月給制って何?わかりやすく解説

「来月から会社員として働くんだけど、月給制ってどういう意味?バイトの時給制と何が違うの?」って疑問に思ったことない?毎月決まった金額が振り込まれる「月給制」は、正社員として働くなら絶対に知っておきたい仕組みだよ。でも「毎月同じ金額って当たり前じゃないの?」「病気で休んだらどうなるの?」って、意外とわからないこともあるよね。この記事を読めば、月給制の基本から欠勤したときのお金の計算方法まで、全部スッキリわかるよ。

月給制って、毎月絶対に同じ金額がもらえるってこと?

基本はそうだよ。月給制というのは、あらかじめ決められた月額の給与が毎月支払われる仕組みだよ。バイトみたいに「今月は何時間働いたから○○円」じゃなくて、「今月は○○円」って最初から決まってるんだ。ただし、休んだりすると金額が変わる場合もあるから、そこは後で詳しく説明するね。
じゃあバイトの時給制と何が一番違うの?

一番の違いは「働いた時間や日数で給与が変わるかどうか」だよ。時給制は1時間1,000円なら10時間で10,000円ってわかりやすいよね。でも月給制は、今月28日でも31日でも、祝日が多くて実際に働く日数が少なくても、基本的に同じ月給がもらえるんだ。つまり、月ごとに働く日数が変わっても給与が安定してるってことだよ。
えっ、じゃあ病気で休んでも同じ給料がもらえるの?

ここが大事なポイント!会社によって違うんだけど、多くの会社では休んだ日数分を差し引く「欠勤控除こうじょ」という仕組みがあるよ。つまり「休んだ分だけ給与から引きますよ」ってこと。でも有給休暇ゆうきゅうきゅうかを使えば引かれないから、有給はうまく活用しようね。
月給制って、正社員だけの制度なの?

正社員に多い制度だけど、正社員でも日給制の会社もあるし、契約社員やパートでも月給制のケースはあるよ。大事なのは雇用形態こようけいたいじゃなくて、雇用契約書に月給制と書いてあるかどうかを確認することだよ。採用されたら必ず確認しようね。
📝 3行でまとめると
  1. 月給制は毎月 決まった額の給与 が支払われる仕組みで、働く日数が月によって変わっても基本的に給与は変わらないよ
  2. 休んだ日は 欠勤控除こうじょ で給与から差し引かれることが多いけど、有給休暇ゆうきゅうきゅうかを使えば引かれないよ
  3. 月給制かどうかは 雇用契約書 に書いてあるから、就職・転職時は必ず中身を確認しようね
目次

もうちょっと詳しく

月給制で特に大事なのが「欠勤控除こうじょ」と「固定残業代ざんぎょうだい」の2つの仕組みだよ。欠勤控除こうじょというのは、有給を使わずに休んだ場合にその日数分を月給から差し引くこと。計算式は会社によって違うけど、多くは「月給÷その月の所定労働日数×欠勤日数」で計算するよ。また「固定残業代ざんぎょうだい」、つまりみなし残業代ざんぎょうだいが月給に含まれている会社も多くて、「月に○時間分の残業代ざんぎょうだいは最初から月給に含めます」という仕組みなんだ。固定残業代ざんぎょうだいの対象時間を超えた残業には別途残業代ざんぎょうだいが必要なので、求人票の給与欄はよく読んで確認しようね。月給制は安定してる分、こういった細かいルールも知っておくことが大切だよ。

💡 ポイント
月給制でも残業代ざんぎょうだいは出るよ!固定残業代ざんぎょうだいの上限時間を超えたら追加で請求できる権利があるよ。

⚠️ よくある勘違い

❌ 「月給制なら休んでも給与は絶対に減らない」
→ 欠勤控除こうじょがあるため、有給を使わずに休むと給与から差し引かれることがほとんどだよ
⭕ 「有給休暇ゆうきゅうきゅうかを使って休めば給与は減らない」
有給休暇ゆうきゅうきゅうかは給与が保障される休暇だから、休むときは有給を活用するのが正解だよ
なるほど〜、あーそういうことか!

[toc]

月給制ってそもそもどんな仕組み?

