円とかで払えるので、学生でも親に頼むときも「毎月これくらいなら」という感じでOKが出やすいわけです。
パソコン
高いパソコンを買うときも、割賦販売が使われます。プロのデザイナーやプログラマーが50万円のパソコンを買うとしても、10回払いとか12回払いにしたら毎月5万円くらいで済むわけです。学生さんでも「大学の勉強のためにパソコンが必要」という場合は、親に「1年間で払うから毎月これくらい」と言えば、話がまとまりやすいんですよ。
家や車
最大級の買い物は家と車です。車は100万円から300万円くらいしますし、家は2,000万円とか3,000万円とかしますよね。これはもう、誰も一括では払えません。だから、ほぼすべての人が「車ローン」「住宅ローン」という割賦販売を使うんです。これらは20年とか30年かけて払います。
金利という「時間を買うお金」
金利とは何か
「金利」という言葉をよく聞きますね。これは「お金を後で払うことを許してもらう手数料」みたいなものです。もっと正確に言うと「時間を買うお金」。つまり「今すぐお金がなくても大丈夫ですよ、後から払ってもいいですからね」という許可をもらうのに、クレジット会社は「その代わり、ちょっと上乗せしてください」と言ってるわけです。さっきの例で言えば、スニーカーが15,000円なのに15,500円払うのは、500円を「3回に分けるという特別なサービス」に対する代金なんですね。
金利の計算
金利は「年利」という形で表されることが多いです。年利15%だったら、1年間1万円を借りたら150円の金利がかかります。でも実際には、分割払いだから毎月少しずつ返しますから、かかる金利はもっと少なくなります。3回払いの金利は安いけど、10回払いにするとグンと増えます。10回払いなら、その分長くお金を使ってるから、金利も増えるわけですね。だから「回数が多いほど、総支払額が増える」という感じになるんです。
手数料の具体例
実際の例を出してみましょう。1万円のゲームソフトを買うとします。1回払いなら10,000円ですね。でも3回払いにすると10,300円になる場合があります。つまり毎回約3,433円で、金利は300円ですね。では、同じ1万円を10回払いにしたらどうなるでしょう。この場合は10,900円になることもあります。つまり毎回約1,090円で、金利は900円。3回払いは300円の手数料だったのに、10回払いは900円の手数料。3倍になってるんですよ。
割賦販売があるおかげで、人生が変わる
欲しいものが今すぐ買える
割賦販売の最大のメリットは「欲しいときに欲しいものが買える」ということです。お金が貯まるまで待つ必要がないんです。例えば、友だちがみんな持ってるスマートフォンが欲しくても、今すぐ10万円なんて払えませんよね。でも分割払いなら毎月4,000円だから、親も「いいよ」と言いやすいわけです。欲しい時期に手に入るので、そのあいだに流行に遅れたり、古い型を我慢することもありません。
必要なタイミングで買える
学生なら、今すぐパソコンが必要かもしれません。オンライン授業があったり、プログラミングを習ったり。そんなとき「お金が貯まるまで待ってください」では遅いですよね。割賦販売があれば、必要なタイミングで買えます。社会人だって、転勤で新しく家を借りるときは、急に家具が必要になります。そんなとき割賦販売が便利です。
人生のステップを進める力
実は割賦販売って、人生を前に進める力があるんです。良い車に乗れば、営業の仕事の成績が上がるかもしれません。良いパソコンを買えば、勉強や仕事がはかどるかもしれません。高い家に住めば、家族と過ごす時間がもっと快適になるかもしれません。割賦販売がなかったら、こういう「投資」ができないんですよ。
便利だけど、気をつけないとエライことになる
金利の負担
割賦販売の最大のデメリットは「金利を払う」ということです。10万円の商品を買ったのに、結局11万円払うことになるかもしれません。この1万円は「使える金」ではなく「消えるお金」なんです。だから、割賦販売を使う前に「金利を払ってでも、今買う価値があるのか」を考える必要があります。たとえば「3か月待てば貯金で買える」という場合は、金利を払うくらいなら待つほうがいいかもしれません。
多重ローンの危険性
怖いのは「あ、クレジットカードで買えば大丈夫」という感じで、いろんな商品を分割払いにしてしまうことです。スマートフォンも分割、パソコンも分割、服も分割、ゲーム機も分割…となると、毎月の支払いが大変なことになります。これを「多重ローン」と呼びます。毎月10万円の収入に対して、毎月8万円の分割払いがあったら、生活が苦しくなりますよね。気がついたら、分割払いで身動きが取れなくなってる、という悪い例もあります。
返済が困難になる危険
もし仕事を失ったり、給料が減ったり、病気になったりしたら、毎月の支払いができなくなります。そうなると、クレジット会社から「これ以上払わないと、商品を没収します」とか「信用情報に傷がつきます」とか、いろんなペナルティを受けることになるんです。信用情報に傷がつくと、将来ローンを組むのが難しくなったりします。だから「今の生活で払える範囲内」にとどめることが大事なんです。
衝動買いのリスク
分割払いがあると、ついつい「今は払えなくても大丈夫」という気持ちで、必要のない物まで買ってしまうことがあります。これを衝動買いと言います。1万円のものなら「1,000円×10回だし」って感じで。でも本当に必要なのか、よく考える必要があります。友だちが買ってるから、SNSで見かけたから、という理由だけで買うのは危険です。
正しい使い方
割賦販売は「便利な道具」です。でも道具は使い方を間違えると危険になります。割賦販売を使うときは、本当に必要なものか、3日考えてから買うことをお勧めします。毎月の支払い額を家計に入れて計算し、全体でいくら払うことになるのか、金利を含めて確認しましょう。そして何より「今月の給料で払える範囲にとどめる」ことが大事なんですね。正しく使えば、割賦販売は人生を豊かにするツールになるんですよ。
