CICって何?わかりやすく解説

クレジットカードやローンの申し込みをしたのに「審査に通りませんでした」って言われたことありませんか?その判断をしている裏側に、実は「CIC」という信用情報機関があるんです。聞いたことない人も多いと思いますが、お金を借りたい・クレジットカードを作りたいなら、この存在を知っておくと人生が変わりますよ。この記事を読めば、なぜ審査に落ちるのか、どうすればクレジットカードが作りやすくなるのか、その仕組みが丸ごと見えてきます。

あ、ちょっと質問なんですけど、CICって何ですか?聞いたことないんですが…

良い質問だね。CICっていうのは、あなたがクレジットカードやローンをどう使ったか、ちゃんと返せたか、そういう情報を全部記録している機関のことだよ。つまり、あなたのお金に関する「通信簿」みたいなものだね。
通信簿ですか…。なぜそんなことをしているんですか?プライバシーの侵害じゃないですか?

いい質問だ。たとえば君がもし銀行から100万円借りるとする。銀行は「この人、本当に返してくれるかな?」って心配だよね。そこで銀行は、その人が過去にどんなローンやクレジットカードを使ってて、きちんと返してたかどうかを知りたい。その情報を集めるのが信用情報機関なんだ。つまり、社会全体の信用を守るためのシステムなんだよ。
なるほど。でも、もし自分の評価が悪かったら、どうなっちゃうんですか?

そこが重要なポイント。もしCICで「この人は返済が遅れたことがある」「ローンを踏み倒した」みたいな記録が付いてると、新しくクレジットカードを作ろうとしたり、住宅ローンを申し込んだりしたときに、審査に落ちやすくなるんだ。銀行としても「この人は信用できないかもな」って判断するからね。
ショック…。でも、その記録って一生つくんですか?

いい質問だね。そこは安心してくれて大丈夫。悪い記録だって、きちんと返済して時間が経てば消えるんだ。例えば返済遅延の記録は5年くらいで消えるし、むしろきちんと返済を続けてれば「この人は信用できる」っていう良い記録が増えていく。つまり、頑張り次第で評価は上がるってわけだ。
📝 3行でまとめると
  1. CICはあなたのお金の使い方・返済状況を記録している 信用情報機関で、金融機関がローン審査の判断に使う
  2. 返済遅延や踏み倒しがあるとブラックリスト状態になり、クレジットカードやローンの審査に落ちやすくなる
  3. ただし悪い記録も時間で消え、きちんと返済すれば評価は回復する
目次

もうちょっと詳しく

CICについて、もう少し詳しく知っておくと、これからの人生で役に立ちますよ。実は日本には信用情報機関が複数あるんです。主なものは「CIC」「JICC」「KSC」の3つ。金融機関はこれらの機関から情報を共有されるので、どこか1つで悪い評価がつくと、ほかのところでも知られてしまうんです。だから、クレジットカードを作るときにちゃんと返済するってことは、見えない部分で自分の「信用スコア」を上げ続ける行為なんですよ。

💡 ポイント
信用情報機関は3つあって、情報が共有される。だから1つで悪い評価がつくと、全部に広がっちゃう

⚠️ よくある勘違い

❌ 「CICには個人のプライバシー情報が全部売られている」
→ CICが記録してるのは、あくまでお金に関する情報だけ。あなたの住所、家族構成、健康情報、趣味嗜好みたいなプライバシー情報は記録されてません。金融機関と情報が共有されるだけです。
⭕ 「CICはお金の信用を守るための限定的な情報機関」
→ 記録される情報は「ローンの借入額」「クレジットカードの利用額」「返済日」「返済状況」など、金融取引に関するものだけ。金融機関がリスク判断するために必要な情報のみです。
なるほど〜、あーそういうことか!

