「投資って、タイミングが大事なんでしょ?安いときに買って、高いときに売れば儲かるんじゃないの?」って思ったことない?でも実際には、その「安いタイミング」なんて誰にもわからないんだよね。そこで登場するのがドルコスト平均法。タイミングを読む必要がなくて、しかも初心者でも使いやすい投資の方法なんだ。この記事を読めば、ドルコスト平均法がどんなものか、なぜ賢いやり方と言われているのか、バッチリわかるよ。
- 毎月決まった金額を買い続けることで、平均購入単価を自然と下げられる仕組みだよ
- 価格が下がったときにたくさん買えるから、タイミングを読む必要がないのが最大の強みだよ
- 長期間コツコツ続けることで、リスクを分散しながら資産を育てていける方法だよ
もうちょっと詳しく
ドルコスト平均法は英語で「Dollar-Cost Averaging(DCA)」とも呼ばれていて、もともとアメリカで広まった投資手法だよ。日本では最近、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金、つまり自分で積み立てる老後のための非課税口座)の普及によって、一気に身近な方法になってきたんだ。毎月100円から積み立てられるサービスもあって、学生でも始めやすくなっているよ。大事なのは「いくら買うか(金額)を固定する」こと。「何口買うか(数量)を固定する」のとは全然違うから、そこを間違えないようにしようね。
「金額を固定」するのがカギ!数量を固定するのとは効果が違うよ
⚠️ よくある勘違い
→ 「毎月コツコツ買えば安全」と思いがちだけど、投資した商品の価格がずっと下がり続ければ、もちろん損することもあるよ。リスクがゼロになるわけじゃないんだ。
→ 正確には「価格変動のリスクを分散して、平均購入単価を下げやすくする方法」だよ。損しないんじゃなくて、大きな損になりにくくする工夫なんだ。
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ドルコスト平均法とは?まず基本をおさえよう
ドルコスト平均法とは、毎回同じ金額を決めて、定期的に投資信託や株などを買い続ける方法のことだよ。「毎月5000円ずつ積み立てる」みたいな感じで、金額を固定して機械的に買い続けるんだ。
ここで大事なのが「金額を固定する」という点。「毎月5口ずつ買う」という数量を固定する方法とは、仕組みも効果もまったく違うよ。
なぜ「金額固定」がポイントなの?
たとえば、毎月1000円分のお菓子セットを買い続けると想像してみよう。
- 1月:1袋100円 → 10袋買える
- 2月:1袋200円 → 5袋しか買えない
- 3月:1袋50円 → 20袋買える!
3ヶ月で合計3000円を使って、35袋買えたことになるよね。35袋 ÷ 3000円 = 1袋あたり約85.7円で買えたことになる。
でも「毎月10袋ずつ買う(数量固定)」にしていたら、1月100円、2月200円、3月50円で平均は116.7円になってしまう。金額を固定した方が、1袋あたりの平均コストが安くなるんだよ。これが「ドルコスト平均法のメリット」の正体なんだ。
「ドルコスト」ってどういう意味?
「ドル」はアメリカの通貨のこと。「コスト」はコスト(費用)。つまり「ドルで買うときのコストを平均する方法」という意味でアメリカで生まれた名前なんだ。日本円で使うときも、同じ考え方を使うよ。
具体的な数字で見てみよう
「理屈はわかったけど、実際にどれくらい差が出るの?」って気になるよね。もう少し具体的な例で考えてみよう。
毎月1万円を6ヶ月積み立てた場合
ある投資信託の基準価額(つまり1口あたりの値段)が次のように動いたとするよ。
- 1月:1万円(1口)
- 2月:8000円(1.25口)
- 3月:5000円(2口)
- 4月:6000円(1.67口)
- 5月:8000円(1.25口)
- 6月:1万円(1口)
6ヶ月で合計6万円を使って、合計8.17口を買えたことになる。6万円 ÷ 8.17口 = 1口あたり約7344円で買えた計算だよ。
一方、最初に6万円を一括で1月に買っていたとしたら、6口しか買えない。6月の価格が1万円に戻ってきたとき、一括購入なら6万円のまま変わらないけど、ドルコスト平均法で買い続けた場合は8.17口×1万円=8万1700円になっているんだ。
途中に価格が大きく下がる時期があったからこそ、コツコツ買い続けた方が最終的に多く買えていたんだよね。
下がり続けたら意味がないの?