月給制というのは、毎月決まった金額の給与が支払われる賃金制度のことだよ。「月給」というくらいだから、1か月単位でお金が決まってるんだ。

たとえば、あなたが月給25万円の会社に就職したとしよう。バイトなら「今月は100時間働いたから時給1,000円で10万円」みたいに、働いた分だけ計算されるよね。でも月給制は違う。1月みたいに31日ある月でも、2月みたいに28日しかない月でも、GW(ゴールデンウィーク)で祝日がめちゃくちゃ多い5月でも、原則として毎月25万円が支払われるんだ。

これが月給制の最大の特徴で、「月にいくら働くかに関係なく、あらかじめ決めた金額を支払う」という考え方にもとづいてるよ。労働法的には「ノーワーク・ノーペイの原則」という言葉があって、これは「働かなければ給与を払わなくていい」という原則のこと。月給制はその例外として、月によって労働日数が違っても同じ給与を保障するわけだよ。

月給制が多い職種はどこ?

月給制は特に正社員に多い制度だよ。具体的にはこんな職種・働き方に多いよ:

  • 会社員(事務・営業・エンジニアなど)
  • 公務員
  • 医療・介護職の正規雇用スタッフ
  • 教員

一方で、アルバイトやパートは時給制・日給制が多いね。でも最近は「月給制のパート」や「日給月給制(日給の積み上げで月額を計算する制度)」など、いろんなバリエーションも出てきてるよ。自分がどのタイプの給与制度なのかは、雇用契約書を見ればわかるから、必ず確認しようね。

「月給制」と「日給月給制」の違い、わかる?

「月給制」と似た言葉に「日給月給制」があるよ。この2つは名前が似てるけど、実は大きな違いがあるんだ。ここをちゃんと理解しておかないと、「思ったより給与が少なかった」ってことになりかねないよ。

月給制は「休んでも月給は保障される」という考え方だよ。有給なしで休んでも給与から差し引かれない、完全に固定された月額ってイメージだよ。一方、日給月給制は「1日いくらという日給を月でまとめて払う」という仕組みで、休んだ日数分だけ給与が減るよ。

具体的な数字で比べてみよう

月収25万円の人が、有給を使わずに5日間欠勤したケースを比べてみるよ。

  • 完全月給制:欠勤しても25万円がそのまま支払われる
  • 日給月給制:欠勤した5日分が差し引かれて、25万円より少ない給与になる

実は日本の会社のほとんどは「日給月給制」を採用していて、「月給制」と呼んでいても実態は欠勤控除こうじょがある日給月給制であることが多いよ。求人票に「月給制」と書いてあっても、欠勤控除こうじょの有無は必ず雇用契約書で確認しようね。「口頭で月給制と言われた」だけだと、いざ休んだときにトラブルになることもあるから気をつけてね。

欠勤したらどうなる?欠勤控除こうじょの計算方法

欠勤控除こうじょとは、つまり「有給を使わずに休んだ日数分を給与から差し引くこと」だよ。ほとんどの会社で採用されてる仕組みで、知らないと「今月の給与が少ない!」って驚くことになるよ。

計算方法は会社によって少し違うけど、代表的な計算式はこんな感じだよ:

欠勤控除こうじょ額 = 月給 ÷ その月の所定労働日数 × 欠勤日数

実際の計算例で見てみよう

月給25万円、その月の所定労働日数が20日で、3日間有給なしで欠勤した場合を考えてみよう。

  • 1日あたりの給与:250,000円 ÷ 20日 = 12,500円
  • 欠勤控除こうじょ額:12,500円 × 3日 = 37,500円
  • 実際の給与:250,000円 − 37,500円 = 212,500円

3日休んだだけで3万7,500円も差し引かれるんだ。これが欠勤控除こうじょの怖さだよ。だからこそ、休むときは有給休暇ゆうきゅうきゅうかをうまく使うことが大事なんだ。

有給休暇ゆうきゅうきゅうかを使えば控除こうじょされない

有給休暇ゆうきゅうきゅうか(有給)とは、つまり「休んでも給与が満額もらえる休暇」のことだよ。法律で定められていて、入社後6か月が経つと最低10日の有給が付与されるよ。有給を使って休んだ場合は欠勤扱いにならないから、給与が差し引かれることはないんだ。病気でどうしても休まないといけない時は、まず有給が残ってるか確認して、有給申請をしてから休もうね。有給を使う権利は法律が守ってくれてるから、遠慮なく使っていいんだよ。