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CICって何ですか?信用情報機関の仕事を理解しよう

では、ここからもっと詳しくCICについて説明していきます。CICというのは「Credit Information Center」の略で、つまり「信用情報を集めて管理する機関」という意味です。ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、実は私たちの日常生活に深く関係しているんですよ。

例えば、あなたがスマートフォンを買うときに、キャリア(ソフトバンクとかauとか)で分割払いにしたとします。その利用履歴は実はCICに記録されるんです。あるいはクレジットカードを使ってネットショッピングをした。その利用金額と返済状況も記録されます。つまり、CICはあなたのお金に関する全ての活動を見守っているわけです。

でもね、怖い話じゃないんですよ。むしろ、CICがあるから社会が安定して回ってるんです。銀行とかクレジットカード会社は、無制限にお金を貸すわけじゃない。「この人は信用できるか?」「本当に返してくれるか?」を判断する必要があるんです。その判断の材料がCICの情報なんですよ。

また、CICに記録される情報には「個人情報保護法」という法律が適用されているので、むやみに外部に流されることはありません。基本的には、あなた本人か、あなたが申し込んだクレジットカード会社や銀行みたいな金融機関だけが、この情報を見ることができます。つまり、あなたのプライベート情報が勝手に売られたり、悪用されたりすることはないんです。安心してくださいね。

CICが記録する情報ってどんなもの?

具体的に、CICが記録するのは以下みたいな情報です。クレジットカードの利用額と返済状況、ローンの借入額と返済日、携帯電話の分割払い、あとは「支払い遅延があったか」「強制解約されたか」みたいなマイナス情報も全部です。つまり、あなたのお金の使い方を、完全に記録してるってわけですね。

CICは何をしているのか

CICの主な仕事は、この情報を安全に管理することです。金融機関が「この人にお金を貸しても大丈夫かな」って判断するときに、CICにアクセスして情報をもらうんです。例えばあなたがクレジットカードを作るために申し込むと、カード会社はCICに「この人の信用情報を見せてください」って連絡します。すると、あなたの過去のローン利用状況やクレジットカードの返済状況が画面に表示されるんです。その情報を見て「この人は信用できる」と判断されたら、カードが発行されるわけですよ。

CICに記録されるのはどんなこと?毎日の金銭行動が見守られている

CICにはいろいろな情報が記録されます。これを知っておくと、自分がどんなことで評価されてるのか理解できるようになりますよ。

まず、クレジットカードの利用情報です。あなたがクレジットカードで何円使ったか、いつ返済日だったか、ちゃんと返済したか。こういう情報全部が記録されるんです。例えば、毎月クレジットカードで10万円使ってて、毎月ちゃんと返済してる人と、返済が時々遅れる人では、CICでの評価が全然違うわけですね。

次に、ローンの情報です。住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、なんでも記録されます。特に「返済が遅れたことがあるか」「踏み倒したことがあるか」みたいな情報は、めっちゃ重要です。例えば、住宅ローンを組んでるけど3ヶ月返済遅延したことがあるっていう情報は、5年間くらいCICに残るんです。

また、携帯電話の分割払いも記録されます。スマートフォンって、結構高いですよね。だから多くの人が「24回払い」とか「36回払い」で買うと思います。その返済状況もCICに報告されるんです。つまり、クレジットカードやローンと同じように扱われるわけですね。だから、スマホの分割払いをちゃんと返済するってことも、実は自分の信用スコアを上げるための行動なんですよ。

それからね、「支払い遅延情報」もめっちゃ重要です。返済期日から61日以上遅延した場合、CICに記録されるんです。これを「事故情報」とか「ブラック情報」って呼ぶんですよ。一度こういう記録がつくと、新しくクレジットカードを作るのはほぼ不可能になっちゃいます。

あとね、意外と知られてないのが「申し込み情報」です。クレジットカードやローンに申し込むと、その申し込み履歴も記録されるんです。「この人は先月5枚のクレジットカードに申し込んでる」みたいな履歴がね。これが多すぎると「この人は何か困ってるのかな?」って金融機関に思われて、審査に落ちやすくなっちゃうんです。だから、むやみやたらに申し込むのはよくないんですよ。

記録される期間はどのくらい?