「でも、価格がずっと下がり続けたら?」って思うよね。その場合は、残念ながらドルコスト平均法でも損が出るよ。ドルコスト平均法は「損しない魔法」じゃなくて、「価格の上下に振り回されにくくする工夫」なんだ。だから、長期的に成長が期待できる商品を選ぶことが大前提になってくるよ。
ドルコスト平均法の3つのメリット
ドルコスト平均法がなぜ初心者にも人気なのか、具体的なメリットを見ていこう。
① タイミングを考えなくていい
投資で一番むずかしいのが「いつ買うか」「いつ売るか」というタイミングを読むことだよ。プロのファンドマネージャー(投資のプロ)でも、毎回ベストなタイミングで売買することはほぼ不可能とも言われているんだ。
ドルコスト平均法を使えば、「毎月◯日に◯円積み立てる」と決めておくだけ。タイミングを考える必要が一切ないから、精神的なストレスがすごく少ないんだよ。「今が買い時?」って毎月悩まなくていいのは、本当に楽だよね。
② 少額から始められる
「投資って、まとまったお金がないとできないんじゃないの?」って思ってない?でもドルコスト平均法なら、毎月100円とか1000円といった少ない金額からスタートできるサービスも多いよ。
おこづかいの中から月500円だけ積み立てるという使い方だってできるんだ。最初は金額が少なくても、続けることに意味があるから、早く始めた方が将来の自分の助けになるよ。
③ 感情に左右されにくい
株や投資信託の価格が大きく下がると、「やばい、全部売らなきゃ!」ってパニックになることがある。逆に価格が上がり続けると「もっと買いたい!」と興奮して大量に買ってしまうこともあるんだよね。
でもドルコスト平均法は「毎月決まった金額を買い続けるだけ」というルールを作ることで、感情に左右されず、機械的に行動できるんだ。これが長期投資を続けるうえで、実はすごく重要なことなんだよ。
ドルコスト平均法のデメリットも知っておこう
メリットだけを見て「これ最強じゃん!」と思ったかもしれないけど、もちろんデメリットもあるよ。ちゃんと両方を知った上で使うのが大事だよね。
① ずっと上がり続ける相場では一括投資に負けることも
「価格がずっと右肩上がり」の状況だと、最初にまとめて買った方が多く買えていた、ということになってしまうんだ。ドルコスト平均法は「価格のブレ(変動)」があるからこそ効果を発揮する仕組みだからね。
とはいえ、「価格がずっと上がり続ける」なんて都合のいいことは、実際には滅多にないし、仮にそういう時期があっても「後から振り返ったら上がっていた」という話が多いよ。未来の価格は誰にもわからないから、コツコツ続けることの方が現実的なんだ。
② 短期間では効果が出にくい
ドルコスト平均法は「長期間続けることで効果が出る」方法だよ。3ヶ月や半年で「全然増えてないじゃん」と感じても、それは当然なんだ。最低でも5年、できれば10〜20年といった長いスパンで考えるのが基本だよ。
「来年の旅行代を作りたい」という目標には向かないけど、「老後のための資産づくり」や「10年後の大きな買い物のため」といった目的にはすごく向いているんだよね。
③ 手数料が積み重なることがある
投資信託には「信託報酬(つまり商品を持っている間にかかる管理費のようなもの)」という手数料がかかることが多いよ。毎月少額を積み立てる場合、この手数料が相対的に大きな負担になることもある。手数料が低い(0.1〜0.2%程度の)商品を選ぶことが大切だよ。
実際にどうやって始めればいいの?
「わかった、やってみたい!」となったとき、実際にどうすればいいか迷うよね。ざっくりとした流れを確認しておこう。
ステップ1:証券口座を開く
投資を始めるには、まず証券口座(つまり投資専用の銀行口座みたいなもの)を開く必要があるよ。ネット証券なら無料で開けて、スマホからでも申し込みできるよ。SBI証券や楽天証券などが有名だよ。
ステップ2:NISAやiDeCoを活用する
せっかく積み立てるなら、つみたてNISAを使うのがおすすめ。NISAは「少額投資非課税制度」、つまり「投資で得た利益にかかる税金がゼロになる仕組み」のことだよ。通常は利益に対して約20%の税金がかかるけど、NISAを使えばそれが非課税になるんだ。年間120万円(つみたて投資枠)まで使えるよ。
ステップ3:商品を選んで積立設定をする
次に、どの投資信託を買うか選ぶよ。初心者には「インデックスファンド(日本や世界の株式市場全体に連動するように設計された投資信託)」がおすすめだよ。手数料が低くて、長期的に安定した成長が期待しやすいからだよ。
商品を選んだら「毎月◯日に◯円積み立てる」という設定をするだけで、あとは自動でやってくれるんだ。本当に手間いらずで、まさに「ほったらかし投資」ができるよ。
まずは小さく始めてみよう
「どの商品がいいかわからない」「失敗したらどうしよう」って不安になるのは当然だよ。だから最初は月1000円から始めてみるのが一番だよ。大きな損にならないし、実際に経験することで「投資ってこういうものか」という感覚がつかめてくるからね。始めないことが一番のリスクとも言われているよ。