月給制のメリット・デメリット

月給制には良い点も悪い点もあるよ。両方をしっかり知っておくと、自分の働き方やお金の計画を立てるときに役立つよ。

月給制のメリット

  • 収入が安定する:月によって給与が大きく変わらないから、生活費の計画が立てやすいよ。家賃や光熱費など固定費のやりくりがしやすいんだ。バイトだと「今月は祝日が多くてシフトが少なかったから収入が減った」ってことがあるけど、月給制はそれがない。
  • 祝日が多い月も給与が減らない:ゴールデンウィークやお盆、年末年始など祝日が多い月でも、月給は変わらないよ。時給制だと祝日が多い月は収入が減るから、これは大きなメリットだよ。
  • 社会的信用が得やすい:ローンやクレジットカードの審査では「安定した月収がある」ことが重視されるよ。月給制の正社員は審査が通りやすいことが多いんだ。将来のためにも、安定した給与は大事だよ。

月給制のデメリット

  • たくさん働いても基本給は変わらない:月給制は月単位で給与が決まるから、頑張って効率よく仕事をこなしても、それだけで給与がすぐ増えるわけじゃないよ。評価制度や昇給のタイミングを待つしかないことも多いんだ。
  • 欠勤すると思ったより大きく減る:欠勤控除こうじょの仕組みで、有給なしで休むとかなり給与が減ることがあるよ。前述の通り、3日で3万円以上減ることもあるから要注意だよ。
  • 副業ふくぎょうやダブルワークがしにくい場合も:時給制のバイトと違い、月給制の正社員は就業規則で副業ふくぎょうが禁止されてる会社もあるよ。副業ふくぎょうを考えてるなら入社前に確認しようね。

月給制で損しないために知っておくべきこと

月給制で働くなら、絶対に知っておいてほしいポイントをまとめたよ。知っておくだけで、給与の「あれ?少ない」「これって正しいの?」という疑問がクリアになるよ。

固定残業代ざんぎょうだい(みなし残業)に注意しよう

求人票に「月給25万円(固定残業代ざんぎょうだい3万円含む)」と書いてある会社があるよ。これは月給25万円の中に、すでに残業代ざんぎょうだい3万円分が含まれてるって意味なんだ。つまり、その残業時間分までは「もう払いました」と言われるってこと。

固定残業代ざんぎょうだいが何時間分なのか、超えた分はちゃんと追加で出るのかを必ず確認しよう。法律上、固定残業代ざんぎょうだいとして設定できる上限は月45時間が目安で、それを超える設定になってる場合は注意が必要だよ。求人票に「固定残業代ざんぎょうだい○時間分含む」と書いてない会社は、そもそも計算が不透明な可能性もあるよ。

昇給の仕組みを確認しておこう

月給制は最初に決まった月給がずっと続くわけじゃないよ。多くの会社では年に1回「昇給」があって、成果や評価に応じて月給が上がっていくんだ。昇給の仕組みや評価制度は、入社前に確認しておくと良いよ。「昇給あり」と書いてある求人票でも、「昇給額は会社の業績次第」って場合もあるから、具体的な昇給実績を聞いてみるのがおすすめだよ。

雇用契約書は必ずチェックしよう

「月給制です」と口頭で言われても、雇用契約書に書いてないと後でトラブルになることがあるよ。雇用契約書には以下が明記されているか確認しようね:

  • 基本給の金額
  • 固定残業代ざんぎょうだいの有無と時間数
  • 欠勤控除こうじょの計算方法
  • 昇給・賞与(ボーナス)の有無と条件
  • 試用期間しようきかん中の給与(試用期間しようきかんは給与が下がる会社もある)

これらがちゃんと書いてある会社は信頼できるよ。「口頭で言われただけ」「契約書がない」「サインしてから読んでと言われた」という状況は要注意だよ。自分の権利を守るためにも、サインする前に必ず隅々まで読んで、疑問があれば必ず質問しようね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。

目次