大事なポイントとして、CICに記録される期間が決まってることです。返済が遅延した情報は5年間記録されます。強制解約された情報も5年間。ただし、滞納が完全に解決したら、その日からカウントが始まるんですよ。つまり、5年間返済を遅らせたら、その返済が終わった日から5年間、ずっと悪い記録がついたままってわけです。だから「昔ちょっと返済遅れた」なんて甘く考えてると、その後5年間、ずっと新しいカードが作りにくかったりするんですね。

CICの情報はどう使われるの?金融機関の審査の裏側を知ろう

では、CICの情報が実際にどう使われるのか、具体的に説明しましょう。これを知ると、なぜクレジットカードの審査に落ちるのか、その理由が見えてきますよ。

例えば、あなたがクレジットカード会社にカード発行を申し込むとします。会社の担当者は、あなたの申し込み情報(名前、年齢、年収、職業など)をもらいますね。でもね、その情報だけでは、その人が本当に信用できるかどうかわかりません。年収が高い人でも、返済能力がない人もいるし、その逆もありますからね。

そこで、カード会社はCICに情報をリクエストするんです。すると、あなたの過去のクレジットカード利用状況、ローン返済状況、支払い遅延の有無などが画面に表示されます。カード会社の審査担当者は、その情報をスコアリングするんです。つまり、「この人は過去2年間、クレジットカードの返済を1日も遅れたことがない。年収も600万円。信用スコアは高い」みたいに数値化して判断するんですよ。

スコアが一定以上なら「承認」。低かったら「否決」。このシンプルな判断なんです。だから、あなたが思い当たらなくても、実は数年前のちょっとした支払い遅延が、今のカード申し込みを否決にしてるってことも、よくある話なんですよ。

もう1つ大事なことは、複数の金融機関がCICの情報を共有してるってことです。A銀行でローンを組んでいたら、B銀行もそれを知ってるんです。つまり、「A銀行では正直に『ローンを組んでます』と言ったけど、B銀行には言わなかった」なんてことは、バレちゃうんですよ。怖いかもしれませんが、これは逆に言うと「正直に申し込んでたら、どこの金融機関でも信用される」ってことなんです。

なぜ「ブラックリスト状態」だと審査に落ちるのか

では、もし支払い遅延や強制解約みたいな「事故情報」がついてたら、どうなるのか。金融機関にとっては「この人は過去にお金を返せなくなった人。また同じことが起きるかもしれない」っていう判断になるわけです。だから、どうしても審査が通りにくくなっちゃうんですね。

例えば、ブラック状態(事故情報がある状態)だと、クレジットカードを作るのはまず不可能です。住宅ローンなんてもってのほか。携帯電話の分割払いだって審査に落ちます。つまり、一度ブラック状態になると、かなり生活が制限されちゃうわけです。だからこそ、返済をちゃんとするってことが大事なんですよ。

CICでの評価が下がるとどうなるの?現実的な影響を知ろう

ここまで説明したように、CICでの評価が悪くなると、かなり色々な影響があります。でも「具体的にどんな影響があるのか」ってところを、ちゃんと理解しておくことが大事です。そうすれば「返済をちゃんとしよう」って気持ちになりますよ。

まず、最初に挙げたのはクレジットカードです。CICで評価が低かったり、事故情報があったりすると、クレジットカードの審査に通りにくくなります。「通りにくい」じゃなくて「ほぼ通らない」くらいの気持ちでいた方がいいですよ。だから「クレジットカードが欲しいな」って思ったときに、過去の返済遅延が影響してくるんです。

次は、ローン関係です。住宅ローン、自動車ローン、教育ローン。こういう大きなお金を借りるときは、必ずCICの審査が入ります。例えば、あなたが将来「家を買いたい」って思ったときに、今のクレジットカード返済遅延が影響してくるんです。怖いですよね。だから、若いうちからちゃんと返済する習慣をつけることが、将来の人生を大きく左右するんですよ。

また、携帯電話の新規契約や機種変更のときも、CICの審査が入ります。特に「分割払いで最新型のスマホが欲しい」ってときに審査に落ちたら、一括払いするしかなくなっちゃいます。

それからね、意外と知られてないのが「賃貸契約ちんたいけいやく」です。家を借りるときも、最近の大家さんやディプロイ(不動産会社)は、CICの情報を確認することがあるんです。「この人は家賃をちゃんと払ってくれるか」を判断するためにね。だから、返済遅延の記録があると、家が借りにくくなっちゃう可能性もあるんですよ。

さらに、給与の差し押さえなんていう最悪のケースもあります。返済遅延が続いて、最終的に裁判になった場合、給与の一部が差し押さえられることがあるんです。そうなると、月々の給与から一定額が勝手に引かれることになります。これって、人生で結構なダメージですよね。

「ブラック状態」の期間はどのくらい?

