「この仕事、誰が次にやるんだっけ?」「前回どうやって進めたか忘れた…」って経験、なくない?仕事って、やることが多すぎてどこから手をつければいいかわからなくなることが多いよね。そんなときに役立つのが業務フローという考え方。この記事を読めば、業務フローって何か・なぜ大切か・どう使うかが全部わかるよ!
- 業務フローとは、仕事の手順を整理した 「仕事の流れ図」 のこと
- 誰が何をどの順番でやるかを明確にすることで ミスや手戻り を減らせる
- 新人教育・業務改善・システム導入など 様々な場面 で活用されている
もうちょっと詳しく
業務フローとは、仕事の一連の流れを「誰が・何を・どの順番で・どんな条件で」やるかを整理したものだよ。正式には業務フロー図(フローチャートとも呼ばれる)として、四角や矢印を使って視覚的に表すことが多い。図で見ると「ここで誰かに確認が必要」「この条件のときは別の処理をする」みたいな分岐が一目でわかるんだ。会社のシステムを新しく作るときや、既存の仕事のやり方を見直すときに欠かせないツールで、ITエンジニアだけじゃなく、営業・総務・経理など職種を問わずあらゆる社会人が関わることになるよ。「業務プロセス」とも言われることがあって、つまり仕事の手続き全体のことだよ。小さな手順の積み重ねが大きなプロセスを作るイメージだね。
図の形より「誰が・何を・どの順番で」が伝わることが大事!
⚠️ よくある勘違い
→ 難しそうな図のイメージから、エンジニアだけのツールと思われがちだよ。
→ 営業の受注対応、経理の請求書処理、店舗の開店準備…全部「流れ」があるから業務フローで整理できるよ。特定の職種だけのものじゃないんだ。
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業務フローとは?まず「仕事の流れ」をイメージしよう
「業務フロー」をひとことで言うと
業務フローとは、仕事を進めるときの「手順の流れ」を整理・見える化したものだよ。もう少し正確に言うと、「誰が・何を・どの順番で・どんな条件のときに・どうするか」を一連の流れとして表したもの、ということ。
たとえば、学校の文化祭の準備を思い出してみて。「企画を決める→班長が先生に許可をもらう→材料を買う→当日の係を決める→本番!」みたいに、やることが順番通りに並んでるよね。これがまさに業務フローの考え方だよ。仕事の世界でも、全まったく同じように「何をどの順番でやるか」を整理するんだ。
「フロー」ってどういう意味?
フロー(flow)は英語で「流れ」を意味する言葉だよ。つまり業務フローとは「業務の流れ」ということ。川の流れが上流から下流へと一方向に進むように、仕事も「最初のステップ」から「最後のステップ」へと順番に進んでいくイメージだよ。途中で「この場合はAへ、あの場合はBへ」と流れが分かれることもあって、これを分岐(ぶんき)と呼ぶよ。コンビニのレジでたとえると、「現金払いなら→釣り銭を渡す」「カード払いなら→端末を渡す」って分かれるよね。それが分岐だよ。
業務フロー図・フローチャートとは何が違う?
業務フローを図で表したものを業務フロー図とかフローチャートと呼ぶよ。フローチャートとは、つまり「流れを図で表したチャート(表)」ということ。四角い箱に「処理の内容」を書いて、矢印でつなぎ、ひし形の箱で「はい・いいえ」の分岐を表すのが一般的なスタイルだよ。でも難しく考えなくていい。箇条書きで手順を書いただけでも立派な業務フローだからね。
業務フローが必要な理由――なぜ「当たり前の流れ」を整理するの?