ここで朗報があります。ブラック状態だって、永遠には続かないんです。さっきも言いましたが、事故情報は5年くらいで消えるんです。例えば、クレジットカードの返済が1年間遅延してて、やっと完全に返し終わったとします。その日から5年経つと、その記録は消えるんですよ。5年後は、「新しい自分」でスタートできるってわけです。

もちろん、その5年間は結構大変です。クレジットカード作れないし、ローンも組めないし。でもね、5年頑張れば、記録は消える。だから「もう人生終わった」なんて絶望する必要はないんですよ。むしろ「5年間、きちんと返済して、信用を取り戻そう」って前向きに考えることが大事です。

CICの悪い記録を改善するには?信用スコアを上げるコツ

では、ここが最も大事なパートです。もし今、CICでの評価が低かったとしても、改善することは可能です。つまり「人生はまだやり直せる」ってことなんですよ。

最もシンプルで効果的な方法は「クレジットカードや携帯電話の支払いを絶対に遅延させない」ってことです。もし既に遅延があった場合は、今からでも毎月ちゃんと返済して、新しい「良い記録」を積み重ねることが大事なんです。例えば「返済遅延があったけど、その後2年間ずっと返済が遅れてない」みたいな記録がつくと、金融機関もそれを見るんですよ。「この人は反省して、改善してるんだな」ってね。

もう1つは「利用実績を積む」ってことです。クレジットカードを持ってるなら、少しでいいから使い続けることです。毎月1000円でもいい。そして、ちゃんと返済する。この繰り返しが、「信用できる人」の証になるんですよ。つまり「クレジットカードなんて怖いから使わない」って人より「適度に使って、ちゃんと返済する」人の方が、金融機関からの評価は高いんです。意外ですよね。

それから「多重申し込みは避ける」ってことです。「クレジットカードが欲しい」って思ったときに、あっちこっちに一気に申し込むのは良くありません。なぜなら「この人は何か困ってるのかな」って思われちゃうからです。もし新しいカードが欲しかったら、前回申し込みから3ヶ月以上は空けるくらいの気持ちでいた方がいいですよ。

また「返済を完全に滞納しない」ってことも大事です。「1ヶ月遅れたけど、その次の月に取り戻す」みたいなことは避けた方がいいです。返済日は絶対厳守。銀行口座に返済額が入ってるか、ちゃんと確認する。こういう習慣をつけることが、長期的には大きな差になるんですよ。

さらにね「複数のカードを持つ」ってのも、実は効果的です。「複数のカードを持ってると、使いすぎて返済できなくなるんじゃ」って思うかもしれませんが、それは自分の管理次第です。実は「複数のカードを持ってて、すべてちゃんと返済してる」っていう人は、金融機関から「この人は信用できる」って評価されるんです。つまり「カード複数枚を使いこなせる能力がある」ってわけですね。もちろん、返済できる範囲での話ですが。

最後に「CICの情報は自分で確認できる」ってこと

最後に超大事なことを言います。あなたのCICの情報は、あなた自身で確認することができるんです。「自分の信用スコアがどうなってるのか」を知りたければ、CICに開示請求をすれば見ることができるんですよ。方法は、CICの公式サイトから申し込むだけ。手数料は1000円くらいかかりますが、自分の信用状況を知ることは、めっちゃ大事です。

例えば「クレジットカードの審査に落ちちゃった。なぜだろう?」って思ったときに、CICの情報を見れば、その理由がわかるかもしれません。「あ、5年前の返済遅延がまだ残ってるんだ」とか。それを知ることで「あと何年待つか」「今はどうすればいいのか」って作戦を立てることができるんです。

つまりね、CICは怖い存在じゃなくて「自分の信用を管理するための道具」なんですよ。上手く使いこなせば、将来の人生をもっと良くしていくことができるわけです。だから「怖いから知らないでいよう」じゃなくて「ちゃんと理解して、自分の信用を守ろう」って気持ちを持つことが大事なんです。

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この記事を書いた人

大人になってから「これ知らなかった…」と恥ずかしい思いをした経験から、このサイトを作りました。お金・仕事・社会のしくみって、学校で教えてくれないのに知らないと損することだらけ。むずかしい言葉を「あーそういうことか!」って思えるまでかみ砕いて説明するのが得意です。主に経済・法律・税金・ライフイベント周りの用語を毎日更新中。