「頭の中にある」だけだと困ること
仕事のベテランほど「頭の中に仕事の流れが全部入ってる」ことが多いよ。でも、それって実はリスクが高い状態なんだ。なぜかというと、その人が休んだり辞めたりすると、業務が止まってしまうから。これを属人化(ぞくじんか)と言って、つまり「特定の人だけが知っている状態」のことだよ。業務フローに書き出しておけば、誰でもその人と同じ手順で仕事できるようになるんだ。
友だちの家のWi-Fiパスワード、その子だけが知ってて教えてくれないと困るよね?それと同じで、仕事の手順が一人の頭の中にだけあると、その人がいないと何もできなくなっちゃうんだよ。
ミスや手戻りを防げる
業務フローが整理されていると、「あ、この確認、前のステップでやるべきだったのか!」というミスが減るよ。手順が可視化されているから、やるべきことを飛ばしてしまうことも防げるんだ。料理のレシピと一緒で、レシピ通りに作れば失敗しにくいよね。業務フローはまさに仕事のレシピなんだよ。
また、途中で間違いが起きたとしても「どのステップで問題が起きたか」がすぐにわかるから、修正も早くできる。これをトレーサビリティと言って、つまり「どの作業のどこで問題が起きたかを追跡できる状態」のことだよ。
新人教育がラクになる
業務フローがあれば、新しく入ったメンバーに「これ見て覚えてね」と渡すだけで仕事の全体像が伝わるよ。口頭で一から説明する時間も减るし、説明する人によってバラバラになることも防げる。コンビニのマニュアルが全国どこでも同じクオリティを実現しているのは、こういう「手順の見える化」があるからなんだよ。
業務フローの作り方――難しく考えなくてOK
ステップ①:仕事の「開始」と「終了」を決める
まず「この業務フローは何から始まって何で終わるか」を決めよう。たとえば「お客さんから注文メールが来る(開始)→商品を発送して完了メールを送る(終了)」みたいにね。最初と最後を決めることで、どこまでを整理すればいいかがはっきりするよ。この範囲のことをスコープと言って、つまり「対象となる範囲」のことだよ。スコープをあいまいにしたまま進めると、どんどん内容が膨らんで収拾がつかなくなるから注意してね。
ステップ②:やることを全部書き出す
開始から終了までにやることを、順番通りに全部書き出してみよう。このとき大事なのは「誰がやるか」も一緒に書くことだよ。たとえば「①営業担当が注文内容を確認する→②在庫担当が在庫をチェックする→③在庫ありならピッキングする→④なければ発注担当に連絡する」みたいに。これがタスクの洗い出し(つまり「やることを全部並べる作業」)だよ。漏れがないように、実際にその仕事をやっている人に話を聞くのが一番確実だよ。
ステップ③:「条件分岐」を入れる
仕事には「もしAならこうする・もしBならこうする」という分かれ道があるよ。この条件分岐(つまり「条件によって次のステップが変わる部分」のこと)を入れることで、実際の仕事の流れに近い業務フローになるんだ。「在庫あり→出荷準備」「在庫なし→発注」みたいに、YESとNOで次の手順が変わる部分をはっきり書いておこう。
ステップ④:図にする(できれば)
書き出した手順を図にするとさらに見やすくなるよ。専用のツール(DrawioやLucidchartなど)を使えばきれいな図が作れるけど、最初はExcelや手書きで十分。大事なのは「誰が見ても同じように理解できること」だからね。
業務フローの活用場面――こんなときに使われてるよ
システムの導入・改修のとき
会社に新しいシステムを入れるときは、必ず「現在の業務フロー(現状)」を整理してから「新しい業務フロー(あるべき姿)」を設計するよ。なぜかというと、今の仕事のやり方をシステムに合わせて変える必要があるから。このとき「現状のフロー」をAs-Is(アズイズ)、「理想のフロー」をTo-Be(トゥービー)と呼ぶことがあるよ。つまりAs-Isは「今のままの状態」・To-Beは「こうなりたい状態」ということ。この2つを比べることで「何を変えなきゃいけないか」がはっきりするんだよ。
業務改善・ムダとり
業務フローを眺めると「このステップ、本当に必要?」「なんでここで2回確認してるの?」というムダや非効率が見えてくることがあるよ。これを業務改善と言って、仕事をより早く・安く・正確にするための取り組みのことだよ。フローを「見える化」することで初めて、問題点に気づけるんだ。闇雲に「もっと早くやれ!」と言うより、フローを見直すほうがずっと効果的なんだよ。
マニュアル・引き継ぎ資料として
業務フローは、そのまま新人向けマニュアルや引き継ぎ資料になるよ。「あなたが担当するのはこの部分から、この部分まで」と一目でわかるから、スムーズに仕事を渡せる。担当者が変わっても業務が止まらない事業継続性(つまり「仕事が続けられる状態を保つこと」)を守るためにも、業務フローの整備は超重要なんだよ。
業務フローを上手に使うコツと注意点
現場の人に確認してから作ろう
業務フローは、実際にその仕事をやっている人が作るか、一緒に作ることが大切だよ。上の人だけで「たぶんこういう流れだろう」と作ると、現場の実態とズレてしまうことが多いんだ。たとえば、実は手順Aの前に「非公式の確認メール」がやり取りされていたりすることが現場ではよくある。こういう隠れたステップを見逃すと、作ったフローが使い物にならなくなっちゃうよ。
作ったら「メンテナンス」を忘れずに
業務フローは一回作ったら終わりじゃないよ。仕事のやり方が変わったり、新しいシステムが入ったりするたびに更新する必要があるんだ。古いままにしておくと「フローには書いてあるけど実際は違う」という状態になって、かえって混乱のもとになる。せっかく作ったフローを「生きた資料」として保ち続けることが大事だよ。
細かくしすぎないバランス感覚
業務フローを作り始めると「もっと細かく書きたい!」という気持ちが出てくることがあるよ。でも細かすぎると、読むだけで疲れてしまって誰も使わない資料になってしまうんだ。粒度(つまり「どのくらいの細かさで書くか」のこと)を適切に保つことが、使われる業務フローを作るコツだよ。「誰が読んでも迷わない程度の粗さ」を意識してみてね。
